「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
禁煙大陸。
いよいよ明日から神奈川県の公共施設で完全禁煙になる。
しゅんすけは禁煙生活が3年目を迎え、もはや喫煙者になることはないと思うので、この条例には大賛成である。タバコの害悪については多少認識はしているけど、それはさておき、何が嫌ってその臭いが嫌である。タバコを吸っていた頃はまったく気にならなかったけど、タバコの臭いはホントに酷い。半径10メートル以内で喫煙している人がいたら分かってしまうほどである。電車で隣に座る人がタバコを吸うかどうかも分かってしまう。タバコを吸っていた昔は、たかが臭いにそんなに神経質になることないのになーと思ったものだけど、吸わない側になってみるとこれがホントに気になってしょうがない。
臭いについて加えると、パイプタバコを吸っていた経験や葉巻も嗜んだ経験で言うと、タバコは元来それほど臭わないものである。それどころか、その香りを楽しむものと言ってもいいくらいいい香りがするものである。しゅんすけが好んでいたパイプタバコの匂いを嗅ぐと、タバコとは思えないいい匂いに、思わず喫煙の誘惑に抗えないほどである。そう考えると、流通している紙巻タバコってなんかおかしいよね。酷い臭いなのに吸ってる本人は恍惚としてるなんて、劣悪な麻薬にどっぷりハマっちゃってる感さえする。
そんな中全国に先駆けた画期的なこの条例が施行され、どのように変わっていくのか。当初はレストランなどの公共施設に限られるようで、また零細の店舗など対応し切れない場合にも配慮しているようだけど、全国で初のこの試みがこの後どうなるのか興味深く見守りたいと思うのである。
| 日記 | 23:58 | comments(0) | -
携帯i歌
一時期かなり高かったしゅんすけのiPhone熱。とにかく右を向いても左を向いてもiPhone、パソコン雑誌には何週間に一度iPhone特集が組まれ、某大学では今年の新入生全員にiPhoneを配るというまさにiPhone至上主義。しゅんすけのようにau端末を使っている人にはまさに羨望の的なのである。特にauはしゅんすけが携帯電話を持ち始めた極初期から使っているキャリアで思い入れがあってなかなか変えられないでいるのをいいことに、魅力的な機種をほとんど出さない。ナンバーポータビリティが解禁になった当初は、飛ぶ鳥を落とす勢いで加入者を増やしていたというのに、その勢いもどこへやらで鳴かず飛ばずな状況である。「いつかいい機種が出るんだろう」とか「大きくジャンプするためにはまず屈まないと」とかポジティブに考えていたんだけど、iPhoneが世の中を席巻し、通勤電車で前の座席に座っている人が半分くらいiPhoneを手にしていたという衝撃の光景を目撃したことも手伝って、しゅんすけのiPhone欲しい熱は日増しに大きくなっていったわけなのだ。しゅんすけも大きな画面で指先でちょいちょいやりたい!
でもね、流行りに乗じてiPhoneを持ったからと言って、何が良くなるわけでもない。いろんなアプリがあるそうだけど、真にしゅんすけに役立ちそうなものはなさそうだし、あるいはほんのちょっと便利になるくらいだろうし、大量の音楽データを持ち歩くっても、そもそもしゅんすけの家のパソコンはiPodをはじめ、どうもアップル製品と相性が良くないようで、接続するとぷつっと落ちてしまうこともしばしばなのである。そんな環境下だから無理してiPhoneを手に入れても、充分生かせない恐れが大きいわけで、一時は物欲に任せて家電量販店で購入してしまう一歩手前まで行ったけど、結局思いとどまったわけである。
これでこのままiPhone熱が下がるかと思ったけど、それでもしゅんすけのココロの中ではiPhoneへの情熱がくすぶっていて、なんだか悶々とした毎日だったのである。
そして今年の2月頃、そんなしゅんすけの思いをついにauが叶えてくれる朗報が入った。それまで頑なに参入を拒んできたスマートホンをついに販売するということで、しかもそのOSにはグーグル製のアンドロイドを使うんだとかなんとかで、ついにiPhoneのアップルとアンドロイドのグーグルの対決構造が日本の携帯電話マーケットでも始まるのだ・・・ってか、しゅんすけもキャリアを変えずに、iPhoneのような機械を持てることになりそうだとちょっと嬉しかった。
そして今日、その続報が入った。auが6月頃に発売するという新端末は・・・。

