「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
深海からの使者
海岸で珍しい生物が発見されることってたまにあるよね。
海流に乗って流れ着いた謎の生物とか、深海から上がって来ちゃったとか、
最近だと北海道の海岸に大量のサンマが打ち上げられて、
地元には漁業権がないから流通させることもできず、
地元の人が取り放題、現れた熊もサンマ食べ放題なんてこともあったよね。
(そういやそのサンマはあれからどうなったんだろう・・・)

昨日のニュースでは、深海にしか生息しないサメ「ラブカ」が浅瀬に現れて、
地元も水族館の人が確認、初めて生きたラブカの泳ぐ映像を撮影した、
なんてことがあった。
こんな話しも、元々日本では珍しくなくて、それをやれエルニーニョだの
地球温暖化だのと騒ぐのも、神経質すぎるけど、
しゅんすけの琴線に触れたのが、このラブカが発見されたのが
沼津市の海だったということ。
沼津と言えば、もう説明不要、しゅんすけの第二の故郷と言っても過言ではない街で、
今でも時折沼津の海岸から望む夕陽を思い出して涙腺がうるうる来ちゃうんだけど、
今回のニュースでは、そんな海から深海2000メートルに住む深海魚、
しかも生きた化石と言われるサメが発見されたってのは、
まるで地元のニュースのように琴線を弾きまくりなのでした。

たしかに、思い出すに、あの海は怖い。
足元に打ち寄せる波があれだけキレイなのに、波打ち際からわずか数メートルで、
暗い藍色の中に沈んでしまう。
それはかなりの水深であることを如実に語っており、
一歩足を踏み込めば、その波の早さにたちまち引き込まれて、
海に住む怨念とともに深海へ直行、二度と浮かび上がることができないわけですね。
あれだけ好きな海なのに、沼津に住んでいる間、一度も海に足をつけたことがないのは
そういうおどろおどろしい何かを感じていたからかもしれないな。
ともかく、駿河湾は相模湾のような甘っちょろい浅瀬なんかない、ハワイのあの
エメラルドグリーンの海にホントに繋がってのかいなってくらいの
美しさと荒々しさを併せ持つ沼津の海に想いを馳せた宵なのでした。



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| 最近のニュースから | 23:56 | comments(0) | -
げにあさましきは、人の欲なり。
土曜日に楽団の練習に行きました。
そこで見たのは、本来、入団希望の楽器を所有していない人のために、その日用意していた楽器が
哀しいかな、しゅんすけの持ってる楽器よりも
数段いいモノで、
同時にその日は、しゅんすけが筆舌に尽くしがたいくらいお世話になってる方からマウスピースをお借りしていて、これもしゅんすけが所有しているマウスピースよりも格段にいいモノだったし、
せっかくだから、それと組み合わせて楽器を吹いてみたら
今までとはまるで全然違う音がして、とても驚き、
いや、ホントは楽器欲しい欲しいと言いつつも
先頃のチンク修理でアンドロメダとは言わないまでも
マゼラン級の修理代を請求されたあおき家の
事情として、ココはわがまま言っちゃイカンと
ココロにそっと鍵をかけたハズの物欲が
あさましいほどの物欲が
もの凄い勢いでホトバシっちゃったわけ。
楽器購入と言えば、つい先月にハワイでうっかり
ウクレレなんぞ購入しちゃったしゅんすけだけに
コレはさすがにさきこにゃ言えん。

ところが翌日の日曜日、お茶の水に向かうしゅんすけとさきこ。
さきこはしゅんすけばかり楽器のラインナップが
豊富になり、自分の楽器は高校入学時に
買ってもらったとっても大事なクラリネット、
まさにパパから買ってもらったクラリネットしかない
現実にまるで釈然としてなかったけど
とりあえずお茶の水まで付いてきてくれたのは
腐ってもしゅんすけの妻だね。エライ!ナイス!

