オクターブアップ!

「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
延々登坂ランニング。

先週末は、富士裾野のランニングイベントに参加して、10キロを走ってきた。10キロと言えば、普段の練習でも走ったりする距離なので、距離だけで言えばさほどキツいものではないのだけど、先のブログでも書いた通り、このイベントでは5キロもの坂道を延々上り続けるという苛酷さがあって、平地での10キロとはどう変わるのかちょっと楽しみにしていた。

 

楽しみに・・・というより、ちょっと気負っていた感じ。普段の筋トレの成果が出るのかと期待していた部分もあったかな。
しかし、記録はなかなか厳しいものだった。前半の上りは、1キロ当たり7分ほどもかかってしまい、そんなペースでも実際はかなり苦しい状況だった。コースを熟知しているわけではないので、先が見えないこともあって、どこまで体力を残しておくべきかをずっと考えながら走っていたと思う。
それでやっと折り返して、下り始めたものの、重力に任せて加速していいものかが判断できず、しかも降り出した雨で路面が濡れてきて、まさかとは思うけど転倒するかもなどと考え始めたら、なかなかスピードが出せず、1キロ当たり5分そこそこで走る展開になった。当初は6分ペースで上り、4分半くらいのペースで下ってくるなんて展開を想定していて、時間だけなら自己ベストの記録が出るかもなんて期待もあっただけに、この体たらくは自分でも驚きである。実際にフィニッシュしたタイムは1時間2分を超えていた。平坦で10キロ走った方が早いという結果である。
やはり、坂道を上り続けるというのは、体力的にキツいのだろう。先にも書いたとおり、先が見えないということでメンタル的にも過酷な坂である。また下りにしても、それなりに足の筋肉は使うわけで、それ相応にトレーニングを要する。シーズン最後の10キロ程度のランニングだからとちょっとナメていたのかな。もしそうならば、前回うっかりハーフを走るハメになり大変だった時の経験が生かされていないよなー。

 

それにしても、初めてのコースというのは新鮮である。先が見えない不安はあって、タイム的には悪くなる傾向があるのだろうけど、それでも新鮮な気持ちでスタートラインに立てるというのはいいものである。なんていうか、ランニング中の自分との対話とは別に、コースとも対話しているような感じかな。「お、ここで斜度が上がったか」とか「ここでこんな景色が見えるのか」などと感じながら走る新鮮さを味わった。ここ数年は、お決まりのイベントばかり参加しているけど、タイム度外視で楽しむ目的で、初めてのイベントに出てみるのも悪くないかもしれないな。
ところでさきこは、ぼくから少し遅れる形でずっと走っていたようである。上りでは多少差が開いた感じだけど、下りで一気に加速して、その差を詰めてきた。さきこは10キロコースも走った経験があり、また下り坂でも加速を恐れずスピードを上げられるからな。本人としては後半はかなり痛快な感じだったそうな。それで結果的に、ぼくとは3分ほどしか変わらなかった。

 

ちなみに、次回のために書いておくけど、緩やかな上り基調の前半の中で、比較的斜度が上がるのは3回である。走りながら「一つ目・・・」「二つ目・・・」と数えていけば、多少とも計画的にランニングできると思う。三つ目となる折り返し地点直前のキツい坂は、体力はもとより精神的に的にかなりキツくなることも書き添えておく。

 

書き忘れたけど、天候は悪くなかった。スタート時は曇り、走っていて小雨が降るようになった。フィニッシュ地点辺りで本降りになっちゃったけど、まあこの時期のランニングならカンカン照りよりははるかにマシだろうな。富士山をはじめ、景色はあまりよくないけどね。前回のハーフで暑いくらいの陽気に苦しめられたことを思えば、まあ走りやすい陽気だったわ。

 

ところで、会場に向かうために自宅を出たのは、6時過ぎである。
ゴールデンウイーク後の東名高速道路は、この時間なら渋滞もなくスムーズに進むけど、会場の駐車場に到着したらかなり混み合っていた。ハーフを走った前回は、もう少し早く家を出ていたかもしれない。これも備忘録的に書き添えておくけど、来年は高速道路が混むかどうかというよりも、会場に近い駐車場に止められるかを考慮して、家を早く出ようと思う。
さて来年はどんな走りができるかな。

