「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
明日は、たぶんこっちだ。
転職、辞めました。今の会社は辞めるのを辞めました。
ま、いろいろ考えて、それこそ最後の手段は占いにでも頼ろうかとか
ダウジングで決めようかとか思うくらい迷ったし、せっかくいただいた内定だから、
しゅんすけのメタボリックな生活を改善するいい機会だと思ったんだけど、
ここはひとつ、もう少し今の会社で頑張ることにしました。
ま、もう年齢的に転職はできないんだろうけどね。
・・・うう、やっぱりどうしよう・・・。
(まだ時々気持ちが揺れますが)

やはり、退職は言うは易く行うは難しってことで、
特にしゅんすけのような立場だと、社内の影響もそれなりにあるだろうから、
どうせ使えない人材なんだけど、会社としては政策的に残しておきたいと
思うのかもしれないわけで、慰留に関しては、前の会社以上に
大変なものがありました。おかげで美味しい飯にありつけたりできた。
ま、そういう意外なほど過剰な慰留作戦に、今回は乗ってみることにしたわけ。

かなりの葛藤がありました。
朝起きて通勤を始める時には「転職しよう」と思ってても、
電車を降りて会社に向かう時には「やっぱり会社に留まろう」と思ってるという
もう優柔不断にもほどがあるって感じなほど、悩みました。
なので、きっと後で後悔するだろう未来のしゅんすけのために書いておくと、
要は仕事での充実感を取るか、プライベートの充実感を取るかという
選択に収斂したわけなのですよ。
転職先(=黒い幽霊団)では、確かに仕事的にも通勤距離的にも
プライベートな時間が増えるのは確実で、
前の会社で沼津生活にとっぷりハマっちゃったしゅんすけとして
大変魅力的に感じたんだけど、それってホントに充実すんのかなって
疑問もあるわけですよ。
仕事ってのはきっとどんなレベルであっても、キツかったりするわけで、
沼津での生活でもそうだったように、いくら楽な生活でも
「う〜ん、なんかキツいわ」とか言ってそうだし。
そうであれば、仕事で楽しむ方がいいじゃん?
幸い、今の会社でもしゅんすけの気持ちがぷつっと切れちゃったら、
比較的楽に休みが取れそうだし。

しかも、重要な点は、しゅんすけが今回の退職劇を展開する中で
目に見えて職場環境が変わってきたことを実感したこと。
仕事上あまり接点のない同僚から気遣いの言葉をいただいたりするし、
目の前にうず高く積みあがるしゅんすけの手付かずの仕事に対して
マンパワーを割いてくれるような動きもあるようだし。
何よりしゅんすけ自身が、今の会社を変革したいと思ってるわけで、
それが成功するか失敗するか分からないけど、
変化できそうな素材を前に今の感情だけで、離れようとするのは
なんかもったいない気もしているわけ。
いや、分からないけどね。
全然変わらないのかも知れないけどね。
ま、変わらなければ、その時考えますかってことだね。
(雇用状況が悪化してなければ・・・)

ぶっちゃけ、今の会社って休みやすいんだわ。
残業多くて、通勤に時間がかかるけど、逆に毎日のように早く帰ってきても
沼津の時のように悶々と過ごすんだったら、エキサイトな仕事をやってた方が
楽しいってわけで、右脳が回転したら仕事をやりくりして休むこともできそうだと
思うに至ったわけですわ。

その他にも、黒い幽霊団の社章がどうも気に入らなかったり
(いや、バカげているようで結構重要な要素と思うぞ)
退職までの会社での過ごし方が気になったりと
(気遣ってくれる人ひとまとめに裏切るんだからな)
ま、いろいろ考えたわけです。
耳から煙が出るかと思ったわ。

