「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
2009年回顧録
今年もいろいろあった1年だったが、12月ももうすぐ暮れようという中、恒例の回顧録である。

■大きなデキゴト。
今年最も大きなデキゴトといえば、もはや異論の余地なくしゅんすけのフルマラソン完走以外にないだろう。年初からオボロげに形作られてきた「フルマラソン完走への思い」は、春先の雑誌取材で明確に方向付けられ、週2回の練習や夏の箱根合宿、40キロ走を経て、11月に結実した。42.195キロの完走。1度も歩かずに走り通した42.195キロは、しゅんすけに物凄い自信を与えてくれた。マラソンを走り終えて記念に撮った写真は、しゅんすけの携帯電話の待受画面になっていて、携帯電話をパカッと開ける度にあの怒涛の感動が一瞬だけ蘇えるのである。
42.195キロを走ったからと言って何が変わるのかとかどういう意味があるのかとかいろいろ難癖つけて逃げてきたけど、その先に見えたもの、掴んだものはとても大事なものであった。
他に大きなデキゴトがあったかというと、実はさほど大きなコトは起こっていないように思っている。あまりにもフルマラソン完走というインパクトが大きくて、他のことが霞んじゃったんだと思う。仕事でもプライベートでも趣味のことでも、それなりに大きなことはあったハズなのにね。あぁそうそう、テレビ買い換えたわ。大画面テレビ。・・・う〜ん、そんなトコロだろうか。

■ランニング
前述のとおり、大きなデキゴトがランニングのことなので、この項は書くことがないかというと、全然そんなことはない。・・・と言うより、フルマラソン完走に向けた取り組みのひとつひとつがそれぞれ大きなインパクトを持っていて特筆すべきデキゴトになっている。
そのひとつが、箱根での合宿である。
しゅんすけのランニング仲間たちが、夏の箱根でランニング練習をしようと集まった。この合宿では1日目に箱根湯本から芦ノ湖へ至る箱根駅伝5区・6区の山上り往復、2日目に芦ノ湖の周回を企画していて、2日目はあいにくの天気のため、周回には至らず、それでも湖尻から箱根町までの10キロ強を走破することができた。それよりも1日目の箱根路ランニングの方が数倍キツくて、さすが天下の険、しゅんすけのようなメタボ・ランナーには非常に非情なコースだった。いやもう死ぬかと思ったね。でも国道1号線をひたすら上り続け、国道1号線の最高地点を超え、眼下に芦ノ湖が見えてきた時には得も言われぬ感動が押し寄せてきたのを鮮明に覚えている。クルマでも何度も行っている箱根芦ノ湖だけど、自分の足で上り切って見下ろすのはまた違った思いなのである。
フルマラソン完走に向けた取り組みとしては、何度かチャレンジした長距離練習がある。自宅から鎌倉・由比ガ浜までの往復32キロ走、鎌倉から湘南大橋を往復する40キロ走は、まだハーフマラソンしか出たことのないしゅんすけにとっては大変な自信に繋がった練習である。特に40キロ走では、「あとちょっとでフルマラソン完走」というレベルに到達した自分に感動した。体型はほとんど変わってないけど、走力が確実に向上していることがとても嬉しかった。これらの長距離練習では、さきこが必ず併走してくれて、いろいろとアドバイスをしてくれた。さきこにとっては、しゅんすけのようなぽてぽてペースは練習にならないかもしれないけど、一緒に走ってくれる安心感はかなり大きかった。大感謝である。40キロ走では、ランニング仲間のまゆみさんやまりこさんが同行してくれて、ウレシハズカシ女性に囲まれての練習になった。こういう場合、傍目からは「ランニングを始めたばかりの女性に指導する男性先輩の図」のように映るかもしれないけど、実態はウルトラランナーの女性たちに30キロ走るのが精一杯なメタボオヤジが引っ張られるというものなんだけどね。
ちなみに、しゅんすけがフルマラソンに出場するということで、前述のとおり某ランニング雑誌に掲載された。結果的には誌面に大写しになったしゅんすけの姿と身長、体重を始めとして体脂肪率や身体年齢までもが実名とともに曝け出されることとなり、個人情報ダダ漏れ状態のしゅんすけに対し、ニワカに同情の声が上がったが、皆一様に目が笑ってた。楽しんでたねアレは。
昨今のランニングブームのために、イベントの出場申し込みが早々に締め切られることが多くなった。去年まで出場していたイベントが、申し込み受付を開始した途端に申し込みが殺到して、あっという間に出場枠が埋まっちゃったりした。だから今年はそれほど多くのランニングイベントに出場していない。いくつか参加した中で、来年に向けてぜひ記憶に留めておきたいのが、三浦マラソンである。この日は3月にしては異常に寒く小雨舞う日で、走り出したもののこの寒さと雨と過酷なコースに苦しめられ、なんとかフィニッシュまで辿り着いた時には、既にフィニッシュゲートは撤去されていて、つまりタイムアウトに終わったのである。そういう意味では、しゅんすけは三浦マラソンを完走していないわけで、来年に向けて絶対完走を果たしたいと思っている。しゅんすけの彷徨える魂は、まだ三浦マラソンを走り続けているのだ。
そしてもうひとつ来年に向けた思いというと、東京マラソンである。今年こそ当選すると確信に近い妄信のもと、2月に開催される大会への参加を一切見送って、送られてきた抽選結果は、見事にハズレ。去年さきこが走った青梅マラソンとか結構興味あったのに時既に締め切り後で、今回は東京マラソンの沿道ボランティアという形で東京マラソンに関わろうと思っている。来年こそは是非当選して、日本一素晴らしい大会を駆け抜けたいと思っている。
ちなみに、来年は春先にフルマラソンに出場する予定である。秋のフルマラソン完走後、その余韻に浸るばかりで一向に練習しないしゅんすけは果たして再び完走することができるだろうか・・・。

