「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
プライオリティ。
いや、今週は後半がキツかった。やはり会社を休むとろくなことがない。休み明けに会社に行くと、物凄い量のメールが来ていて、メールの対応だけで半日が過ぎてしまい、そしてランチの時間が遅くなっていくのである。(ランチと言えば、しゅんすけの会社は各人のスケジュールがグループウェアで管理されているんだけど、ミーティングとか会議室はこのシステム上で予約したりするわけで、しゅんすけを交えた打ち合わせなんかもグループウェア上の時間が空いていれば有無を言わさず予約されてしまうのだけど、酷い時には「ミーティング(重要)12:00-13:00」なんてデータがしれっと入っていたりして、おいおいミーティングって何を話し合うんだ?どんな重要な話しなんだ?そもそも12時から昼休みなんだけど・・・なんてこともあったりするから、これからは「昼食(重要)12:00-13:00」とか自分で入力しないといけないかなと思うのである)

さて、そんなわけでしゅんすけのメールボックスの未読メールと格闘し、各部署からの問い合わせメール、依頼メール、質問メール、苦情メールをちぎっては投げちぎっては投げとモーレツ社員モードの中、携帯電話がメールを受信する。携帯電話にも未読メールが?!と、パソコンのメール送信ボタンを押す一方、携帯電話のメールをチェックすると、そこにはこんな文字が。
「蝶と蛾の違いは何?・・・母」
・・・お袋さんからの質問メールである。ったくもう!
しゅんすけはそんな場合ではない状況である。本来なら良くて後回し、悪くてスルーである。モーレツ社員モードのしゅんすけは、まさにそれどころではない状況なのである。・・・が、お袋さんがこういう質問をしてくる時は大抵、しゅんすけの姪や甥の質問に窮している時がほとんどである。今回も姪のゆうかが庭の植木に変な生き物を発見して、お袋さんに相談したもののお袋さんでは答えられなくて、しゅんすけに連絡してきたという展開であろう。つまり、お袋さんの質問メールではあるけど、その裏には愛すべき姪のゆうかの影がある。
まだ未読メールが16、7件残っていたけど、そんなメールはゆうかを前にしては吹き飛んでしまう。ここでさくっと名回答を提示すれば、ゆうかに「しゅんくん、スゴーい!」とか言われるチャンスである。
さっそくインターネットでざーっとチェックしてお袋さんに電話。電話口にゆうかが出てくれるかと思ったら、眠そうなお袋さんが出た。

蝶と蛾の違いは、分類学上はほとんどないんだそうで、蝶は昼行性で蛾は夜行性とか、触角の形が違うとか、とまる時に羽をたたむのが蝶で開いたままとまるのが蛾であるとか、蝶は派手で蛾は地味とか一見区別できそうなんだけど、ほとんどに例外が存在するんだそうな。
そんな話しをお袋さんにしたら、
「よく分かんないわね。庭になんか黒っぽいイモムシがいたからどうしようかと思ってたのよね。分かった。眠いから寝る。おやすみ」プープープー。・・・え?
・・・って、ゆうかからの質問じゃなかったのか。お袋さんの自発的な疑問だったわけか。せっかくしゅんすけに対するゆうかの印象をアップしようといろいろ調べたのに・・・。

