「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
映画感想文(2)
※映画「オペラ座の怪人」についての感想なので、
観てない人は読まない方がいいかもよ。

映画にしたことで、より良くなっているのが
CGを含めた美術装置と音楽だった。
特にオペラ座の美術装置は過剰気味の絢爛さ加減が圧巻だった。
地下室や墓場の背景美術も、心情をダイレクトに表現していて
文字通り場面に合った絵になる風景。
ま、映画的リアリティを多少犠牲にしているけど、それはそれで良かった。
すごく絵的感覚を刺激された。
音楽。
ヤバイ、反則的にいい音楽。
まずい、この楽曲がメドレーになって、吹奏楽で出版され、
どこかの楽団がやることになったら、悔しくて聴きに行けないほどいい音楽。
ソロからフルオケへのサウンドの厚みの変化、
オーソドックスだけど、王道と言える楽曲の進行。
あーマズイ、マズイっすよ。独唱の部分は、何かの楽器でソロになるわけでしょ。
こんな叙情的なソロ、吹かれた日にゃ悔しくて失禁しちゃうよ。
っていうか、某楽曲で最高に盛り上がる時に鳴り響くトランペットの高音、
ありゃハイBじゃないぞ、もっと高いぞ、きっと。出ないぞ、しゅんすけには。
ちなみに、さきこも何より音楽に心打たれたようだった。

きっと、この映画を特集した本とか出版されるんだろうな。
そしたら、知られざる舞台装置や音楽へのこだわりやディティールを
知ることができて、さらに深みを増すんだろうな。
それが楽しみ。
この映画を見尽くして、ストーリーや展開の巧妙な技術、
舞台装置の絵的な構図を理解できたら、
しゅんすけの趣味にも多少は生きるかもしれないな。
何度も観たい映画でした。

最後に思ったこと。
当時、娯楽の頂点に君臨するオペラ座。
今で言うと、ディズニーランドなんだろうね。
もしかしたら、現実と隔絶したディズニーランドの夢世界にも
出演者たちの醜い人生が展開している舞台裏があるのかもしれないね。
そして、さらにその奥底には、
さらに呪われた醜悪な、それでいて強い情熱を貫く怪人が巣食っているかもしれない。
いや、それを言うなら、既に閉園となった某ドリームランド。
往年の絢爛さ(?)の裏に、もしかしたら・・・。
そんなことをちょろっと考えた宵でした。
| - | 20:51 | comments(0) | -
映画感想文(1)
(横浜発)
名作「オペラ座の怪人」の映画を観ました。
いや、すごい映画だった。
近年最高の映画だったと思う。

※以降、内容に踏み込んだ記述があるかもなので、
観てない人は読まないでね。

以前から、日本でも舞台で上演していたので、しゅんすけも気にはなっていたけど、
古典演劇なんじゃないかとの固定観念があって、観たことも読んだこともなかった。
ところが、舞台は19世紀後半の世界でも、ストーリー自体は全然古典的じゃなかった。
むしろ時間や場面の多元性を巧みに使い分けた秀逸な展開だったと思う。
そんなストーリーが映画という手法でより洗練されてた。

多元性について言うと、まず世界観の構造上の多元性。
オペラ座という世界において、観客−舞台というレベル、舞台−舞台裏というレベル、
そして、舞台裏の奥に続く怪しい世界と、描く世界が階層化していたのが
オペラ座という狭い世界を深く怪しくしていた。
世俗離れした世界を演じる裏に、人間臭い世界が渦巻き、さらにその裏に
より屈折した感情の世界が存在し、それが人を恐れさせつつも
どこか魅惑的な雰囲気も持ち、それが世界観の底辺を作り、また話しを展開させていく。

そして、時間としての多元性。
これは映画にすることで付加されたものかもしれないけど、
時代は1919年と1870年代、そして怪人の知られざる過去と
それぞれを激しく交錯する。
こういう階層を交錯させてストーリーが収斂していく展開は、しゅんすけは好きだな。

しゅんすけが理解できた以外にも、いろいろ示唆に富んだストーリーなんだろうね。
細かいディティールは、やっぱり演劇向きのストーリーだったな。
この展開は演劇でこそ生きるんじゃないかと思った。

