「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
2005年回想録
2005年は、文字通り激動の年でした。
何を焦っているんだか。
いや、焦るのはいいけど、闇雲に走っては、巨大な壁に激突して苦労しているなんて、
天国のまろしゃんが見たら「何やってんだかニャー」ってな感じなわけで、
ホント自分の考えの浅さ、薄っぺらさを実感した年でありました。

某転職サイトからのスカウトメールを見て、単純にココロ踊ったしゅんすけは、
10年勤めた会社からの転身が、かくも大変だとは夢にも思わず、
「最悪の事態も考慮してさー、転職するらー」などとにわか沼津弁で嘯いて
最悪の事態など全然考慮できてなかったあの冬のココイチのカレーを思い出す。
・・・と、感傷に浸ってないで、恒例の回想録をさっさと始めるのだ。

■転職
冒頭に記述のとおり、やっぱコレが一番の大事件。
っていうか、しゅんすけの人生での一大事件と言ってもいいほどの決断でした。
全て元凶は、今の会社の、そして今は既に退職してしまった某採用担当者が
同じ採用担当となったしゅんすけでは絶対に採用しないような甘い採用基準で
しゅんすけを採用してしまったところから始まるんだけどね。
自分でも情けないけど、つくづくしゅんすけのようなふあんふあんした輩は、
マジで採用しない。面接5分でハイ、サヨナラ。
そんなしゅんすけが、まるで何かに憑かれたかのように、
転職だ!新しいステージだ!などと、勘違いも甚だしいのである。

ともあれ、決心して、退職を通知して、そこから始まる銀河系を巻き込んだ骨肉の
慰留ストーリー。ホント、しゅんすけなんかに何ゆえ執着してたのか。
今となっては、「あそこで踏みとどまっていれば!」と後悔しきりだけど、
当時はホント盲目的に新天地を夢見てたよな。
退職が決定してからは、割と好き放題やらしてもらった。
最後の仕事で、単身赴任当初から考えてたある企画を通したのは気持ち良かったな。
この前沼津にふらっと立ち寄ると、まだその名残があって、しゅんすけの企画が
とりあえず退職と同時に中断されてなくて良かったと思った。

■沼津について
それにしても、沼津への思い入れは、どこから来るのかと思うくらい大きなもので
歳取って感傷的になっちゃったのか、大学時代に2年暮らした北品川の街を
後にするあの早朝、京急から見た眩しい朝陽よりも、名残惜しかった。
結局、海見たさにそれから3回ほど沼津に行っちゃってるわけだしね。
ただ、その田舎的生活が、しゅんすけの築いてきた横浜での生活を危うくしていたのも事実で、
あのままでは横浜から引っ越しかねない勢いで沼津が好きになってたからね。
あんな軽犯罪都市のどこにそんな魅力があったのだろうか。

ま、離れてみると、いい思い出しか残らないわけで、
前の会社だって相当ニンゲンを削る会社だったわけだし、
沼津は寒いわ、画材屋ないわ、低俗だわ、危険だわと文句をつければキリがないわけで
要はしゅんすけの逃避癖の為せる苦労だということ。
ま、とりあえず頑張ってみますけどね。しゅんすけの明日はどっちだ、どっちなんだー!

退職したので、社宅を引き揚げる。
当たり前の話しだけど、これにも苦労したわ。
なんせ単身赴任先での退職。帰省のためのお金なんか会社から出してくれるわけもなく
沼津での安穏とした生活の中で溜め込んだエトセトラを
お袋の知り合いのバンに積み込んで、一路横浜へ向かったのでした。
バイクだけがバンに載らず、8月になってやっと引き取りに行ったんだけど、
それまで放置されたバイクは、お約束のようにガソリンが抜かれてました。
やっぱ沼津のニンゲンは低俗である。フザケンナ!って。

