いや、疲れたわ。この3連休はホント密度の濃い凝縮した連休であった。
会社の仕事の方はまあ何とかやるべきことはやったという感じで終了し、問題は今日のダブルX、さきこの東京マラソンとしゅんすけの演奏会本番であった。
朝は4時半に起床である。
まずさきこをクルマで東京へ送る。東京はいくつかの道路で交通規制がかかっていたので、いろいろ調べた結果、霞ヶ関ICから四ツ谷方面は規制の対象外だとのことなので、結果的には会社の近くにクルマを駐めて(このことにより、この3連休はすべて会社の近くに来たことになる・・・はぁ・・・)、電車で新宿へ向かった。
早起きしたおかげで少し早めに会場に着いて準備する・・・っても、さきこが持参した荷物を一時預かり所に依頼するだけなんだけど、セキュリティのためにランナーと応援は早々に分離されてしまい、やむなくさきこと別れた後、スタートを待ってる間がかなり長かった。
スタート時刻が近づいてくると頭上のヘリコプターは滞空し続けるようになり、そして9時10分、大きな号砲が鳴り響いて東京マラソンが始まったのである。
物凄い人の数であった。27万人の応募から選ばれた3万人、スゴい人の数である。この大会もゼッケン番号に記されたアルファベット順に並んでスタートしているので、さきこが着そうなタイミングは多少目処が付いていた。そして、スタートから20分くらいしただろうか、さきこが現われた。
さきこはしゅんすけとハイタッチをして「行ってきます!」と元気よく走っていった。
こうして、さきこの東京マラソンがついに始まったのである。果たして4時間以内にゴールすることは可能なのだろうか。
・・・と思いを馳せる間もなく、しゅんすけはチャンネルを切り替え、自分の演奏会に向けて行動を開始した。まず新宿駅まで走り、JRに乗って市ヶ谷方面へ。車窓からランナーが見える時があったり、市ヶ谷の駅から橋を渡ったトコロでもランナーが走るのが見えたりした。でも、時間がない。後ろ髪引かれる思いで、電車を乗り継ぎ、駐車場に着いた。
クルマに飛び乗ってスタート、エンジン全開、一路横浜の演奏会会場へ!
皇居の西側を通ったけど、そのちょうど反対側がレースの最中だけあって、道路はがらがらだった。基本的に道路は空いていた。
首都高を爆走。この分だとしゅんすけの所属している団体のリハーサルには間に合う感じである。早く行くには湾岸線を通った方が良くて、そのように進路をとったんだけど、この日は風が強くてね。レインボーブリッジやベイブリッジでは風に煽られてハンドルを取られることがしばしばあって肝を冷やした。橋から見える海は完全に時化ていて、白波が立っていた。そりゃハンドルも取られるわ。
何とか演奏会の会場に到着、あとはタイムスケジュールの通りに展開するだけ。リハーサルして、昼食食べて、少し練習して、そして本番である。
しゅんすけの演奏が×××だったこととかいろいろあるけど、まずは演奏を精一杯やり切った。演奏会が終了した。
そして楽屋に戻り初めて携帯電話にさきこからメールがあることに気づいた。
さきこは無事フィニッシュしたそうだ。
タイムはネットタイムで3時間59分。ぎりぎりサブフォー達成となった。
すぐに電話をかけてさきこの声を聞いた。元気そうだった。走り切った満足感が滲んでいた。さきこの東京マラソンがこれで終わったわけである。
同時にしゅんすけの演奏会も終了。金曜日から続いていたトリプルXデーはとりあえずツツガなく終了したわけである。
そして今は家である。
とりあえずさきこには「お疲れ様」を言いたい。
ついでに疲労によって睡魔を無視できなくなってきたしゅんすけにも、お疲れ様、である。
なお、さきこの東京マラソン顛末は別途ページを作成するつもりである。
※スタート直前のさきこ。
※スタート直後のランナーたち。スゴい人の数。