・・・いや、もうほとんどパソコンじゃないか。いわゆるネットブックという極小パソコンのよう。いやもうそれだったらしゅんすけは既に持っているわけで、そういうのが欲しいんじゃないんだよね。そもそもそんな形状で電話できるのかいな。完全に音声通信を見限ったデータ通信用端末な感じである。曰く「ネットブックとスマートホンの中間的存在」って、そんな中途半端なモノははじめから欲しくないわ。そんな言葉を聞くと、もしかしたら、auってもしかしたら、イケてない端末ばかりなのはどうしてなのかと思っていたけど、まさかとは思ってたけど、市場のニーズを読み間違ってるなんてゆめゆめないことだと思ってたけど、・・・もしかしたら本当に市場のニーズが分かっていないのかもしれない。
ここ数日間、しゅんすけの思いはauが発表するという新端末への期待で満たされていたんだけど、今日の発表でまさに膝かっくんというか、ハラホレヒレハレ的な宵なのであった。

| 日記 | 23:59 | comments(0) | -
絵なぞ描きスペースのコダワリ。
さきこの体調がよろしくないので、今週末は花見をしないで家の中にいた。自分の部屋で普段あまり使わないエアコンを使って、ぽかぽか暖まっていたら、意外にも右脳も暖まってきて徐々に回転を始めたので、ちょっと絵なぞを描いてみることにした。結局夜中までかかって下書きを仕上げて時間切れで寝たんだけど、翌日続きを描こうと思ったら元来デタラメなデッサンがさらに変になっていたので、最初から描き直し、このまま着色に進んだらここでも失敗してさらに描き直しして結局3枚目でやっと完成までこぎ着けた。ま、ここまで描ければとりあえず脳内麻薬は陶酔レベルまで分泌されて、その甘露に酔い痴れることができるのだった。
さて、描いた絵なぞをホームページにアップした後になって、ふと部屋の片付けを始めたんだけど、そう言えばこの部屋の、しゅんすけの作業環境の絵なぞを描いたことはなかったな。このスペースをしゅんすけが気に入っているわけでも、ココロ落ち着くわけでもないんだけど、現状の作業環境を描いてまとめておくのはいいかなと思って描き始めた。
それが下の絵なんだけどついでにいろいろなコダワリを書き記しておく。