そこで見た某ヤ○ハ製の楽器に
しゅんすけの物欲タコメーターはいきなりレッドゾーン。
ついつい試奏させてもらっちゃいました。
う〜ん、欲しいわコレ。

それにしても、しゅんすけは全く未知の土地だったけど
お茶の水って楽器屋さんが多いね。
管楽器買うならてっきり新大久保だと思ってたけど
やはり学生の集まるところ音楽アリってことで
大学がひしめくお茶の水には楽器屋が多いのだろうか。

しゅんすけは見た瞬間に衝動買いすることは
比較的少ない人なので、とりあえずココは気を
落ち着けて、気持ちの整理を図ることにして
小雨舞うお茶の水を後にしたのでした。

さてさて、しゅんすけの楽器購入への道は
どこへ続くのか。
高校時代に某ぱど誌で見つけた楽器売りますコーナーで
出会った某バッ○の楽器を泣く泣く下取りに出し、さらに大枚の追銭で購入した3○万のトランペットは
今回も下取りの危機を免れるのか。
注目の行方は3月の本番直前まで続くのでした。
| 日記 | 23:24 | comments(2) | -
そら・くも・ゆき
しゅんすけはスキーをやりません。
一度、まだ千葉にザウスがあった頃、さきこと一緒に擬似スキーをしに行ったコトはあるけど
それ以来、スキー靴にもスキー板にも、ましてスノーボードにも興味がなく、
雪山は遠い存在で、たまにオリンピックの映像で見たりすると、
これは遠い異国のことで(実際そうなんだけど)
しゅんすけには全然関係ない世界だと思っていた。
それでも、しゅんすけがこのまま雪山に無縁で人生を終えることは、
たぶんないんだろうけど、それはきっと気の遠くなるような将来の話しであって、
少なくとも今週末のことではないと、一昨日の金曜日までは思っていました。

ところが、金曜の夜、遠く長野・斑尾を出発した観光バスが
麹町のしゅんすけの会社前に到着。
それを待っていたしゅんすけは、はるばる運転してきた運転手さんに挨拶して、
車両側面の荷物を収納する扉を開ける。
社員が大きな荷物やスキー用具、スノボを持って会社から出てきて、
荷物を格納し始め、また会社の取引会社の方も続々到着し、準備が始まっていく。
そう、まるで、社員旅行でスキーに行くかのような光景が
一昨日の夜10時に展開していた。

・・・一体しゅんすけは何をやってるんだろう。
そう思いつつも、参加者が全員集合したことを確認したしゅんすけは、
バスに乗り込み、車内アナウンス用のマイクに向かって旅程などを説明し始めた。

そう、しゅんすけはスキーをしないんだけど、
会社で社員慰労のスキー旅行に行くっていうので、
事務局としてしゅんすけに白羽の矢が立ち、
ここ麹町からはるか長野・斑尾まで出かけることになったのでした。

いや、ホント、スキーできないしゅんすけが
始めての雪山で一体何をするっていうのか。
そんな煮え切らない思いとともに、深夜の関越自動車道をバスは行くのでした。

う〜ん、結論から言うとね、結局しゅんすけはスキーをしなかった。
気持ち的には、「初心者用スキー教室」とか参加して、
遅咲きながらスキーデビュー、いや、最近の流行ではスノボかなーとか
ほんのちょっとだけ思ったんだけど、スキーのスの字も関係なく過ごしましたが、
始めて間近で見る雪山には、感動しました。
横浜でも雪は降るんだけどね、こんなに積もったのは見たことない。
冬になると、スキースキーとはしゃぐ輩がいるけど、
彼はこういう風景を毎年見ていたのかと、今更ながら惜しい気持ちになりました。
また、雪もさらさらで、しゅんすけがホテル内の露天風呂に入って、
ガンガンに身体を暖めてから、風情漂う中庭に積もった雪を手で丸めようとしたら
さらさら過ぎて固まらない。雪玉が作れない。これにも驚いた。
そして、ホテルの屋根に連なるツララね。
ツララなんて、見たことなかったので、あれほど巨大なツララが
一晩でできちゃうことに、これもココロの琴線を弾かれ、
同僚曰く「あおきさんは子供のようにはしゃいでました」ってくらい
童心に戻って雪と戯れましたわ。
だって、踏んでない雪のスペースがそこここにあって、
ついつい足跡をつけたくなって、走り出してしまう。
横浜で雪が積もるなんて、数年に一度の珍事だけど、
ココでは積雪は当たり前なわけだから、かなり浮いていたかもしれないな。