■サイクリング
ランニングと並び立つものとしてサイクリングのことも書かねばなるまい。今年の初めに企画され、5月に実施されたしまなみ海道サイクリングは、しゅんすけが今まで行ってきたどのサイクリングコースよりも素晴らしいコースだった。詳細は別に書いてあるけど、このサイクリングでは、いろんな点でチャレンジで、参加者11人分の自転車11台を新幹線に乗せることはできるかとか、不案内なコースを1日で80キロも走破し、その翌日に同じ道を80キロ走って来られるかとか、その上で所定の時刻に尾道から電車に乗り、福山から新幹線に乗れるかとか、いろんな不安がある中、結果的にはとてもうまく行って、とても楽しいサイクリングになった。春の瀬戸内海は美しい景色もそうだけど、レモンなどの柑橘系果物が一斉に花を咲かせる季節で、物凄くいい香りの中サイクリングできたことが強く記憶に残った。また行きたいと思う。その際には何台の自転車を新幹線に載せることになるだろうか。
そして、しまなみ海道を共にしたメンバーが、しまなみ海道サイクリングの再来を期して企画したのが、大島サイクリングである。
船で島に行き自転車で周回するというのは、去年の佐渡ロングライドのようでわくわくしたのだけど、これが行ってみると非常にキツい坂の連続で、サイクリングというよりもトレーニングに近いものだった。ほんの数キロのヒルクライムだったけど、しゅんすけを始め、しまなみ海道の再来を期待していた参加者は目の前に伸びるまっすぐな坂道を前に、ただ笑うのみだった。それでも仲間とサイクリングするのは楽しいもので、ここはホントに東京都かと思うほどの雄大な景色の中を自転車で走ることができた。これも機会があったらまた行きたいと思う。
さて楽しいサイクリングだけではなく、自分に挑戦するサイクリングもある。某自転車雑誌にあった「俺的チャレンジ」略して「俺チャレ」と称して、しゅんすけは今年大きな挑戦をした。自宅から沼津へのサイクリングである。走行距離は120キロ。後半にはランニング合宿でも経験した天下の険、箱根路がある。134号線をひた走り、小田原から箱根へ至り、箱根峠から三島を越えて沼津へ至る道。これはフルマラソンを走るしゅんすけが自信をつけるための挑戦だった。いや、これはキツかったね。特に箱根の山は、小田原でちゃんと休憩をとったにもかかわらず、酷い疲労に見舞われた。芦ノ湖が見えてきた時には、下り坂を滑走しながら思わず歓声をあげたもんな。
そして箱根峠の超絶ダウンヒル。箱根の山を越えて見る富士山の雄大さ。そして沼津で食べた寿司の筆舌に尽くしがたい美味さ。これは自分にとってはとてもいい経験だった。以前単身赴任していた沼津、遠くはないけど決して近くはない沼津へ、自分の足で到達した自信は大きく残っている。そしていつかチャレンジするさらに大きな挑戦への第一歩なのである。
そう、しゅんすけにはいつか挑戦したい大きな目標がある。
そのために来年は、ツールドちばに出場したいと考えている。400キロ弱の道のりを3日間かけて走破するイベント。しゅんすけにとって、ほとんど不可能に近い挑戦だけど、来年はそのための練習として自宅・沼津”往復”サイクリングに挑戦したりして、脚力を鍛えたいと考えている。
その目標は壮大すぎて、今のしゅんすけには無理すぎて、とてもここには書けないけど、いつか遠いフィニッシュを目指してサドルにまたがり、地面を蹴る日が来ると期待している。

■本のこと
従来からずっとインドア派を自認してきたしゅんすけだけど、今年はほとんど本を読まなかった。一時某北方兼三氏の水滸伝を読んだりしたけど、挫折。数学の本なぞ読んだりしたけど、まだ読破に至っていない。これはかなり由々しき事態である。本を読まないからインプットがされず、しゅんすけの知見は一向に向上していない。こういう怠惰が一番ダメである。
こういう時はとにかく読みやすい本から読み始めるものである。何かを得ようという気概はなくして楽しんで読むに限る。来年はそういう年になりそうである。

■絵なぞのこと
以前購入したライトテーブル、いわゆるトレス台が故障するという未曾有の大惨事を経て、一時は寝ても覚めてもトレス台どうしようと思い悩む日々もあったけど、最近は少し復活し、とりあえず絵なぞを描く環境を維持している。これがいつまた故障の憂き目に遭うか分からないけど、願わくば物凄くよく描けそうな時に故障しないでもらいたいものである。
絶対に壊れないモノはこの世に存在しないけど、壊れても再生、復活可能なモノはあるわけで、そういう点では部品の交換が一切できない現行のトレス台は今後壊れるのみの存在である。交換可能な蛍光灯を内臓した小箱を自作してトレス台にするのが一番いいんだけど、そういう技術がないばかりに悩ましい日々は続くのである。