※スタート前の会場から。まだ富士山は見えていた。

※折り返してからの延々下り坂。これを怖いと思うか爽快と思うか。

| Be RUNNER! | 12:29 | comments(0) | trackbacks(0)
今週末は。

今週末は、富士裾野のランニングイベントに参加して、10キロを走ってくる。去年の秋から始まった今年のランニングシーズンもこれで終了である。これからしばらくは、ランニング練習にはたまに出かけるものの、秋まではサイクリングのシーズンである。これが今シーズン最後のイベントなので、ちょっと頑張ろうと思っている。
このイベントに参加するのは、今回で2回目である。前回はハーフマラソンを走ったのだけど、まったく準備をせずに本番に臨んだので、もう最悪にダメな結果に終わった。練習不足というか、そもそも数日前までてっきり10キロのランニングだと勘違いしていたくらいだからね。心も身体もハーフマラソンを走る状態じゃなかったわけである。
しかもコースが酷い。富士山を目指して5キロほど上りっぱなし。その後アップダウンのある5キロほどの周回コースを2周して、今度は5キロを下りっぱなしになる。最後の5キロはまあ爽快ではあったけど、その前に疲労困憊で既に沈没してるから、ほとんどランニングを楽しめる感じじゃなかった。
しかし、今回は正真正銘の10キロである。5キロを上ったら、5キロを下ってくる。行って帰ってくるコースである。頑張って5キロを上れば、ほとんどご褒美ともいえる下り5キロになるわけである。なんだか楽しそう。
ちなみに、さきこは去年もこのイベントに参加した。ぼくはどうにも外せない用事があったので参加できず、さきこは東海道線で延々三島辺りまで行って、イベント運営者が手配してくれているシャトルバスで会場に向かうことになった。去年のことなのに、さきこはあまりよく覚えていないようだったけどね。
ともかく、週末はランニングである。いい記録が出て欲しいなーと思いつつ、実は下りが思いのほか大変だったなんてことのないようにしたいものである。

| Be RUNNER! | 12:16 | comments(0) | trackbacks(0)
久し振りのランニング。

先週の休日は、さきこが昼前から出かけてしまい、午前中から自宅にはぼくとネコたちだけだった。夕方から楽団の練習に参加する予定だったので、しばらくはこのままアンニュイでモラトリアムな時間を享受しようかなーなんて思っていた。そんな雰囲気を察してか、コウくんがぼくの膝の上にぴょんと乗ってきて、「今日は出かけないんだね」なんて顔をして身体を預けて甘えてきた。いいなーネコと過ごす時間。このままセカセカした「ニンゲン時間」からゆったりとした「ネコ時間」にシフトして、怠惰な休日の泥沼にハマっていくのもいいなー・・・と思ったところで、ふいに床屋に行くことにした。いや、実際ぼさぼさ過ぎるでしょ。こんな髪で新年度を迎えたこと自体、社会人としてどうかと思うけど、とにかく伸びすぎた髪を切りに行くことにしたのだ。
膝の上のネコを下ろして、ジーンズを履き、上着を着て外に出た。暖かくていい日だった。テクテク歩いていると暑いくらいだった。少し先に信号があり、これを渡る。歩行者用の信号が点滅を始めたので、少し小走りする形になった。視界の端にランニングする人の姿が映って、これに呼応するようにぼくも自然とランニングフォームで走る形になった。その時、このランニングフォームが身体にぴたっとハマったのだ。身体が自然と走る姿勢になってくれた感じである。そしてふと思ったのだ。
あ、今日は走ろう。

 

床屋に行って髪を切り、帰宅してそのまま服を脱ぎ、ランニングウェアに着替えて、再び玄関から、今度はランニングシューズを履いて外に出た。いや久し振りのランニングである。思えば外を走るのは、なんと三浦国際市民マラソン以来である。1か月以上も走っていなかったわけである。実際は週末のジムで筋トレ後に30分ほど走っているので、ランニング自体はそれほど久し振りではないのだけど、それでも4キロくらいの短い距離だし、外を走るのはホントに1か月振りだった。
ホントは週末は無理せずゆっくりしよう、晴れたからと言って無理して出かけないようにしようと思っていた、しかもこの日は夕方から楽器を吹くので、体力と集中力を残しておきたかった。しかし、ランニングが身体にかちっとハマってしまうと、もう無視はできないね。
久し振りなので、ゆっくり無理のないように走ったつもりが、いつしかいつものようにタイムが気になりだして、結局がっつり走る感じになった。いつも練習で走る10キロ弱のコース。一人だったけど、楽しかったわ。

 

ランニングが終わって自宅で少し仮眠をとってから、楽器を背負って再び出かけた。9月に演奏会があるそうで、これに向けて本格的に練習が始まった感じである。終わった後の飲み会も含めて、なかなか楽しいヒトトキだった。ランニングと楽器練習を同じ日にやったのは初めてで、その組み合わせがちょっと新鮮だった。大きなタライで脳みそをざぶざぶ洗ったかのようにリフレッシュした。疲れたけど楽しい週末だったわ。