■新しい仕事
新しい職場、新しい通勤経路、新しいデスク、椅子。電話なんかPHSで
携帯してたらトイレにいても内線に追いかけられる。
窓のない職場で新しい仕事を覚える毎日。
通勤途中に見かけた某転職支援サイトの広告に「転職は、慎重に」などと
自己矛盾なコピーが載ってたけど、
しゅんすけに何が足りなかったって、まさに「慎重さ」なわけで、
不慣れな仕事を覚える合間に、
やっぱ安穏と駿河湾を眺める日々に戻りたいなーと激しく切望する毎日でした。
会社の「色」ってのが、ここまで違うものだと思わなかった。
電話の受け方でさえも、今まで10年やってきたことと違ってて、
1秒ごとに戸惑ってたって感じ。最初の頃は必死だったけど、ふと息をつくと
途端に気持ちが手折られそうで、いや6月の謎の高熱なんかは精神疲労に起因するもの
だったんだろうな。
後悔しても始まらないけど、ホント大変でした。
皆さん、転職はマジ慎重に。

今では何とか会社にも慣れてきてますけどね。
この会社でどう振舞えば、話しがどう展開するのかが何となく分かってきた感じ。
いくつかのミッションを終えて、周囲から叩かれながらも何とかやり遂げてるつもりです。
キャリアアップした感覚はないけど、やっていけそうな感触は出てきました。
まだまだこれから、です。

ともあれ、この後戻りできない状況を、とにかく信じて進むしかないわけですよ。
明日はどっち?なんてスタンスではいけないんだよね。
明日はこっちだ!と言い切る姿勢が大事なんだと思うわけよ。

ちなみに、会社自体、前の会社よりもより巨大なグループ企業の一員なわけだけど、
その総務という立場では会社代表でいろんな会議に駆り出されたりしてて、
ホントこのグループの巨大さには狼狽するばかりですわ。
知らなかったけど、とんでもないトコに入っちゃったカモ?

■音楽復活
横浜に帰ってきたので、中断していた音楽活動が復活できました。
と言っても、お世話になった古巣の楽団には入団せず、川崎の某金管バンドの
演奏会への賛助という形で音楽に復帰しました。
いや、実は、その前にちょっと趣向を変えて、ビッグバンドにも入団してみたんだよね。
これで一度演奏会にも出演させてもらったんだけどね。
う〜ん、どうなんだろう、ジャズは好きだし、吹いてて楽しいんだけどね。
コレばっかというのはどうも違うような感覚なんだよね。
カレーが好きだからと言っても、1年中カレーってわけにもいかないでしょ?
(去年沼津に単身赴任してた誰かさんは、社宅で食べる食事を全てレトルトカレーで済ませ、
たまにバイクで外食しても、ココイチのカレーを食べるという
キレンジャー的日常を通したようですが)
ジャズのルーズな感じとか、ビッグバンドのカッコいいユニゾンは、
しゅんすけのココロを動かすんだけど、まさにそればっかでは正直飽きる。
実際そのバンドでは、流通しているビッグバンドの楽譜を演奏する関係で
どうしても賑やかな曲が中心になっちゃって、んもうお腹一杯って感じなわけ。
まさかこの歳になって、「ムーンライトセレナーデ」のカップミュートの合いの手を
吹くことになるとは思わなんだ。
そんなわけで、しゅんすけのやりたいコトの筆頭ではないけど、
吹奏楽や金管バンドで演奏する曲のスタイルに身を置きたかったんだよね。
※ビッグバンドのルーズさを如実に表しているのが譜面のルーズさで、
#やbの記号の書き漏れが平気で多いし、
譜面通り吹いてても、なーんかサックス辺りと音がぶつかってるなーと思ったら、
小節がひとつ丸ごと抜けてたりと、
「譜面はともかくセッションして作っていこうぜ!」的ないい加減さが満載。
いや、それがジャズの自由なトコロなのかも知れんのだけどね。

金管バンドで出演させていただいた久々の演奏会は
なかなかいい緊張感の中で演奏できました。
一音入魂ってほどのことでもないけど、吹いてしまえばもう戻ってこない音に
どれだけ気持ちを籠められるかという感覚は、多分嫌いじゃないんだろうな。
気持ちの籠もった素晴らしいサウンドを下手は下手なりに体験しちゃったかつての思い出が
そうさせるのかもしれないけどね。
などと熱い思いを語ったところで、しゅんすけは所詮賛助でしかないわけで、
ご依頼をいただかないと楽器ケースにさえ触らないことになっちゃうわけで、
いや、マジでどこかの楽団に入団しちゃおうか考えております。
うう、お金が・・・。