■音楽のこと
音楽というか楽団のことでは今年は相当悩ましい年になった。去年より団の運営について役者不足的重責を引き受けちゃったわけだけど、ただでさえしゅんすけには荷の重い役職だったにもかかわらず、演奏会2ヶ月を前にして演奏面での重要ポストの方が諸般の事情により退団を余儀なくされ、そのアシストの役割を担っていたしゅんすけが自動的(?)にこの重要ポストに就くことになってしまい、つまり運営面、演奏面で重責を担うことになってしまったわけである。まるでローマ共和制が徐々に帝政に移行していくかのようで、カエサルでもアントニウスでもない一般人なしゅんすけには精神的にキッツい週末だった。
演奏会の方は付け焼き刃としてはまあまあだったけど、演奏を録音したCDを聴きながら高速道路を走っているとしゅんすけの音色のあまりの××さに、思わず時速100キロのまま中央分離帯に向けてハンドルを切りたい衝動に駆られたね。いつも思うけど、しゅんすけの耳が悪いのか、技術が悪いからなのか、録音が悪いのか、そもそもそういうものなのか知らないけど、録音されたしゅんすけの音はそれはもう酷いものである。演奏会のステージで一気に盛り上がったしゅんすけのモチベーションは、この録音CDを聴くことで一気に低下して演奏会前よりもズズーンと低くなってしまうのである。
今回も非常に酷い音色に、このまま楽器を辞めることも辞さないほどの自己嫌悪に見舞われた。
さて、しゅんすけの重責も今年限りなわけで、来年は少々小休止。一旦音符の世界から身を引いて、落ち着こうかと思っている・・・んだけど、こういう時に限って、次の演奏会で演奏される楽曲はしゅんすけの琴線をビビビーンと弾くものだったりするんだよな。・・・わざとか。
特にしゅんすけが金管バンドを始めた頃に演奏した某楽曲は、音楽に対して一度精算をしようとしているしゅんすけには名残惜しさを増幅させ、演奏してて思わず涙腺が緩んじゃうほどだった。演奏しながらウルウルくるなんて、しゅんすけも歳をとったものである。
※来年はちゃんとウクレレが弾けるようになりたいものである。

■来年に向けて
2010年である。時の過ぎゆくのは早いもので、2000年紀は早くも10年目に突入である。
そんな来年はどうしようかな。
仕事は相変わらずストレスフルな環境で、さらにストレスが増大するのか、緩和される方向に働くのかはまったく分からないけど、ココロ穏やかに過ごしたいものである。
ランニングの方は、4月にフルマラソンにエントリー済みである。当面はこれに向けた取り組みをしていかないとね。また11月には今年同様湘南国際マラソンに再出場して、今年叶わなかった4時間台での完走を目標にしたい。だから来年も箱根合宿や40キロ走は続けたいと思う。
もし日程的、金銭的に許されるのであれば、もう一度ホノルルに行って走ってみたい。ランナーであれば一度は走りたいと思うホノルルマラソンに参加してみたいなー・・・ってか、他にもやりたいことが多いんだけどね。
そのやりたいことのひとつが、自転車である。
前述のとおり、自転車における大いなる野望を達成するために、3日間100キロ強を走るツールドちばに出場したい。
また今年ホントはやりたかったけど、やむを得ず断念したこととして、富士登山がある。一度ファイナルを迎えた富士登山だけど、フルマラソンを走り切り、タバコを辞めた今、果たして富士山の山登りにどういう感想を持つのか興味があるところである。
山登りといえば、一度きりで終わっているアルプス登山も検討したい。遙かなる白馬岳の山頂・・・ってか、アルプス登山はおカネがかかるんだよね。金銭的事情はいつもしゅんすけを苦しめるのである。
しかし、できる範囲のことを精一杯やる。
毎年何かしらの記述があった読書とか絵なぞがほとんどなくてランニングと自転車が大半を占めるようになってしまった状況を来年も続けていいのだろうかと思いつつ、2009年が暮れていくのである。
| 日記 | 15:20 | comments(0) | -
今年もあとわずか。
ブログをいっぱい書くと言っておきながら、全然書けていない。今年の年末は少々忙しい感じである。
昨日からしゅんすけの会社の年末年始休暇が始まったんだけど、しゅんすけは会社でちょろっと作業立ち会いなぞがあって、通常どおり9時に出勤。午前中で終わる作業かと思ったら15時くらいまでかかりそうだというので、近くの本屋で本を買ってコーヒー飲んでたり、年末恒例の回顧録を書いていたりしたんだけど、この日は結局16時過ぎに作業が終わり、あぁこうして大事な一日が暮れていくんだなーと思いつつ、ラジオから流れる天気予報を聞くと翌日以降は天気が崩れ始めるとかいうので、「走るなら今日しかない!」と思い立ち、帰宅後暗くなった地元を軽くランニングした。
このランニングは今年最後のランニングになるわけで、少々早めのペースで走りつつも、このランニングコースはしゅんすけがフルマラソンを完走するための練習として非常にお世話になったコースでもあるので、走りながら何となく感謝の気持ちが湧いてきた。こうして走ってて楽しいと思えるのは今年もっとも大きな収穫のひとつだね。
来年は既に4月にフルマラソンのエントリーを済ませているから、残り4ヶ月弱の中でまた身体作りをしていにゃイカンわけである。
それにしても最近ランニングをサボってたために、軽く流したにもかかわらず、翌日に筋肉痛になった。10キロ弱をちょっと早めに走ったくらいで筋肉痛とはしゅんすけの体力も衰えたものである。
そして、この筋肉痛の中、家の大掃除もそこそこに向かったのは、しゅんすけの自宅のある山の向こう側、ランニング仲間の自宅で恒例の餅つき大会があり、去年同様自転車に乗って行ってきた。ランニング仲間とは実質的にはこの日が今年再度の集まりになるわけで、来年に向けた話しとか楽しくお話しして帰ってきた。
終始屋外にいたためか、さきこが帰宅後に体調不良を訴えた。正月に風邪をひくのが一番もったいないことだと思うにつけ、この日はおとなしく早めに就寝するのだった。

