「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
最近のニュースから〜胡散臭い法律小噺〜(3)
・・・続き。

さてさて、最初の水増し請求事件だけど、
しゅんすけが違和感を感じている理由が
分かりましたよ。
これを詐欺とするためには
水増し請求書をあたかも正しい請求かのように
経理部(なのかどうかは知らんけど)に
提出して、水増しされた代金を交付させ、
業者から水増し差額分を自分に移転させていた行為が
必要なわけでしょ。
それを、マスコミが
「水増し請求」=「詐欺で立件」なんて
語調で言うから、混乱するわけよ。
水増し請求だけでは、欺罔行為だけで
詐欺は既遂なわけじゃないから、
水増し請求が詐欺なわけないんよ。
これが、文書偽造みたいな罪なら
分かるけど、さ。
※もちろん、文書偽造罪は成立してるはずだけど、
多分詐欺罪に吸収されている。
→恐喝して暴行して傷害致死させた場合は、
恐喝罪・暴行罪は傷害致死罪に吸収される。

というわけで、なんとか自分で納得してみた。
法律家がこれを読んだら
「ちっがーーぅ!」と言うかもしれない。
たかが、学部生にこんな風に刑法語られちゃうと
立法者も浮かばれないかな?
でも、密かに弁護士先生から、
「先日の貴殿の日記の記述について
少々謝りがあると思われますので・・・云々」なんて言う
メールが来ないかなー、そんでもって
「今度会ってお話ししましょう」なんてならないかなーと
邪な考えも持っていたりするしゅんすけなのでした。
※こういう特殊職業の人とお知り合いになれたら、
サイコーなんだけどね。
(獣医さんとか(!)、パイロットとか(!)ね)

ちゃんちゃん。
| - | 01:03 | comments(0) | -
最近のニュースから〜胡散臭い法律小噺〜(2)
・・・続き。

この二つの説では、2.の錯誤も3.処分行為も
全然別のものを指すことになる。
前者の説では、錯誤するのは、注文を取った店員になる。
代金を払うと騙されて、注文を取ったんだから。
そして、処分行為も食事を提供する行為になる。
だから、この説での詐欺の既遂は、ハンバーグを一口食べた瞬間になる。
この説では、4.財物の移転は、「ハンバーグ」ってことになる。
もう一方の説では、
錯誤は、Aさんの外出(?)を認めた店員になる。
そして、処分行為は外出を放置したこと。
だから、財物の移転は、「支払うべき代金」ってことになる。
ただねー、しゅんすけの洞察が
弱いのは、こういう場合。
ファミレスに入って、注文し、食事をし、その後はたと
財布がないことに気づき、
やむを得ず無銭飲食する場合。
前者の説では、行為を4つの区分に区切ることが
難しくなる。

教科書では、
「お店で買い物して、お釣りを貰ったが、
実は多く貰っていた」ような場合が
微妙な問題として書いてあった。
お釣りを貰った瞬間に、お釣りが多いことに
気づいた場合と、後になって
お釣りが多いことに気づいた場合とは、
そもそも犯罪が異なるのだそうな。
前者は、詐欺罪(お釣りが多いことを知ってて
あたかも多くないというフリ=不作為の欺罔行為をしたため)
で、後者は占有離脱物横領罪(長っ!)が適用になるんだそうな。

法律って(特に刑法は)こういう「一般的には
些細なこと」を喧喧囂囂検証するんだよね。
(しゅんすけは嫌いじゃないけど、実際問題として
「だからなに?」って思う人もいるでしょうね)

・・・続く。
| - | 01:02 | comments(0) | -
最近のニュースから〜胡散臭い法律小噺〜(1)
外務省の水増し請求事件について
なーんか違和感があるんだよね。
外務省がハイヤーやらホテル代やらを業者に
水増し請求させて、水増し分を
金券で交付させてたことについて、
「詐欺」だとする報道について、さ。
ま、しゅんすけの考えなんて
胡散臭くて根拠もないので、マスコミとか
頭のいい検察の人の言うことの方が
正しいに決まってるんだけどね。
だけど、この「水増し請求」と「詐欺」が
どうも連結しなかった。
なので、むっかーしの教科書なんぞ引っ張り出して
読んでみたりした。
今回は、その胡散臭い主張です。

そもそも、詐欺ってのは、
AさんがBさんに「組織に追われているので
高飛びしたいので、300万円貸してくれ。
必ず返す!」とか言って、財産を交付させる行為なんだけど
それには、いくつかのメルクマーク(教科書のまんま)が
あるんだそうな。
1.欺罔行為
2.錯誤
3.処分行為
4.財物の移転