報われない努力の後には、余計なことに時間を費やしていたために、未読メールがいつの間にか23件になっていて、しゅんすけの終わらない金曜日が暮れていくのであった。
| 日記 | 12:29 | comments(0) | -
ツール・ド・物欲。
そういえば今年は7月開催のツールドフランスをテレビ観戦することができない。
去年は自宅のケーブルテレビで某J−SP○TSの放送を見ていて、これが非常に面白くて、しゅんすけはもともとスポーツ観戦って好きな方じゃない(サッカーも野球も見ないので)んだけど、自転車のレースはホント面白いと思った。ジロデイタリアにしろブエルタアエスパーニャにしろ、ヨーロッパのサイクルレースは景色がいいから観ていて気持ちいい。ツールドフランスでヒマワリ畑の中を走りぬける映像を見た時は、あまりに絵になる風景過ぎて、CG合成かと思った。ヒマワリの種を取る農業が盛んなのを知らないので、広大なヒマワリ畑を見るのも初めてだった。
そんなツールドフランスだけど、しゅんすけの自宅が先般のパソコンの買い替えを機に、通信方法をCATVから光回線に変更し、これに伴いテレビで視聴できた各ケーブルテレビのチャンネルがすべて見れなくなった。代わりに導入したのがGYAOなんだけど、配信されるものはほとんどストック映像で、しかもさほどツボなラインナップでもなく、結果的に放置、つまり全然観ていない。やっぱCATVに戻そうかなー。パソコンの通信速度なんて体感できるほど変わりがあるとも思えないし。

・・・というしゅんすけの自宅の通信事情はさておき、昨日発動してしまった物欲を成就させるべく、今日はサイクルショップ行脚である。・・・と言っても、昨日みたくショップには置いてないこともあるだろうから、あくまで「買い物」ではなく「サイクリング」を楽しむことにした。
自宅から鎌倉街道を北上する。ふと京急黄金町から伸びる久保山の坂道を上ってみることにした。そうだ、せっかく時間があるのだから今日は坂道をがんがん上ってみることにしよう。そういえば来月は某ランニングクラブの仲間とヤビツ峠越えにチャレンジする。それは単なる練習会みたいなもので、しゅんすけの照準はあくまで9月の富士周回サイクリング(115キロ)の時間内完走である。去年は御殿場から山中湖へ向かう途上の篭坂峠で非常に体力を消耗したために今回坂道にある程度強くなっておく必要があるわけである。(佐渡のZ坂も攻略したし気持ちは前向きである)
そんなわけで、久保山を上り、横浜へ向かう道から折れて三ツ沢へ向かう。この途中にも非常に急な坂道があるんだけど、なんとかクリア。フロントのギア(ディレイラー)をインナーにしないと上れなかったけど、しゅんすけ的に9月までに攻略すべき坂のひとつをクリアできた。実はフロントのギアには難があって、先日の佐渡ロングライドではイベントの最中にギアチェンジできないという故障が発生し、ロードスタッフに何とか応急処置してもらったんだけど、完全に治してなかったんだよね。だからたまにギアチェンジに支障が出ていて、ここでもギアチェンジに難儀した。