さて、当面の問題は、内定貰っちゃった黒い幽霊団への内定辞退の攻防。
いや、きっとかなりショックを受けると思うんだよね。
特に年末のイベントに向けて、結構仕事がパツパツだったりしそうなので、
きっと直属上司になるハズだったあの部長さんは、悲鳴を上げるだろうな。
こちらもこちらで、申し訳ない。
転職ってのは、カッコイイようで、全然カッコ良くないんだよな。
※当面会社に留まることになったので、彼女の今年最大のイベントに
しゅんすけも同行できそうです。
彼女は、まさにこのイベントのためだけに頑張ってきたわけで、
しゅんすけとしても是非見届けたい思いが強いのです。
楽しみです。
| 転職への道・第二章 | 20:43 | comments(0) | -
チンク、東北道をゆく。
帰ってきました。
秋風の冷たい風が収穫を終えた東北の広大な田を渡り、故障してエンストしたチンクに
吹きつける・・・という最悪の事態は免れました。
全行程500キロ以上にも及ぶ大遠征でしたが、なかなか快適な旅でした。
延々6時間にもおよぶ超ロングドライブ、名山那須・茶臼岳への登山、
さきこの物欲が暴走して田んぼの真ん中に出現した巨大ショッピングセンターを
揺るがす・・・などと、てんこ盛りな2日間の記録は、別ページにて。
| 日記 | 15:31 | comments(0) | -
やばっ!早まったかも?
明日は小旅行で仕事半分、プライベート半分で那須まで行ってきます。
ま、前日だからな、地図で場所の確認くらいしないとな・・・って
YAHOO!地図で確認した。
縮小地図では、その距離感とか全然分からないので、
しゅんすけが把握できる範囲まで拡大してみた。
そして出てきた地図が、コレ。
mk_map.gif

き・・・北過ぎる。
すっげー遠いじゃない。
ココにホントに行くのかいな。チンクで?
チンク再遠旅行どころじゃない、しゅんすけはクルマでここまで
遠くまで行ったことないっすよ。
走行距離200キロっていうから、
「熱海までの距離の2倍かー」くらいにしか思ってなかったけど、
ここまで遠いとは!?
ほとんど東北じゃない。(って、東北道なんだけど)

今さらながら不安になってきた。
チンクで辿り着けるのだろうか?
明日は昼前くらいに出発すればいいと思ってたけど、
これじゃもっと早く出ないといけないかも。
果たしてしゅんすけの旅はどうなるのか?
辿り着けるのか?そして帰ってこられるのか?
| 日記 | 00:23 | comments(0) | -
しゅんすけも欲しい神様からのひと言
「神様からひと言」を読了しました。
こういう面白い小説は、読むのが早い。
なんだかんだ言って、こういうエンタテイメント志向の小説は
嫌いじゃないし、たぶんしゅんすけの趣味に合ってるんだと思う。

小説の舞台が、某中堅食品会社のお客様相談室ってことで、
なんだか変なクレーマーへの対応とか、
会社の嫌な勢力争いとかが描かれているようで、
本屋で手にしたものの、「現実にサラリーマンやってる自分が
一服の清涼剤として読む本がサラリーマンでは
全然ココロ休まらないな」と、しばし躊躇したんだけど、
店員が書いた「面白い!」の言葉を信じて購入することにした。
※こういう本屋の出会いで成功するのは嬉しいけど、
できればもっと為になる本にも出会ってみたいものだ。