続く・・・。
| - | 20:50 | comments(0) | -
うれしいイルカ
(横浜発)
以前にも書いたけど、
沖縄の水族館に尾びれが壊死してしまい、泳ぐ気力がなくなってしまったイルカに
ブリジストンが人工尾びれの開発に乗り出し、
見事に成功したニュースの話し。
このハートウォーミングな話しは、美談として結構取り上げられることが多くて、
今日NHKでもその経緯を紹介するドキュメント番組が放送されていた。
話しだけ聞いても、心温まるお話しだけど、
映像としてその紆余曲折やイルカの表情などを見ていると、
話し以上に心温まる思いでした。
こういう気持ちで週末に突入するのは、なんかうれしいな。
内容は一言では語れないけど、いいモノ観たなーという感じ。
尾びれを失ったイルカが無気力になって、泳ぐことを諦めてしまうような中、
何とか泳ぎを復活させたいとのトレーナーや獣医やブリジストン社の技術者の思いが、
イルカに通じて、徐々に泳ぎへの意欲を蘇らせる。
イルカの力強い推進力に耐える強度が得られず、何度も失敗が続く中、
次の試作品を何より心待ちにしているのが、当のイルカのようで、
その無言のひたむきさに心熱くなった。
苦心の末に完成した人工尾びれを装着して、泳ぎだすイルカが
一通り泳ぎ回ったりジャンプしたりした後戻ってきて、
ひときわ大きな声で鳴いたのが、「いい感じだよ!」って言ってる気がして、
目頭熱くなったわ。
やっぱイルカっていいなー。

番組制作やその内容にいろいろと問題が起きていたNHKだけど、
こういう番組を作れるのが、NHKの強みだと思うよ。
民放だとなんか作ってる側にも照れが入ってるようで、
心底感動できないんじゃないかと思うよね。
とは言え、残念なのは、「この映像はホントに演出や捏造を含んでいないのか」と
かすかな疑いが挟まれてしまうことかな。
これから、頑張っていい番組を作って欲しいものである。
ちなみに、あおき家は鎌倉時代から受信料を払ってません。
いい番組を作って、また感動させてくれたら、ちょっと払ってやってもよい。
そんなしゅんすけがNHKの宣伝をするわけではないが、
この番組の再放送は3月2日の深夜25時(3日午前1時)からやるそうなので、
ヒマな人は見てみてくださいな。
| - | 00:16 | comments(0) | -
ビバ!平日。(2)
・・・続き。

丁度さきこが仕事を終える時間だったので、品川で待ち合わせ。
10年以上品川って街と付き合ってきて、品川が待ち合わせしたり、
食事をしたりするのに、都合のいい場所だったことはなかった。
しゅんすけが知らないだけで、隠れた名店もあるんだろうけど、
結局ツバメグリルとかファミレスで食事を済ませちゃってたんだよね。
しゅんすけが田舎暮らしをしている間、港南口方面は見違える変化を遂げていて、
さきこ先導でテクテク歩くと、巨大なオフィス街と化していた。
(いや、ここで地震とかあったら、さぞ大変だろうな)
この巨大なオフィス街で働くニンゲンの腹を満たすために、いろんな店が出ていて、
いや、品川って変わったわ。なんか置いてかれた気分だ。
リニューアルする前の品川駅で思い出すのは、
JR各線は連絡橋以外に地下の狭いトンネルでも繋がってて、これが臭くて汚くてね。
しゅんすけが大学3年だったある初秋に襲った台風で、冠水したんだよな。
また、この地下トンネルのさらに下には、天皇家しか使用できない赤絨毯敷きのトンネルが
あるんだなんて噂があったよね。
(東京駅もそんな噂があったけど、実際どうだったんだろう)

4月に戻ってきて、早く仕事から帰れるようなら、
新しくなった品川も探検してみたいものだ。

沼津で田舎暮らししていると、平日は何も起こらない。
帰って、テレビ観て、絵なぞカリカリやって、さきこと電話で話して、寝るだけ。
だから、日記が全然更新されない。
刺激的なことはほとんど起こらない。
月がキレイ、星がキレイ、富士山がキレイ・・・そんなもん。
やっぱこっちは刺激的だわ。仕事帰りにちょろっと歩き回っただけで、
ここまで刺激的とわ。
いや、沼津の時間の流れも、ニンゲンの生きる場所としてはいいんだけどね。

