2008.10.31 Friday
朝の風景。
しゅんすけは毎朝桜木町発の京浜東北線始発電車に乗って会社へ向かうのだけど、上りホームにはサラリーマンが多いのに対して、下りホームには学生が多い。
電車を待っていると、向こうのホームに学生が電車を待って佇んでいるのが見えて、それは毎朝の何気ない光景で特に何も気にならなかったんだけど、今日はそのホームに佇むブレザー姿のひとりの女子高生が妙に気になった。
紺色のブレザーに少し短めのスカート、ローファーを履いて、髪を後ろで束ねて一人で電車を待って立っていた。他の学生と違うところは、少々大きめのリュックサックを背負ってるトコ。ま、イマドキな学生としてはよくある姿なんだけど、その姿が妙に気になった。女子高生がすっごく気になったなんて書くと、すっごく誤解を招きやすいんだけど、そういうんじゃなくて、朝日が差し込むプラットホームに佇む彼女はキラキラしてて、なんかカッコよく見えたのだ。彼女の背負う少し大きめのリュックサックが、まるでこれから冒険に出かけるかのように見えて、そういう意味では冒険には一見相応しくないブレザーにスカートという学生服姿が、最強に冒険に相応しい服装に見えてきた。まさに「未来」とか「可能性」とか、そういう意味での冒険に出かけるファッションとしてこれ以上相応しい服装はない。学校に行くというのはある意味冒険に行くということだよな。その日に何があるか分からないけど、そこで起こった何かはその後の人生にとって何らかの影響を与えるわけで、そういう意味では未来に対する宝物である。うん、学生ってなんかカッコいいな。この歳になって、否が応にも「ナニモノか」になってしまったしゅんすけから見れば、まだ「ナニモノでもない」彼らは最高にカッコいいと思えたのだ。
朝日を通して、束ねた髪がキラキラしていた。
学生を見て、その可能性が眩しく見えるなんて、しゅんすけも歳をとったものだ。
でも、なんか朝から元気の出る光景を見たなーと思ったのだった。
電車を待っていると、向こうのホームに学生が電車を待って佇んでいるのが見えて、それは毎朝の何気ない光景で特に何も気にならなかったんだけど、今日はそのホームに佇むブレザー姿のひとりの女子高生が妙に気になった。
紺色のブレザーに少し短めのスカート、ローファーを履いて、髪を後ろで束ねて一人で電車を待って立っていた。他の学生と違うところは、少々大きめのリュックサックを背負ってるトコ。ま、イマドキな学生としてはよくある姿なんだけど、その姿が妙に気になった。女子高生がすっごく気になったなんて書くと、すっごく誤解を招きやすいんだけど、そういうんじゃなくて、朝日が差し込むプラットホームに佇む彼女はキラキラしてて、なんかカッコよく見えたのだ。彼女の背負う少し大きめのリュックサックが、まるでこれから冒険に出かけるかのように見えて、そういう意味では冒険には一見相応しくないブレザーにスカートという学生服姿が、最強に冒険に相応しい服装に見えてきた。まさに「未来」とか「可能性」とか、そういう意味での冒険に出かけるファッションとしてこれ以上相応しい服装はない。学校に行くというのはある意味冒険に行くということだよな。その日に何があるか分からないけど、そこで起こった何かはその後の人生にとって何らかの影響を与えるわけで、そういう意味では未来に対する宝物である。うん、学生ってなんかカッコいいな。この歳になって、否が応にも「ナニモノか」になってしまったしゅんすけから見れば、まだ「ナニモノでもない」彼らは最高にカッコいいと思えたのだ。
朝日を通して、束ねた髪がキラキラしていた。
学生を見て、その可能性が眩しく見えるなんて、しゅんすけも歳をとったものだ。
でも、なんか朝から元気の出る光景を見たなーと思ったのだった。