まず中央に描かれた、これはチェアのつもりである。いきなりだけど、このチェアこそがこの作業環境の中で唯一最大の自慢である。他に自慢できるものは何一つないと言ってもいい。かのアーロンチェアである。もう10年くらい使っているけど、変わらず快適な環境を提供してくれる。1○万円もする品物だけどあるルートで新品を○万円で購入したのは、このブログでも何度か書いていることである。このチェアとセットで購入したのがデスクである。これと言った特徴はないけど、一般のデスクよりも若干広めのデスクではある。特徴的なのが、このデスクに取り付けられたライトである。長いアームの先にライトが付いていて、照らしたい場所に自在に動かせることができるので気に入っている。しかもこのライトを固定するためにデスク奥にそのためだけの台を設置しているので、自在度は非常に高いのだ。・・・っても絵なぞ描く際にはほとんどライトは定位置なんだけどね。デスクにはさらにいろいろなものを載せるための台が載っている。先のライトを固定するための台でもあるし、絵の具関係を収納する引き出し付きのシェルフ、通販で購入した少し高めの台にはラジカセが載っている。しゅんすけが絵なぞを描く際には音楽は必須である。しかもパソコンにも繋がっているので、パソコンからの音もここから出る。これもそろそろ10年選手な機器じゃなかろうか。デスク上は基本的に雑然としたカオス状態で、とても見せられたものではない。デスクの左横には画材を載せる台を置いているんだけど、これも現在絶賛カオス状態でその存在意義がほとんど生きていない。出窓部分にはCDや画材をはじめとして、チンクェチェントの模型が数種、機動○士ガ○ダムにちなんだプラモデルやらが数個、三葉虫の化石(本物)が2個、中学生の頃に付き合ってた女の子にプレゼントされた時計、招き猫、伊勢大神宮に行った際に購入したアリガタいお札が雑然と置かれている。また最近全然使っていないオイルヒーターやその他書籍が(某作家の言い回しを借りれば)猥褻非猥褻の隔てなく雑然と置かれている。頭上にはエアコンがあるんだけど、2年くらい前の夏、このヒーター内でガサガサという音がして、しゅんすけがこの世でもっとも忌み嫌う昆虫が棲息しているかもしれず、かと言って放置しておくといつ飛び出してくるか分からないし、ましてや増殖されたら堪らないので、ある日強力殺虫剤を噴霧したことがある。それからきゃつがどうなったかは知る由もない。パソコンはこの絵なぞ作業環境の真後ろにある。チェアは先ほどのアーロンチェアを共用している。ざっとこんな感じだろうか。こういう絵なぞを描いてみたかったんだけど、如何せん、線のみの絵なので知らない人には相当分かりづらいだろうな。こういうのをちゃんとしたパースで、モノクロでもトーンなぞ貼ったりして描けたらいいな。

| 日記 | 21:42 | comments(0) | -
栄枯盛衰の理をあらわす。
シベリアにある洞窟で今まで発見されてなかった未知の人種の化石が発掘されたそうな。4万年前頃の化石だそうで、そのDNA検査の結果、互いの共通の祖先から約100万年前に分岐して独自に進化した現生人類とは異なるまったく未知の人種だということが分かったそうな。現生人類に繋がる系統ではその後ネアンデルタール人が分岐しておよそ2万年前に絶滅しているから、今回発見された新種の人類が生活していた約4万年前には、彼らの他に現生人類に繋がるホモ・サピエンスやネアンデルタール人も生活していたことになる。また他のニュースではこれと同時期にインドネシアに身長1メートル程度の小型の人類がいたことを示す化石も発見されているから、4万年前当時は種として多様な人類が存在していたことになる。
問題は、彼らはその後どうなったか、である。
一般的には絶滅したということになってるけど、果たしてどうなのだろうか。種の多様性を拡大することが進化論の本質だとすると、4万年前のように多様化していた人類がなぜその後ホモ・サピエンスだけを残して絶滅してしまったのか。分類学上のヒト科ヒト属にいるのはヒト種、つまりホモ・サピエンス=現生人類だけである。進化の本質と逆行するこの現象はどうして起こったのだろうか。
しゅんすけが以前読んだ小説「ネアンデルタール」はかなり独特なSFチックな脚色でネアンデルタール人を描いていて、この本で語られるネアンデルタール人絶滅の秘密は「ホモ・サピエンスによるネアンデルタール人の駆逐」であった。ネアンデルタール人はホモ・サピエンスに滅ぼされたというわけである。これはSFのお話しではあるけど、ホントにそうなのかもしれない。あるいは複数の人類はもしかしたら互いに交雑可能だったかもしれない。ならば絶滅の原因は「駆逐」ではなく「同化」または「吸収」かもしれない。ホモ・サピエンスを除く彼らが独自で持つ何らかの特質に起因するウイルス性の強毒感染症が原因で絶滅したのかもしれない。
まさに絶滅の物語は諸説紛々なのである。だからこそいろんな想像ができて楽しいんだけど、ただ彼らが全て絶滅してしまったのに現生人類だけが生き残ったという結果だけみると、先のSFネアンデルタールのようなあまり好ましからざる原因があるような気がしてならない。