1.の欺罔行為ってのは、AさんがBさんに
「組織に追われているんだ〜金貸して」っていう行為。
相手方を騙す行為なわけね。
2.の錯誤ってのは、Bさんが愚かにも
「そりゃ大変だ。300万なんとかしよう」と思っちゃうことね。
騙されちゃうことなわけ。
3.は、お金の受け渡し。
そして、4.でまんまとAさんに300万が転がり込むと。

教科書読んでると、一部の欺罔行為の開始時期などで
判例と学説で諸説紛々らしいですね。
例えば、無銭飲食なんかでは、こういう場合がある。
Aさんが無銭飲食するつもりでファミレスに入って
ハンバーグを注文して、ハンバーグが来て、食事する。
食後に店員に「近くに連れが来てるので
迎えに行ってくる」と言って、ファミレスを出て
そのまま逃走する、と。
この場合、欺罔行為は、いつあったのか?
ある説では、無銭飲食するつもりでファミレスで
ハンバーグを注文した瞬間とする。
なぜなら、店員は「この人は、ちゃんと代金を払うつもりで
注文したんだから、代金は払うはずだ」と思ってるから。
Aさんにしてみれば、代金を支払う素振りで注文したことが
欺罔行為なんだよね。
また、ある説では、代金を払うと見せかけて
「連れを迎えに行く」と店員に告げる行為を欺罔行為とする。
店員は、Aさんが戻ってきて、
代金を支払うと思って、Aさんが外に出るのを
許すわけなので。

・・・続く
| - | 01:01 | comments(0) | -
連想の地平面〜徒然、特異点まで〜(2)
・・・続き。

脳のことってアメリカを中心に
60年〜70年頃にいろんなことが
分かったようです。
ソースは全然別からのものなんだけど、
以前脳の研究の風景の映像を見たことがある。
局所麻酔のまま脳を露出させ、
被験者に様々な図案を見せたり、音楽を聴かせたりして
脳のどの部分にパルスが走るかを検証したそうな。
また、逆に脳に微弱電流を流してみて、
「何を感じるか」を確認するテストもあったそうな。
この辺の映像は、モノクロだったんだけど、
しゅんすけには強烈な映像だったなー。
その実験で、側頭葉のある部分に、幽体離脱するとか
聴いたこともないオーケストラの演奏が聞こえたりとかの
「臨死体験」の証言と一致するような体験を引き起こす部位が
あることが分かったとか分からないとか・・・ごにょごにょ。
(ソースは、NHKなんだけど、やっぱ胡散臭いよな)

6、70年代には、日本で免疫学が学問として
誕生しましたね。
当時大学紛争だかなんだかで
大学がどたばたしてた頃、アメリカで免疫学の修行を
してきたその道の日本での第一人者が
(第一人者は北里先生か?)
アレルギーを引き起こす抗体(Ig−E抗体)を
日本に持ち帰ってきたんだけど、
大学の研究室まで持っていくには
大学の治安が悪すぎたので、
弟子の先生に頼んで、なんと冷蔵庫に保管してもらったんだそうな。
日本の免疫学を飛躍的に進歩させるであろう大事な
アイテムを一時的にせよ
家庭用冷蔵庫のビールとか漬物とかの脇(かどうかは知らんけど)に
保管するなんて、面白いですね。

大学紛争か・・・。
しゅんすけが知りたい現代史の一面なんだけど、
しゅんすけはつかこうへい作の「飛龍伝」って演劇の
小説版でしか知らないからなー。
(題材は、現実でも内容はフィクションだし)
そうそう、この演劇は、面白いと思うぞ。
でも、見たことないのだ。
今年3月にご成婚されたきむらくんが
むかーしむかしに冨田靖子主演の「飛龍伝」を
観に行ったそうだけど、感想として
「自分も革命を起こさなければ」なんて
アブナイことを言ってたっけ。

ふぃ〜、この辺で這い上がるかな?
特異点まではまだまだ遠いな〜。
ちゃんちゃん。

連想の地平面〜徒然、特異点まで〜
| - | 00:09 | comments(0) | -
連想の地平面〜徒然、特異点まで〜(1)
しゅんすけの歯痛についての続報。
過酷な修行の結果、なんとか自分のエンドルフィンを
任意に分泌することができるようになりました。
おかげで、眠れぬ夜も爆睡できます。
ウソです。辛いです。
(歯医者行けっての)
でも、バファリンを任意に服用することができるぞ。
もしかして、服用によりエンドルフィン受容体に
外部から継続的にアヘン類似物質が供給されるので
体内でのエンドルフィン生成が止まり、服用に習慣性を生じて、
それで服用を止めたら、外部からの供給が絶たれて、
しかも体内で生成しなくなったために、
エンドルフィンの供給不足による苛立ちなどの
禁断症状になったりして。
(う〜分かりにくぅ)
(バファリンは習慣性を生じるかもしれないので
要注意ってことだ)

