2015.04.01 Wednesday
社長賞。
社内にはいろいろな表彰制度があるけど、社長賞という表彰制度を持っている会社は割と多いと聞く。文字通り社長から直々に表彰されるもので、大きな会社だと会ったこともないような雲上の方から直接褒められるわけで、モチベーションアップの効果は決して低くない表彰制度である。
ぼくの前の会社にも今の会社にも社長賞がある。
前の会社では、表彰の事務局をやっていて、営業が何億円の受注をしたとか、生産現場で効率化に取り組んで大きな費用効果を生んだとかそういう話しをまとめていた。当時は社会人経験がほとんどなかった頃なので、表彰される内容のほとんどが理解できなかったけど、社長から直々に褒められるんだからとにかく相当スゴいことなんだということは分かっていた。そして、これほどのモチベーションアップの効果があるものだから、受賞するのは営業とか生産現場などで、管理部門が受賞されることは残念ながらほとんどないということも分かっていた。いや、制度の性質上これは当然のことである。もっと言えば、社長賞を取りまとめている管理部門が受賞するってことは、自分で自分を褒めるような変な構図になるわけで、バランスを欠くのである。だから、ぼくが社長賞を受賞するようなことは絶対ないと思っていた。褒められたければもっと別の方法があるとも思ってたので、期待すらしないのが当然とも思っていた。
社長賞を社員のモチベーションアップに利用しようというスタンスは、前の会社よりも今の会社の方がより強い側面があって、ほとんどお祭り騒ぎになるその表彰式では、営業や企画部門などの花形部門が檀上を独占する形になっていた。ぼくは表彰の事務局じゃないけど、社長賞表彰を含んだ全社的な式典の事務局なので、社長賞表彰など次々にこなしていく式次第の一部くらいにしか思っていなかった。
それが社長賞である。
さて、ここまで引っ張ったのでほとんど明らかだと思うけど、そうである、ぼくが社長賞を受賞することが決まった。しかも、最高位の金賞である。
いや、スゴい。これはスゴい。社長賞の権威が今回だけ低められたとか、営業や企画部門の人が今年だけダメダメだったとか、いろいろ考えたけど、確かに社長賞である。明日の式典の中で受賞されるのだ。エイプリルフールじゃないよな。
受賞の理由は、当然、本社移転である。もちろん、ぼくの個人賞ではなく、プロジェクトチームとしての表彰である。本社移転と言えば、億単位でおカネが動いた大きなプロジェクトだったので、その規模を考えれば社長賞に相当するのは順当かもしれないし、先に書いたようにバランスを考えれば、実質的にぼくが進めたプロジェクトではあるものの、チーム受賞にした方がいいのも理解している。こういう仕事が社長賞相当なのだという告知効果もあるんだろうね。その辺は長い社会人経験の中で分かっているから、そのうえでこうして社長賞をもらえるのが嬉しいのである。
思えば吹奏楽コンクールでも受賞したことのない「金賞」である。ちょっとドキドキしてきた。明日の式典の中の受賞式でぼくの名前が呼ばれる。コメントしてくれと言われているけど、さて何を喋ったものか。当日の式典全体の司会進行はぼくで、社長賞表彰の前から200人以上の社員を前にしてベラベラ喋るわけだけど、社長賞受賞者としてコメントするのはまた別なわけで、いやホント緊張するわ。
ホントはもっと落ち着いて、そう式典での受賞が終わった後に書くべきブログだったかもしれないけど、社長賞にかける思いを連綿と紡いできたぼくだから、少しフライングだけどこうして書かせていただいた。
明日はどうなるかな・・・。
ぼくの前の会社にも今の会社にも社長賞がある。
前の会社では、表彰の事務局をやっていて、営業が何億円の受注をしたとか、生産現場で効率化に取り組んで大きな費用効果を生んだとかそういう話しをまとめていた。当時は社会人経験がほとんどなかった頃なので、表彰される内容のほとんどが理解できなかったけど、社長から直々に褒められるんだからとにかく相当スゴいことなんだということは分かっていた。そして、これほどのモチベーションアップの効果があるものだから、受賞するのは営業とか生産現場などで、管理部門が受賞されることは残念ながらほとんどないということも分かっていた。いや、制度の性質上これは当然のことである。もっと言えば、社長賞を取りまとめている管理部門が受賞するってことは、自分で自分を褒めるような変な構図になるわけで、バランスを欠くのである。だから、ぼくが社長賞を受賞するようなことは絶対ないと思っていた。褒められたければもっと別の方法があるとも思ってたので、期待すらしないのが当然とも思っていた。
社長賞を社員のモチベーションアップに利用しようというスタンスは、前の会社よりも今の会社の方がより強い側面があって、ほとんどお祭り騒ぎになるその表彰式では、営業や企画部門などの花形部門が檀上を独占する形になっていた。ぼくは表彰の事務局じゃないけど、社長賞表彰を含んだ全社的な式典の事務局なので、社長賞表彰など次々にこなしていく式次第の一部くらいにしか思っていなかった。
それが社長賞である。
さて、ここまで引っ張ったのでほとんど明らかだと思うけど、そうである、ぼくが社長賞を受賞することが決まった。しかも、最高位の金賞である。
いや、スゴい。これはスゴい。社長賞の権威が今回だけ低められたとか、営業や企画部門の人が今年だけダメダメだったとか、いろいろ考えたけど、確かに社長賞である。明日の式典の中で受賞されるのだ。エイプリルフールじゃないよな。
受賞の理由は、当然、本社移転である。もちろん、ぼくの個人賞ではなく、プロジェクトチームとしての表彰である。本社移転と言えば、億単位でおカネが動いた大きなプロジェクトだったので、その規模を考えれば社長賞に相当するのは順当かもしれないし、先に書いたようにバランスを考えれば、実質的にぼくが進めたプロジェクトではあるものの、チーム受賞にした方がいいのも理解している。こういう仕事が社長賞相当なのだという告知効果もあるんだろうね。その辺は長い社会人経験の中で分かっているから、そのうえでこうして社長賞をもらえるのが嬉しいのである。
思えば吹奏楽コンクールでも受賞したことのない「金賞」である。ちょっとドキドキしてきた。明日の式典の中の受賞式でぼくの名前が呼ばれる。コメントしてくれと言われているけど、さて何を喋ったものか。当日の式典全体の司会進行はぼくで、社長賞表彰の前から200人以上の社員を前にしてベラベラ喋るわけだけど、社長賞受賞者としてコメントするのはまた別なわけで、いやホント緊張するわ。
ホントはもっと落ち着いて、そう式典での受賞が終わった後に書くべきブログだったかもしれないけど、社長賞にかける思いを連綿と紡いできたぼくだから、少しフライングだけどこうして書かせていただいた。
明日はどうなるかな・・・。