さて、明日が最終日である・・・あ、もう時刻が変わってるので今日か。いや早いものだ。今年は特に早くに年が暮れていく気がするよな。大掃除もそこそこのままでストップしてるし、ブログは書けていないし、絵なぞも描けてないし、自転車で今年最後の夕陽を見ようとか絶対無理っぽいし(そういや去年の年末は箱根のヒルクライムだったな)、これを全部終わらせようとすると、あと数日は年末が続いて欲しいと思う宵なのだった。
| 日記 | 02:01 | comments(0) | -
新品家電のある風景
今日は会社の年末最終日である。
長い1年の勤務を経て、今日ついに年末最終日を迎えることができたわけで、いやそりゃちょっと大げさだけどね、来るべき長期連休に思いを馳せると「とりあえず今日を乗り切れば休み」と感慨深いものがある・・・などと言いつつ、明日の午前中はちょろっと工事立会いがあって出社なんだけどね。
それにしても、今月のブログのエントリー数は極端に少ない。別に決めているわけじゃないけど、毎月のエントリー数はだいたい12本くらいになるようにしていて、時には13本とか11本とかあるにしても、月の後半は何とか12本になるように駆け込みエントリーをしたりしているわけである。しかし、今月については、残り4日という状況においてもまだ6本しか書けておらず、今書いているこの記事をアップしてもあと5本を書かにゃイカンわけで、そろそろちょっと焦ったりしている。恒例の「今年の回顧録」は今年も書く予定なので実質的には4本であり、つまりほとんど毎日エントリーすればとりあえずノルマ達成ということになる。だから今日から年末にかけては怒涛のブログ・エントリーの嵐となる予定であり、定期的に読んでくださってる方は、その辺を考慮してくれるといいなと思うわけである。

さて、今年の一番大きな買い物と言えば、液晶テレビである。
テレビから煙が出るという前世紀的コント的事態を経て、すったもんだの末購入した液晶テレビ。それまでの21型テレビから大きくジャンプアップの47インチを誇る大画面。人物のアップが映った日にゃ、まさに巨人が窓を覗き込んでいるかのような錯覚にすら襲われる大画面に、いちいち感動している日々であるのだけど、この年の瀬に来て、昨日は新たな家電を購入した。
掃除機である。

現在しゅんすけの家で使用している掃除機は、いわゆるサイクロン式掃除機というヤツで、話題の某外国製掃除機ダ○ソンに似た構造により、吸い込んだゴミが掃除機本体内のカップに集められるというものである。この掃除機はかなり前にしゅんすけが沼津生活を始めるのを機に、従前機器を沼津用に供したために購入したものであり(たしか洗濯機もそうだった)、そう思うと4、5年は使っている機械であるのだけど、実はこのサイクロン式とかいうシステムは、購入早々にして「コイツ使えねー」の烙印が押されてしまったものでもあるのだ。いや、ホント、コイツ使えねーって感じなのだ。
その理由の大半は、吸引したゴミの捨て方によるところが大きい。
掃除機の吸引によってゴミが集められたカップは、底がパカッと開くようになっていて、ゴミ箱の上でパカッとするとゴミが落ちるようになってる構造なんだけど、これがそうならないのである。細かいゴミは静電気のためにカップの内側に貼り付いちゃって、まったく重力の影響を受けない。また吸気とゴミを分離すると言っても、どういう構造でどのくらいの能力があるか知らないけど、ともかく分離するにも限界があるみたいで、フィルターにホコリがびっちり貼り付いちゃう。これってそもそもダ○ソンのようなナントカテクノロジーでゴミと吸気を遠心分離するわけじゃなくて、単純にフィルターでコシ取っているだけかもしれないね。
そんなわけだから、この掃除機で掃除した後は、機械本体から取り外したカップをビニール袋の中で開け、舞い上がるゴミが外に出ないように注意しながらカップ内部に貼り付いたホコリをそぎ落とし、カップ内のフィルターを外してフィルターに貼り付いたホコリをそぎ落として、フィルターをそのまま流し台に持っていって水洗いすることになるのだ。これですべてが終わるわけではなく、先ほどビニール袋の中で開けたカップの外側には、ビニール袋内で舞い上がったホコリが静電気で貼り付いてしまうわけで、これを掃除機に戻した後、その掃除機でカップの掃除をするのである。これはつまり部屋のホコリを吸い込んだカップを開けることで舞い上がったホコリをさらに掃除機で吸い込むという落語のオチかって感じのホコリの循環連鎖、まさにホコリ・スパイラル的アホな状態になるわけである。そんなしゅんすけが、ほとんど壊れていないにもかかわらず、しゅんすけが「この掃除機を使うのは今年の大掃除まで!」と宣言し、新しい掃除機の購入を断行するのは、至極もっともなことなのである。