さて、この前書いたエンドルフィンについての
記事で、エンドルフィンが痛覚に対して
「能動的に作用する」というようなことを書きましたが、
考えてみると、これも面白いことだよね。
※この前の記事で「能動的」と書いてみたものの
充分理解してなかったので、読み返してみた。

神経の伝達は、パルス(電気信号ね)によるのが普通なんだけど、
それがエンドルフィンという化学物質によって
痛いという情報(パルス)を打ち消すんだよね。
痛いという情報をせき止めるんじゃなくて。
痛い情報源(キズ口)では依然として
痛い情報を発信しているんだけど、
エンドルフィンがその情報を打ち消す情報を流すというか。

例えると、電話でAさんがBさんへ「痛い」という
情報を伝えるとする。
Bさんへ痛いという情報を行かないようにする(痛覚を麻痺させる)ためには
電話線を切っちゃうのが一番早いんだけど、
エンドルフィンは言わば、Cさんが電話に割り込んできて
「痛くない!」と言うようなもの。
叫ぶのか小声で囁くのかで、情報阻害の程度を
調節できる。
これが、エンドルフィンが痛覚に対し、能動的に作用するという
意味なわけよ。(分かりにくぅ〜)
こう考えると、やっぱり奇妙な方法だよね。
まだるっこしい(?)と言うか。

このような方法への進化がどうして起こったのかは
まだ分かってないようです。
なんせエンドルフィン(を含む神経伝達物質)の研究って
最近ブレイクしたものらしいので。
免疫学のブレイクと重なりますね、そういや。

・・・続く。
| - | 00:08 | comments(0) | -
弟の草野球
昨日、弟のとしかずくんから電話が
あり、今度の日曜に試合を見に来いと
言われてしまった。
残念ながら、今回もしゅんすけはベイフロント関係で
絶対に休めないので、見に行けないのです。
※性懲りもなく、またステージマネージャーの
お仕事をやることになってる。

としかずは、奥さんと愛娘と母と
鶴見の方に住んでいます。
しゅんすけととしかずは、3つ離れた兄弟なんだけど
性格も能力も対照的で
しゅんすけと違ってスポーツマンなのです。
世渡り上手いしねー。
そういう性格もあって、彼は草野球のリーダーなぞやっている。
(結局、吹奏楽団のリーダーやっているしゅんすけと
血は争えないのか?)

試合というのは、その草野球の大会のことなのだそうな。
もう3回戦ということなので、それほど弱くないんだね。

実は、その野球チームのユニフォームのキャラクターのデザインを
しゅんすけがやらせてもらったんだけど、
なかなか気に入ってます。
(サルというかゴリラというかヒトのキャラ)
チーム名を略すと「YM」になってて、
ついつい「YN」であるニューヨークヤンキースの
チームロゴのコンセプトを使ってみたりね。
しゅんすけのデザインの何物かが、公衆に披露されるのは
嬉しいものです。
なので、いつか必ずとしかずの試合には
行きたいと思ってます。

今回は、行けない。次勝ったら、絶対に行く。
ぜひ勝ってほしい。いや勝て。
| - | 13:27 | comments(0) | -
派遣社員って・・・。
う〜ん、総務課の派遣社員の方が今日もお休み・・・。

しゅんすけの会社は、いろんな会社から
派遣社員を雇入れているんだけど、
どうもやる気のない人ばかりで、
仕事が滞って困る。
全ての派遣社員がこういう人ではないんだろうけど、
なんかしゅんすけの中で
「派遣さんってこんなもんかな」的なイメージが
できそう。
人事の時も、何人かの派遣さんと仕事したけど、
仕事がキツイとすぐ辞めてしまう。
辞めることについては、「しょうがねーなー」なんだけど、
辞め方が「お前社会人?」と言いたくなるほどヒドイ場合が多い。
1年以上続けてて、「お願い社員になって!」と言いたくなる人も
いる。(昇給も賞与もなくて申し訳ないくらい)
いろんな人がいるってことね。

