いよいよ今週末はサックスアンサンブルの演奏ステージである。今回は5人での演奏、サックス五重奏に初めて挑戦する。いや、ドキドキするわ。お客さんに喜んでもらえるようないい演奏をしたいものである。
ところで気負ったり緊張すると、本番でいい結果が出ない場合が多い。練習どおり間違えないで演奏しようと思うあまり、身体が固くなって最高のパフォーマンスが発揮できなくなるのだ。今回はコンクールやコンテストなどではないわけだから、ここは音楽をお客さんに届ける心持ちを大事にしたいと思う。「ぼくの演奏したい音楽はこういう音楽なんです」という語りかけるような思いを持つことで、多少のミスがあっても後に引きずらないようにできると思う。そのためにはステージ上で音楽が始まる前にココロをととのえる時間があってもいいと思う。今回はそういうことも試していこうかな。
一方で、今回の演奏ステージを最後にテナーサックスの方がアンサンブルから抜けるというのは、非常に残念なことである。これまで3年ほど一緒に演奏してきた仲間なので、残念に思いつつ大いに感謝している。
そんなわけで、テナーサックスが抜けたことで、そのあとどうするかという課題が残る。メンバーを募集するという手もあるけど、いっそ3人で演奏する道も模索してもいいかもしれない。いいなと思う楽曲がそれほど多くないという点が難だけど、演奏人数が少なくなった分、個人の技術は否が応にも向上しそうである。次回は秋に演奏ステージを予定しているけど、果たしてどうなるか。
ちなみに、今回の市民サークル発表会的なイベントでは、告知用のチラシや会場で配布するパンフレットは、ぼくがその原稿を作成した。以前の会社でイベント告知などの社内掲示を作成したことはあるけど、専門の業者が印刷し不特定多数に配布されるようなチラシやパンフレットを作成したのは、初めてかまたはかなり久し振りである(もしかしたら20年くらい前に所属していた吹奏楽団の演奏会パンフは作ったりしたかもな)。
以前の会社で作っていたようなノリで作成したデザインだけど、原稿を見た他の参加サークルの方や実際にチラシを配布した方にも好評をいただいて、ちょっと嬉しかったりする。イベントの運営に少しでも貢献できたのは良かったかな。
さて、この演奏ステージが終了すると、市民サークル発表会は秋まで開催されない。先に書いたとおり、三重奏で出るか、メンバーを募集するかをゆっくり考えようと思う。
一方でゆっくりもしていられないのが、5月のサックスのラージアンサンブルがあり、6月はみなとみらいホールで吹奏楽の演奏ステージがある。どちらもイベントのために募集されたもので、6月の吹奏楽のステージでは、久し振りにアルトサックスで演奏に参加しようと思っている。これはちゃんと練習しないといけないわ。
だから、今週末の演奏ステージが終わったからと言って、安心して惚けてもいられない。まあ周囲に迷惑のかからない程度には吹けるように練習しておかないといけないかな。
そんなわけで、今週末に演奏ステージを控えつつも、今後に向けてまだまだ音楽生活は続くのである。