■旅行・登山
今年は富士登山と白馬山登山にチャレンジしました。
天候不良と突発の災害のせいで、あと一歩のところで断念せざるを得ないという
残念な結果になってしまったけど、ま、これも経験ってことかな。
富士山以外の山への初挑戦になった今年は、あおき家の登山元年ってトコでしょうか。
って、飽きっぽいしゅんすけとさきこのことだから、
来年は登山なんか全然しないのかも知れないけどね。
それでも、多少なりとも登山の面白さを知ることはできたかな。
前の会社の上司が、ただでさえ少ない夏休みなのに、家族サービスを放って、
何日かかけてアルプス縦走してたと聞いて、当時はそれが理解できなかったけど
小さくも力強く咲く高山植物の花々や雄大な景色や
ヘロヘロで辿り着いた山荘で飲む一杯のココアの美味しさに、
惹かれてしまう気も何となく分からんではないと思うのでした。
登山にまつわるエトセトラは旅行記に譲るとして、特に印象に残ったのは、
白馬岳登山ではまさに登山コースで発生した土砂崩れで断念せざるを得なかった時に
小休憩している山小屋の上空をヘリコプターがすっ飛んでいく様子や
途中で下山している人たちの憔悴した顔など。
(この事故で亡くなった方もいるそうで、やはり山は怖いものなんだね)

来年は、今年のリベンジで白馬岳に登頂する予定。
日本で一番古い山荘で特製チーズケーキを食べるのだ。
某登山雑誌を見ていると、否が応にも楽しみになってきます。

あと・・・これは実現できるか、さきこがハワイに行きたがってます。
しかも、旅行目的ではなく。
ネタ的には面白いので、楽しみではあるけど、さきこの最近のランナーズ・ハイ気質は
度が過ぎると身体を壊す元なので、ちょっと心配です。

■絵なぞ
転職による日々の余暇時間がほぼなくなったしまったしゅんすけの日常では
自宅の机に向かって白い紙の前でカリカリする時間なぞ取れるはずもなく、
その前の悠々自適な単身赴任生活とのギャップのためか、
右脳の回転率は極度に落ちてしまい、割とエンドルフィンの溶液に浸ってたしゅんすけの
脳みそにストレスを与えることになっちゃった。
来年も右脳に何かが光臨する予感は全くありません。それは寂しいことだね。

■本のこと
毎年のことだけど、今年も良い本に巡り会えなかった。
その中でもケプラー予想の本は大物だったけど、
しゅんすけの理解がまだまだ追いついていなくて、感想文が書けない状況。
1900年にヒルベルトがパリ数学会議で「今世紀(20世紀)に解決すべき23の問題」
として発表した問題としては、フェルマーの最終定理やケプラー予想(充填問題)、
四色問題なんかがあるけど、何百年も解決してないこれらの問題が解決できたという意味では
有意義だったにしても、ケプラー予想も四色問題もコンピュータによる力技での
解決だったから、数学上の予想を定理化して、人類の知識に貢献したかというと
そういうことでもない気がして、何となく魅力が感じられなかっただけでなく、
フェルマーの最終定理ほどのドラマ性がなかったな。
フェルマーの最終定理では、フェルマー自身が定理の解を得たにも拘わらず、
その証明過程を「余白が少なすぎて」書けないと嘯いたトコロに、ミステリアスなドラマ性が
潜んでいたわけだからね。
こんなウキウキするようなドラマは、数学の世界にはそうそうないんだろうけど、
3年以上も前に読んだ本とは言え、つくづく秀逸な本ではあったと思うのでした。

■2006年に向けて
ストレスフルな今の職場で、ナヨなしゅんすけの精神がどこまでもつか分かりません。
どこかでプッツンして、また逃避に走り、行くあてもなく彷徨うことになるのか、
どこかの百貨店かなんかで清掃員とかしちゃってるか、なんてウツなことを
想像する辺り、まだ大丈夫だと自分に言い聞かせてみたり。
ま、歳が歳なので、もう動きようもないんだけどね。
こういう逃避癖はホント何とかせにゃイカンよな。