そんなわけで、今回購入することになった掃除機は、原点回帰ということで紙パック式の掃除機にすることにした。紙パック式は、サイクロン式に比べて、紙パックを購入し続けなければならないという決定的な弱点があったり、また吸引した汚れた空気がろ過されにくいとか紙パックが一杯になると吸引力が低下するとかいろいろ言われているけど、今までのサイクロン式の面倒臭さに比べれば格段に良いわけで、それにもかかわらずサイクロン式が売れている理由は、ホントしゅんすけにはナゾである。もしかしたら、実がしゅんすけの使い方がマニュアルを大きく逸脱しているのかもと思うほどである。

さて、これで来年からは新しい気持ちで新しい掃除機でスタートを切ることができるわけである。うん、これは気持ちいい。

掃除機を購入して帰宅すると時刻は既に20時過ぎ。
今年の大掃除はほぼ終了しているとは言え、明日から休みに入ったら少し掃除をしないといけないかな。
その時には今までのサイクロン式掃除機で苦しめられた分を晴らすかのように吸って吸って吸いまくってやると思うのである。
| 日記 | 21:33 | comments(0) | -
スバラシキ飛行機ヤロウたち。
しゅんすけが飛行機に興味を持つようになったのは割と最近のことである。以前参加していた吹奏楽団の女性団員の旦那さんが某航空会社のコーパイ(副操縦士)で、その辺の話しに花が咲いた関係で、ご自宅にお邪魔させていただき、その時にかなり濃厚にいろいろお話しを聞かせていただいてから、羽田とか成田とかで旅客機を飛ばす仕事に大きな興味を抱いたのである。
これほど巨大な乗り物がたくさんの人の協力で空を飛ぶということに純粋に大きな興味を抱いた。単に飛行機そのものにも興味があったし、これを動かす多くの人の連携プレイにも興味があった。彼らの思いはただ安全に快適に飛行機を飛ばすことであり、その一点において一糸乱れぬ連携が取れることに驚きと興味を持った。
そんなしゅんすけが、参加している楽団の関係で、羽田空港の搭乗ロビーで演奏をする機会を得た日にゃ、興味の大波がどれほどの勢いで押し寄せてきたか想像に難くないけど、ちっちっち、その想像すら凌駕するほどの狂おしいほどの興味をポーカーフェイスで隠していたのである。

楽団にこの航空会社の社員の方がいて、この日開催されたクリスマスにちなんだ社員手作りのイベントにしゅんすけの参加する楽団が呼ばれたというわけなんだけど、参加に際して改めて興味深く思ったことが2つある。
ひとつは社員のモチベーションの高さである。社内には飛行機の操縦士の方もいれば、キャビンアテンダントの方、荷物の運搬を担当する方、機内食を運んだりする方、飛行機を誘導する方(マーシャラーという)、飛行機を整備する方など、もっと多くの係の方がいるわけだけど、社内の廊下ですれ違った時にどんな方でも挨拶がキチンとできていた。これって社内に変な上下意識みたいのがないことの現われだと思う。それぞれの係が他の係の方を尊重している証拠だし、加えて自身が自分の仕事に誇りを持っている証拠だと思った。「オレがいなけりゃ飛行機は飛ばない」という自負と責任感が互いの尊重に繋がって、会社の雰囲気を作っているように思った。これって結構難しいことなんだよね。しゅんすけの会社でも一番エバってるのはおカネを稼いでくる営業職だったりするわけで。
加えて言うと、しゅんすけたちのような完全部外者が、社用セキュリティカードを首から提げているとは言え、不審な目を向けずに挨拶してくれることに驚いた。懐が深いってことだろうか。こういう社風だから、某テレビ局がドラマ撮影のために社内に入り込むことにも寛容だったのかとも思う。
ふたつ目は建物の構造である。
この航空会社の建物に入った時にまず思ったのが、「壁が白いこと」と「廊下に不自然なクランク(踊り場みたいなエリア)が多いこと」。巨大な建物なのにもかかわらず、中に案内表示とかがほとんどなく、どっちに向かえばいいのか全く分からない。これは部外者のしゅんすけだけじゃなく、この航空会社の社員である楽団の団員の方もそうで、「○○会議室はどっちですか?」と通りがかりの社員に聞いていた。この方はかなりベテランの方である。社員ですら分かりにくい建物の構造、これは故意にそうしているということがすぐに分かった。完全にテロ対策である。壁が白いとどこに向かっているのか分からなくなる。また廊下の不自然なクランクにしても、想像するにテロに占拠された施設を奪還する際に身を隠したりする場所を提供するのだろう。テロに占拠されるなんて、しゅんすけの生活では現実味ゼロの事態だけど、そういうことが想定される現場もあるんだなーと非常に興味深かった。ちなみに、クランクの多さの点については聞けなかったけど、先の社員で楽団員である方によると壁が白い点についてはテロ対策であると教えていただいた。
加えて言えば、廊下の天井に不自然なほど多くの点検口があった。点検口なんて数メートルにひとつ程度で充分かと思うけど、ほとんど1メートル以内に1個あるくらいであった。これもテロ対策の一環かもしれないね。