さてしゅんすけの愛車・こてつ号はまずは新横浜へ向かう。途中にも結構キツい坂があって、このルートは国道1号線と違って小さな急坂が多いことに気づく。
新横浜にはクルマはもとより、地下鉄でもJRでも来たことがあるけど、自分の脚で来たのは初めてなので、ちょっと感じ入るものがあった。(これがランニングだともっと感動するかな)まさに「ツバサよ、(以下略)」な気分であった。
新横浜までは頻繁に来るくせに、ここから先の道にはかなり不案内である。東京に行くつもりで新横浜を経由するルートをとったことがないからである。ここからしゅんすけの迷走が始まる。
1時間くらい走ったろうか。走行距離は20キロを越えた。そんな迷走するしゅんすけの目の前を突如広い道が交差した。よく見たら「国道1号線」って書いてある。なんだよ、結局この道にぶつかったか。
そんな迷走を続けるしゅんすけは、多摩川を越え、環八を越えたつもりがいつの間にか環八を西走してたりしていつの間にか東急池上線の某駅で遅めの昼食でハンバーガーを齧っていた。
ホントは目黒通りの某ジャイ○ントショップとか中目黒の某キャノ○デールストアに行きたかったんだけど、脚の状況を鑑みて要は疲れてきたので、ココからもっとも近くて例の限定版デジタル時計を取り扱っているサイクルショップに向かうことにして南下することにした。
そこで環八と国道1号線の交差する近くにちょっと大きめのサイクルショップがあることが分かり、なぜさっき通った時に気づかなかったんだろうと思うも、行ってみるとたしかに大きなショップではあるけど、ちょっと奥まった感じの建物で、普通に走ってたらまず気づかない店構えであった。でも、店内はかなり充実していた。しゅんすけはそこでテールランプと自転車に取り付ける小さなバッグを購入し、前述のフロントのギアを調整してもらった。これでヤビツ峠攻略への不安がひとつ解消した。
さて、この店に例の時計は置いてあるだろうか。
店員に聞いてみたところ「ありますヨ」との返事。ナイス!ついに物欲成就か?!・・・と思ったら、色がまた微妙。この限定版の時計の色には3種類あって、ひとつはちょっとメタリックな感じのブラックで、もうひとつはブラウンなんだけど、さらにもうひとつがよく分からなくて「マロン」って色。そしてこの店に展示してあったただひとつの時計、その色がマロン・・・って「栗」デスか?なぜ栗?・・・ってか、栗っていうとクリーム色っぽい感じかな?つまりそれは淡いブラウン系なわけで、であれば既にブラウンがあるんだから、あえてブラウン系を濃淡2種類作らなくてもいいじゃない。黒、茶・・・と来れば、次はレッドとかさ、ブルーとかさ(←青だったらどっちにせよ買わないけど)、グレーとかあるじゃない。なぜブラウンにこだわる?
でも、たとえマロンであったとしても、現物がそこにあるというのは有意である。実際に腕につけたりして検証してみた。んで、結局このシリーズは購入するための最後のナニかが足りなくて、結局購入しないことにした。ま、モノを買うというのはそれなりにインスピレーションが必要なわけよね。
そんなわけで、しゅんすけの物欲行脚は暮れていくんだけど、物理的にはまだまだ陽が高い。なんせ夏至の数日後なわけだからね。この後多摩川の河川敷のサイクリングロードを満喫し、国道15号線のいつもの道を帰ってきたわけである。曇り空なので19時くらいには暗くなっちゃったのが残念だけど、久々の平日ツーリングを楽しめたのだった。
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| 自転車日記 | 23:42 | comments(0) | -
物欲ツーリング。
先日書いたとおりさきこと某ランニングクラブの仲間で行った佐渡ロングライドの写真が某サイクル雑誌に掲載されていたわけだけど、その雑誌の別のページに某タイ○ックス社の限定版のデジタル時計の広告が出ていて、思いがけずふいに欲しくなっちゃった。
しゅんすけはスポーツ用にデジタル時計を持っているんだけど、これが非常に気に入らない。
買ったのは去年の山中湖レース。初めての10キロレース(実際は湖1周=13キロなんだけど)なので、自分の時計でタイムを計りたくて、現地の出店で売っていたデジタル時計をその場で選んでそのままレースに出場した。その時にもうちょっと本気で選んでいれば良かったんだろうけど、購入した時計の色が紫っぽい色で、それが微妙にしゅんすけのウェアやシューズと合っていなくて、機能面というよりファッション面でイケてない時計なのである。
さて、そんなデジタル時計であるが、先般の山中湖レースで購入より1年が経過し、微妙に気に入らないと言いつつ1年も使ってきたんだなー的な感覚、しゅんすけと時計の間に生まれた奇妙な連帯感というか、マンガとかで最初はイガみ合ってた幼馴染みの男の子と女の子が「もう腐れ縁だな・・・」なんつって実は互いに結構気にしちゃってる感じの、こう甘酸っぱいようななんとも言えない感情が芽生えつつあって・・・ってことは全然なくて、上述の雑誌記事を見た途端に1年間ロードレースを共にしてきた戦友のことなど忘れ、「コレ、欲っすぃー!」と気分が高まっていた。
さて、雑誌に掲載されているタイ○ックス社の限定版デジタル時計は、販売しているショップが限られているようで、東京でも数ヶ所、神奈川では2ヶ所しか扱っていない。神奈川のショップは川崎と鎌倉で、川崎の方は会社帰りに行けなくもないんだけど、JR川崎から歩くにはちょっと距離があった。東京のショップで会社から近いのは・・・御茶ノ水である。そこで会社の仕事を絶妙に誤魔化して退社、たまたま定時で退社するさきこを呼び寄せて、御茶ノ水のこのショップに行ってみることにした。時間は19時。ショップの営業時間にはまだまだ余裕があった。

