「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
映画感想文(2)
・・・続き。

★「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」について書かれてるので
まだ観てない人は読まない方がいいかも。

また、シリウスとハリーの繋がりも弱い、弱すぎる。
涙さえ誘うシリウスのセリフ。
って言うか、シリウスだけじゃなくて、
全ての謎が氷解した後に語られるルーピン先生の言葉も心に響くものがある。
そういうトコが全部端折られちゃったのは、残念すぎる。
どうせストーリーをコンパクトにするなら、変なエピソードを抜きにして、
こういうトコを描写して欲しかったな。
※そういや「忍びの地図」の作者が明かされなかった。
こういう細かいトコでのルーピン先生やお父さんやシリウスの結び付きが
束ねられて、ハリーの感情に影響するのになー。

ま、原作モノって、しょうがないよね。
読者一人一人にオリジナルの映像があって、それぞれのハリー・ポッターが
存在するわけだから。

舞台設定が全面的に見直されていた。
前作まで、湖のほとりの平坦な土地にある学校として描写されてたけど、
今回は割と険しい崖に沿って建っている城というイメージ。
ハグリットの小屋も急な坂を下った先にある。
最初こそ「前作とちっがーう!」と違和感感じたものだったけど、
逆に前作までの紙に書かれただけのような世界観が立体的になって現れたみたいに
背景に深みを与えていたと思う。
故に、前日観た第一作目がどうものっぺりした世界でのお話しのように感じてしまった。
時折画面に現れる小鳥も、ストーリーには全く関係ないんだけど、
これがおとぎの国の話しではなく、ホントの世界なんだという錯覚を
起こさせさえして、かなり効果的だったと思う。

総じて、良かったと思います。
原作がお子様向けだけど、いやいやなかなかオトナも楽しめる映画でした。
しゅんすけもさきこも全四作中一番のお気に入りのストーリーだったので、
期待もかなり高かったけど、ま、合格点、かな?

ちゃちゃちゃん。
| - | 23:55 | comments(0) | -
映画感想文(1)
★「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を観ました。
観てない方は読まない方が良いです。

ネットでチケットを予約して、いい席で観ました。
お決まりのポップコーンとコーラ。
今年は例年になく映画をよく観る年だわ。

さて、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」。
どうせ原作通り観せてくれないのは分かってたので、
ストーリーよりも映像に集中できたかな。
今回から監督が変わったようで、やっぱりちょっと雰囲気が違ってました。
特に前日は金曜ロードショウで第一作目の「ハリー・ポッターと賢者の石」を
観たので、その辺の違いが分かって楽しめました。
一作目の雰囲気に感化されているから、
新しい雰囲気にイマイチ馴染めないと思ったけど、
(「ミッション・インポッシブル」がそうだった。一作目の方が好き)
こっちの雰囲気の方がいいわ。

ただ、惜しかったのは、原作では今回の作品が世界観を見せることよりも
登場人物の内面にウエイトを置いていた点。
クライマックスでは、幸福感の高揚がとんでもなく強力な魔法を引き出すんだけど、
その辺の描写が薄かった。
よくあるタイムマシン物のネタが使われるんだけど、
いわゆる過去に関与する禁忌が、関係ないところで2回も使われてしまった。
おかげで、最後のクライマックスで、ハリーが気持ちも高揚と共に
禁忌を侵すシーンも盛り上がりが欠けちゃったように思う。
う〜んもうちょっと描きようがあったような。
しゅんすけを始め読者の心の中では、もっと劇的なシーンになっていたと思う。
※パトローナスが牡鹿の形になるシーンは、某日本酒のCMで使われたアニメーションが
頭に浮かんでいて、しゅんすけ的にはかなり静かで深く劇的なシーンなんだけど、
ぜーんぜんダメー。

続く・・・。
| - | 23:53 | comments(0) | -
沼津事件簿(3)
・・・続き。

って、これは、アメリカが発祥だそうで、
最初は「ベッドの下の斧を持った男」って話しだったんだけど、
日本に伝播してきて、最近のストーカーの話しと合体したんだそうな。
そういや、雨の晩にタクシーがずぶ濡れの白い着物の女性を乗っけて、
角を曲がると、バックミラーの女性が消えていて・・・おっお客さーん!?ってのも
かなり古くからある話しだそうで、時代と土地によっていろいろ脚色されてきたんだそうな。
なんせ江戸時代からあるそうで、タクシーではなくて、馬なんだって。
女性が消えた後のタクシーのシート(馬の場合は鞍ですが)が
しとどに濡れているってトコまで共通しているんだそうな。