 

一方さきこは、週末の外出先で腱鞘炎になってしまった。
さきこが去年の終わり頃から、自身のスキルアップのために何やら始めているのは既に書いたけど、その何やらの中で、手の指を酷使することになり、これが原因で右手親指が腱鞘炎になってしまったのだ。かなり痛いようである。昨日は病院に行って処置してもらい、今はテーピングして会社に行っているけど、大丈夫かな。早く治るといいな。これが腰痛や肩こりに続く、新たな体調不良の原因にならなきゃいいけどね。
それよりもさきことまた一緒に走れたらいいのになと思う。
そういえば、富士裾野のランニングイベントは、ちょうど来月である。走る距離は10キロとは言え、5キロの坂道を延々上って、今度は5キロの下り坂を延々と下ってくるコースである。ぼくは以前ハーフマラソンを走って、散々な結果になったけど、今度は10キロなので、それなりに楽しい走りをしたいと思っている。週末のランニング練習はまさにこのイベントに向けた練習だったわけである。
さきこのこのイベントまでに何とか身体の調子を戻してほしいと思う。ちゃんと病院に行って、ちゃんと治療して欲しい。そのためにかかるおカネであれば、少しももったいないと思わないんだけどね。
そんなわけで、春もそろそろ終盤、次第に暑くなる日も来るだろう。ランニングのシーズンもそろそろ終わりである。

| Be RUNNER! | 12:32 | comments(0) | trackbacks(0)
誰にとっての狭き門?

つい先日、某SNSを見ていたら、横浜マラソンの開催告知を見かけた。そうか、もうそんな時期か。次回も10月に開催予定だそうである。
開催日を変更して1年半振りに開催された前回は、台風に見舞われて前日になってから中止が決定された。走ろうと思って横浜に来ていた人たちは非常にがっかりしたことだろう。安からざる参加費を払っておいて走れなかったんじゃ、まったく報われない。誰しもが走れなかった人たちの救済措置を求めていた。ランナーはもちろん、参加者じゃない人もそう思った。ぼくもそう思った。だから、今回の募集では前回走れなかった人を優先的に受け付けることにしたそうである。それはごもっともな話しである。
しかしそれを聞いて、ちょっと心配にもなった。果たして次の募集でぼくは参加する権利を得られるだろうか。ただでさえ応募者が多く、走る権利を得る競争率は非常に高い。そんなところにさらに前回参加者の優先枠が設けられたら、新規の応募者はほとんど当たらないんじゃないかと思ってしまう。気持ち的には前回の参加者にも機会をあげて欲しいと思う反面、ぼくも含めて新規参加者の門戸を狭めるのはなんだかなーと思うのである。
そしてそんな不安が的中したかのように、SNSにはこんなような記述があったのだ。
「前回走れなかった方の優先枠に約21000人の応募をいただきました。新規参加者の募集は7000人になります」
たしか横浜マラソンの参加者は約3万人だったと思う。今回の記述では合計28000人になるわけだけど、そのうちの21000人が前回走れなかった参加者で占められるというのである。実に4分の3である。いや、これ、多過ぎじゃないか?
以前から設けると言われていた優先枠だけど、そうは言ってもさすがに前回走れなかった人で希望する人を全員受け付けるということはないだろうと思っていた。優先枠は設けつつも、その応募者の中で抽選するんだろうと思っていた。具体的に言えば、前回参加者で3割くらい、新規申込で7割くらいになるかと思っていたのだ。もし優先枠で当選しなくても、一般枠で申し込めばいいので、前回走れなかった人は通常の倍のチャンスがあるわけである。救済措置はせいぜいそんな感じだと思っていたのだ。
しかし実際には、21000人、これは恐らく、前回走れなかった人で希望する人全員の数なんだろう。つまり、100%というわけである。うーん、どうなんだろうなー。ちょっと過剰サービスなんじゃないのかなー。
先に書いたとおり、前回走れなかった人への救済措置を設けることにぼくは反対ではない。しかし、走りたくても当選しなかったランナーだってたくさんいるのである。特に横浜マラソンは次回無事開催されると、実に2年半振りの開催になるわけだから、横浜マラソンを愛する人全員への思いもぜひ込めて欲しかったなーと思うのである。
まあ公平感ってのは難しいよね。どうやっても、文句が出るのは分かるけどね。

 