神田小川町の自転車ショップに到着。ちょっと狭めの店だけど、店内には高級メーカーの自転車が並び、会社帰りのスーツ姿のサラリーマンがパーツを見たり、ウェアを見たりしていた。しゅんすけは早速この限定版デジタル時計の在庫を確認してみた。どんな時計かを早く見てみたかったんだけど、結局この店には在庫が1個もなかった。「取り寄せします?」はお決まりの文句だけど、モノを見て決めたいので無視してショップを出た。
つまり雑誌に載っていたショップリストは単に購入のチャンネル(メーカーから直接取り寄せができるルート)を掲載していたに過ぎなかったわけなんだな。う〜ん、残念である。
ま、この日はさきこと神保町界隈をてくてく歩いて、既に閉店してしまった古本屋の佇まいに独特な街の雰囲気なぞを感じつつ帰途に就いたわけである。
しゅんすけの飽くなき物欲はひとまずココロの底深く沈んでいったのである。

・・・が、ココロに沈み、再び浮上することはないと思われたこの物欲が、猛然と浮上してきた。
今日は曇り時々晴れ。梅雨の真っ只中だけど、降水の心配はほとんどない。しかもつい先日夏至が過ぎ、陽の長さは1年でもっとも長い時期である。こんな日に自転車に乗れる、ならば癒しの海岸ツーリングでお決まりの鎌倉方面に行くのではなく、一路北上してみることにした。
そんなわけで、しゅんすけの限定版デジタル時計を求めるサイクルショップを巡る旅が始まるのである。
| 物欲日記 | 23:41 | comments(0) | -
全国的メタボ宣言。
先週某N○Kから取材を受けたしゅんすけだけど、当初の予定どおり今朝「おは○う日○」で放送された。内容的にはメタボ予備軍に対する企業の対策というアプローチから、メタボ予備軍と診断された企業の従業員に管理栄養士が食生活や運動などの指導をおこなうというもので、そのメタボ予備軍な従業員として栄養士の面談を受ける企業の従業員としてしゅんすけの映像が、全国放送で流れたわけである。
事前に放送されると分かっていても、イササカ複雑な気持ちである。そりゃテレビ出演、しかも群集の中の一人ではなく、画面一杯にしゅんすけの顔が映るのは、嫌じゃないんだけど、その内容があまり名誉なものとは言いがたいが故に、嬉しい反面微妙な心境なのである。しかも、取材の際には以前相当叩かれたせいもあって「ヤラセ厳禁」というわけで、本当にメタボ面談を受け、栄養士には本当の食生活や運動などを根掘り葉掘り聞かれ、本当に腹囲を測定され、その一部始終を記録されたのである。そして今朝放送されたのは、しゅんすけが腹囲を測定されて「○○センチですねー」と、これをさきこが聞いたら今日から食事抜きにされちゃうんじゃないかって部分が、コトもあろうかテロップ付きで放送され、また「甘い物が好きなんでー」とか「会社ではサイダーとかコーヒーとか飲みます」などのしゅんすけの発言もテロップ付きで流れる始末。N○Kは一体いつから民放のバラエティ番組みたくテロップを流すようになったんだ?
そんなわけで、しゅんすけのウレシ・ハズカシなテレビ出演は1分足らずで終了となったわけだけど、ここからが凄かった。いや、携帯電話にメールの嵐。
「おい、N○Kに出てたぞ!?」とか「何があったんですか?」とかメールが凄かった。返信を書いている間にも受信する状況はしゅんすけの携帯電話では初めてのことだったけど、これが名誉ある内容なら思いっきり肯定するものを上述のとおり微妙な思いがあったもんだから、「あぁ、アレはドッペルゲンガーです」などと微妙にお寒いギャグで返してた。
会社に行ってからも酷いもので、同僚たちから「観ましたよー」と言われるのは承知してたけど、まさか社内の自販機でジュースを買おうとして背後から「サイダーはダメよ、サイダーは」と言われると思ってなかったし、遠く九州の支店の方からも声をかけてもらったりした。さすがにドッペルゲンガーはないよなぁ・・・。
※せっかくなので、録画したDVDをYouTubeかなんかにアップしたかったんだけど、DVDの規格が違うそうでパソコンですら再生できないので、残念だけど断念。
| 日記 | 23:00 | comments(0) | -
ファン○イド7月号に・・・。
久々にツヤタで自転車雑誌なぞ見ていたら、佐渡ロングライドのレポートが掲載されていて、さきこや一緒に行った仲間の写真が掲載されていた。しゅんすけは併走していたにもかかわらず袖がちょろっと写っただけだった。そういや佐渡に先立つ東京センチュリーライドではさきこと二人並んで雑誌のカメラマンに撮影されたけど、これは未だ日の目を見ていないので恐らくもはやお蔵入りだろう。