今の派遣さんは、夏休み(8/13〜15)と2日の年休で
1週間の休みだったんだけど、懸念してた通り、
翌週の月曜日に出社しなかった。
それが2日続いて、翌日出社したと思ったら、その翌日からまた休み。
そして、今週も昨日、今日と休み。
それが、いわゆる「体調不良による休み」なので、
(真偽はともかく)
その事実を知るのが、当日の朝なわけで、そうなると
しゅんすけが派遣さんの仕事のフォローに回ることに
なってしまう。
今の派遣さんは、既に今週末で退職(解約か)ってことになってるけど、
多分今週は全部休みでそのまま退職なんだろうなー。
(引継ぎもしないで退職なんて)

そもそも、この派遣さんの導入は、退職社員の欠員補充だった。
つまり、辞めちゃう人の仕事を担当させるための派遣社員だったわけで
他の課員がその仕事をするってことは、
2人分の仕事をするってことなわけ。
それで、引継ぎなしでの退職は、かなりキツイ。

派遣さんにも、派遣さんの言い分があるんだろうけど、
最初にその擦り合わせがなくて、派遣されて
しばらく勤務した後に、
「最初の考えと違うので、辞めたい」って言われても
困るわけよ。最初から言え、最初から。
「なんでもやります」的な態度で契約して、仕事に慣れてから
「なんか違う」って思うのは、変と思う。

ここまでの主張は、雇入れる側の勝手な言い分なんだけど、
雇う人、雇われる人双方が、考えてる事を
擦り合わせていかないと、こういう勝手な言い分が
平行線を辿るようなことになると思うのでした。

以上、やばっ、グチになっちゃった。
| - | 10:05 | comments(0) | -
麻布十番祭
麻布十番祭に行ってきました。
今日は、最初から麻布に行こうと思ってましたが、
昼間は時間があったので、
東京への行きがてら多摩川の河原に
立ち寄った。
ボートでも乗ろうかと思ってたんですが、
ボート小屋がなくなっていた。
まさか台風に流された訳じゃないよな〜。
河は水量が多く、流れも早かったけど、
河原から足をツッこんだら、
とても気持ち良かった。

自宅近くの大岡川とは違ういろんな生き物がいたなー。
メダカもいたし、しゅんすけが知らない鳥―採餌するとき
水面に急降下する白い小さな鳥―、スズメが
人を怖がらず、寄ってきた(かわいかった)

2年くらい前にお盆後の箱根にさきこと行って、
芦ノ湖にボートを浮かべて
足を入れたことがあるんだけど
あれは気持ち良かったなー。

さて、麻布は、しゅんすけの会社が近いため、
会社近くで一休みして、
地下鉄で麻布十番に入った。
知らなかった。物凄い人でした。
もう道路に人が溢れている。
今年の夏に神戸であった花火大会の
事故を思い出した。

出店は結構出てましたが、
普通の出店で、ここまで人が集まる理由が
わかんないくらい。

しゅんすけたちは、元麻布にあると言われている
イタリアンレストラン「アヴァンティ」の
出店に向かいました。
でも、そこも他の出店と変わり映えしない店だったなー。
唯一ラジオで告知した「合言葉」を店で言うと
特別プレゼントがあったらしく、
先週ラジオを聞いていないしゅんすけは
プレゼントが貰えず、くやしかったな。

しゅんすけとさきこは基本的に
人ごみが嫌いなので、
祭にいられるのは、1時間くらいが限度で
帰ってきてしまった。

祭を後にするときの感想は、
「やっぱり普通の祭じゃん」でした。
「いや、麻布十番祭は、ここがいいのだ!」という意見が
あったら、誰か教えてください。
ちなみに、しゅんすけは、
大使館の林立する麻布だから
外人がヤキソバ焼いて、「えらしゃー、えらしゃー」って
言っているのかと思ってたぞ。
ご当地グッズとかね。

余談だけど、今日はあだち充の「タッチ」に
まつわるエピソードが多かった。
ヒッパレでも、さきことの話しでも
「タッチ」にまつわる単語が出てきたし、
何気にすれ違った兄ちゃんの携帯着信音が
「タッチ」だったり・・・。
そういう日もあるんだね。
| - | 23:31 | comments(0) | -
悩んでたって(2)
・・・続き。

一般的には、ヒトの勢力範囲が拡大して、
結果的にネアンデルタール人が絶滅したと言われています。
実際は分からないけどね。
けど、もしそうだとすると、
ヒトが生物を「生きるため」以外の目的で絶滅させた最初の
例になるかもしれない。
食べるために乱獲して絶滅させたというのは
よくあるけどね。(ドードー鳥とかね←う〜んマニアック)
あるいは、実は種としてかなり近い存在で
交配も可能だったために、相互交配が進み、
結果的にヒトに取りこまれてしまったとか?
(ヒトのDNAにネアンデルタール人の形質が受け継がれている?)