ホテルの窓から見える真っ白なゲレンデは、見上げるほど急勾配で聳え立ち、
黒い小さな点がシュプールを描きながら次第に近づいて来るのを見ると、
しゅんすけにも簡単にできそうな気分になって、
危うく、レンタルスキー・コーナーに駆け込むところだった。
そもそも、ザウスでの擬似スキーの際にも、
借りたウェアが雪と汗でどろどろになって、重くて歩きにくいシューズに
さらに歩きにくいスキー板なんぞ取り付けて、一体何が楽しいんだかと
思ってたんだよね。
某「ノル○ェーの森」だったか、主人公がボウリングをするシーンがあって
でも彼は全然乗り気じゃなくて、そんなボウリングのことを、
「ボールを投げてはピンを倒すを繰り返すだけの生産性のないスポーツ」と言ってたけど、
しゅんすけに言わせれば、スキーだって負けて劣らず非生産的スポーツなわけで、
しかも専用のウェアにシューズに板にゴーグルに手袋と、
一体どれだけ金がかかんねんってスポーツなわけよ。
でも、世のスキーヤーが週末の短い時間に、寸暇を惜しんでスキーをするのは
きっとあのゲレンデでとっても気持ちいいことがあるからなんだと、
滑り降りてきた同僚がそのままリフト乗り場に滑り着き、
リフトに乗ってまたゲレンデへ戻っていく様子を、
まるでハムスターがカゴの中のくるくる回る器具の中を一心不乱に走っているのを
見るように見ていました。

でも、社員や取引先の方とはいろいろ交流できたし、
温泉は気持ちよかったし、景色はキレイだったし、巨大ツララは見られたし、
誰も踏んでいない雪に足跡つけて楽しめたし、ツアーコンダクターみたいなことして
疲れたけど、良い週末だったかな。
| 日記 | 22:51 | comments(0) | -
熱い想いに報いたい
今日はしゅんすけが参加している金管バンドの練習に行きました。
この時期、なかなか出席者に伸び悩み、
実は今日の練習の出席者はしゅんすけだけで、
一人で練習するのはツマラナイなーと思ってたんだけど
期せずしてもう一人の出席がありました。

この方は、しゅんすけが以前お世話になっていた吹奏楽団以来、
相当・・・っていうか、筆舌に尽くしがたいくらい
もの凄くお世話になってる人で、とても面倒見のいいその性格に、
しゅんすけなんか一緒に練習するだけでも恐縮しちゃうんだけど、
今回の練習でもその面倒見の良さを発揮してくれて
ホント恐縮しちゃうくらい充実した練習でした。
特にしゅんすけは今期どうしようもなくプレッシャーの
高いポジションを拝命しちゃったんだけど、
(今更ながらホンマ大丈夫かいな)
そんなしゅんすけの重圧を察知してか、
気持ちよく練習できるようとても気を配ってくれました。
いや、しゅんすけに欠けてるのは、
まさにこういう面倒見の部分だと痛感するわ。
なんかね、変な言い方だけど、
周到に準備されたデートの女の子のような気分。
ここまで気を遣ってもらって申し訳なくも、とても嬉しかった。

う〜ん、しゅんすけは今まで金管バンドに参加する楽器をかなりテキトーなモノで済ませてきたけど、
ここはひとつ、新しい楽器を買っちゃおうかな。
ここまでよくしてくれた想い(理由は未だに不明だけど)に
少しでも報いたいと思うんだよね。
以前3○万もするトランペットを買っておいて、ほとんど使用せずに
吹奏楽団からトランペットではなくコルネットを使用する金管バンドに
入団しちゃい、この前のハワイ旅行でもかなり高価なウクレレを
衝動買いしちゃったしゅんすけが、これまた更に新しい楽器、
しかも某ヤ○ハのゼ○シリーズが欲しいなんて、さきこにゃ
なかなか言い出せないけどな。
そんな気にさせてくれるいい練習日でした。

ちなみに、ふと思いついたブログネタを
活きのいいうちに活字にしておくために
ついにウィルコムのPDAチックなPHSを購入してしまいました。
超小型キーボードも併せて購入し、
機器との接続に専用のUSBアダプタが必要なのは辟易したけど、
それも今日届いたので、
ストレスなくテキスト打ちができる環境を手に入れました。
いや、スゴくいいわ、これ。
そんなわけで、今後さらに更新頻度と内容を充実させて「シュンスケニウムの原始量」改め「オクターブアップ!」をよろしくお願いします。
| 日記 | 01:06 | comments(0) | -
昨日は。
「本日緊急新年会17時横浜駅集合」の携帯メールが届く。
最初、中国人からのスパムメールかと思ったけど、
どうもしゅんすけの参加する川崎の金管バンドの方から飲み会のお誘い。
箱根駅伝を見て、ブログ統合にちまちまパソコンに向かってるだけだったので、
ここはひとつ、出かけることにしました。

いや、楽しい飲み会だったんだけどね。
楽団に対するしゅんすけのポジションに新たに大きなプレッシャーが
付加されそうな予感・・・ってか、決定したのか?