公平感と言えば、最近の新聞でとある広告にふと目が留まったことを思い出す。某経済新聞に載ったランニング雑誌の広告である。ランニング雑誌の特集記事には「走る力は生きる力」などと銘打って、ガンを患いながらも東京マラソンを12年連続で完走した人の記事が載っていた。
ガンにもかかわらずフルマラソンを走り切るなんてスゴい精神力である。まさに走ることが生きる原動力になってる感じである。走っていてもすぐ弱気になってしまうぼくはこういう記事にはとても興味を持ったりする。しかし、どうしても気になる部分があるのだ。
「12年連続で東京マラソンを完走」・・・12年連続?東京マラソンに?あの競争率の高い東京マラソンにそれほど連続して走ることができるのだろうか。毎年のように申し込んでいるぼくも、当選したのはたった1回きりである。それが12年連続だなんてどういう確率なんだろう。そんな強運があれば、ガンになったってフルマラソンを走るくらいどうってこともないのかもな。まあ実際は高額のおカネを寄付してボランティアランナーで走ってたりするのかもしれないけどね。

 

そんなわけで、去年の秋から始まったランニングシーズンもそろそろ終了で、次の秋に向けた募集がそろそろ始まり出す時期である。次回はさてどんなシーズンになるか。横浜マラソンは走れるのか?次回こそ東京マラソンに当選できるか?ちょっと気が早いかもしれないけど、気になり始めてるのだった。

| Be RUNNER! | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0)
されど4キロ。

先週の日曜日は、三浦国際市民マラソンでハーフマラソンを走ってきた。
天気が良くて気温も高く、走るには少し暑すぎるくらいだったけど、気持ちよく走ることができた。と言っても、ホントに気持ち良かったのは17キロ付近までで、最後の4キロはホントにキツかった。いや、キツいのは毎年のことだから分かってるハズなのに、なかなか精神が強くならないものである。
タイムの方は、2時間16分ほど。過酷なこのランニングコースで、以前の制限時間の2時間20分を切ることができたのは、やはり去年から続けている食事制限と筋トレのおかげだと思う。特に17キロ辺りまでは、1キロ当たり6分を切るペースで走れていたんだから、記録が低迷していた去年までを思うと我ながらスゴいと思う。その反面、失速してしまった最後の4キロは1キロ当たり7分を超えるペースにがくんと落ちてしまったのが悔やまれる。
さきこは折からの腰痛が酷くなって、残念ながら棄権することにして、ぼくのスタートを見守り、その後は2時間ほど砂浜に敷いたマットの上でまったりしていたそうである。冷たい雨と風に見舞われた過去の経験を思い出すに、この日はホントに天気に恵まれたなーと思う。そして、フィニッシュゲートまで200メートルほどをヘロヘロになって走るぼくに向かって声援を送ってくれた。

 

さて、今シーズンのハーフマラソンはこれで終了である。4月にはランニングイベントはなくて、次は5月の富士裾野高原マラソンである。10キロの半分が上り、半分が下りという異色なコースである。以前にこのイベントのハーフマラソンに参加して散々だったけど、今回は10キロに参加して、コース上に落としてきた無念の魂を拾って来ようと思う。
またその翌月6月には、富士ヒルクライムである。ダイエットの効果を始めて実感したこのサイクルイベントで、ぼくはどんな走りをするのか。去年よりもタイムを上げることができるか試されるイベントである。今よりも増して筋トレをやらないとなー。

※いい天気の下で走れてちょっと満足気なぼく。

| Be RUNNER! | 21:26 | comments(0) | trackbacks(0)
鼓門、再び。

某SNSでフォローしているページのひとつに金沢マラソンがある。
金沢マラソンは、北陸新幹線が開通して間もない2014年、最初に開催され、金沢にとても興味があったぼくは金沢旅行も兼ねて金沢マラソンに参加した。強い雨の降るスタート直前や風が吹く後半の田園地帯を時折歩きつつ、なんとかフィニッシュしたのを覚えている。練習不足でなかなかモチベーションが上がらない中でスタート地点に立ち、ちょっとキツく結び過ぎたシューズに違和感もあって、結局最後までいい走りができずに終わった。抽選に外れたにもかかわらず、旅行がてら応援に来てくれたさきこが、随所でぼくを見つけてくれて声援を送ってくれたのは、ホントに元気をいただいた。
ちなみに、前日の夜は、某航空会社直営のホテルのエントランスで4000円のディナーブッフェの案内を見つけ、いつもならそんなに高価な夕食は検証の余地なくスルーするところ、「1000円追加でカニ食べ放題」という文字に猛烈に食指が動き、さきことふたりで、ローストビーフとかスイーツとかおしゃれなブッフェメニューをそっちのけでカニにかぶりついたのが今でも思い出深い。

 