ちゃらちゃん。
| - | 23:52 | comments(0) | -
ビバ!平日。(1)
(横浜発)
今日は、組合の会議なんぞがあって東京まで出張。
ここ1週間ほどかけて作った資料も提出してきたし、
会議の後は久々に東京散策でもして、
今日は横浜の自宅に帰るかな。
組合の会議では、今まで会社側のニンゲンって微妙な立場が災いして、
言いたいこともなかなか言えず、
元来総会屋的気質があるしゅんすけとしては
(そりゃ、困った気質だ)
あんまり面白くもなかったんだけど、
退職も決まったこともあってか、抑えてた気質が
無意識のうちに徐々に発現しちゃって、
こんなコト言っちゃっていいのかなー的領域に踏み込んで発言してきちゃった。
なので、ちょっとスッキリした。
しゅんすけ退職の報は、しゅんすけの知らないうちに
かなり流れているようで、いろんな人から声をかけていただいた。
会議に参加した同期の一人にも告白した。
数十人いたしゅんすけの同期も、ほとんど数える程度になってしまったなーなどと
会議が終わって、同期とドトールでしばし話し込んでしまった。

さて、会議は17時くらいに終了。
さきこが退社する時間まで、ちょっと空いてしまった。
さーて、どうしようかと思って、
神田の本屋とか画材屋にでも行こうかと思ったけど、
思い立って銀座に向かうことにした。
当然、文房具の殿堂・伊藤屋へ。
しゅんすけがしばらく田舎暮らししている間に
ステーショナリーも進歩してるんだねー。
安物のボールペンを散々吟味のうえ、購入しました。
伊藤屋の次は、楽器の殿堂?山野楽器へ。
いや、ここで楽器買わなくて良かったわ。すっげー、高級品しか置いてないのな。
さすが銀座。
ここでは弦と音叉を購入。
んで、パイプの殿堂・菊水へ。
思わず買っちゃおうかと思わせるパイプの充実ぶり。
いや、どうせこんな若造がパイプ買うとか言っても、
一見さんお断りとか言われちゃうのかな?
パイプタバコを購入する際に、しゅんすけの好みを伝えると、別の銘柄を紹介された。
バニラもウイスキーも蜂蜜も試して、さて何に漬けたタバコがいいのか迷ってたんだよね。
けど、お金がないので、いつものタバコを購入して、その場を去る。

続く・・・。
| - | 23:51 | comments(0) | -
最近のニュースから〜宇宙の地平面
2005年02月20日(日) 最近のニュースから〜宇宙の地平面

127億光年先に銀河団が存在することを、ハワイのすばる望遠鏡が発見したそうな。
宇宙が誕生したのが、137億年って言われているから、
誕生から10億年という早い時期に、
巨大な構造物ができていたということになり、注目すべきニュースなんだそうな。
※余談だけど、ハワイに行って、マウナケア天文台を見てきて良かった。
近くでは見れなかったけど、確かにこの目で見たあのすばる望遠鏡が
深宇宙の謎の解明に寄与したんだと思うと、ちょっと実感が湧くね。
あの荒涼とした4000メートルもの山頂の空っ風に吹かれた記憶が蘇る。

銀河団ってのは、要は銀河の集まり。
銀河ってのは恒星や惑星の集合なわけだから、
銀河団が存在するってことは、つまりそれを構成している恒星や惑星が
既に存在していたってことだよね。
う〜ん、それは確かにちょっとビックリニュースだと思うけど、
ホントにそれほど早くに星が存在できたんだろうか?

しゅんすけって、自分の興味とは言え、数字が絡んでくると
いきなりアバウトになる傾向があるので、詳しい年代は分からないけど、
今のビッグバン理論で言われているのは、
宇宙は超高温の天体が爆発的に膨張して形成されたそうで、
誕生後は内部が高温のために水素くらいしか存在できず
それらが高エネルギーで運動していたために
光すら運動を干渉されて進行を阻害される真っ暗な灼熱の世界だったんだそうで、
宇宙の膨張につれて次第に温度が下がってきて、
その中の空間のひずみ―
均一な構造の宇宙が均一に膨張している中、
このひずみはどの時点で発生したかという問題は、諸説紛々だそうで、
相当膨張した後に各所で発生した小さなひずみが成長したという説や、
もともとビッグバン当初から宇宙は均一ではなかったという説まであるそうな
―に元素が集まってきて、徐々に大きな物質を形成していったという流れだそうだけど、
予想をはるかに超える高温から星が形成できる程度まで冷え、
かつ空間のひずみに物質が集合していき、積もり積もって超重力を形成し、
物質が核融合でエネルギーを放出して恒星になり、
さらに集まって銀河、銀河団を形成するという過程を踏むのに
10億年程度しかかからないというのは、さすがに短すぎると思うんだよね。
ま、宇宙のことなんか、ニンゲンの直感をはるかに超える世界の話しなので、
宇宙は初期状態から星が形成しえた可能性も否定しきれないわけだけどね。
(大体、宇宙が均一な構造を持って誕生した証拠はないわけだし、
宇宙背景放射の観測では、宇宙は結構イビツな構造だったそうだし、ね)