それにしても、転職絡みの記述が多かった今年の回顧録。
なーんかそればっかりじゃないと思うんだけど、やはり遮二無二駆け抜けてきたって
ことでしょうかね。
しゅんすけの人生、激動期に入っております。
| - | 15:24 | comments(0) | -
年末想ふこと。
2006年の回顧録なぞ書いていて思うけど、
今年はつくづく転職にまつわるエトセトラで翻弄された年でした。
やっと年末年始休暇に入り、しばらくの間会社に行かなくて良くなったので
胸を撫で下ろしてます。
(と思ったら、会社の引き出しに健康保険証を置きっぱなしにしてることが発覚し、
このままでは、お雑煮が喉につかえて呼吸困難に陥ったり、
気にあるあの人から年賀状貰って悶絶して心臓停止したり、
ダレ切ったしゅんすけの脳みそが寝てる間に耳からダダモレで枕がしっとりなんて
緊急事態を想定する以前に、
虫歯による歯痛が再発した今日この頃を打開できないじゃないのってわけで、
今日は夕方からチンクに乗って麹町まで健康保険証を取りに行かにゃならんわけですわ。
ちなみに、さきこの会社は例年どおり30日までがっつり仕事があるそうで、
麹町からついでに拾って帰るかな)

さきこの会社が休暇にならないので、この2日間はしゅんすけは一人でした。
ホント最近ダレ切ってるので、得るもののない2日だった。
海まで行って、陽光を浴びつつ本でも読もうかと思ったら、
寒すぎて急に腹痛に見舞われ、大変だった。

そういや、さ。今年の1月1日にうるう秒があるでしょ。
日本時間の1月1日午前8時59分は59秒の次に60秒が挿入されて、
この1分間だけ61秒になるんだそうで、
てっきり時報なんかも1秒多いのかななんて思って、
余裕があったら時報をパソコンに繋いで録音しておくかなと画策していたんだけど
NTTによると、8時58分くらいから1秒ごとに鳴る電子音を徐々に遅らせるんだそうで
1秒分を挿入するんじゃないんだそうな。
なーんだよ、残念。でも、同じコト考える人って結構いるのね。
初めてうるう秒のことを知った大学時代には、ちょっと感動的だったけどね。
当時は、時間って人間がどうにか操作することのできない絶対的基準だと思ってたから、
それを調整するなんて物凄いことだと思った。
でも、結局時間というのは、人間が作った概念であって、
秒や分などは時間を測定する定規の目盛りのようなものなんだよね。
・・・などと時間や測定基準についてネットでかちゃかちゃやってたら、
実はそんなことをやってる場合じゃないことに気づきました。
大掃除始めなきゃ。
| - | 14:04 | comments(0) | -
六本木からの夕陽
Xデー終わりましたよ。
燃え尽きました、まっちろに。
これで、今年の仕事の89%は終了だな。
来週、再来週には、xデー(スモールエックスデー)があるけど、
今回のイベントに比べたら、大したものじゃないので、ナントカなるでしょ。

金曜日は夕方前からヒルズに入って準備。
19時開宴、21時終了。
二次会21時半開宴、23時終了。
三次会?23時半開宴、24時逃亡。
タクシー帰りだよ、全く・・・。

でも、ホント無事に終了して良かったです。
ご協力いただいた方々に感謝。さきこにも感謝です。

↓新宿方面の夕陽。(画像縮小なしでどうぞ)
<A href=http://shunsuke.web.infoseek.co.jp/photo/CIMG0707.JPG><IMG src="http://shunsuke.web.infoseek.co.jp/photo/CIMG0707.JPG width="419" height="313" border="0"></A>
| - | 15:50 | comments(0) | -
Xデー、再び。(3)
・・・続き。

会計は締めて470円也。
不可解なシステムに悩み、天ぷらを自分で取り、卵を貰うために周囲からひんしゅくを浴び、
そして自分で卵を割って食べる天玉うどん、470円。
高い。
京急の最近味の落ちた立ち食いソバ屋でさえ、410円。
JR品川の構内にある今のところもっとも美味い立ち食いソバ屋でも450円。
やはり、高い。
しかも、この汁、薄口じゃねーか。最近流行の関西風ってヤツか?