さてそんな金沢マラソンについて、以前ちょっとネガティブなブログを書いてしまった。それは2回目の開催となる2015年の開催概要が出た辺りのことである。
この年の開催は、おそらく前年の改善を取り入れたんだろうと思うけど、ぼくを失望させる大きな2つの変更があった。
ひとつは、コースの変更である。スタート後2、3キロほどにあった金沢駅前の折り返しがなくなり、後半の田園地帯での折り返しコースが追加されていたのである。駅前は緊急車両が通ったりする関係で、イベント中の交通規制がリスクを生むとの判断だそうである。しかし、金沢駅前には金沢のシンボル的な存在である「鼓門」がある。木だけで組まれたあの巨大な構造物である。ランナーは遠くからこの門に向かって走り、駅前の交差点で折り返して今度は門を背に走っていくのだけど、コースの変更によりこれがごそっとなくなり、手前の交差点で道をショートカットして先に向かうというわけである。そのせいでランナーはコース上で鼓門をちらっとすら見ることができない。金沢マラソンのポスターに象徴的に描かれている鼓門が、コース上でまったく絡まないというのは、なんだか本末転倒のような気がしたものである。
ふたつ目は、開催時期の変更である。偶然かどうか分からないけど、開催日がカニ漁解禁日の後になったのだ。ぼくが参加した金沢マラソン前夜を強烈に演出したのは、何よりカニである。先に書いたようなカニ食べ放題に限らず、金沢の街は「カニ漁解禁」の幟がたくさんはためいていて、それだけでぼくのテンションは上がったものである。金沢マラソンとカニがぼくの中で強烈に結びついていた中、開催日がカニ漁解禁日以降になってしまったわけである。いや、実のところ、開催日の変更にカニ漁解禁は関係していなかったかもしれない。しかし、思い出が強烈だっただけに、変な勘繰りを禁じ得なかったわけである。
そんな哀しさもあって、以前ぼくはちょっとネガティブなブログを書いてしまったわけである。その中にはある懸念が含まれていた。先の2つの変更点は、金沢マラソンの魅力に大きく影響するんじゃないか、またそのせいでイベントの運営に大きな影響をおよぼすことがあるんじゃないか、たとえばランナーの応募が減少するとかね。そんな懸念があった。
カニだけでなく、金沢城や古い街並み、芸術的な工芸など、他の街にはない魅力的な街なので、だから金沢マラソンも人気であり続けて欲しいなと思うのである。

 

さて、長くなっちゃったけど、ここまでが前段である。
冒頭で「某SNSでフォローしている」なんて書き始めておいて、思い出話をここまで引っ張っちゃったよ。
ともかく、この某SNSに表示された新着情報に、ぼくはちょっと驚かされたのである。なんていうか、金沢マラソンにより多くの人に来てもらいたい、金沢マラソンを盛り上げたいという運営者側の熱い思いが伝わる内容である。
そのひとつが、「出走権付き宿泊プラン」の提供である。このプランに申し込むと、抽選を経なくても自動的に金沢マラソンを走れるみたいである。金沢マラソンは今年10月開催なので、かなり早い時期ではあるけど、だからこそこの金沢マラソンを走りたいランナーを早めに囲い込める狙いがあるんだろうな。金沢マラソンをぜひ走りたいと思う人にはとてもいい話しだと思う反面、開催までかなり時間があるのにこういうキャンペーンをやるものなんだなーと思い、もしかしたら早期にある程度参加者を囲い込んでおきたい運営上の理由があるのかもなーなどと思っちゃったりするのである。
そんな折、同じSNSのタイムラインにはまた別の情報が掲載された。
「第1回のコースの復活」。
つまり、2回目以降変更になっていたコースを初回のコースに戻すということである。これには驚いた。2回目のコース変更の時に、金沢マラソンのほとんど顔とも言うべき鼓門での折り返しを外したのは、たとえ参加者が減る結果になろうとも地元の方の利便性や緊急事態の対応を優先するという強い意志の現われだと思っていたからね。だからこれをまた元に戻すということに、運営上の何らかの理由、たとえばポスターに鼓門が描かれているのにランナーはその近くでさえ走れないことの違和感とか、鼓門に向かって折り返すといういわば金沢らしさが減少したことによる参加者の減少とか・・・があるんじゃないかと思ったりするわけである。いや、考えすぎかもしれないけどね。単純に地元の方の理解が得られたとか、緊急車両の通行に支障のない対策が完了したとかそういう意味かもしれないしね。いずれにしても、これによってポスターにモチーフとして鼓門が描かれていても違和感はなくなるだろう。さらに言えば、第1回のコースに戻ったことで、後半の田園地帯で折り返しする回数も減り、ランナーの負担もちょっとは減少するだろうね。