絶滅の原因が諸説紛々という点では、これに先だってニュースになった恐竜の絶滅を巡る論争に関するニュースを思い出す。
学会で検討を重ねた結果、恐竜はほぼ間違いなく、巨大隕石の衝突による環境変化によって絶滅したということに決定されたんだそうな。その隕石とは6500万年前に今のメキシコ辺りに衝突した直径15キロという巨大なもの。広島型原爆の10億倍ものエネルギーが地震や津波や熱線となって恐竜に襲いかかり多くの恐竜を死に至らしめ、また立ち上った厚い雲が地球全土を覆い太陽光の届かない極端な寒冷化をもたらせ、これにより巨大恐竜は完全に絶滅してしまったというシナリオである。
恐竜の絶滅を巡る論争は結構長くて、しゅんすけが小学生の頃に読んだ恐竜の本には、隕石衝突説以外にも多くの説が同程度の可能性をもって語られていた。一説には太陽活動のゆっくりとした変化が地球環境にゆっくりと変化をもたらせたとか、広範囲で地殻変動や噴火が起こって環境が劇的に変化したとか、強毒な感染症が蔓延したとか、果ては宇宙人が「収穫に来た」などなど。どれもそれぞれ魅力的な説で、読んでいるだけで楽しかったのを覚えている。そしてこれがおよそ30年の時を経て、一定の決着を見たわけである。そう思うと何か感慨深いものがあるな。

さてこれを思う時、先ほどの人類の絶滅を巡る論争も同じ道を辿りそうな気がするのだ。諸説紛々だった人類絶滅のシナリオはそれなりに信頼し得る証拠を伴って一定の決着を見る時が来るかもしれないなーと思う。果たしてどんな説が有力になっていくのか、考えるだけで楽しい。そして願わくば、現生人類が他の種を駆逐したというような不名誉な説でないといいなーと思うのである。
| 最近のニュースから | 00:33 | comments(0) | -
春色サイクリング。
この日はよくぞ晴れてくれた。週末は記録的な強風に見舞われて各所で強風による被害も出ていたというのに、この日はほとんど無風状態で気持ちいい青空が広がっていた。サクラが開花する直前、春の匂いを満喫する三浦半島サイクリングである。今回は13人もの参加者があって、これが一列に自転車を連ねて走るというのはなかなか壮観であった。
コースは起伏に富んだ三浦海岸から城ヶ島を経由して葉山、逗子に至る道で、50キロそこそこの距離だったけど、途中の城ヶ島で食べたマグロ丼やイチゴ大福や濃厚ミルクソフトクリームなど、ちょっとしたグルメツアーの様相であった。
しゅんすけが楽しみにするイベントはコトゴトく天候が荒れるという哀しいジンクスを見事にはね除け、非常に満足であった。
実は前々日のトレイルランが原因で体調を悪くしていたんだけど、さきこが気を遣ってくれたおかげで症状が緩和してサイクリングを楽しめた。これには大大感謝である。
次にイベントは5月の琵琶湖サイクリングである。この日も晴れてくれたらいいんだけどな〜。

 
| 自転車日記 | 22:49 | comments(0) | -
なんてこった連休。
今日はこれほど晴れているというのに、実は外出もせずに家にいる。
昨日のランニングで頑張り過ぎちゃって筋肉痛をはじめとする身体の所々に支障が出てしまって、いろんな意味で不調になってしまったのである。イカン、明日は待ちに待ったサイクリングだというのに。あと12時間以内にこの体調を快復させないと、明日の楽しみは水泡に帰すハメになってしまう。
せっかくサクラもチロチロ咲き始めた春分の日だというのに。
| 日記 | 23:39 | comments(0) | -
フルマラソンに向けて。
4月の中旬に出場するフルマラソンがあって、これがついに1ヶ月を切ってしまった。人生2回目のフルマラソンというわけだけど、さてその準備となると、まったくもって不安を拭いきれない状況である。前回11月に出場したフルマラソンには、その準備として箱根路走破を含め30キロ走を3回くらいやったし、40キロ走だってやった。フルマラソンにかける期待と不安からそれなりに準備をしてきたんだけど、今回は残り1ヶ月を切るにもかかわらず、平日もほとんど走れていない。身体がホントに40キロもの距離に堪えてくれるのか、今さらながら非常に不安である。
そんなわけで3連休の初日は、30キロを走ってみることにした。4月に同じく大きな挑戦を控えつつもほとんど練習していないというまりこさんを誘って3人でランニングしてきた。まりこさんの挑戦とは去年途中棄権して涙を飲んだチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンの100キロのことで、先日宮古島で念願の100キロを達成したまりこさんは、現段階で富士五湖のウルトラ意外にももうひとつ100キロウルトラマラソンにエントリーしているという、ウルトラランナーである。

今回のコースは、自宅から鎌倉に向かい、折り返してくるといういつものコースを想定していて、往路はそれなりにいい感じのペースで刻んでいくことができたから、しゅんすけの身体はまずは30キロまでは大丈夫だと思ったんだけど、途中でさきこが「港南台に抜けるトレイルランをしよう」と提案し、もともとトレイルランニングに興味があったしゅんすけはつい同意してしまったのが原因で、この後怒濤の地獄ランニングを強いられることになるのである。

しゅんすけの自宅近くまで帰ってきた頃には、すでに身体はボロボロになり、身体各所に筋肉痛を発していた。実際に山道を走った距離はほんの数キロ程度だったけど、しゅんすけには20キロ以上の身体的負荷がかかったかのようである。それにしてもこの地獄道をほいほいと走っていってしまうさきことまりこさんはスゴい・・・ってか、これに全くついていけないしゅんすけが不甲斐なさ過ぎる。最近やっとランナー然としてきたというのに、この体たらくは非常にショックである。しかも今回のコース(北鎌倉から港南台をつなぐ山道)はトレイルランニングとしては距離的にも難易度的にも初級クラスである。世の中にはもっと長距離でもっと過酷な道をすいすい走り抜ける猛者がいるのだ。というか、しゅんすけのランニング仲間というごく近しい中にもそういう人はごろごろいることを考えると、まさに自信喪失である。
しかしトレイルランニングはランニングのパフォーマンス向上には非常に有効だと思う。これに慣れるようなことになれば、通常のランニングはもっと楽に楽しくなるんだなーとも思う・・・けど、昨日はイササカ厳しい洗礼であった。

※鶴岡八幡宮の大銀杏は植え替えされていた。
  
※風鳴りのする山道をゆく。まさに「どどどぅどどぅど」な世界。その中を駆け抜ける女性二人。
| Be RUNNER! | 12:20 | comments(0) | -
お財布を大事にしない人はお金に大事にされない。
実はここ最近財布が紛失するというデキゴトが2回も続いている。
最初は今月初め、そうそう三浦マラソンの後である。気分のいいしゅんすけはひとりでカレーなぞ食べに出かけたんだけど、クルマで戻ってポケットを探ると財布がないのだ。
ざざざぁぁっと青ざめたね。いや、おカネは大して入ってなかったんだけど、免許とかカードとか入ってるわけだし。慌ててカレー屋に戻り、地面に這いつくばって探したんだけど発見できず、カレー屋にも聞いたけど落し物の届け出はなく、この辺で落としたんだとすればつまり心ない輩に持っていかれてしまった後ということであり、この世の世知辛さを強烈に痛感したのであった。その後自宅近くの駐車場に戻り、もしや駐車場に落ちてないかとクルマに乗ったままヘッドライトで照らして見てみるも、ライトに照らされ浮かびあがる物体の影はなく、つまりやはり無くなったということで、激烈なハーフマラソンを征して気分のいいしゅんすけは、いきなりドン底まで突き落とされたわけである。いやホント、ヘコんだわ。
そして翌朝、出勤前に一縷の望みをもってもう一度駐車場を見てみた。すると、しゅんすけのクルマと隣のクルマの間に朝露に濡れた財布がしれっと落ちていて、事無きを得、昨日ヘッドライトで照らした時にはなかったのになーと思いつつ、結局財布はクルマを降りた時に落ちたままになってたということである。前夜のドタバタはまさにアホの所業であり、ちゃんと探さないからこうなるのだと、喜ばしい反面朝っぱらからちょっとヘコんだのだった。
しゅんすけの財布は今年になってから新しいものに変えて、従来よりも少々大きくなった。デザインや機能的に非常に気に入っている。しかし従来よりも大きくなったことで、ポケットなどの収納性が少々悪くなったかもしれない。だからぽろっと転げ落ちることがあり、こういう紛失騒ぎが起こるのだと勝手に分析していた。
しかしニンゲンたるもの、こういうミスを繰り返さないことが進歩への近道である。ちゃんと財布があるかどうかを確認するという、ニンゲンとして当たり前のことができてなかったために、昨日のようにコンビニのレジでいざ会計をしようという段に財布がないことが判明するという醜態を演じるのである。いや焦ったよ、レジを打ち終わっておカネを支払う段になって、バッグに財布が入ってないんだから。
幸いそのコンビニには帰宅途中のさきこが偶然にも買い物をしていて、レジ前でおカネがないという状況はクリアできたんだけど、「持ってるハズの財布がないからおカネ貸して」と言うしゅんすけに、当然「なんで財布がないの?」ってことになり、いろいろあった挙句、冒頭の言葉がしゅんすけに投げかけられたというわけである。いや、至極ごもっともなことである。
ちなみに会社に電話して残業で残ってる人に確認してもらったら、しゅんすけのデスクの下にぽそっと落ちていたそうだ。はぁぁ・・・良かった・・・。
いや、それにしても今月は財布がないというスリリングな状況を2回も体験し、ただでさえ会社で脂汗や冷や汗など嫌な汗をべっとり背中にかいているというのに、仕事の後くらいはそんな汗などいらん、ランニングでもして爽快な汗をかきたいものだと思う宵なのだった。
※それにしても、今月初めの財布紛失騒ぎ、ヘッドライトで照らした駐車場になぜ財布がなかったのか。当時のことをこうして思い出してみるに、やはり謎である。もしかしたら誰かに拾われていて、その後戻されたのかもしれないな。それはつまり、財布の中身があまりにも寂しい状況だったから故の同情だったりして・・・って、それはそれでなんかヘコむな。
| 日記 | 15:32 | comments(0) | -
春っ到来っ!
昨日の土曜日にこの春何番目かの強風が吹いたけど、最近はすっかり春らしくなってきた。これから先も暖かい日と寒い日が交互にやってくるだろうけど、少しずつ春らしさが増していくんだろう。

昨日は強風の中だったけど久々の晴天休日だったこともあって、自転車に乗る人やランニングする人が非常に多かったけど、この強風の中、特に自転車はあまり楽しめなかったかもしれないな。クルマで走っててたまたま減速するタイミングとかで自転車と併走する形になった時の速度がだいたい20キロ弱くらいで、通常は30キロそこそこで走れることを考慮すると相当向かい風にあたってることになるわけである。でも今日は昨日ほどの強風は吹かなくて、自転車をとても楽しむことができた。こんな日にサイクリングできるのは、ただもうそれだけで嬉しいものである。

さて先週水曜日に鎌倉の鶴岡八幡宮のご神木である大銀杏が倒壊するというニュースがあった。
樹齢800年とも言われる巨木だったんだけど、その寿命だったのか太い幹の内部は既に空洞化していて巨体を支えることはもはやできなくなっていたんだそうな。このニュースを聞いてから、はやくこの場を訪れてみたかった。しゅんすけにとって、この大銀杏はもはや見慣れた風景の一部となっていたので、これがなくなるのは非常に寂しいものなのである。
そう言えば、この大銀杏は以前本屋で見かけた写真集にも載っていたな。この写真集は江戸時代最末期に日本を訪れたイギリスの写真家が、日本の原風景を撮影するために、横浜周辺の写真を撮影した古い写真を集めたもので、中にはしゅんすけの地元の写真が数多く写っていたりしてこの写真集自体が非常に歴史的価値があると思い、いつか欲しいなーと思ってるんだけど、その中にまさに幕末期の鶴岡八幡宮の写真もあって、本殿に上る急な階段の横にちょっと枝振りがこぢんまりした感じの銀杏の木がちゃんと写っている。鎌倉時代から生えてる木だから、幕末期に生えてて当たり前なんだけど、この時代と現代が確かに繋がっていることを真に実感した写真だったんだよね。この銀杏の木を通して、「江戸時代」とか「幕末」とかがどこか遠い国で起こった自分とは無関係の世界の話しではないという実感である。
しかし銀杏の木が倒れ、こうして過去と現代を繋ぐ取っかかりがまたなくなってしまった。日本はとかくモノの寿命が短いので、過去との繋がりを実感しにくくてホント寂しい限りである。
大銀杏の周辺は立入禁止になっていて、本殿に上る階段も入場不可の状態だから、その倒壊現場を見ることはできなかったんだけど、回り道して本殿に上り、立入禁止になっているギリギリのラインまで行って見渡すと、八幡宮の参道がずずずっと延びているのが見え、階段が通行止めになってなければこうして振り返って写真を撮ることもないなーとも思うのだった。

さてこの日はとにかく天気が良くて、サイクリングがとても楽しかった。ホントはもっと走りたかったんだけど、久々のサイクリングに筋肉が徐々に疲労してきて、パッド入りのレーシングパンツを履いてなかったこともあって、お尻も痛くなってきて、残念だけど早めに帰ることにした。とは言え、ちょっとだけ遠回りしたら、結局50キロくらい走っていたけどね。
サイクリングが楽しくてやめられない。まさにサイクリングの季節、到来である。

 
※(左)大銀杏倒壊の現場、(右)本殿から参道を臨む。
 
※(左)超早咲きのサクラ、(右)江ノ島越しにうっすら富士山が見える。
| 日記 | 23:22 | comments(0) | -
寒風雨中ランニング。
昨日の三浦マラソンはそりゃもう酷いものだった。
気温は上がらず雨は降り続け、加えて海沿いは強い風が吹き、ランニングのコンディションとしては最悪だった。しかし結論から言えば、しゅんすけにとっては非常に意味のあるランニングになった。この悪コンディションをはね除けて、制限時間内の完走はもとより自己ベストを更新するに至ったのである。この前の横田基地でのフロストバイトでの2時間9分を大きく更新して、2時間5分まで縮めることができた。この極寒風雨と起伏の激しいコースを考えれば予想だにできない結果である。非常に満足している。やはり練習はウソをつかないのだ。
ちなみに今回のレースでは、去年の無念を晴らす意味で「フィニッシュできなかった彷徨えるしゅんすけの魂の回収」という副題をつけていて、フィニッシュしたしゅんすけに応援してくれたまりこさんからはそんな副題も踏まえて「魂の回収はできましたかー?」と声をかけられた。嬉しくて思わず「おう!回収してきたぜ!5、6個回収してきたぜ!」と冗談を言ったものの、コース上に霊園があることを思えば、ある意味冗談ではなく背筋がうぞぞっとなってしまったのだった。
そんなウレシハズカシしゅんすけの三浦マラソン顛末は別ページにて。

| Be RUNNER! | 20:51 | comments(0) | -
夢想の地平面
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