★以降は、ネタバレの恐れがあるので、読んでない人は
読まない方がいいかもです。

会社内のクレーム処理の専門部隊については、
きっといろいろなニンゲン模様が垣間見れて、
ネタとしては結構面白くて、しゅんすけも某カメラメーカーの
お客様相談室におけるクレーム処理についてエッセイ風に書いた本を
読んだことがあってこれもかなり面白い話しなんだけど、
なぜかテレビなんかで映像化されない。
ドラマとかやったら面白いのにな。
しゅんすけが以前の会社に勤めてた時、印刷会社の営業を描いたドラマが
放送され、親会社の工場とかが撮影に使われたそうだけど、
あの時にゃドラマのネタにホント困ったんだなと思ったものだ。
印刷屋の営業なんてドラマ性のカケラもないもんな。
クレーム処理の現場なんて、まさにドラマチックな日常が展開していそうで
映像化に向いていると思うのだけど、たぶん映像化されないのは、
視聴者の一部がこういったクレーマーに他ならないからだろうな。
クレーマーに対する側のドラマを作ったら、クレーマーの矛先が
制作側の方へ向けられるのは、想像に難くないわけで。
・・・などと、しゅんすけが思うくらい、
クレーム処理を舞台にした今回の話しは、面白いわけである。

仕事が終わった後に、会社を舞台にした小説を読むというのは
カラシを食べた後にワサビを食べるようで敬遠していたけど、
ストーリー展開にずいずい引き込まれ、一気に読了してしまった。

登場人物のキャラクターやストーリー展開にあっと驚くものはなかったけど、
(ほのかな意外性や気になる展開ってのはスパイス程度として)
たぶんこういうのが日本のエンタテイメントってヤツなのかなとも思った。
(ドリフターズが毎回登場する度に「オッス!」というように)
それと同時に、こういうキャラクターは、きっとマンガやドラマなんかで、
既に出会っているものばかりなので、その分安心感はあるけど、
話しの締め方が難しいという面もあるんじゃないかなとも思った。
起承転結の「結」が難しいという意味では、サザエさんに大きな「転」と
大団円な「結」が想像できないのと同じように、
この本でもそれぞれ魅力的な登場人物たちは、大きな変化を経験せず、
まさに「いつまでも、いつまでも仲良く暮らしましたとさ」が似合うんだけど、
どうもそういうわけにもいかないようで、大きなクライマックスを超えて、
大きな変化を経て、それぞれが別々の人生を歩き出すところで話しは終わるのが、
どうも無理しているようで、違和感があったな。
いいじゃん、いつまでもお客様相談室で、癖のあるクレーマーを相手に
ドタバタやったって。それでも、周囲の目が少しでも変わってくれれば。
そういうささやかな変化が、こういうキャラクターの織り成すストーリーには
似合うと思うわけよ。
よくある設定やよくある登場人物には、よくある結末が似合う。

そういうわけで、このストーリーの終盤の展開には、
ちょっと違和感があったんだけど、総じて面白い話しでした。
「結」の部分では、いろいろと変化はあったけど、
ちょっとだけ続きがありそうな書き方だったのも良かったかな。
もしかして、この話しが何かの伏線になっているかもしれないと思うと
ちょっと楽しくなるね。
※ある小説が同じ作家の別の小説の伏線になってたり、
アナザーストーリーになってたりって手法は、最近流行りなのかな。
最近読んだ別の小説でも同じようなことがあって、
この小説では友人関係にある二人がそれぞれ別の小説で、
別の話しを展開するんだけど、登場する小物や背景が同じなのがユニークで
どこかで酒でも交わしながら、ちょろっと漏らせば
「その話し、あたしが経験したことと関係あるかも!?」などと
盛り上がること間違いなしで、そういうことを読者に想像させるのは
なかなかニクい演出である。

この本のメッセージめいた部分は、転職しようとしているしゅんすけに
何かしらの波紋を生じさせたように思う。
もっと若い時にこういう本を読んでいれば、その波紋もちょっとは
変わったかもしれないな。
メッセージめいた部分もありつつ、ユニークな話しの展開も楽しめたのは
この本がうまくまとまっているからだろうね。
かなり書き慣れた感じを受けました。

世の中の逆風に負けず、映像化希望な本である。
※ドラマじゃないな、映画。マンガって手もあるか。アニメは不可か。
これは、オススメ本ですよ。


| 読書感想文 | 20:15 | comments(0) | -
小○急線の旅
今日は、演奏会でした。
でも、終わったと思ったら、蝶タイシャツから普通のワイシャツに着替えて、
舞台衣装から素早く喪服にチェンジ。
演奏会終了の興奮冷めやらぬ観客をかき分け、小田急線に飛び乗って新宿経由で落合まで
行きました。焦って出た割に、ちょっと早く着いて良かったわ。