昔かじり読みした本にも書いてあったことで
しゅんすけが常々思っていたのは、
地球からの観測って、一体どこまで可能なんかなってこと。

例えばの話し。
地球から飛び立ったロケットは、地球の重力圏を抜けて、太陽系内を航行する。
そのうち太陽系の縁まで来て、太陽系全体の重力圏を抜けて、外宇宙へ向かう。
どれだけ時間がかかるか分からないけど、そのうち天の川銀河の縁まで来て、
天の川銀河の重力圏を抜けて、銀河間の空間に出て行く。
天の川銀河も隣のアンドロメダ星雲やらマゼラン星雲やらと一緒に銀河団を形成しているので
今度はその銀河団の重力圏を抜けて、さらに銀河団の集合である超銀河団の重力圏を抜けて、
さらにさらに・・・。
技術的に可能かどうかは別として、銀河団や超銀河団の重力圏を抜けるのは
結構な力が必要だろうね。
なんせ銀河団や超銀河団を構成している天体全ての重力が合わさった力が働くわけだからね。
そのうち、ロケットがいわゆる宇宙の果てまで来るとすると、その時点でロケットは
宇宙全体の重力圏の影響を受けることになる。
宇宙の中には、ブラックホールのように「重力無限大」なんて天体もあるわけだから
ロケットを引き戻そうとする力はかなり大きくなる・・・っていうか無限大になるわけよね。
そうなると、ロケットはここで、これ以上進めない領域に達しちゃうんじゃないかね。

重力圏とは、巨大なくぼ地のようなもので、
重力が強ければ強いほど、くぼ地の勾配がキツくなるわけで、
宇宙全体の重力がかかる地点ってのは、相当の急勾配と言えるわけ。
そこまで達してしまうと、その先へは絶対に抜けられないんじゃないのかな。

さて、本によるとこの話しは宇宙観測にも当てはめられるのでは、という。
つまり、観測する方向に進めば進むほど重力がかかることになるわけで、
宇宙のどこかの時点で、これ以上進めない観測地点があるのではないか。
それ以上観測しようとすると、観測のベクトルは引き戻されて、
遠くを見ているつもりで、実は鏡のように反射した自分の銀河、自分の星を
見ることになりはしないか、と。
それがいわゆる「観測しえる宇宙」ってヤツなんだろうね。

観測ベクトルにかかる重力というのは、
しゅんすけ的にもちょっとどうかなーと思うんだけど、
遠くを見るということは、時代を遡ることだということを考えると、
あまりに今と変わらない宇宙が広がっているニュースを見るにつけ、
確かに早い時代に今のような宇宙が存在しえたと考えることもできるけど、
あるいは既に観測しえる範囲を超えて、観測ベクトルがUターンして、
自分たちの宇宙を見ているんじゃないかとも思えるんだよね。
観測機器がどんどん進化していって、いつか望遠鏡の先に、望遠鏡を覗く自分の姿が
見えるなんてこともあるのかも知れないね。
(イマサラですが、この話しは、既述かも)

ロケットが背負う世界の重力を一身に受けて、
いつかこれ以上重力に抗えない地点に到達するというのは、
重力を立体的な格子状に表現した図を思い出し、
宇宙を俯瞰した様子に当てはめると、何となく理解しやすいと思うけど、
こう考えると逆に観測ベクトルの話しには矛盾が生じるようにも思う。
観測ベクトルっていうけど、別に観測対象へ向かうベクトルがあるわけじゃなくて
観測対象から発する光を観測するわけで、いわばベクトルは観測対象から出ているんだよね。
だから、望遠鏡を覗いて自分が見えるという状況にはならないばかりか、
重力効果で遠くのモノは意外に良く見えるのではないかと思ったりして。