 

この話しをさきこにしたところ、ほとんど予想通りの返事が返ってきた。
「復活するのはコースだけ?」
うん、言いたいことは分かる。カニの食べ放題は復活しないのか?ということである。
前段で書いたとおり、開催時期もイベントの魅力に大きく影響しているのである。つまりカニ漁解禁日の後の開催である。これが金沢マラソンの魅力に大きく貢献していると思うにつけ、変な勘ぐりだけど、もし、もし仮に参加者数の減少に歯止めをかけたいということであれば、ここはやはりカニ漁解禁日以降にするべきじゃないかと思ったりするのだ。
しかし、ここまで書いて思うけど、金沢マラソンの魅力復活が「鼓門」と「カニ」がカギになっているのはどうなんだろう。他にももっと魅力のある場所があれば、第2回の際にせっかく変更したコースを元に戻さなくても良かったかもしれない。金沢の魅力は、鼓門とカニだけじゃないのは、走ったぼくが充分承知しているけど、たとえば横浜と比較して街として何がどう違うんだろうと思ってみたりする。いやいや、横浜は魅力的な街だと我ながら思うけど、その名前を冠したマラソンのコースが工場地帯に延々と続く産業道路だったり、高速道路だったりして、魅力あるスポットにあまり絡んでいないことになんだかなーと思ったりする。
そんなわけで、次回の金沢マラソンが少し変わるようである。ぼくも参加についてちょっと真剣に検討してみようかな。思えば、最初に走った際には、ホント散々な走りっぷりだった。悔いが残るランニングだった。そんな無念の魂を拾いにもう一度走ってみるのもいいかもしれないね。うん、また美味しいカニを腹いっぱい食べられたらいいなー。

| Be RUNNER! | 13:43 | comments(0) | trackbacks(0)
東京・仮装・マラソン。

先週は東京マラソンだった。さきこは前々日の金曜日にエキスポ会場で、ランナー受付のボランティアに参加したそうで、たくさんのランナーの方にゼッケンなどを渡して元気をもらったそうである。以前ぼくもさきこと品川駅近くの給水所でボランティアをやった経験があるけど、今回のさきこのボランティアはより多くのランナーとコミュニケーションができたそうで、非常に充実したみたいである。機会があればまたボランティアをやりたいと言っていたし、さらに東京オリンピックでも何らかのボランティアに参加してみたいそうである。
ちなみに、さきこ曰く「ボランティアの人に悪人はいない」のだそうな。うん、確かにそうかもしれないね。あえてボランティアをやろうという人なので、性格の良し悪しは別としても、根底には「人の良さ」があるんだろうからね。なるほど、そういう雰囲気の中にぼくも身を置いてみたいなーと思ってみるものの、いやいや、東京マラソンのランナー受付なんて、抽選に連敗しているぼくにはとても務まらないだろうな。ランナーひとりひとりがぼくを落選させた張本人のように見えてしまい、ぼく自身が自分のダークサイドに飲み込まれちゃうかもしれないからね。まさにそこは正気でいられない場所である。うん、自分のためにもランナーの方のためにも、ぼくはしばらくボランティアはやめておくかな。

 

さて、ここ数年のことだけど、東京マラソンの季節になると、このブログのアクセス数が実はちょっとだけ伸びる。ネット検索サイトからぼくのブログのある記事にアクセスが集中するのだ。
その記事とは「矢印キャップを作ろう」である。
そう、ぼくが2014年の東京マラソンに参加した際にランニングキャップに取り付けた矢印オブジェクトの作り方の記事である。ぼくと同じことを考える人は結構いるみたいで、記事をアップした2015年以来、2月のアクセストップ記事は毎年この記事である。
さらに今年が例年と違うのは、記事の中に表示してある作り方の図解を欲しいという人が現われたのである。ブログの中で画像を大きくできなかったために、「見やすい画像が欲しい人は個別にメールください」と書いていたのだけど、ホントにメールをくれる人はいなかった。ブログには作り方のほとんどをテキストで書いていたし、これを読めばまあ分かるだろうからね。でも、画像が欲しいという人がいるというのは、やはりちょっと嬉しいことである。
だからぼくはこの方のメールに早速返信し、「画像データは自宅のPCに保存されていると思うので、帰宅後すぐに送ります」と返信した。
しかし、画像が見つからないのだ。
自宅のパソコンはたしか東京マラソンに参加した年よりも前に購入しているハズなので、あるとすれば自宅のパソコンなんだけど、フォルダに画像をサムネイル表示して、すべてのフォルダを見たのだけど、どうしても見つからなかった。さらに10年くらい前からある外付けハードディスクに保存されている画像ファイルも見てみたのだけど、まったく見つからなかった。
その代わりにいろいろ懐かしい写真なんかも出てきて、たとえばお袋さんが弟の自宅に同居していた時に飼っていたネコ(名前をトラという)を抱っこしてるさきこの写真とかを見て、一気にココロを癒されてしまった。トラはコウくんと同じキジトラ柄のネコなんだけど、コウくんを上回る巨体だった。顔の可愛さはコウくんの比じゃないけどな・・・おっと、閑話休題。