ってコレ、既述かもなー・・・なんて思いながら、台風が激しく窓ガラスを叩く夜。
怖くなっちゃったよ〜。
冒頭の窃盗事件は、しゅんすけの赤色のシャツを着て携帯で話す若者という目撃証言を元に
まだまだ終わらない(ハズ)なのでした。

ちゃちゃちゃん。
| - | 20:36 | comments(0) | -
沼津事件簿(2)
・・・続き。

窓ガラスの片付けを終えて、自席で仕事に就くと、国道を何台もの消防車が
走っていき、ごく近くでサイレンが止まる。
ん?また何かあったな、こりゃ。
とりあえず、表へ出てみると、葉が撒き散らかった国道にクルマが渋滞していた。
火災が発生したわけではないので、ほっとした。
どうも風で松が折れて、道を塞いじゃったのだそう。
う〜ん、今回の台風はスゴイんだなー。
もう何も起こらんでくれ。
そう思って、早々に帰宅したいのだが、
そういや今帰って、空き巣とハチ合わせしたらどうしようとか、
実は家に潜んでいたりしてとか余計なコトを考えちゃうのでした。

※「ベッドの下の男」という都市伝説があるらしい。
ある女性が友達と合コンに参加したそうな。
たまたま気の合う男の子がいて、話しが弾み、酒も進み、気がついたら夜遅くに
なってしまった。
男の子は既に終電がない。
女の子は彼が別に嫌いなタイプだったわけじゃないし、
しょうがないので、自分の部屋に泊めてあげることにした。
ところが二人とも相当酔っていたので、女の子の家に行くのがやっと。
部屋に着くと、女の子はベッドへ、男の子はベッドの隣のカーペットの上に
横になってそのまま寝入ってしまった。
しかし、しばらくして、女の子は男の子に叩き起こされる。
時間はもう夜中の3時過ぎ。
こんな真夜中に、男の子は女の子にコンビニに行こうと言う。
明日の朝行けばいいじゃんと渋る女の子を強く説得して、女の子と外に出た男の子は
そのままコンビニとは別の方向へ急いで歩き出す。
変に思った女の子が付いていくと、男の子はそのまま警察署に入っていく。
どうして警察なんか行くの?と聞く女の子に男の子は
「気づかなかったの?ベッドの下に男がいたんだよ」と。

彼は寝ている時にふと、ベッドの下にうごめく影を見てしまったんだそうな。
警察が彼女の部屋に踏み込み、ベッドの下から男を引きずりだして、
男はそのまま逮捕されたそうな。
調べてみると、男は彼女が部屋にいる間はベッドの下に隠れ、
彼女が出かけるとベッドから出てきて
まるで自分の家のように彼女の部屋で過ごしていたんだそうな。
それが3ヶ月も前から続いていたんだそうな・・・。
うぞぞ・・・。

続く・・・。
| - | 20:35 | comments(0) | -
沼津事件簿(1)
月曜日早朝5時起床。6時前戸塚発の東海道線に乗る。
電車ではうまく眠れず、睡眠不足で会社に着くと、
既に事件は発生していた。
しゅんすけの住む社宅の上階の社員数名の部屋に空き巣が入った模様。
どうも金曜日の日中、仕事で不在なのをいいことに犯行に及んだよう。
被害は、金銭と物品。被害としては大きくないけどね。
朝から被害状況の調査と対応に追われてしまった。

しゅんすけの部屋のすぐ上の2部屋と壁を挟んだ隣の部屋。
う〜ん、どうしてしゅんすけの部屋は無事だったのだろうか。
そっれにしても、物騒な街だなー、おい。
警察の説明では、沼津市ってのは静岡で窃盗等の犯罪発生率がもっとも高い市区町村らしく、
またしゅんすけの住まう地域は、沼津市でも屈指の犯罪発生地域なんだそうな。
なんだ、静岡で一番治安の悪い街に住んでるってことかいな。
そういえば、しゅんすけが日中(15時頃か)に仕事を一段落させて、
休憩とサボタージュのために一旦部屋に戻る際に
社宅向かいの歩道に怪しげな若者(日本人)を見かけたな。
赤いポロシャツを着て、民家の塀にもたれて携帯電話で話してた。
なんで、この炎天下の下、日向に突っ立って空見ながら喋ってんだろう?と思ったけど、
物凄く暑くて、しゅんすけはとにかく部屋へ急いだのでした。
思えば、その時点でしゅんすけの上階の部屋に犯人がいたのかもしれないね。
しゅんすけが社宅に戻ったので、被害に遭わなかったのかもしれないな。
(空見て喋ってたんじゃないんだね。室内の相方を見て連絡取り合ってたのかも)
うぞぞ・・・。