演奏が終わり、今日のこのイベントに参加した人と一緒に飲む機会があった。
一緒に演奏に参加した人の中には、現役コーパイな若い男性がいたり、実際にマーシャラーをやってる小柄な女性がいたり、荷物を積み込む係の男性がいたりして、興味の大波が収まらないしゅんすけはほとんど掴んで離さない感じでいろいろお話しを聞かせていただいた。いやースッゲー楽しかった。楽しさの余り、かなり酔っぱらった状態になり、これ以上しつこくすると「ただの酔っぱらい」以外何者でもない状態になってしまうのでほどほどにした。今日は演奏がどうかと言うよりも、この航空会社の方とのお話しが非常に有意義であった。こういう繋がりは絶対なくしたくないと思うんだけど、さていつまたお話しができるものか。

さて、演奏の方はというと、しゅんすけは今回はコルネットパートの中でも低音パートを担当していて、それはそれまでメロディやソロを担当していたしゅんすけにはイササカ以上に欲求不満なパートであった。メロディを吹きたくて、吹きた過ぎて、団の代表挨拶でしゅんすけがお客様の前で話しをしている中で、ちょろっと一人吹きを披露してしまった。しゅんすけの背中の方で団員の方々が「あーあ、やっちゃった・・・」的な顔をしていたけど、好奇心の大波に非常な充実感を感じていたしゅんすけだったから、イキオイに任せてやっちゃってみました、なのだった。
この日は恒例の打ち上げには参加せずに早々に帰宅したのだけど、内容の濃ゆい一日に非常な満足で胸一杯にして、ホント「お腹一杯〜」な宵なのであった。

| 日記 | 23:46 | comments(0) | -
あの余韻。
あの日の感動から2ヶ月近くが経とうとしている。今年最大のイベントとして文句なしナンバーワンにランクされること、フルマラソンの完走である。
あの日以降は急に寒くなってきたこともあって、以前ほど走り込みをしてない。自転車にさえ乗っていないという体たらくだが、しゅんすけのココロに確かな自信を残してくれたフルマラソン完走の余韻は未だ響き続けている。
そんな中、某ランニング雑誌が発売された。思えばこの雑誌で記者をしている女性の紹介でしゅんすけはフルマラソンに本気で取り組まにゃならんことになってしまったのだけど、春に一度インタビューを受けた以降は雑誌側の都合もあってか、まったく音沙汰がなくて、なんか肩すかしを食らった感じであった。そんな記者の方とイベント当日に会場で久々に再会し、写真なぞ撮っていただいたことで、ちょっとの期待を胸に本屋で雑誌をめくるのを楽しみにしていたんだけど、果たしてしゅんすけの写真は割と大きめに掲載されていた。しかもフルネーム(本名)とともに。・・・うん、こうして商業誌に自分の写真が載ったりするのは嫌いじゃないけど、フルネームにしなくても・・・と思いつつ、そういえば春に掲載された時にゃ、しゅんすけの本名はもとより、身長、体重、体脂肪率、身体年齢に至るまでありとあらゆるセンシティブ情報が掲載される憂き目に遭ったことを思えば、この程度の個人情報なぞホホエマしいものである。
これに懲りず、また掲載されるよう頑張るゾっと。

| 走り始めた「約束」へ | 23:50 | comments(0) | -
都庁、再び。
先週末は東京マラソンでボランティアを対象にした説明会で、しゅんすけは初めて東京都庁舎に足を踏み込んだ。なーんか壮大なムダを具現化したような、ホントにこんな建物が必要だったのかと思うような建物だった。広大な吹き抜けを見るに、夏場や冬場にこれを冷やしたり暖めたりするおカネは莫大なんだろうなと思ったわけである。
さて、そんなしゅんすけは今日もなぜか新宿の街を都庁目指して歩いていた。今度は会社の用事である。25階もの高さまでエレベータで上ると、そのエレベータホールの窓には晴れ渡った広大な景色が広がっていた。新宿公園を眼下に見下ろし、西新宿から府中方面に向かう視線は、その先に奥多摩の山々を従え、その先の富士山を越えて空に抜けていた。
・・・いや、これ、なんちゅう景色なのか。
これを都庁の人は毎日見ているのだろうか。これだけの高さで、これだけの視界があれば、夕焼けの壮大さ、時折見える虹の美しさ、物凄い勢いで成長する積乱雲、そして雷など、絶対飽きないだろうな。うん、しゅんすけなら絶対に飽きない自信がある・・・ってか、あんまり窓ばかり見ていて絶対に仕事にならないという自信もある。いやそりゃダメだけど、とにかくこういう景色を独り占めできていることが、壮大なムダを具現化して得られたものかと思うと、都庁職員が激しくニクいのであった。



※ちなみに、この日のこの時刻に見ていた富士山で、元F1ドライバーの片山右京氏が、富士山登山にチャレンジするも遭難してしまうという事故が起こっていたのを後で知った。右京氏自身は助かったそうだけど、同行していた方は絶望的な状況のようである。右京氏とは2年前の佐渡島のサイクルイベントで一緒に写真を撮ったことがある。ちょっと気になっている。
| 日記 | 00:12 | comments(0) | -
痛勤ロード。
しゅんすけは朝通勤する際に、最初に乗る地下鉄の改札口で必ず確認するものがある。
横浜周辺の在来線の運行状況を知らせる黒板である。通常は何も記載のないただの黒板なんだけど、どこかで電車遅延などが発生すると、「○○線、人身事故によりダイヤ乱れ」などと記載されるのである。これはその日のしゅんすけの通勤を快適にも不快にもする情報なので、見逃せない情報である。占いカウントダウンを見逃しても、この黒板情報は見逃さない。もし何かの事情によりJR線が軒並み全滅したとしたら、この段階で乗るべき地下鉄は上り電車ではなく下り電車になり、上大岡から京急で東京を目指すことになるからである。