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| 日記 | 00:22 | comments(0) | -
全国区メタボ。
会社で某N○Kの取材があり、しゅんすけがその矢面に立つことになった。どんな取材か聞いてなかったけど、なんせN○Kに出演するんだからスゴいことだと鼻息を荒くしていたら、メタボなサラリーマンが増えていて云々的な展開で、顔出しOKで撮影を了承しちゃったのが後の祭りで、撮影された内容のまま放送されると(N○Kのスタッフからは事前に「ヤラセじゃないんで」ってしつこいぐらいに念を押された)、しゅんすけは朝の某番組で全国的にメタボなサラリーマンであることが公表されるという計算である。
ま、どんな役にしろ(ヤラセじゃないけど)、しゅんすけがN○Kに出演するのは、小学生の頃に「みん○のうた」でN○Kホールに行ったきりである。せっかくなので録画しておこうっと。
| 日記 | 11:45 | comments(0) | -
会社サイクリング
しゅんすけの会社にはスポーツ的にハイスキルな社員がたくさんいて、高校時代に都内で10本の指に入るほどの俊足を記録した長距離走の社員とか東京マラソンをさきこをはるかに上回るタイムで走り抜けた社員とかいて、しゅんすけが自転車を始めた頃に彼らにしきりに働きかけていたおかげで、会社の自転車好きの仲間が集まってサイクリングに行くことになった。声をかけてみたら、上記の仲間をはじめ、会社の役員や取引先の社長まで集まってきて、最終的には8人のメンバーが集合したわけである。

それにしても梅雨の真っ只中、よく晴れたものである。
梅雨でなくてもイベントの日は雨が多いしゅんすけの雨男パワーを上回る晴れ男(女)がいたのだろう。
コースは都内某所から多摩川の支流・野川を遡って、調布・深大寺で名物の蕎麦を食べるというもの。しゅんすけは深大寺という場所も蕎麦の名所があるってことも知らなかったんだけど、ネットで見ると非常に情緒ある風情のようである。

10時に集合して総勢8人が意気揚々と出発したものの、300メートルも行かない間にメンバーの自転車のチェーンがぶっちーんと切れて、早々に自転車屋に駆け込んで直してもらったら、「こんな錆付いたチェーンをなんで放っておいたの?」と、自転車を屋外で雨ざらしで放置したことが原因だと自転車屋のオヤジに怒られる一幕もあったけど、木漏れ日のキレイな公園を駆け抜け、野川の川沿いを駆け抜け、とにかく非常に気持ち良かった。今回はメンバーに取引先の社長の息子(小5)がいて、自転車をがしがしこぐようなことはできなくて、だいたい時速15キロ程度で走ることになったんだけど、それはそれで楽しかった。
美味しい蕎麦を食べて、多摩川の河川敷を走ったんだけど、さすが梅雨の合間の晴れの日だけあって、多摩川河川敷のサイクリングロードには自転車が大量に行き来していた。
いや、狛江市とか世田谷区とかこの辺の多摩川の風情ってとってもいいわ〜、さすが高級住宅地だけあって、こういう河の風情は自ずとお金持ちが集まるものなんだね。

走行距離としては30キロ程度だったけど、なかなかトリップした旅で満足した。

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| 自転車日記 | 21:53 | comments(0) | -
さきこには内緒の休日の過ごし方。
さきこが朝からセミナーとか言って出かけていってしまった。
時間がポコっと空いたので、自転車に乗って桜木町を目指す。
自転車屋に行ってグッズを物色したりしたかったんだけど、それよりも思い立ってしまった。
「そうだ、映画を観に行こう」
・・・というわけで、久々の映画鑑賞である。お題は今何かと話題の某三○幸○脚本・監督の「ザ・マジッ○アワー」を観ることにした。実はさきこに内緒で映画を観に行くのは初めてであるが、そもそも彼女は邦画を観ないし、この映画に出演している某俳優が嫌いだし、ま、勝手に観ても怒らりゃしないか。

※・・・と言うわけで、映画レビューなので、観てない人は読まないように。

う〜ん、なんか一生懸命コメディを作りましたって感じのする作品である。笑って欲しくて、頑張って作ったという独特の臭いがするのだ。いや、そこまで肩にチカラ入れなくても、面白いから充分笑えるんだけどね。なんか周囲に持ち上げられてしまった作家が引くに引けなくて作ったというか。そういう印象すらもこの作家特有の演出なのかもしれないけどね。
「特定の誰かを呼んでこなくちゃいけない状況に陥った登場人物が困りに困ってヒネり出した答えが、売れない役者にその誰かを演じてもらうことだった」というのが基本的なプロットで、今回のお話しでは、街のギャング(あえてこう書くが日本のお話しなので要はヤ○ザのことである)にそのスジの業界でも謎と言われている殺し屋を連れてくるように言われた主人公が、会ったこともないその殺し屋に代えて売れない役者を映画の撮影だと偽って連れてくるという展開である。ギャングはこの役者を殺し屋だと思い、役者はギャングたちを映画撮影のスタッフかなんかだと勘違いする。双方の勘違いが奇妙に噛み合ったりしちゃうので、話しがコミカルに展開していく。
「あとは映画館でご覧あれ」ってことで、結果的にはしゅんすけもなかなか楽しませて貰ったんだけど、なんかこう斬新なストーリーを見せられている気が全くしなくて、なんかこうお約束的な笑いのツボが絶妙に散りばめられた中を展開しているだけのような気がして、ふと思い立ったのが、この作家が脚本の某フジ○レビが以前放送したドラマである。
このドラマでは、産廃処分場の建設に反対する村の住民が産廃業者を相手に訴訟をしようと東京まで弁護士を探しにいくんだけど、勝てる見込みが全くないために弁護士はみんな仕事を引き受けなくて、困った主人公が売れない役者に事情を話して弁護士のフリをさせるというもの(だったっけな)。・・・なんか似てないか?
マジッ○アワーの方はギャングも役者もどちらも騙されるまたは勘違いするって関係で、このドラマの方は弁護士のフリをする役者に村人が騙されるという関係で、この点が違うだけで上記に書いた「特定の誰かを呼んでこなくちゃいけない状況に陥った登場人物が困りに困ってヒネり出した答えが、役者にその誰かを演じてもらうことだった」ってのは同じ。しゅんすけが感じた「お約束的な臭い」は、個々のお笑いツボだけじゃなくて底流しているコンセプトにもあったんだな。そうだよなー、新しい!って感じ、新鮮!って感じ、まさにプロットにシズル感がなかったもんな。
そういう意味では、最近よくある「テレビ主導でガンガンにプロモーションしてバックアップするヒドい映画」のひとつなのであろう。けど、しゅんすけはこういうストーリーは好きである。それはちょっとだけ芝居をカジって、役者を立てる舞台裏の人々をちょっとだけ知っているからかもしれないけどね。ああいう雰囲気は好きなんだよね。
そう、たとえ似たようなプロットだったとしても、「騙す・騙される」の関係ってコメディの王道だし、「困り果てた末の決断」ほど滑稽なものはないわけで、そういう意味では面白いものをとにかく見せるというエンターテイメントの原則に忠実な作品ではあったわけだよね。細かい部分でヒネってあったり、他の映画のパロディだったり(なんせ舞台が日本の街・守加護ってんだから思い出さない映画がないわけない)して、映像としてはとても楽しめた。役者が生き生きと演じてる感じもいい。例えばしゅんすけは某金管バンドでコルネットを吹いているんだけど、演奏してるときに過剰に感情移入し過ぎちゃって、そのために演奏としてヘンテコになっちゃうことがあるんだけど、そういう演奏って音楽としては全然ダメなんだけど個人個人は生き生き演奏してるわけで、そういう熱みたいのは伝わるんだよね。今回の映画も役者が与えられた役を自分の思うがままに自由に伸び伸びと演じている感じがして、その熱が伝わってきて受けてとしてしゅんすけの気持ち的にはとても充実した。そして全体としてその過剰な演技が映画に独特のヘンテコさを出していて、それも味になっていた。
結論的にはいろいろあるけど、この映画は好きである。
そもそもしゅんすけはこの作家を非常に好きで、いい映画、いいドラマをこれからも作っていってもらいたいけど、変なトコで迎合して欲しくないな。産業としてのエンターテイメントではなかなか難しいんだけどね。