梅雨前線をツッ切って、久し振りに台風が本州に上陸しました。
天気の本によると、北半球の台風は、左向きに回転しており、そのため進路の左側では
台風の進むスピードも加味されて、強い風が吹きやすいのだそうな。
んで、今回のコースは近畿を直撃して、そのまま日本海へ抜けるコース。
丁度暴風圏の左側にいる形になったわけだね。

午後から時折窓ガラスを叩くような風が唸る。
松林が激しく揺れていた。
「窓大丈夫かね?割れないかね?」なんて話しをしているその時、内線が鳴る。
1階のエントランスホールの窓ガラスが割れた、とのこと。
なんてグッドタイミング、いやバッドタイミング。
それから割れた窓ガラスを撤去したりして、ずぶ濡れになってしまった。

続く・・・。
| - | 20:33 | comments(0) | -
演奏会に行きました(2)
・・・続き。

しゅんすけに言えた義理でもないけど、演奏良かったんじゃないかな。
ポップスステージでは少しおとなし目だったけど、
もともとオリジナルステージを聴きたかったわけで、
コンクールに向けて仕上がりの良い演奏になってて、良かった。
ふーん、こういう曲を演奏するんだ。楽しみだ。
コンクールでは頑張って欲しいものである。

演奏が終わって、早々に会場を後にするつもりだった。
演奏会を終えて、充実感一杯の団員に会って挨拶などしたら、
やりたい欲求がどうしても止まらずに、かなりココロ乱されるに決まってる。
去年もそうだったけど、しゅんすけには珍しく平静を保てないほど動揺するんだよね。
クルマまで戻って、エンジンをかけたんだけど、
「大事な人に挨拶してないじゃん。やっぱり戻って一声掛けるべし!」と
さきこに強く諭されてしまった。
そういうわけで、再度戻って、いろんな人に会って、話しをして、会場を後にしました。

落ち着いてみると、やっぱり羨望の渦に飲み込まれそうなしゅんすけ。
やっぱり復帰して、演奏してみたいと強く思うようになった。
そういう思いを持て余してしまう。
参加したら、それはそれで、音楽だけじゃない面倒事もあるのにね。
そういう諸々を思い出して、気持ちは渦に翻弄されていく。
ホント音楽って抜け出せないよね。
こんな下手っぴーなしゅんすけでさえ、演奏後の快感を得たいと欲してしまう。
何度も言うけど、音楽は本っ当に麻薬だよ。

ちゃちゃちゃん。
| - | 22:16 | comments(0) | -
演奏会に行きました(1)
4月まで参加していた楽団が演奏会をするというので行ってきました。
いや、最初は行かないつもりだった。
行かないってことで腹を決めて、横浜に帰ってきたし、
今日の朝まで行かないつもりでいた。
さきこは、逆に「行きたいとか行きたくないとかじゃなくて、
演奏会があれば行くものでしょ」というスタンスで
しゅんすけの決意を意外に思ったよう。

う〜ん、なんでだろうね。
行かないという選択肢がかなり大きなウエイトを占めていた。
強いて言えば、狂おしいほどの羨望に耐えられないかもしれないからかも。
だって、行ったら絶対にやりたくなっちゃう。
単身赴任になったら、練習に参加できなくなってしまうと言って辞めたけど、
実際、練習に参加できるような余裕のある週末になってるもんな。
でも、せっかく帰省した週末くらいゆっくりしたいとの気持ちもあったり、
ウネウネとイロイロ考えてしまい、どうにも踏み出せない。
でも、演奏を聴いてしまったら、しゅんすけもこの中で一緒に演奏したいと
絶対思ってしまう。
細かいコトは抜きにして、舞台で照明を浴びて演奏している彼らが
単純にとても羨ましくなってしまうに違いない。
※既述だけど、沼津には楽団ないんだよね。
いや、いくつかあるにはあるんだけど、沼津での足が自転車だけのしゅんすけには
山越えて谷越えて練習に行けないんだよね。

いろいろ悩んだ末、11時くらいに行くことを決意しました。

続く・・・。
| - | 22:15 | comments(0) | -
土曜は。
スポーツクラブから自宅に戻り、そのままお出掛け。
今日も銀座。
週末の夜を銀座で過ごすなんて、おっとなー、バブリー!
・・・って、先週に続いて、文具の殿堂・伊東屋探索のため。
画材なぞ物色して、筆記用具なぞを購入して出てきました。
そういや、銀座までの交通費が680円もする。
さきこも品川以降は定期券ではないので、行きと帰りで1500円以上。
高速代を節約するつもりで、チンクを置いてきたのに、
ほぼ変わらない金額なのは、ちょっともったいない。
クルマだとイロイロ行けて便利なのにね。
(先週は駐車代と言っても、思ったほど高額にならなかったので)
※そういや書かなかったけど、先週の銀座行幸の際に
チンクを見かけたぞ。水色のチンクだったぞ。
最近、家の周辺でも、チンクを多く見かける。
この前なんか地下鉄弘明寺駅近くで、オレンジ色のチンクを見た。
増えているのかな。