しばらく黒板には何も書かれない日が続いていたんだけど、今日はついにその黒板に運行状況が書かれることとなった。
「東海道線と京浜東北線が人身事故で運転見合わせ」
1件の人身事故で2つの路線に影響が出る理屈が謎だけど、JRではよくあることである。ともかくしゅんすけは地下鉄の改札口で判断を迫られることになったのである。
通常では桜木町で始発電車に乗ることができるから、多少のダイヤの乱れであれば、多少遅れてもいいから始発に乗っていきたいと思っている。しかし復旧の見込みも立たないような大事故だったりするとホントに会社に行けなくなってしまう。今秋初め頃の台風のように、会社に到着するのが昼過ぎだなんてことになっちゃうのだ。しゅんすけのように通勤ルートが複数あるような人が、電車事故で昼過ぎ出勤なんて、社会人としての姿勢を問われちゃうので、座って行きたいけど遅れずに行きたいというジレンマを迫られるわけで、それが地下鉄の改札口に掲げられた黒板を前にしたしゅんすけの内面で繰り広げられることなのである。しかも今日は絶対に遅刻できない用事があったから、リスキーな選択はできなかった・・・とは言え、実際の運行状況がどんなだか分からないのに判断はできないわけで、とりあえず上り電車に乗り桜木町に向かうことにした。
桜木町に向かう間も携帯電話でネット上の某大型掲示板の交通情報板を見て、同じように通勤途上にいる人たちの状況報告に目を通す。それによるとどうも電車自体は動いているようなので、もしかしたら始発電車で座っていけるかもしれない。
JR桜木町のホームには、始発電車を待つ人が並んでいて、しゅんすけも一時そちらに並んだんだけど、ホーム上の電光掲示板には現在時刻よりも前の電車の発車時刻が表示されていて、つまりダイヤが遅れて既に発車してるハズの始発電車さえまだ到着していないということだった。そうであれば、ここで待っていてもしょうがないので、やむを得ず始発電車を諦めて大船発の満員電車の方に乗ることにした。
乗ってから思ったけど、この判断はどうだったんだろう。京急で行けば良かったかな、あのまま桜木町で始発を待てば良かったかななどと悶々しながら車窓の風景を見つつ、超満員電車に詰め込まれて、右から押されたり左から押されたりしてその度に足で踏ん張ったりしてまさに「痛勤」といった久し振りな状況。あのまま始発電車を待っていたらどうだったろう・・・と思いつつ、この状態で約1時間、立ちっぱなしでやっと下車駅に着いた。足が痛かった。

さて、ここまで延々と書いてきたしゅんすけの今日の「痛勤」風景だけど、本題は会社に到着した後に始まるのである。実はこの日しゅんすけの会社でとある関係でVTR撮影があって、しゅんすけが担当として立ち会うことになっていたのである。
業務用のカメラやマイクや照明を携えた撮影隊が会社にわらわらとやってきて準備を始めると、しゅんすけは性懲りもなくわくわく感を禁じ得なかった。以前にも某N○Kが撮影に来るというので、上司からしゅんすけに出演の打診があり、しゅんすけも「え?テレビに出られるんすか?やります!」と内容も聞かずに二つ返事、果たして「メタボに悩むサラリーマン」として顔にモザイクがかかるわけでも声を変えられることもないしゅんすけの無修正映像が、当時のしゅんすけの腹囲数値と共に日本全国に放送され、友人たちから「今テレビ出てた?」とか「腹周り××センチもあったんだね(笑)」などのメールがしゅんすけに殺到したという悪夢的事件が記憶に新しいが、それでも目の前で三脚が立てられその上にカメラが設置され、照明に強烈な灯りが灯り、音声スタッフがヘッドホンをかけるのをわくわくせずに見ていることはできなかった。
このわくわく感は、「しゅんすけもアワヨクバ画面に登場したい!」という下心に他ならないのだが、この頃にはそれよりも切実な問題がしゅんすけを徐々に苛んでいた。
朝から一度も席に座っていないのだ。
朝の猛烈ラッシュに続き、出社後のわくわく撮影立ち会いとなり、いつもなら朝は自席でメールチェックしてるところなのに、今日に限ってはずっと立ち回るハメになってしまっている。
いや、ホントずっと立ち続けているのは大変なことだわ。とてもフルマラソンを走り切った者とは思えないけど、立ちっぱなしってのはやはり疲れるものなのである。

撮影が終わったのは当初の予定よりもかなり遅れた陽の傾き始めた頃。
その間何度か座る機会を得たものの、足腰がちょっと疲弊した感じである。
しかもオソロシイことに、この撮影の間、しゅんすけは一度もカメラに写っていないのである。社員インタビューもやったし、職場風景を撮影したりしたし、カメラは余すところなくしゅんすけの会社をそのレンズに捉えていたけど、しゅんすけは立ち会いという立場上、いつもカメラの後ろに立っていたため、一度もそのレンズの前に姿を表すことはなかったのである。あぁっウカつ!