 

そんなわけで、画像がなくて途方に暮れてしまったぼくは、まあ絶対に保存されていないと思いつつ、サーフェスの中のフォルダを確認してみた。主にブログを書くために使用しているサーフェスは、画像も保存されてはいるものの、自宅PCやiPhoneの画像をブログにアップするために複製を保管しているに過ぎなかったからである。サーフェスの中に自宅PCにはない画像が保存されているハズはなかった。
しかし、あったのだ。検索して数分で発見しちゃったよ。そうか、サーフェスに保存されていたのか。
そんなわけで、メールをいただいた方には、画像を画像を無事お送りすることができ、先方もたしかに受け取ったようである。

 

それにしても、この方は矢印オブジェクトを作ったのだろうか。そしてそれをランニングキャップに取り付けて東京マラソンを走ったのだろうか。すごく気になるけど、もし付けなかったとしたらなんだか残念な気持ちになるので、聞けないままでいる。マラソン運営のルールが変更になって、危険回避のために頭上に棒を立てるような仮装はNGになっちゃったのかもしれないしね。

 

こうして、今年も東京マラソンが終了した。
また東京マラソンの会員資格を継続して、夏頃から始まる会員抽選、一般抽選、二次抽選と3回の抽選を楽しみにしたいと思う。前回の参加からもう4年も経過してしまった。そろそろ出させていただいてもいいんじゃないかな。
次に出られた時には、前回同様また矢印オブジェクトを頭上に掲げて走ろうと思う。あの経験はランニング人生でもっとも幸せなものだった。ぜひあの経験をもう一度味わいたいと思う。
東京マラソン2019に向けたぼくの1年は、今また始まるのである。

| Be RUNNER! | 12:34 | comments(0) | trackbacks(0)
先週は。

先週は自宅近くで毎年参加しているランニングイベントがあり、10キロを走ってきた。さきこは所用で参加できなかったけど、まりこさんが走った。
ぼくはこのランニングイベントが好きで、さすがにハーフマラソンはキツいけど、10キロにはここ数年参加している。
1月は大寒波が襲来して、横浜でも雪が降る日があったりしたんだけど、この日は気持ちよく晴れてくれて、風もなく日差しが暖かかったので、とても走りやすかった。地元を走るというのもなんだか嬉しいしね。
結果としては、54分30秒ほど。うん、まあなかなかの記録である。
去年までは1時間を切るのが精いっぱいだったので、1キロ当たり5分30秒を切るペースで走り通せたのは嬉しいことである。
これはダイエットの効果なのか、ジムでの筋トレの効果なのか、ともなく去年とは違った何かを感じさせるランニングだった。
思えば、1月中旬から毎週のようにランニングイベントに出ているけど、リタイアしちゃったフロストバイトでの10キロ、その翌週の城南島での10キロ、またその翌週に代走で参加した駅伝での4キロと、どれをとってもタイムとしてはそれなりの記録になっている。これは偶然とかではなく、ぼくの身体に何らかの変異があったからだろう。この変化を萎ませないで、さらに高めていけたらいいなと思う。
それにしても、ランニングはいいなー。いい記録や気持ちいい走りができた時の充実感はホントに格別である。これがさらに速くなって、50分を切るような境地に至ったらどうなるのかね。そう、1キロ当たり4分台で走る境地である。いや、今のぼくにとっては異次元の世界だな。でも、もしかしたら・・・なんてつい想像してしまうのが、楽しかったりする。
さて、ランニングイベントの連続はこれでひとまず終わり、3週間後には三浦国際市民マラソンである。何度も書いているけど、過酷なランニングである。制限時間が長くなったとは言え、以前から参加しているランナーとしては、ぜひ過去の制限時間内にフィニッシュしたいと思っている。天候などのコンディションの影響を受けやすいけど、ランニング練習を重ねられたらいいなと思うのである。

| Be RUNNER! | 13:34 | comments(0) | trackbacks(0)
ベストタイム・ワーストメモリー。

とある駅伝大会に代走で走ることになり、かなり頑張って4キロを20分31秒で走った。1キロ当たり5分7秒で走ったことになる。これはぼくにとって今までにないいいタイムである。距離が比較的短かったこともあって、自分なりにはかなり頑張って得た記録である。