それにしても、小田急、なんだかなあ。
準急とか特急とか区間準急とか、ホント分かりにくい。
車内アナウンスも分かりにくいし、今では既に主流と思ってた車内の液晶案内板がなくて
停車してる駅名さえ分からない。プラットホームに小さく掲げてある看板を見ないと
分からないというこの不親切さ。分かる人だけ分かってねという態度は
某京急でも往々にして見受けられるけど、小田急沿線の住民の特殊な世代構成のせいで
そういう雰囲気が増長して感じられるのは、しゅんすけだけだろうか?
特殊な世代構成ってのは、とにかく大学生が多いこと。
東京側に入っちゃえばそれ程でもないかもだけど、
神奈川側はなんだかもう大学だらけの感があるね。
だから、街を歩いてても、石を投げれば大学生みたいな感じで、
若いエネルギーに溢れているんだろうけど、それが逆に閉鎖的な感じを与えなくもないわけで
特に年に一度小田急に乗るか乗らないかなしゅんすけにとっては、
ホント分かりにくい電車としか感じられない。
大学生が毎年供給される街なので、ある意味成長の止まった街というか。
※例えば、ね。区間準急に乗ってて、(区間準急ってそもそも何よ?)
快速だか特急だかを待ち合わせて乗り継ぎする場合と、
ただ抜かれるだけの場合がある時って、
「特急を待ち合わせるので、新宿方面にお急ぎの方は、ここで乗り換えてください」とか
「次の駅で抜かれるので、当駅で下車してください」とか
言うべきだと思うわけですよ。でも、そういうアナウンスがない。
だからしゅんすけのように区間準急(区間準急ってそもそも何よ??)に乗ったはいいけど
乗り継ぎがうまくいかず、新宿に着くまでに3回ほど追い抜かれるって人も出るわけよ。
いや、京急の肩を持つ訳じゃないけど、京急は割とクドいくらいに説明してくれるから、
初めての乗車で戸惑う人ももちろんいるんだろうけど、配慮している感じは
少なくともしているんだよね。

ま、小田急の文句はともかく、哀しかったのは
お通夜を終えて、ソッコーで向ヶ丘遊園駅まで戻ってきて、
(また分かりにくいアナウンスのせいで一駅乗り過ごしてしまいましたが)
今日の朝8時から駐車場でおとなしくしていたチンクにエンジンをかけ、
さあ演奏会の打ち上げに参加しようと思ったら、既にお開きの様相だったこと。
今回の演奏会は、特に出来のいい演奏ではなかったんだけど、
(しゅんすけには演奏会の雰囲気に飲まれない精神力が必要だな)
最後の曲では団員同士、割と気持ちが近づいていたとしゅんすけは感じ、
反省の多い演奏の中では唯一評価できそうで、かつ目指している「いい音楽」が
垣間見られたのは楽団の将来に向けてとても意義のあることだと感じ入ったしゅんすけとしては
ぜひそんな感覚を共有したかったわけで、
(しゅんすけの感覚とは裏腹に、全然ダメダメな演奏で、評価すべきトコなんかないってのが
楽団の共通見解だったかもしれないけど)
その意味で、打ち上げにはぜひ参加したかったわけなのよ。
それが、溝の口に到着するやいなや、終了。
打ち上げ会場に到着していないうちに、携帯電話が鳴り、終了を告げられるしゅんすけ。
・・・哀しすぎる・・・。

しょうがないので、帰りましたよ。誰もいない家に。
・・・というのは、さきこが実家に帰っていて、たぶん帰りが遅くなるだろうから。
やむを得ず、ブログにココロの叫びでも書いてみるかと思うにつけ、
やはり、しゅんすけだけでも祝杯を上げたい気分なのを抑えきれず、
チンクを格納したら、着替えてひとりで地元の飲み屋でも行こうと思ったら、
(それもまた、哀しすぎる・・・)
期せずしてさきこは帰宅していて、既に寝る準備をしていたのだけど、
しゅんすけの個人的な打ち上げに付き合ってもらった。

自己満足でしかなかったけど、とても意義のある演奏会だったので、
たとえ団員と語り合えなくても、美味しい酒でした。
ま、昨今の飲酒運転規制を見れば、やはり打ち上げでは酒を飲み交わしたいしゅんすけは
チンクに乗っている以上、今日の団員の打ち上げに参加できても、
ここまで楽しかったかどうかは分からないけどね。

さて、演奏会も一段落なので、秋の行楽シーズンに向けて、
ちょっと自分にご褒美な日々になります。
10月に演奏会があるので、のんびりもできないんだけどね。

そう言えば、仲のいい友人におめでたい知らせがあったそうで、
ここは一つ、祝辞を添えておきたい。
ニューヨーク決戦進出、おめでとう!(ちゃっちゃっちゃっちゃちゃ、ちゃらっちゃちゃー♪)
なんのこっちゃ?
| 日記 | 00:27 | comments(0) | -
そろそろ本番です。
明後日は楽団の演奏会の本番なので、
今日も明日も練習で、世の中3連休だってのに、部屋に籠もって、音符を追いかける日々が続く。
※会社の社員の家族に不幸があったので、本番終了後、蝶ネクタイを黒ネクタイに
締め直して、小田急線に飛び乗り、お通夜の手伝いのため、
一路新宿へ向かわにゃイカンのだけど。

前のブログに書いた以前お世話になってた楽団の団員から電話があって、
いろいろ昔話しなぞした件の中で、やっぱり吹奏楽っていいよなーと思って
指揮者の方を引き込んで楽団作っちゃおうかと夢のようなことを書いたけど、
期せずして今日の練習後に指揮者の方から冗談交じりに同じ話しが出たのには
驚いたし、なんか嬉しかった。
ま、ぐうたらなしゅんすけがまた楽団の運営なんか絶対できっこないんだけど、
あの頃の思い出を指揮者の方が否定的に記憶していなかったのは、
嬉しかった。なんせ、しゅんすけは少人数の楽団で、コンクール全国大会に
行くって、半ば本気で思ってたからな。その全国大会のステージで
審査員もビックリなパフォーマンス見せちゃって、
当然失格なんだけど、某吹奏楽雑誌には、写真が絶対掲載されるわけで、
(事前に出場団体の数の分だけ枠を取ってあるからな)
野球部員における甲子園、サッカー部員における国立競技場、
アメリカ横断ウルトラクイズにおけるニューヨーク決戦とも言える吹奏楽コンクール全国大会の
本番のステージで、あっとビックリなパフォーマンスが展開されたら、
絶対ウケるなんて思ってたからな。
(ウケ狙いか・・・)
そんな恥ずかしい野望(?)があった時期があったなあ。
※指揮者の方とは何故か喋りが似ていて、たまにハモっちゃうこともあって、
今日吹奏楽団立ち上げの話しをしてたら、その構成員について
「25、30人・・・いや『35人』」なんて、ハモっちゃった。
こういうこと、昔はいっぱいあったなあ。
| 日記 | 01:16 | comments(0) | -
昨日あったこと。
慰留飲み会、いやもう怒濤の説得・・・かと思いきや、
赤坂のオシャレなイタメシ屋で、会社のヨシナシゴトを話しされて、
特にくどい説得のようなことはなかったけど、
そういうコトが何となくしゅんすけのココロに響いてしまい、
今また迷いが生じています。
何を言われても、留まるつもりはなかったんだけど、さ。

それにしても、久々によく飲んだ。
ワインは、特に赤ワインはホント悪酔いする。
しかも、ポリフェノール満点のカベルネ・ソーヴィニヨンなんか
飲んじゃったもんだから、大変。
赤坂から自宅まで、どうやって帰ろうかと考えるだけの頭もなく、
タクシーで泉岳寺まで行き、京急で帰ることにしました。
(あの時間に泉岳寺に行けば、始発電車で座って帰ってこられるなんて、
酔いを超えて以前勤めていた会社の経験が無意識に生きた感じだな)

赤坂から泉岳寺までは、当然一の橋や古川橋や魚らん坂下を通過するわけで
以前の会社では庭みたいなもんだったから、つい懐かしくて
タクシーを途中で降りて、歩いてみることにした。
魚らん坂下の様相は、しゅんすけが沼津へ異動になった3年前から
かなり劇的に変貌していた。
以前しゅんすけが地元の住民を集めたマンション建設の説明会に参加したことがあって
古い下町風情が残る小さな商店街だっただけに、住民からかなりの反発があって、
その説明会は修羅場と化したんだけど、そんな過去も今は昔、
マンションは神々しくそびえ立っておりました。

しゅんすけの前の会社は、昔のレイアウトのままなら、総務部の辺りの照明は
まだ煌々と灯っていて、相変わらず残業の酷い職場なのを伺わせた。
もう後悔してないけど、あの照明の下で、あの人やあの後輩やらが
今もなおパソコンをかちゃかちゃやってるのかと思うと、ホント懐かしくなった。
あのまま退職してなければ、あの照明の下で残業してるのは、
しゅんすけだったかも知れないと思うと、ホント人生って分からないわ。
今の会社もいろいろあるけど、そう悪くないと思い始めているわけで、
もし、今回の転職が失敗しちゃったら、同じように麹町辺りの街並みを
懐かしく思う日が来るのだろうか。

泉岳寺始発の京急で、家路に就くんだけど、
とにかく酔っぱらっていた。
よく電車内で大声出して迷惑かける酔っぱらいがいるけど、
それに近いモノがあったかも。・・・途中で気づいたけど、
なんせ寝言がもの凄かった。
激しいまでの寝言。
普通に仕事している風の喋りを電車の中で展開してしまい、
気づいた時には、我ながら驚いた。
「あ、部長、この契約書、個人情報の関係で問題が・・・」とか
「だから、先に請求書貰ってくださいって言ったじゃないですかー」とか
「あ、ここの蛍光灯切れてますんで」とか、
とにかく、聞く人が聞けば、あーこの人も総務で苦労してんのかなーなんて
思っちゃうような内容。下手したら、会社の機密情報まで漏らしてたかも知らん。
でも、酔ってたので、それほど恥ずかしくなかった。
いや、人生に疲れたオヤジの姿に、間違いなく近づいていると思わせる日でした。

上大岡でさきこと合流したけど、さきこが後ずさりするほどの泥酔状態でした。
いや、ホント迷惑かけたわ。

転職、どうしようかな。
イタメシが美味しかったからってわけじゃないけど、
今の会社でしゅんすけがやりたいことってないわけじゃないんだよね。
また、苦労も絶えないんだろうけど、磯子の会社でノンノンと余生を送るんじゃ
経験できない刺激的な仕事に出会えるかもしれないわけだよな。
(いや、磯子の会社の仕事もかなり刺激的だと思うけど)
「迷うようなら転職しない方がいい」とどこかで言われたような。

今更だけど、ホント待ったなしの岐路に立たされている。
| 転職への道・第二章 | 01:15 | comments(0) | -
慰留飲み会
しゅんすけの会社に新人くんが入社したので、
その歓迎会のために有楽町まで蟹料理を食べに行きました。
蟹料理は食べにくいので、しゅんすけはあまり好きじゃないんだけど、
(食べられる範囲と食べられない範囲が曖昧な食品はどうも苦手だよな。
リンゴとかナシは好きだけど、スイカとかメロンはどうも苦手。
蟹料理もどこに身が潜んでいるか分かりにくいので苦手)
なかなかの美味でした。

ところで、会社(や同僚)のしゅんすけに対する態度が
最近軟化してきたのが、気になる。
しゅんすけの退職話は、上司限定かと思ってたけど、
もしかしたらいろんなところに漏れ出しているかもしれないな。
それにしても、しゅんすけが大っっっ嫌いなアノ人から
何となく行間に気遣いが滲み出ているようなメールを
送られた時にゃ、驚いたね。
Ccで送られてたハム部長に「ねえ、見ました?」なんて
隣の家の旦那さんが浮気してる現場を見ちゃったオバちゃんの
井戸端会議のような口調で話しかけちゃったもんな。
性善説な立場のしゅんすけがそこまで嫌悪するニンゲンってのは
そうそういなくて、もちろん嫌われ度で言えば、お互い様なんだけど、
どういう心境の変化なのか、またはそこまで深く考えていないのか
知らないけど、しゅんすけのモチベーションが完全に枯渇してる今になって
そういうことやられても、しゅんすけのモチベーションはぴくりとも
動きまへんがな。今更何言ってんの?って感じ。逆に、なんか気持ち悪かった。
(例えば、上司からしとどに怒られた後に、
メールが来て「さっきはゴメン」とか言われるような気持ち悪さである。
そんな上司はいないけど)

そんな気持ち悪い状態の中、今日も慰留飲み会があります。
いくら説得されても、もう無駄なんだけどな。
ただ、前回の退職劇同様、お世話になった人たちばかりなので、
裏切るようでホントに申し訳ないと思ってしまう。
以前に慰留飲み会した時には、
「逃げの転職なんか絶対うまくいかないぞ」なんて言われたけど、
転職ってのは少なからず逃げなんだけどね。
今日はその辺をどうあしらえるかがポイント。

この前転職先にいろいろヒヤリングに行ったんだけど、
既にしゅんすけ用のデスクとパソコンが置いてあった。
電機メーカーだから、当然自社製のパソコンで、
「えー、しゅんすけはIBMとかがいいなー」とか露骨に
不満を訴えようかと思ったけど、止めておいた。
そうか、こういう会社に入れば、
さきこが以前から欲しがってた食器洗浄機も大型テレビも
現状老朽化の著しい諸々の家電も安く手に入ったりするのだろうか?
今の会社もそれなりに社員へのメリットはあるけど、
こういうトコで較べちゃイカンよな。
※来週末の半分仕事、半分遊びで那須に行くのは、ちょっと楽しみですが。
| 転職への道・第二章 | 19:21 | comments(0) | -
日曜の宵。
期せずして昔参加していた吹奏楽団の団員の方から電話があった。
最初絶対間違い電話だと思った。
なんせ、しゅんすけは、大抵アドレス帳上では「あ」行の上位に
登録されているハズで、このために例えば幼児なんかが携帯電話をいじってて
電話かけちゃった的な事故電話が多くて、懐かしい友人から着信があったので、
折り返してみると、大抵「あ、親戚の子供が携帯いじってて電話かけちゃったみたい」なんて
言われて、少々ヘコんだりするんだけど、
この人からの電話もその手の間違い電話だと思って相手にしなかったら、
何度か着信があったので、これは間違い電話じゃないなと電話してみたら、
何やら相談事だそうで、しゅんすけに相談なんかしたって、
有効な意見なんか絶対聞けっこないのに、いい人なんだけど奇特な人である。
(悪い意味じゃなくて)

彼と話してたら、昔吹奏楽団に所属してた頃のことが思い出されて
懐かしくなっちゃった。
今は金管バンドに参加させてもらってて、確かに刺激的な経験だけど、
やっぱ吹奏楽も面白いよね。金管バンドでは、しゅんすけのパートは
管弦楽ではバイオリン、吹奏楽ではクラリネット的な役回りなので、
トランペットとしての面白さは少々物足りない気もしているが。
そうは言っても、何十人もの大編成で演奏するのは、しゅんすけの性に合わないし、
思い切って楽団立ち上げてみようかと思っちゃった怖いモノ知らずな宵なのでした。

ちなみに、土曜は演奏会本番間近の楽団のパート練習で、
ミューザ川崎なんぞに行ったんだけど、ここまでお金かけて音楽ホール作る意味が
どこにある?的に大きくて豪華なホールでした。
しゅんすけは小さな練習室に行っただけだけで、エントランスしか知らないけど、
エントランスだけだって、かなりの豪華さだよ。
しゅんすけのような音楽を少々嗜む人には、いいかも知れないけど、
音楽に無縁な人には、税金の無駄遣いに思われちゃうだろうな。
今のさきこなら「そんな金があるなら、
多摩川のジョギングロードをもっとちゃんと整備しろ」とか言いそうである。

パート練習では、なーんかイマイチしっくりこないフラストレーションを
甚だ感じた次第で、なんちゅうか、タクシードライバーのような演奏(演奏者)は
しゅんすけは絶対に合わないということを実感しましたよ。
タクシーの運ちゃんって、スピードも速いし、抜け道とか知ってるから、
運転が上手いようだけど、決して「いいドライバー」ではないんだよね。
「いいドライバー」の条件って、道を知ってることでも、スピードが速いことでも
ないと思うんだよね。それはきっと音楽にも音楽を演奏する人にも言えることなわけで
しゅんすけは技術的には偉そうなことを言える人では全然ないけど、
少なくとも「いい音楽」ってのは、タクシードライバー的運転とは違うトコにあると
思うわけなのですよ。
そんなわけで、フラストレーションを抱えつつ、いやいやとりあえず来週の本番に向けて
気持ちを高めにゃイカンのでした。
(それにしても、しゅんすけのこういったフラストレーションへの耐性って
減少したよなー)
| 日記 | 00:22 | comments(0) | -
今月の予定
いよいよ今月末はチンク祭です。
数台のチンクが連なって長野までロングドライブというほとんど命知らずな旅。
何が命知らずって、前回は行けなかったけど、前々回は参加チンクのうち
1台のエンジンが完全にオシャカになっちゃったっていうし。
そんなわけで不安になりつつも、月末が楽しみです。
んで、その前週は、チンク祭に備えて、チンクのオーバーホールでもしようかと
思ってたら、しゅんすけの会社の親会社から会員制リゾートホテルの
無料宿泊のお誘いがあり、宿泊費タダ・飯代タダに惹かれて、
行ってみることにしました、那須まで。
那須!こりゃまたエライ遠いトコでんなー。
検索してみたら、横浜から200キロ弱あるんだそうで、
往復400キロのロングドライブになりそうです。
2週続けてのロングドライブ。
チンクは持ちこたえてくれるのか?
チンク祭で醜態晒すことにならないか?
そもそも長野まで辿り着けるか?
いや、っていうか、東北自動車道なんて初めてなんだけど・・・。
・・・などと、不安な宵が暮れていくのでした。
※ちなみに、この会員制リゾートホテルは、どういうわけかしゅんすけが
小学5年生の時に親の会社の関係で宿泊することができて、
せっかくなので家族総出で意気揚々と出かけたものの、
あまりにも食事が豪華すぎて、予想して用意していた食事代を軽く超えてしまい、
やむを得ず小学5年生にもなって、お子様ランチを食べざるを得なかったという
哀しい思い出のある系列ホテルだったりする。
そのトラウマをついに打破する日が来た、というわけですな。

ちなみに、今週末は彼女が箱根で合宿だそうです。
合宿?!この歳になって、そんなモノに参加することになろうとわ。
彼女のハワイへの計画は着々と進行中だったりする。

というわけで、今月は箱根・演奏会・那須・長野と
週末は家にいません。
こわいわ〜。
| 日記 | 19:53 | comments(0) | -
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