こうして撮影が終わり自席に戻ると、パソコンにはたくさんのメールが来ていて、そりゃそうだ、今日はずっと席にいなかったからなと思うにつけ、これでやっとしゅんすけの「痛勤」が終わったことを知ったのであった。

| 日記 | 00:41 | comments(0) | -
都庁舎にて。
しゅんすけは来年2月に開催される東京マラソンの抽選に外れ、出場することができない。今回で4回目となる東京マラソンのうち、前回と今回の2回、申し込んだけどハズれ続けている。世の中には4回申し込んでその全てがハズれって人もいるので、2回程度ハズれたくらいなのはどうということではないみたいだ。
しかし今年フルマラソンを走り切った者としては、ぜひ東京マラソンに何らかの関わりを持ちたいと思っていて、さきこの勧めで大会をサポートするボランティアに応募した。

今日はその事前説明会ということで、新宿の都庁まで行ってきた。う〜ん、都庁舎に入るのは初めてだわ。
しゅんすけとさきこが当日にどこのエリアでどんな作業をするのかはまだ分からないんだけど、ボランティアした人には東京マラソンのスタッフジャンパーが貰えるそうで、しゅんすけはこれがかなり楽しみである。こういうスタッフしか持ってないってグッズはなんかココロ躍るものがあるね。スタッフジャンパーはワンサイズしか用意がないというので、説明会を終えて帰る前にちょっと試着させてもらった。スタッフには数種類の色のジャンパーがその役割別に割り当てられるそうで、水色は給水とか給食用のスタッフ、オレンジ色は給水所でのスポーツドリンクを配布する人用、黄色は一般スタッフ(交通整理とかね)、その他赤(メディカル関係)、グレー(主催者など)があるそうな。
試着とは言え、こういうのに袖を通してみると何かやる気が出てくるなあ。

| 走り始めた「約束」へ | 23:18 | comments(0) | -
夢見るサイクラー。
幕張メッセで開催された自転車の展示会サイクルモードに行ってきた。しゅんすけ自身かなり楽しみにしていて、会社を半休したほど。そんな自覚はあるものの深層心理ではもっともっと楽しみにしていたようで、開催日の前々日にサイクルモードに行く夢を見ちゃった。どんだけ楽しみにしてんだ。
しかしこの日は雨。しかも冷たい雨がしとしと降り、非常に寒い。薄暗い雲の下、会社を出て東京駅から鈍行の京葉線に揺られ、かなり時間をかけて海浜幕張に到着した頃は、凍えるほどの寒さだった。会場は屋内なので多少寒さは和らぐかな。
昨今の自転車ブームからなのか去年までの会場とは異なる別の会場で、たくさんの自転車メーカーや代理店が自転車を展示したり、自転車にまつわる商売を紹介していたりしていた。一般の参加者はいろんなブランドの自転車に試乗するのが目的で、しゅんすけも2台ほど試乗させてもらった。いや100万円超の自転車はさすがに乗り心地が違うね。
さて、この日のしゅんすけのお目当ては、ツールド・フランスを収録したダイジェストDVDの購入で、今年のツールド・フランスは見所満載な内容だから、ここでさくっと購入して早速観てみたいと思っていた。しかしどうやら今年版の発売は12月18日だそうで、1週間ほど先なんだそうで、結局目的を果たすことができなかった。う〜ん、残念だった。
しばらくするとホントに寒さが厳しくなってきたので、今回はこれで終了することにした。
会場で一緒になった自転車仲間と幕張の駅前で食事したりして談笑して、23時過ぎに電車に乗った。なんか久し振りに終電に乗ったな。
※ちなみに冒頭の夢はなかなか面白かったので、記憶のあるうちに書いておく。
ついに待ちに待ったサイクルモードが開催され、しゅんすけは当初の予定どおり、会社を半休して会場に向かう。会場には自転車グッズの即売会なんかもあって、陳列された商品を見て楽しんだりし、その後自転車の試乗をするため長蛇の列に並ぶ。その時しゅんすけの携帯電話が鳴り、出てみるとランニング仲間のおじさんで、「しゅんさん、今どこにいるの?」って聞くので、「横浜会場で試乗のために並んでます」って言うと、「しゅんさん、サイクルモードに横浜会場なんかないよ」と言われ、ハッとして見回すと、そこは薄寂れた遊園地で、長蛇の列だったのは遊園地なんかにある「変わり種自転車」の乗り場で、変わり種自転車って例えばすっごく小さい自転車とか乗せた足を開いたり閉じたりしてゆっくり進む自転車とかロードバイクとはかけ離れた乗り物で、しゅんすけは会社を半休して、こんなトコロで何やってんだーってトコロで目が覚めた。変な夢だなーと思い、起きるなりさきこに詳細を報告しちゃったよ。ちなみにこの夢で登場するランニング仲間のおじさんは、自転車仲間でもあるんだけど、その中で唯一ロードバイクを持っていない人で、この日にぜひいろんな自転車に乗ってもらいたいなーと思ってたんだけど、なぜか風邪をこじらせてこの日は欠席となった。まさかしゅんすけの夢のせいじゃないよな。

| 自転車日記 | 15:59 | comments(0) | -
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