しかし全然嬉しくない。
ぼくの勤める会社の関係で走るハメになったこと、駅伝の同じチームにぼくの上司がいて、しかもぼくがタスキを渡す相手がその上司だったこと、もうそれだけで胃が痛くなり蕁麻疹が出てしまうのだけど、しかもその上司は結果的にぼくよりもいい記録で走り切ったこと、その他にも諸々のデキゴトがあり、ぼくの中でまったく整理がついておらず、ポジティブな思考が全然できないでいる。いい思い出にできないでいるのだ。
ランニングをしていてこんな変な気持ちになったことは一度もない。こんな気持ちになるランニングは、もはやランニング、というかスポーツですらない別の何かだったんだろう。もう考えるだけで身体中が痒くなるわ。
そんなわけで、記憶から消し去りたい嫌なデキゴトにもかかわらず、自己ベストのラップタイムが出てしまったので、とりあえずその事実だけは残し、ついでに詳しく書けない、書きたくない事情についても、さらっと触れておくことにした。
来週は早く退社して、さきこと楽しくランニングして、こんな嫌な記憶をとっとと消し去ることにしよう。

| Be RUNNER! | 17:03 | comments(0) | trackbacks(0)
爽快海沿いランニング。

先週は、城南島海浜公園で開催されたランニングイベントに参加して10キロを走ってきた。このイベントには過去にも何度か参加しているんだけど、派手さはないもののとても好意の持てる手作り的な運営で、さらに10キロに参加するランナーが100名もいないという小ぢんまりした感じが好きである。去年からかフルマラソンや30キロ、ハーフマラソンなど複数の競技が混在して、いや、それはそれでいいのだけど、3キロほどのコースを十何周もするというのは、ぼくにはできないだろうなと思いつつも、それでも100人近くが走るんだそうだから、なんだかスゴいものである。ぼくは10キロなので、同じコースを4周ほどするだけだけど、これにさらに10周も追加されたら、後半は飽きが酷くて辛いだろうなーとも思う。

 

天気の方は上々で、気温も高く、肌寒い海風が逆に心地良かったりした。そのためか、記録も悪くなくて、54分48秒ほどでフィニッシュした。おお、久し振りに55分を切ったかと思ったけど、ぼくのGPS計測では10キロには500メートルほど足りなくて、もしあと500メートルを走っていたらきっとタイムはプラス3分ほど、つまり57、8分になったと思うので、その点では好記録というよりは「悪くはない」記録ということになる。リバウンドしちゃったとは言え、ダイエットの効果や最近のジムでの筋トレの効果、継続している食事制限の効果もなくはなかっただろうから、ぼくにはとても嬉しいタイムだったわけである。
さきこも一緒に走って、結果として58分ほどでフィニッシュした。インフルエンザに罹患してからずっと運動しておらず、先週のフロストバイトでなんとか10キロを走ったさきこだけど、それでも58分程度で走れたということはやはり走りやすかったのかな。
それにしても、いい記録が出たわ。おかげで久しく感じていなかった物凄い達成感を得ることができた。ランニングは大きな達成感を得ることができるのでいいよなー。音楽で得られる達成感とはちょっと違うんだよな。
ちなみに、今回のランニングはフルマラソンなどの他の競技との兼ね合いがあって、10キロのスタートが13時だった。以前はもっと早い時間にスタートして、フィニッシュ後にランチを食べるのに羽田空港に行っていたのだけど、フィニッシュして着替えてモノレールの駅までのバスに乗って、羽田空港に着く頃にはランチタイムというよりも夕方みたいな感じになってしまう。それでもここでがっつりハンバーグなんかを食べることにした。離発着する飛行機を見ながら食事をするのは、やはりいいね。

 

ランニングがとても気持ち良くて、ただそれだけで短い週末の休みが満たされた感じである。ランニングはいいものである。
そんなわけで、久し振りにいい記録で終わったランニングだけど、そうなると次のランニングでどうなるかが問われてくる。2月初めに10キロほど走ることになっている。これから少し練習を積んで、自分が気持ちよくなれるような記録でフィニッシュできたらいいなーと思う。そしてその翌月には、三浦国際市民マラソンである。果たしてこの過酷なハーフマラソンがどうなるのか。これからの練習っぷりが問われているのである。

| Be RUNNER! | 12:22 | comments(0) | trackbacks(0)
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