恵比寿発の湘南・新宿ラインの発車時刻まで、あと3分。
ただでさえ、急いでいるのに、京風&セルフ天玉うどんは、ただもう腹に入れるだけ。
味の何もなし。
よくあるハズレ店ってことだな。もう恵比寿の立ち食いソバ屋には行かない。

思うに、日本人にトッピングって感覚は、なかなか馴染まないような気がする。
外国ではね、コース料理なんかで、ワインやら前菜やらメインやらを組み立てるけどさ、
日本のレストランではそういうのは少ないわけじゃないですか。
出来合いのメニューを選ぶのが、日本の流儀なんだと思う。
※そもそもファミレスだってさ、レストランとか言ってて、
出来合いのメニューしかないわけで、要するに定食屋なわけよ。
(最近、選べるメニューとかあるけどね)

寿司なんかどうよ、外国風に言えば、シャリにネタがトッピングされてるモノじゃん。
でも、誰も「シャリ。トロ、トッピングで」なんて言わんでしょ。
トロもイカもウニも出来合いのメニューなんだよね。

そんな日本的な風潮も変わりつつあると思うけど、
日本が誇るファーストフードの双璧、寿司と立ち食いソバくらいは、
日本的なシステムを残して欲しいと、満員電車に揺られながら、帰途に就く宵なのでした。

ちゃらちゃん。
| - | 21:26 | comments(0) | -
Xデー、再び。(2)
・・・続き。

しゅんすけだって、このまま空腹で横浜まで耐えるリスクと
湘南・新宿ラインの発車時刻5分前に急いで掻き込むリスクを天秤にかけて
覚悟を決めて食うことにし、勇んで入店したわけよ。
んで、店の兄ちゃんに「天玉うどん!」と言ったわけさ。
そしたら、兄ちゃんは「天ぷらはそこのトレーからお願いしマース」とか言うわけ。
ここで、この店がトッピングシステム(?)採用と分かったわけだけど、じゃ卵は?
「じゃ、卵入れてよ」というしゅんすけに、兄ちゃんは
「かけうどんですね」と返す。いや、卵うどんだって。
「かけうどんですね!」・・・おいおい、どうなってんの?
既にしゅんすけの後ろには2、3人並んじゃってて、
彼らも迫る発車時刻との競争を演じているわけだから、ここで卵に拘ってたら彼らの
今日のスケジュールを台無しにしてしまうわけで
やむを得ず、突き出されたかけうどんを取り、トッピングの天ぷらを入れて、会計へ。
会計の姉ちゃんに「生卵ってないのかな?」と問うと、「ありますよ」と言う。
あ、卵は会計する際に入れてもらうのかな?どうにも分かりにくいシステムだ、と思ったら、
「すいませーん、卵くださーい」なんてさっきの兄ちゃんに問いかけた。
もう何だか分からんよ、卵は一体どこにあるのよ?
もういいや、ただの天ぷらうどん食べますがな。
でも、使命感に駆られた会計の姉ちゃんは、卵が手渡されるまで頑として会計をせず
しゅんすけが塞き止めてた他の客の対応に追われるさっきの兄ちゃんも
しゅんすけを「困った客だ」と思ったのか、ほとんど無視。
あー、もう!ちょっとの空腹感に負けて、この店に入ったしゅんすけがいけなかった。
ようやく手渡された卵は、小鉢に入った卵。なに?自分で割れ、と?
「どうぞごゆっくり〜」と会計の姉ちゃん。寒っ。

続く・・・。
| - | 21:26 | comments(0) | -
Xデー、再び。(1)
Xデー、多すぎ。
神経がヤワだから、こんなXデー続きは身が持たへんよ。
そんなわけで、プライベートでは行ったことすらない六本木ヒルズで打ち合わせ。
地上40階の夜景は、ランドマークタワーからの夜景を見ているしゅんすけには
何ら琴線に響くものではありませんでしたが。
(単に窓から望む夜景が、しゅんすけの人生ではほとんど無関係な新宿の街だからなのか)