これは、ヒトのルーツを探る探求の中で
もっとも大きな謎=ミッシングリンク(失われた輪)のひとつなのです。
※辞書によると、ミッシングリンクって、爬虫類と鳥、
原人類と猿などに使われる言葉なんだけどね。

しゅんすけが読んだ小説で
現代に生き残ったネアンデルタール人の話しなんだけど、
彼らは、とても温厚な種族として描かれています。
それは、彼らがヒトが持っていない特別な知覚に
起因するものなんだそうな。
(何かは書かないけどね。フィクションだよ)
そこへ、ヒトである主人公が登場する。。
途端に彼らは、狂暴化する。
ネアンデルタール人からの逃走。
その中で、主人公は、洞窟に描かれた大きな壁画を
目の当たりにする。
それは、ヒトがネアンデルタール人を巨大な落とし穴に
落としている図だった。
それを見て、主人公は、ヒトがネアンデルタール人を騙し、落とし穴へ誘いこみ
大量殺戮に及んだという事実を知る。
そして、彼らは、その事実をいつまでも忘れないために
壁画として残しているわけです。
主人公は、なぜネアンデルタール人が絶滅したのかを知り、
また彼らのヒトへの怨恨の念を知るのです。
「忘れるな、ヤツらは騙す」と。
騙すこと。これが、他の種を絶滅まで追いやり、
地球で唯一の知的な種となった根拠だったのです。
(おいおい、あらすじ書いちゃったよ)

この小説って、「映画化決定!監督スティーブン・スピルバーグ」って
帯がついてて、購入したんだけど、
こんな映画やってたかな???
なかなか面白い視点でのストーリーでしたね。
ネアンデルタール人についての知識が深まるというより
エンタテイメントを楽しんだだけでしたが。

あ〜なんか内容がないな〜。
ちゃんちゃん。
| - | 00:55 | comments(0) | -
悩んでたって(1)
昨日さきこが「YASHA」10巻を手に入れてきてくれた。
う〜ん、この先は一体どうなるのだろう・・・?

さて、その中でネアンデルタール人についての
記述があったので、
ちょっと思いを馳せてみた。

ネアンデルタール人は、ヒト(クロマニヨン人)が現れる前に
ヨーロッパを中心に分布しており、
ヒトと生息年代・地域を共有していた時代もあったそうな。
つまり、同じホモ族が、すぐそばで生活していたということらしい。
今は、ヒトは単独種ですが、別の種が共存していたという
のは、感覚的になかなか理解できない。
お互いにどのような感覚で相手を見ていたんでしょう?
(ネコがライオンを見るような感覚かな?)
なんせ、互いにそれなりの知能を持ってたわけですから、ね。

ネアンデルタール人の知能って言っても、
今は化石しか残ってないので
どの程度頭が良かったかなんて分かりませんが、
化石から判断するに、かなり大きな脳を持っていたそうです。
容量で言うと、ヒトよりも大きかったそうな。
ただ、ヒトが前頭葉を発達させているのに対し、
ネアンデルタール人の脳は、全体的に丸い形状をしていたそうです。
これは、少なくとも、ヒトと同様の
感覚で世界を見ていなかったと考えられる。
(五感の重要割合が違うのかな?)

また、ネアンデルタール人の知能の高さを表す証拠として
最近発見された化石に埋葬の痕跡があったことが
挙げられる。
その化石は、横になった格好で発見されたんですが、
周りに大量の花粉の化石も発見されたんです。
その大量さから、自生していた花ではなく、
(=お花畑でのたれ死にしたわけじゃなく)
「遺体の周辺に並べられた花」であることが
分かったんです。
つまり、ネアンデルタール人は、仲間の死を悼み、
埋葬という儀式で死者を花で飾り、死後の世界へ送り出すという
「死生観」を持つくらい知能が高かった。。
それを、Nスペで知ったときには、ちょいとウルウル来ちゃいましたね。

そんなネアンデルタール人がヒトと
同時代・地域に共存していたわけです。
そして、その後ネアンデルタール人は、突如として姿を消し、
世界はヒト(ホモ・サピエンス)だけの世界になったわけです。
なぜ、ネアンデルタール人は、姿を消したのか?

・・・続く。
| - | 00:52 | comments(0) | -
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