| 映画鑑賞文 | 01:33 | comments(0) | -
スバラしき哉、週末。
来週は自転車のイベントがあって、と言っても多摩川の河川敷を走ったり、湘南の海沿いを走ったりする単なるツーリング的イベントで、しかもなぜここで「多摩川」とか「湘南」とかトリップした例えが出るかと言うと、つまり実はまだコースが決まっていないわけで、要するにそれは何か公式な、というかパブリックなイベントではなくて、しゅんすけが企画しているイベントなわけなのである。であれば、そんなのは「イベント」ではなくて、単に自分で自転車に乗って好きなトコに行く、いつもの週末と変わらないと思う向きもあるかもだけど、ここでどうしてもしゅんすけの肩にチカラが入ってしまうのは、いろいろとワケがあるのである。そのワケは来週のイベント後にお話しすることにして、とにかく来週のイベント成功のために、今から肩にチカラを入れてふーふー言ってるわけである。ちなみに、雨が降ったら中止である。この時期は雨が降らないこと自体大いに期待できないのだけど、しゅんすけの肩にどれだけチカラが入っていても、もう雨中サイクリングは御免である。
さて、そういう事情(?)があるので、こてつ号にはぜひ頑張ってもらいたいものであるが、それとはほとんど関係ないことだが、メガネを新調した。
もう1年くらいメガネを変えていなかったので、気分を変えてみようと思った。来週の自転車イベントには特に何の影響もないけど、新しいメガネで走る世界はきっといつもより気持ちいいに違いない。何度も言うが雨が降ったら中止である。
さて、そんな事情(?)は全然関係なく、以前から見たかった映画「フラ・ガール」を観た。ここのところ、テレビが先導してプロモーションする映画ほど面白いものはなくて、宣伝が質素な方が名画の場合が多く、それは「お金かけて宣伝しなくてもいい映画には客が入る」っていう、経済学のほとんど基本原理なわけであるが、この映画も「○○ガール」または「○○ボーイ」の流れでできた軽い映画かと思ってみたら意外に面白かった。面白いとは言われていたけど、ホントに面白くてびっくりした。ま、もともと主演の蒼○優は好きな女優さんではあるんだけどね。それは以前このブログに貼り付けた映像にも出演してくれていて・・・ってしゅんすけのブログを検索してみたら、見事にリンク先が消えていた、残念。なので、某動画サイトのアドレスを貼っておく。