と、ここまで書いて、いやいや、宇宙は今も物凄いスピードで膨張を続けているわけで、
膨張の縁=宇宙の果てでは、光の速度かそれ以上になっているハズだから
そこに存在する観測対象は光を放ちつつ、光に近い速度で遠のいているので、
結局光は進むことができない、つまり観測しえないという考えも浮かび、
ヨシナシ夢想は果てしなく続くのでした。

ちゃらちゃん。
| - | 15:31 | comments(0) | -
今日は初午祭。
こうして社内の初午祭を取り仕切るのは、多分今回が最後だろうな。
毎度毎度、神主さんの祝詞(のりと)には、時代がかった印象がありつつ
厳かに唱える「インターネットコンテンツ事業」とか「コンプライアンス」とかの
今時な単語にギャップを感じるなー。
沼津の神官の祝詞は、東京と違って、田舎っぽいというか土臭いというか
お経のような抑揚のない奏上だった。
三嶋大社の神主さんだというので、それなりの格を持っているんだろうけどね。
※準備のために、会社近くに居住しているこの神官の人のお宅にお邪魔したんだけど、
いや、スゴイ家だった。広いし、置物とかの趣味はいいし、クルマはジャガーのセダンに
ワンボックスに軽自動車と3台あるし、しかも、若いんだよね。
下手するとしゅんすけと同じがちょっと上くらい。
う〜ん、神主って一体どうやったら就職できるのだろう・・・。

就職と言えば、この日は例の退職攻防戦における役員との温情人事にまつわる銀河父子対決から、
初めて顔を合わせるわけで、
何か言われるかなーと身構えてたら、やっぱり一言言われちゃった。
と言っても、小言とか嫌味なら堪えようもあるけど、
ここでも温かい言葉もいただいちゃって、一介のサラリーマンとしては
「身に余るお言葉〜!」とか言って平伏しちゃうところだった。
こりゃこの人、やっぱりアンドロメダ三丁目で生き別れたお父さんだわ。
でも、しゅんすけを見据える役員の目は、明らかに退職を遺留する目ではなく、
自分のもとを去ることを決めた者を見る目だった。
自分の部下を見る目ではなかったというか。
そんな目をされるのは、生まれて初めてだった。
それを見返す凛とした目がしゅんすけにあっただろうか。
| - | 18:55 | comments(0) | -
転職への道〜沼津別宅清算手続き(2)
・・・続き。

■?bU:自転車
錆びが始まってますが、まだまだ全然乗れます。
購入して1年未満です。
備え付けのキーと別途ロックを付けます。
■?bV:エアコン
今回の超オススメ品。エアコンです。
しかも、並のエアコンじゃありません。塩害地仕様です。
日本中の海沿いで使用可能です。もちろん、塩害には無関係な内陸の人も
使用可能です。結構高かったです。でも、貰ってくれるなら安くします。
ただ、設置等は、しゅんすけではできないので、
別途ご相談に乗ります。(お袋の昔の会社に頼んで貰え・・・るかな・・・)
■?bW:炊飯器
1年間、レトルトカレー用にご飯を炊き続けたこの機器ですが、
まだまだ使えます。っていうか、こういうのを廃棄したくないよね。
自分が食を繋いできた機械だからさ。
■?bX:その他
フライパン(完全未使用)や室内照明など。
う〜ん、モノを見てみないと分からんか。

とりあえず、こんな感じかな。
やはりオススメは、エアコンと冷蔵庫とテレビかな。
値段は交渉ってことにしよう。交渉してくれる人がいればだけど。
(とは言え、今後のしゅんすけには新品同様でも
すべて不要なモノばかりなので、儲けようという気は一切ありません)

う〜ん、どこまで本気か分からんでしょう、結構本気です。
なので、とりあえず画像が見たいという人は
メールをください。
携帯電話の写真ですが、何とか撮影して、お送りします。
反応が良ければ、第2弾として、写真も公開しようかな。