横浜で2軒ハシゴして、どういうわけか鎌倉の飲み屋に出かけることになってしまい、
久々に美味しい日本酒を飲んでみたくて、横浜からタクシーに乗って、
行ってしまいました。タクシー代8,000円・・・。
そこでは、美味しいお刺身をいただき、しゅんすけ的にはかなり酔っ払ってたけど、
楽しい時間なのでした。
| 日記 | 13:55 | comments(0) | -
移転のお知らせ。
2001年2月より延々書き続けてきた「シュンスケニウムの原子量」も
いくつかのサーバをレンタルすることによる突然のサポート中止の
リスクを回避するため、今般統合することにしました。
当初よりレンタルしていた某さるさる日記、
文字数が多い時だけ使用していたエンピツ、そしてSeesaaブログを経て、
今年からJUGEMに引っ越し、過去ログをすべて統合しました。
6年にわたる日記なので、物凄い量です。全部で1,142個の記事がありました。
自分で数えてみてビックリした。

そんなわけで、リニューアルした「シュンスケニウムの原子量」。
日記名もさくっと変更して、今後は「オクターブアップ!」としました。
しゅんすけはトランペットをタシナムのですが、
ラッパ吹きの例に違わず、出たトコ勝負の目立ちたがり。
演奏会なんかで、矢継ぎ早に続く楽曲の演奏に、
しゅんすけの唇もそろそろ限界なんて時、
譜面に現れた「オクターブアップ!」の文字。
しゅんすけの汚い字で殴り書きされたその文字に、
いつもはヘタレなしゅんすけなんだけど、
なぜか気持ちが奮い立って、思わず吹けもしないハイトーンを頑張っちゃう。
ラッパ吹き、いや少なくともしゅんすけにとって、この言葉は
体力回復の呪文みたいなものなんだよね。
ラッパ吹きのサガだと思うけどね。

そういう気持ちを忘れないように、
逆境な場面でも、気分はいつでも「オクターブアップ!」な気持ちで
頑張っていこうという、なんかポジティブなんだか、ネガティブなんだか
分からない趣旨だな。

そんなわけで、今後もよろしく、です。
※過去ログのいくつかを改めて読み直すと、ホント赤面モノな記事もあって、
イヤになるトコもあるけど、こういうのをちまちまやる辺りは、
血液型A型と言うと「うそー?!」とか言われるしゅんすけの
数少ないA型気質な面なんだろうな。
| 日記 | 13:52 | comments(0) | -
年明けて。
新年あけましておめでとうございます。
年末という感覚が全然ないまま大晦日を迎え、
気分を盛り上げるために、国道沿いの蕎麦屋で年越し蕎麦を
食べようと、チンクででかけたんだけど、
その店、かなりの人気店だったようで、国道沿いの寂しい場所に
立地しているにも拘わらず、長蛇の行列で、実に20組、1時間くらい待った後に
やっと座席に案内されて、そこでも30分くらい待って、
やっと年越し蕎麦にありつき、あーやっぱ年越し蕎麦は家で食べるものだなーと
思ったのでした。

新年が明け、テレビを回してると、TVKで初詣の中継をやっていて、
その中継場所が弘明寺でした。
おお、今年も混んでるなーってんで、少し遅めの夜中2時過ぎに
弘明寺まで初詣に出かけました。
2時も過ぎるとさすがに初詣客は少なくて、相当の防寒対策を講じたにも拘わらず、
あっという間に参拝を終えることができました。
境内の鐘を思いっきり撞いて、おみくじやって、今年は大人気なく絵馬なんぞ書いて
お寺を後にしました。
絵馬書いてる時に思ったけど、そっか、今年は年男か。
しゅんすけも歳をとったものです。

さて、今年はどういう年になるものか。
SN320204.JPG
| 日記 | 13:05 | comments(0) | -
夢想の地平面
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