帰りに恵比寿でJRに乗り換え、せっかく早く帰れるので、
湘南・新宿ラインで帰ることにしました。
電車の時間まで結構タイトだったんだけど、空腹に負けて、立ち食いソバでも食べようと、
構内の店に入りました。
普通立ち食いソバって、カウンターでメニューを注文すると、出てくるじゃない。
いや、最近は食券が一般的かな。
でも、このソバ屋、トッピング制(?)なのね。
トッピング制とは言わないだろうけど、
基本になるソバ=かけソバ(またはうどん=かけうどん)を頼んで、
天ぷらとかの上モノは、別にあるトレーから好きなものをトッピングして、
最後に会計する、というシステムのよう。
最近多くなってきたシステムのようで、
しゅんすけが通うジムの建物に店舗がある「はなま○うどん」がそういうシステムで
最初はかなり戸惑ったものでした。
でも、さ、所詮駅構内の立ち食いソバ屋じゃん。
そんなトッピングなんてシャレたことしてないで、「天玉うどん」と言えば、
さっと出てくる方がいいし、そもそも駅のソバ屋は電車の発車時刻の合間にさくっと
食べることを想定していると思うわけで、
ファミレスのように「どうぞごゆっくり〜」ってな感じでもないわけよ。

続く・・・。
| - | 21:24 | comments(0) | -
最近のニュースから。(3)
・・・続き。

きっと昔は、ひとつの作業に何人かが加わってて、途中で誰かが気づいてたんだろうな。
ちょっと窓際族的なベテラン社員で、部下もおらず、誰からも相手にされないんだけど、
こういう時に彼の豊富な経験から即座に手配ミスに気づき、
それでも彼の温和なキャラクターから強気にミスを指摘することもせず、
「あの〜、ちょっと変なこと聞きますがね。この61万株ってのはちょっと多すぎのような
気がするんだけど・・・」なんてオズオズ聞いてきちゃって、バリバリの営業マンは
「あぁ〜、今ちょっと急がしいんですよ・・・ね・・・あれ、これは・・・」ってな感じで
危ういところで危機を脱する、と。その夜、ベテラン社員と営業マンは居酒屋で
「いや〜、今日はホントすみませんでした。頭に血が上っちゃって」
「いえいえ、わたしもね、昔はそりゃ大きなお金を動かしてたんですよ」
などと、語り合う二人の姿、なんてね。
今では何でもかんでも効率化ってことで、一人の一瞬の入力ミスが
会社の存亡に関わる大きな被害に発展しかねないんだからね。
怖い時代になったものです。

何でも効率化で解決するわけじゃないわけよね。
多少非効率なことも、役に立つ場合もあるわけで、システマチックに構築したフローでは
防げないこともあるわけよね。
その辺って分かっちゃいるけど、
このご時世ではなかなか変わらない、と最近まで思ってたけど、
今年の4月施行の個人情報保護法に対するいささか過剰気味な対応を見るに
アプローチ次第で社会環境なんかガラッっと変わることが分かった。
ホント、何処も彼処も個人情報保護法の関係で、対応がガラッっと変わっちゃったもんね。
だから、もっと余暇を大事にしよう!なんてヤワなこと言ってないで、
個人余暇保護法とか作っちゃえば、きっと大きな時流になるハズだし、
効率化ばかり追求しないで、ある程度の非効率の効能も認めて
非効率ソコソコ保護法とか作っちゃえば、証券会社のミスもなくなると思うのでした。

それにしても、いろんな意味で気になるニュースでした。

ちゃらちゃん。
| - | 19:33 | comments(0) | -
最近のニュースから。(2)
・・・続き。

そんなわけで、こりゃ大変なコトになっちゃったぞとシロウトのしゅんすけでも
ドキドキしてしまう。
証券会社の方では、買戻しに躍起になってるそうで、現段階でおよそ200億円の損害が
出ると予想されてるんだそうな。
この証券会社の年度利益が200億くらいって言ってたから、
1年間の利益が軽く吹っ飛ぶ計算になるわけだよね。
ちょっとの入力ミスで200億・・・。う、う〜ん・・・。

ふと思うに、昨日の9時頃、この株式の手配をした人って、今何してるんだろう。
今日、会社の用事でJR四谷まで行ったけど、冬特有の雲のない青空が広がってて、
お堀の日なたには、スーツを着た人がたむろして、タバコをふかして日なたぼっこしてた。
この人たち、会社どうしてんのかなと思ったものだけど、
昨日の証券会社の人も、もしかして会社に行けず、
このポカポカの陽光の下で呆然としてたり、ね。

ちなみに、株式の手配にかかわるこの手のミスって、どうも初めてのことじゃないみたい。
他の証券会社でもあったんだそうな。
う〜ん、最近どうもこういうケアレスミスが多くなってるような気がするな。
いや、ミスの数が増えてるんじゃないんだな。
ちょっとのミスが大事になる構造になっちゃったんだな。
証券会社の手配ミスもそうだけど、ついこの間東証であったプログラムミスも
初歩的ミスって言うじゃない?

