オクターブアップ!

「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
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それが答えだ。

先週のキャンプはあいにくの雨だったけど、それでも楽しみにしていたイベントが終わり、目下のところ次に楽しみにするのは、伊豆半島一周サイクリングということになった。今月上旬に行ってくる予定である。まだ時間があると思っていたら、早くも来週である。
問題は今回も天気である。
10日以上前に発生した台風5号が、未だに太平洋上を迷走していて、ゆっくり西に向かっている。これが沖縄辺りに差し掛かる頃に偏西風の影響を受けて東に進路を取り、一気に日本列島を縦断する。それが今週終わりに起こるのか来週後半まで起こらないのかで、サイクリングの展開が大きく変わってくるのである。

 

それにしても、ぼくは本当に天気に恵まれない。去年の北海道サイクリングはもとより、その後も出張を兼ねて走った鳥取・大山でも雨に見舞われたし、先週のキャンプも雨だった。もちろん富士ヒルクライムのように晴れてくれた日もあるけど、通算すれば7対3くらいの割合で雨が多いと思う。
そんな状態だから、ぼくは気象についていろいろ勉強したいと思ったし、実際に気象庁のデータを過去数年にわたって分析するようにもなった。晴れの割合がもっと高ければ、気象を勉強する時間をもっと有意義なものに充てられたかもしれない。
どうすれば、雨に降られないでサイクリングを楽しむことができるだろうか。

 

過去何度も自問してきた命題に、今回さきこが一石を投じた。
小さな一石だったけど、とても大きな波紋が広がるものだった。キャンプから帰ってきて、荷物を収納したりテントを干したりと後片付けをしている中で、さきこがこんなことを言ったのである。
「いっそ、テントを持って走ったら?」
それはつまりテント泊ということである。自転車の前輪と後輪に大きな荷物を括りつけ、さらに後部の荷台の上にも大きな荷物を積み上げて、キコキコ走ってるサイクリストのようなイメージである。自転車にはテントや下敷きマットなんかも積み込まれていて、いつでもどこでも野宿が可能である。ぼくの地元でもたまに見かけるし、去年の北海道では何人も見かけた。釧路駅前ではここを起点に野宿サイクリングを始める大学生らしき若者がうじゃうじゃ集まってるのを見たものである。ぼくもそんな野宿サイクリストの仲間に入れというのか。
いや、実際にはぼくの自転車でこれを実行するのは難しい。クロモリ製で剛性が高いとは言え、あくまでロードバイクであり、前輪にも後輪にも荷台を取り付けることはできないのである。
しかしよく考えてみると、野宿にもいくつかのメリットがある。
事前に宿泊施設を予約する必要がないのだ。これにより、サイクリングの旅程に課せられた拘束力がかなり減少する。従来は、宿を予約したからには雨が降ろうが槍が降ろうがサイクリングを敢行するしかないことになるのだけど、宿の予約がなければ、極端な話し、サイクリングにいつ行ってもいいのだ。天気予報の週間予報が発表されて、晴れる確度がある程度高まったところでサイクリングの準備を始めても遅くないことになる。前日になって「あ、明日晴れるから行ってくるかな」なんて言っても全然構わないのである。これは今までのサイクリングとは異なる発想、コペルニクスの転回的発想である。
もちろん野宿のデメリットもある。
先に書いたようにぼくの自転車には荷台を取り付けられないので、テントも下敷きマットもリュックサックに詰め込んで背負っていかないといけないし、重いものを背負って走るのはバランスが悪くなる。たとえ無事テントを張れたとしても、安心はできない。不埒な輩に絡まれて金品を奪われるかもしれないし、そんな犯罪に巻き込まれなかったとしても、テントの外には忌まわしい黒い昆虫がカサカサと歩いているかもしれないし、または誰もいないハズの暗闇の向こうから女性のすすり泣く声が聞こえてきたりするかもしれない。そんな犯罪的、または昆虫的、あるいはオカルト的なリスクが野宿にはあるのである。くわばら、くわばら。

 

野宿サイクリングのもっとも大きな課題は、かさばる荷物をどうやって運搬するかである。先に書いたとおり、リュックサックに背負っていくのは、容量が足りないことはもとより、重心が高くなって不安定になるなど危険もあって、現実的ではない。自転車の荷台に括り付けるのは、これも先に書いたとおり、自転車の構造上難しい。
いくら野宿に対して覚悟を固めたとしても、現実的でなければ当然ながら実現できないのである。
そこでふと思いついたのが、以前見かけたことのある牽引車(けんいんしゃ)である。ネットではトレーラーなどと紹介されているが、要するにリアカーである。
これについては、実は以前から気になる商品があった。某社のトレーラーである。タイヤが1個付いた荷台を自転車の後部に取りつけて牽引するのである。荷物を自転車に積載することもないし、ぼくが背負うこともない。なかなかいい感じである。荷台を牽引するロードバイクってなんだか旅してる感じが強くてカッコいいかも。
そんなわけで、ぼくの自転車にトレーラーを取り付けて走ることをイメージしたら、なんだか俄然現実味を帯びてきた。トレーラーにテントやマットやその他必要なものを積み込んで、自転車で牽引して走り、公園など適当な場所を探して野宿する。うん、それもアリかもな。
そんな夢想をしていると、なんだかココロが軽くなってることに気付いた。天気を気にしなくていいことがこれほど気が楽なこととは思わなかった。今まで如何に天気の動向に気を揉んでいたかが分かるというものである。
野宿はいろいろ問題がありつつも、従来の煩わしさを思えば、こちらの方がいいかもしれない。

 

もちろん、このイメージを現実化するためには、トレーラーも買わないといけないし、一人用テントも必要である。実現にはそれなりにクリアすべきハードルがある。
しかし、今までずっと天気のことが悩ましかったところ、雨中キャンプを経験してメンタルが鍛えられたさきこからこういう話しが出てくることがなんだか嬉しかった。雨の中でもキャンプした甲斐があったというものである。
今回のさきこの意見は、ぜひとも検討させていただこう。
とは言え、サイクリングは来週に迫っている。まずは台風が早々に駆け抜けるか、再び長い迷走を始めてくれるかを祈りつつ、もし少しでも不安な動きを見せるなら、早々にサイクリングは中止して、トレーラーとかテントとか買いに行ってもいいかもしれない。そして、週間予報を見て晴れる確度を得たら、自転車にトレーラーを繋げて、テントやら何やらをトレーラーに積み込んで出かけたいと思う。始めての野宿サイクリングである。
週間予報が更新される度に一喜一憂していたことを思えば、こちらの方が正解に近いかもしれない。そう、現段階ではこの方法が最適解なのかもしれない。まさに「それが答えだ!」という解決策を見出した思いである。
さてさて、ぼくのチャレンジサイクリングはどうなることか。

 

※メーカーサイトより。これを引っ張ってサイクリングしてみたいかも。

| 自転車日記 | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0)
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