ホント、こういうネットのネタっていつ消えるか分からないところが刹那的というか諸行無常というかただ春の夜の夢の如しである。
さて、そんな事情(?)には1ミリも脈絡しないのだが、某吹奏楽団の演奏会に行ってきた。いい演奏だった。終演後は時間の都合もあり、あまり長居できなかったのだが、なかなか楽しめた。
梅雨の合間の晴天である。今週は平日に雨が降り、休日は土日ともに晴れた。毎週がこういう週末ならいいのにと思いながら、セミが鳴き始める一歩前の日差しを受けてこてつ号は海へ向かって走ったのだった。
夏至まであと2週間である。
・・・とここまで書いて、今週末が異常に充実していたのを感じるのだが、実は金曜から土曜にかけてXデーだったのである。深夜まで作業して明けて帰ってきたとは思えない充実振り。まさに「楽しまなくて何が週末か」と言った気合とともに過ぎた時間であった。我ながらナイスな週末であった。
| 日記 | 00:29 | comments(0) | -
新宿旅情。
昨日は画材がどうしても気になって、絵なぞを描くまさにクライマックスとも言える着色の工程を前に画材の殿堂・世界堂を覗くべく新宿に行ったんだけど、今日は出社前に京急青物横丁駅近くの某総合電機メーカーで、ある機器のデモンストレーションを受けるため、久々に京急に乗ってその通勤ラッシュを体験した。こうして会社帰りや出社前にどこかに立ち寄ったりしていつもとは違う通勤を味わえるのはなかなか楽しいわけである。
それで今日は不動産に関する仕事でまた新宿に来ることになったんだけど、仕事が終わればそのまま退社できることになっていたので、時間を削って昨日新宿に来たしゅんすけとしては非常なロスを感じるわけである。

まだ明るいうちに新宿に来ると、都庁の西側は普通の住宅地であることが意外に感じられる。なんせ副都心とさえ言われる新宿だから、基本的に新宿界隈は生活臭のしないビジネスの世界と思ってたけど、普通にスーパーマーケットとか八百屋とかあるんだね。(新宿とか東京とかに過剰な都会的イメージを持つ傾向があるんだよね)
地下鉄・西新宿で下車して、改札前の地図で行き先を確認する。会社を飛び出す前にgoogleマップを印刷してきたので、突き合わせればどこの出口から地上に出て、どっちへ向かえばいいか分かるものなんだけど、しゅんすけが持ってきた地図と改札前の地図が全然一致しない。南北(上下)が逆になってるのかと思って地図を逆さにしたりいろいろ試したけど、全然分からなかった。ついに地図すらも読めなくなってしまったかと思った瞬間、互いの地図に決定的な違いを発見してしまった。手元の地図には「西新宿」と書いてあるのに、目の前の地図には「西新宿五丁目」とある・・・なんだそれ?

以前、横浜市営地下鉄では「新横浜」と「新横浜北」が分かりにくくて、「新横浜北」改め「北新横浜」にした経緯があるけど、これに通じるものがあるね。手帳の路線図を見てみたら、新宿と名の付く駅は新宿を始め、南新宿、東新宿、西部新宿、新宿西口、西新宿、西新宿五丁目、新宿三丁目、新宿御苑前と9つある。新宿に土地勘のない人はこれは迷うわ。
(浦和にも東浦和とかいろいろあるそうだけど、ホント紛らわしい)
昨日は新宿三丁目の駅を発見したことで、東京の地下鉄路線図を意外にも把握している自分に驚き嬉しかったけど、今日は新宿と名の付く駅で混乱してやっぱり路線図を把握してなかったことに新たな驚きを覚える宵なのであった。

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※路地の間から都会の象徴・都庁が見える。
| 日記 | 19:37 | comments(0) | -
夢想の地平面
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