サンマルクカフェでコーヒーなぞ飲んで、
銀座にあるパイプの殿堂・菊水に行ってみることにした。
※いや、銀座には「殿堂」が多いわ。

店には丁度お上りさん風のおじさんの集団が
お土産を探してぎゃあぎゃあ騒いでいて、とても店員さんに声を
掛けられる状況ではなくて、パイプタバコを3袋購入して、
早々に店を出た。
なんかもったいなかったな。
店内のショウケースには、数え切れないほどのパイプが展示してあって、
そろそろ新パイプが欲しいと思っているしゅんすけをやんわり刺激する。
いやいや、9月のパイプ祭までは、ガマンなのだ。

明日は夏至。
一日で一番日照時間が長い日なんだけど、どうも台風のせいで
夕陽は見れそうにないかもな。
| - | 22:15 | comments(0) | -
最先端歯科医療の現場体験=虫歯が痛い
昨日は、かねてからの歯痛に決着をつけるべく、
近くの歯医者まで行ってきました。
(なんせ一昨日の夜は、歯痛のために夜中に起きちゃったもんな)
この歯医者、夜22時まで営業してるので、仕事を持つ人には大助かり。
内装がかなりキレイなトコを見ると、開業間もないのかもしれないな。
治療台にはこれから始まる治療という名の拷問のための最新の武器・凶器と並んで、
液晶モニターなぞ付いていて、これに歯のレントゲン写真なんかが
表示されるわけで、歯科医療も日進月歩だなと感じ入る。
麻酔を打った後は、顎に不安な振動を感じるものの、
痛みもなく、あっけなく治療は終了。
ま、麻酔3本も打ったからな。(おかげで、治療費は割高になってしまったが)
それにしても、歯医者がいくつかの治療台を渡り歩き、ちょっと口の中をガリガリやっては
となりの治療台でガリガリやるというのは、
将棋の名人の素人100人指しの様相を呈してて、
患者としては「俺っちだけをちゃんと相手してくれよ〜!」って感じ。
ま、所詮歯医者って医者じゃなくて、技工士=モデラーだからな。

さて、治療はとりあえず、今日のところは終了。
が、どうもいつもと違って変だ。
次回の治療までの間、一時的に被せてある歯から塗布した消毒薬が漏れている感じ。
常時消毒薬の味がするってのは、どうも・・・。

ちなみに麻酔が覚めた時のために痛み止め薬を貰った。
おかげで昨日は痛みもなく、痛み止め薬の催眠効果なのか熟睡できました、とさ。
しゅんすけの虫歯治療は続くのでした。
| - | 20:21 | comments(0) | -
近況。(2)
・・・続き。

後続車にじゃんじゃか追い抜かれながら、銀座に向かって首都高をチンクが走る。
夕暮れの多摩川を横断する首都高からの景色がキレイだなー。
チンクが軽快さが愉快。
速度が遅いのはいつものことだけど、それにしてもよく走ってくれるものだ。
故障らしい故障はここのところ起こってないしね。
※土曜にチンク屋に行った時、間近に迫った車検について、社長と話しをした。
余裕があるなら、なんか機能を追加しようと誘う社長の言葉に
つられてしまうとこでした。
(ラジオとかETCとかキャリアとか・・・)
※関係ないけど、チンク屋に赤(朱)色のチンクがあって、FOR SALEになってた。
う〜ん、いい色してるな〜。と思ったら、あんまり売れない色なんだそうな。
しゅんすけもさきこも、購入時にこの色があったら、型式云々を抜きにして
この色のクルマ購入することにしてたよ。そのくらいツボな色だった。

久々の銀座は、ちょっと行かないうちに街並みを忘れてしまってた。
楽器屋なんかも覗きながら、伊東屋を散策しました。
筆記用具にちょっと物欲を刺激されながら、階を進めると
画材コーナーを見る前に「蛍の光」を聞くことになってしまった。
閉店時間が早いんだよな。近頃じゃ富士スーパーなんか夜中1時まで営業してるってのに。
来週も来るかなー。今度は電車で。

帰り道に高輪の本社の脇を通ってみる。
こういうトコがしゅんすけのイヤラシくて、イジイジした部分だよな。
こういう懐かしさの骨をしゃぶるような行為は。

ちゃちゃちゃん。
| - | 20:09 | comments(0) | -
夢想の地平面
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< June 2004 >>
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
アクセス解析
 

現在の閲覧者数:
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE