「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
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帰還。

伊豆半島一周サイクリングから帰ってきた。
いや、もうなんていうか、大変なサイクリングだった。総走行距離は250キロを超え、アップダウンの連続、過酷な坂道を数えきれないほど超えて、熱海に戻ってきた。事故もなく帰って来られて良かったわ。
天気は非常に良くて、逆に熱中症になりそう、いやなりかけてた感じだった。猛暑、酷暑のこんな日にサイクリングに出かけようという人はあまりいなくて、道中でサイクリストを見かけるのは非常に少なかった。しかし、出会ったどのサイクリストもそれなりに経験を積んできた感じの人ばかりで、初心者的な感じの人は皆無だった。どちらかと言えば、ぼくがもっとも経験不足なサイクリストだったかな。そのくらい伊豆半島の道は過酷で、サイクリストとしての能力が試される道なのである。
もう一度走りたいか?と聞かれると、今のところは「もうコリゴリ」と答えてしまう。あんな道は一度走れば充分である。
一方で景色は非常に良かった。特に南伊豆から西伊豆にかけては、まさに風光明媚な世界である。植生が南国的な感じである。巨大な岩が海岸からそそり立っていて、その険しい崖、無骨な岩肌の風景は、とても鮮烈な印象だった。強い日差しが透明度の高い海に差し込んで、絶妙な色合いで海底を照らしていた。
時期的に観光客の多いタイミングで、交通量も多く、狭い道でクルマに追い越されるのは、怖いと思うこともあった。自転車が車道を走ることも快く思っていないドライバーも多くて、すれすれで追い越されてかなり肝を冷やした。その点では、自転車仲間でわらわらと連なって走るのは非常に危険である。2、3人で走るくらいが限界なんじゃないかな。
そんなわけで、今年のチャレンジサイクリングは終了である。今はちょっとホッとしている。3日間にわたって酷使した大腿筋は、かなりの筋肉痛である。今はとにかく休息させてあげたい。
それにしても、次のサイクリングを考える気がしないのが不思議である。いつもなら、終わってしまった余韻に浸る間もなく、次のサイクリングを検討し始めるところだけど、今回はなかなか次のサイクリングに思いが向いていかない。そのくらい身体を酷使したということだろう。
今日明日は身体を休ませて、それからゆっくり次のことを考えようと思う。

※南伊豆・奥石廊崎にて。

| 自転車日記 | 09:23 | comments(0) | trackbacks(0)
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