続く・・・。
| - | 19:32 | comments(0) | -
最近のニュースから。(1)
まさに今、某証券会社で大変なコトになってますね。
昨日、株式を公開する某会社の初値の取り引きにおいて、
某証券会社で初値1株61万円で手配するところを、61万株1円で処理しちゃった。
どうもコンピュータの入力ミスだったようだね。
異常手配ってことで、メッセージが表示されたようだけど、
よくあるバグのメッセージと思って、無視しちゃったようで。
いや、こ、これは痛いミスだ。
1株61万円と61万株1円じゃ、雲泥の差だからね。
この文章を書いているまさに今もなお、この証券会社は対応に追われているらしいよ。

でも、この手のミスって、よくあることじゃない。
コンピュータ画面に「_株・_円」とあって、テンキーを叩いてれば
「1株・610000円」と打つところを
「610000株・1円」って打っちゃいそうじゃない。
しゅんすけなんか割と普通にやっちゃってるもんね。(エヘン!)
ただ、今回ここまで大きなニュースになったのは、その影響の大きさ。
この日上場した某会社の株式総数は1万数千程度。
発行してる株式を大きく上回る数の株式が市場に公開されちゃったことになるわけで、
手配直後に取り消しの手続きをしたんだけど、
システムの関係かこれが受け付けられず、
かなりの数で取り引きが成立しちゃったらしいんだよね。

しゅんすけは株式には全く知識がないので、分からないんだけど、
単純に言うと、こういうことなの?
「61万円出さないと購入できない株式を、この証券会社から買うと1円で買える」と?
こ、これはスゴイ。
市場価格は現在も60万円程度で値動きしてるわけだから、
このまま売りに出せば、60万円で売れるってことなわけ?
そ、それは、・・・なんちゅーか、スゴ過ぎ。
例えば、昨日のミスに乗じて1,000株=1,000円で買いました、と。
それがそのまま市場では1,000株×60万円=ろ、6億で売れるってこと?
コ、コレって・・・、ホ、ホントなの?教えて、偉い人!

続く・・・。
| - | 19:31 | comments(0) | -
映画感想文(2)
・・・続き。

★映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」について、
内容に言及する恐れがあるので、観てない人は読まない方がいいデスよ。

「原作モノの映画化」に観客は何を期待するのかってことなわけよね。
原作の忠実な映像化なのか、映画単体としての完成度なのか。
例えば、お気に入りのファンタジーが映画化されて、
目の前で映像が展開するのを期待しているのであれば、
それは多分、自己満足だと言えるのかもしれないわけよ。
「原作のあのシーンが映像化してこうなった」の積み上げでしかなければ、
それは映画ではなくて、内輪受けのビデオ上映になっちゃうわけだからね。
しゅんすけがストーリーとしてある程度まとまっているなーと感じているのは
そういう自己満足から脱却して映画として成立させつつも、
ファンタジー小説の具現化という要求も満たすという
かなりギリギリの際どい(曖昧な)トコロで完成した映画なんじゃないかな。

そういう意味では、ロード・オブ・ザ・リングの原作を読んだ人は
あの映画をどう感じたんだろうか。
そもそもホビット族に関する記述が冒頭に大量にある原作を
映画では何事もなかったかのようにさらっとスルーしちゃってた辺り、
最初の段階でコアなファンは、極端な意味でのファンタジーの映像化への期待を捨てて、
新たな気持ちで見れたのかもしれないね。

さて、次は「不死鳥の騎士団」ですね。
これも長い話しだったなー。ハリー・ポッター出生にまつわるホグワーツの
過去の話しから立ち上がる展開を映像ではどう描くのだろうか。

また、来年には、待望の原作の続刊が刊行されるそうで、
しかも噂では○○が△△しちゃうという驚愕の様相を呈しているそうな。
楽しみである。

ちゃらちゃん。
| - | 19:32 | comments(0) | -
夢想の地平面
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