ちゃらちゃん。
| - | 00:20 | comments(0) | -
転職への道〜沼津別宅清算手続き(1)
(横浜)
えーっと、しゅんすけが会社を退職して、沼津を離れるとなると
4、5年は居住することを想定して購入した諸々の耐久消費財が
余剰となるわけです。
なんせ、しゅんすけは単身赴任を機会に全部購入しちゃいましたからね。
使用期間1年未満の家財道具があるわけです。
横浜に復帰するにあたり、その家財道具は不要になってしまうわけです。
そ、こ、でっ!
この日記の読者の方で、しゅんすけが使用した中古だけど、
それでも欲しいという方に、割安で、お譲りしようかと思っております。
どの程度反応があるか分かりませんが、
放っておいても廃棄されてしまうものなので、
欲しい方は、ご連絡ください。

では、ラインナップです。
■?bP:2段ベッド(1段目はワークデスク)、卓上ライト
かなり巨大なモノです。
1段目がデスクになっており、奥行き70センチ以上(計ってないけど)
幅は170センチ以上(計ってないけど)あります。
2段ベッドだと、2階へははしごをイメージしますが、
この商品は階段になっていて、寝ぼけて足を滑らせることもありません。
オマケに、デスク用卓上ライトを付けます。
■?bQ:冷蔵庫
はっきり言って、新品同様です。
なんせ、冷蔵庫なんか使いませんでしたから。
1年間電源を入れ続けただけの、きれいな冷蔵庫です。
ただし、単身赴任用なので、WDHとも40センチ程度、冷凍庫はありません。
■?bR:コーヒーメーカー
コーヒー好きの面倒くさがり屋のありがちな末路を辿ったこの機器も
ほぼ新品同様です。
いわゆる一般のコーヒーメーカーです。
■?bS:ソファ、ローテーブル
貰ってくれる可能性があるなら、とりあえず出しとけ的な商品。
さきこが一人暮らししてた時からのモノなので、
お金は要りません。貰ってくれれば助かります。
オマケとして、ローテーブルを付けます。
(結構なお古感は否めないけど)
■?bT:テレビ(21型・・・確か)
これは、今回のラインナップでかなりのオススメ度。
VHSビデオと一体のテレビ(リモコン付き)です。
独り身の夜長を共に過ごした相棒を売りに出すのは忍びないですが、
狭いあおき家にテレビは2台もいりません。

続く・・・。
| - | 00:20 | comments(0) | -
転職への道〜退職の一線を踏み越えて、振り返る(2)
・・・続き。

同じ職場のニンゲンが退職するとなると、
「どうして?」とか「まだ頑張ってみなよ」的なことを
言ってくる人がいるもので、
退職されるのは慣れっこでも退職するのは初めてなしゅんすけにとって
ちょっと新鮮な感覚でした。
上司に引き留められると、なぜか反発心が出てくるものだけど、
(こういうトコが困ったちゃんだ)
同僚に言われると、ちょっとくらっと来たりして。
会社や仕事が嫌で辞めるわけではないし、
なによりも、仕事上でも退職後の仕事の話しにバンバン意見してる辺り、
自分でも退職がまだ実感できてないわけだからね。
(退職後の仕事について意見するしゅんすけに対する
「退職するヤツに言われたかねーよ」的なツッコミは、
逆に妥当でないと思う。
退職するニンゲン発言権がないのなら、しゅんすけはその時点で
会社としては不要ということになるわけで、だったら早く退職させてくれって感じ。
ま、人情的には分からんでもないが)
なんだかんだ言って、しゅんすけはこの会社嫌いじゃないんだよね。
(ま、他を知らんから言えることだけど)
「退職後のことなんか知らねーよ」との気持ちと
「退職するまでは先々のことを考える一般社員として振舞うべき」との気持ちが
両立してて、戸惑うこともあるんだけどね。

さて、あおき家の転職円卓会議では、退職を3月、転職先就職を4月と考えていたんだけど、
本社から1ヶ月延長の申し出がありました。退職を4月にしてほしいのだそうな。
う〜ん、しゅんすけ的には別に構わないけどね。
転職先に聞いてみたところ
そりゃ早い方がいいけど、構わんよの返事。う〜ん、じゃ、4月までいるかな。
そうすりゃ、沼津に来て1年ぴったりになるしね。
これで、沼津の桜も春の海も愛鷹山からの景色も見れるかな。
基本的に沼津の街は好きなので、最後に満喫してお別れしたいものである。

ちゃらちゃん。
| - | 18:35 | comments(0) | -
夢想の地平面
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728     
<< February 2005 >>
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
アクセス解析
 

現在の閲覧者数:
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE