「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
逃がした魚はでかかった・・・のか。
藤沢市、2月に市民マラソン、6,500人募集
神奈川県藤沢市は24日、来年2月27日に「湘南藤沢市民マラソン」を開催すると発表した。16.094キロメートルと9.077キロメートルの2コースを用意し、6,500人の参加を募る。市政70年を記念したもので、海水浴場利用者らでにぎわう夏に比べて少ない冬場の観光客や買い物客誘致につなげる。
江ノ島を出発し、片瀬西浜・東浜沿いの国道を走る。富士山を望みながら走るのが魅力だという。完走証や記念品も用意する。2012年以降も毎年開く予定だ。
28日から大会ホームページで藤沢市民向けに先行募集するほか、県内外からの一般参加者の募集は10月12日から受け付ける。
記者会見した海老根靖典市長は「スポーツにとどまらず、冬の観光振興にもつながるイベントにして全国に発信していきたい」と語った。(日経新聞9月25日より全文)

一瞬、唖然としたね。
さきこと顔を見合わせてしまったよ。
江ノ島をスタートするランニングイベントと言えば、湘南国際マラソンの1回目がそうだった。しかしこの大会は2回目以降江ノ島がスタート・フィニッシュになることはなく、台風の影響などもあって今では大磯がスタート・フィニッシュの舞台になっている。江ノ島はどういうわけか、スタート・フィニッシュの舞台から降り、ランナーは江ノ島の手前で折り返してしまう。しゅんすけはこれを非常にもったいないと思っていた。江ノ島はただでさえブランド力があってランドマーク的要素が強いんだから、これをスタート・フィニッシュに掲げたマラソン大会はとてもウケがいいと思っていたからだ。事実しゅんすけが去年湘南国際マラソンに出場した時はかなり遠くからでも江ノ島が見え、「あそこまで行けば折り返しだ」と思ったものだから、仮に江ノ島フィニッシュにしたとすれば文字通り「♪江ノ島が見えてきた、フィニッシュも近い♪」ってことになるからだ。それなのになぜ、江ノ島はスタート・フィニッシュから外れてしまったのか。
これはウワサだけど、江ノ島の土産物屋の人たちが猛烈に反対したんだとか。当初は江ノ島をフィニッシュにすれば大量のランナーが江ノ島に入ってきて、彼らが土産を買ったりすると目論んでいたけど、実際にはフィニッシュしたランナーが土産物屋には一切見向きもしないでそのまま折り返して帰ってしまい、土産物屋には予想よりもおカネが落ちていかなかった、これが土産物屋の逆鱗に触れたんだ、と。マラソン大会ともなれば、長時間の交通規制が敷かれ、江ノ島へのクルマでの流入は完全に規制されてしまうから、ランナーやその応援の人たちが観光客に代っておカネを落としてくれないと、まさに「商売あがったり」状態なわけである。
そんなわけ(いや、ウワサだけど)で江ノ島は湘南国際マラソンのコースから完全に外れることになったんだけど、土産物屋自身、昨今のランニングブームによって情勢が少しずつ変わってきたのを感じたんじゃないかな。実際湘南国際マラソンのスタート・フィニッシュになってる大磯には大量にランナーが入ってきて少しずつおカネを落とすようになってきてるようだし、何より大磯プリンスホテルはこの日に限っては満室になるだろう。夏場だけの街ってイメージの強かった大磯が、この日だけは大いに盛り上がるのを江ノ島の人たちはどういう思いで見ていたか、加えて湘南国際マラソンと同じ年に第一回を開催した東京マラソンが30万人を越える申し込みで、異様なまでに盛り上がりの一途を辿っていることを思うにつけ「逃がした魚はでかかった」などとほぞを噛む思いだったのではないか。今さら湘南国際マラソンに「スタート・フィニッシュを譲ってくれ」とは言えないし、大磯がそれを許すハズもない。こうして藤沢市として独自にイベント開催を決めたという次第・・・じゃないかなーと思ってる。
もしそうだったとしたら、しゅんすけはイベント開催のその根底に金儲けへの強い意識をどうしても感じてしまうのである。そんな点がこの新聞記事に多く見受けられるのである。
例えば開催日。この日は東京マラソンの開催日である。3万5千人が走る東京マラソンには、逆に30万人もの走れないランナーが存在する計算である。この日を目指して日々練習を続けているランナーたちが大量に宙に浮くのが2月27日である。しかも申込受付が開始される10月12日辺りは、東京マラソンの当選発表がある辺り。イベントとして多くの参加者を募りたいことを考えれば、こりゃ東京マラソンのオコボレを狙ってるでしょ?と言われても無理からぬ日程設定である。また走行距離の設定にも金儲けへの意識を感じざるを得ない。16.094キロとは10マイルのことだけど、日本で開催されるランニングイベントのうち「マイル」で距離設定してる大会がいくつあるのか。10キロでもない、20キロでもハーフでもない。16キロという物凄く微妙な距離設定を「交通規制でクルマを止めておける(=一般観光客の流入を止める)ギリギリの時間」と思ってしまうのはウガチ過ぎだろうか。今ドキ10キロだけのランニングイベントなんてほとんどないし、かと言って20キロやハーフマラソンにすれば少なくとも2時間2〜30分は交通規制しないといけないけど、16キロ程度であれば2時間弱で済む。一般観光客の流入になるべく影響を与えない時間設定でギリギリなんだろう。そして9.077キロというもはや微妙とかそういう次元を越えて「この距離設定は一体何を根拠にしているのか」激しく問い質したい距離設定。あと1キロで10キロである。いや折り返しコースであればそれぞれ500メートル。なぜそれができない?そうすればランナーとしては10キロコースを持つ他のイベントとタイムの比較ができるわけである。16.094キロと9.077キロ、この距離設定には少なくともランナーのことなど全然考えてない主催者の姿が見えてしまうのだ。
そんなにランニングイベントがやりたければ、湘南国際マラソンを誘致すればいいじゃない。大磯に頭下げて「スタートとフィニッシュを譲ってください」って言って、儲けの何割かを渡してでもお願いすればいいじゃない。過去に蹴っ飛ばしたその旨みを、後で欲しくなったからって、同じことをするなんて二番煎じもいいところ、いや心情的には二番煎じ以下の愚劣で稚拙で短絡的な発想だ。いやこれ、あくまでウワサからしゅんすけが勝手に想像してるだけだけど、そう思わざるを得ない状況証拠が満載であることだけは事実である。

もし湘南国際マラソンのスタート・フィニッシュを蹴っ飛ばした理由がおカネ儲けにならないからというなら、もっとおカネ儲けになりそうな発想をすればいいのにって思う。江ノ島を起点にランニングイベントが開催されれば、そのブランド力がいくらでも企画を生むような気がしてならない。たとえば、江ノ島の神社で願掛けしたお守りを「完走お守り」とか「記録更新お守り」とか言って売ればきっと買う人もいるだろうし(ミサンガみたいにすれば、これを腕にして走る多くのランナーがさらに口コミで増えるかもしれないし)。しらすやサザエや蛸煎餅なんかでもいろいろ企画できそうじゃない。藤沢市がランニングイベントで地域振興を目論んでるなら、行政を通じて多少おカネのかかることだってできるハズである。しゅんすけに言わせれば、湘南国際マラソンへの協力を拒んだのは非常にもったいなかったし、これを同じランニングイベントで取り戻そうという発想が非常にイケてない。大磯がランニングを譲ってくれないなら、こっちはサイクルイベントだ(平塚競輪と組んで)とか、トライアスロンだ(これはあるか)とか、さ。

しゅんすけがこんな風に言うのは、何より江ノ島や湘南が好きだからである。
逃がした魚がでかかったとしても意地でも最初の思いを貫いて欲しかったし、もしそれでも方向転換するというのなら、長期的にも考えてもっと練ったイベントにして欲しかった。なんかこういう発想をしてしまうのが非常に悔しいのだ。だからしゅんすけもさきこもこのイベントには出ないと思う。東京マラソンに落選したとしても出ないと思う。そう思うランナーってきっと少なくないと思う。そのくらいこのニュースは衝撃的だったのだ。主催者はその辺のトコロをぜひ考えて欲しいものである。そして次回はもっと魅力あるイベントにして欲しい。しゅんすけたちが「いろいろ言って悪かった、参加させてください」と言ってしまうような魅力的なランニングイベントにね。
| 最近のニュースから | 00:08 | comments(0) | -
ブログ書籍化決定!
・・・って書くと、ブログとか携帯小説とかを映画化したり書籍化したりするというメディアからのアプローチがあったのかと思われちゃうけど、そんなことは全然なくて、単にしゅんすけが個人的にブログを書籍化しようとしているだけである。ブログサービスにそういうサービスがあるんだよね。もちろんこれで商売しようとか全然思ってなくて、ただ1冊だけ作って自宅に保管しておこうと思ってるのだ。

デジタルデータのレンタルスペースって結構怖い。
管理会社の都合でいつデータが消えてもおかしくないし、支払方法を変えたことがうまく伝わらなければ即解約としてデータを削除されてしまう。この前のネット不通事件の時もそうだけど、一度失効してしまった契約は元に戻すことができなくて、特にデジタルデータは消去したら一般人にはこれを復活させることは絶対にできないのだ(警察とかの公権力からの要請であれば復活できるのにね)。
過去にもしゅんすけのサイトのデータをいろんなレンタルサーバに置いて繋げてた時があって、あるレンタルサービスの支払いが滞った瞬間、ばっつーんとウェブデータを消去されてしまった。折しもしゅんすけも自宅パソコンに接続していた外付けHDDが天に召されたのと同時期で、つまりローカルエリアからもネットワークからもデータが消えてしまったという憂き目があったのである。あの時ゃ人知れず涙を飲んだわ。
そんなちょっとした手違いでデータが消されてしまうのは、ホント忍びない。いや、しゅんすけの記事が書籍化して、現物として残すほど価値があるとも思えないけどね。でもそろそろウェブ日記・ブログを書き始めて10年になろうというこのタイミングに何らかの形にしておきたいというのは、それほど身の程知らずなことじゃないと思う・・・って、しゅんすけ自身、過去の身悶えするほどに恥ずかしい記事の数々を書籍化することに耐えられるかという問題はあるけど。

そんなわけで、ブログを書籍化することだけは決めたけど、どうすれば書籍化できるのか全然分からない。安く簡単で、品質がいいのがいいなーと思いつつ、いろいろサービスを探したりしている。今はまだそんな状況である。
そのうちいい書籍化サービスが見つかり、うまいこと書籍化されたアカツキには、まったく新しいブログを始めてみようかとも思う。できれば「オクターブアップ!」(旧「シュンスケニウムの原子量」)10周年記念日までにはね。さてどうなるか・・・。
ちなみに現ブログサービスのJUGEMでは見積りを作ろうにも、記事数が多すぎて2003年辺りでエラーが発生してしまうみたい。つまり2年ごとに分けて作成しないといけないようで、こりゃおカネがかかる感じだ。別のブログサービスにコピーして進めてみようと思ってるのだった。
| 日記 | 12:52 | comments(0) | -
ドッキドキである。

会社の仕事の関係で、中学時代の吹奏楽の恩師にお会いした。
もう、これだけでぶっ飛んだ話しである。再来週に迫った会社の超弩級Xデーを前に、しゅんすけは中学時代の吹奏楽の、というかしゅんすけの人生に大きな影響を及ぼしたと言っても過言ではない恩師に、あるお願いをした。先生は快く引き受けてくださり、今日はその打ち合わせのためにお会いしてきたわけである。埼玉県越谷市はやはり横浜からは遠かった。
中学時代など、今や四半世紀前のことである。先生とお会いするのはしゅんすけが大学時代に先生の結婚式の二次会に参加して以来なので十数年振りになるだろうか。それでも先生はあの頃とほとんど変わってなくて、お話しするとさらに昔が懐かしく思い出され、また楽しい話しをしていただき、結局遅くまでお付き合いいただいた。しゅんすけの音楽に向けた思いは、この先生から始まったわけで、その意味では先生の思いはあの頃とまったく変わってなかったのが嬉しかったし、しゅんすけの思いとまったく違いを感じさせなかったのも嬉しかった。その点で非常に有意義な時間だった。
また先生と一緒に音楽ができたらどれだけ楽しいだろうなーと思う。いや音楽には組織運営が不可欠で、これだけは勘弁願いたいけどね。
さて、今回のXデーについては詳しくは書けないけど、ほどなくしゅんすけも久々のセッションに身を投じることになりそうである。しゅんすけの金色のコルネットが火を噴くぜ!・・・って炎上しなきゃいいケド・・・。

それにしても、先生とお会いした越谷レイクタウンは物凄い混雑だった。
3キロ先からでも見えるショッピングセンターに向けて長大な渋滞ができていて、ホントは約束の30分前に到着してるべきところを約束の時間を30分も越えてやっと先生とお会いできた。3キロの距離を1時間かけて進んだわけで、こりゃ走った方が何倍も早かったわいと思いつつ、3キロ先からも見えるほど周囲に何もない彼の地のことだから、今日のこの雨では人が殺到するのも無理なからぬことかもしれないとも思った。しかもこのショッピングセンター、物凄く大きい。2棟の建造物からなるんだけど、土地が死ぬほど余ってるのか、とにかくデカい。駐車場にクルマを駐めて先生との待ち合わせに向かってセンター内を走ったんだけど、軽く10分はかかった。案内図に「駅まで400m」とかあった。阿呆か。こんな巨大なショッピングセンターは横浜にゃないね。

ちなみに、今日は先生にお会いするので、もしかしたら楽器を演奏するかもしれないと思い、久々に楽器ケースを開けてみたら、案の定楽器のピストンがカチカチになってて、急遽横浜のヤマハ楽器に行ってバルブオイルを購入した。その傍らで、楽器屋まで付き合ってくれたさきこが、ついにオカリナを購入したのには軽い驚きがあった。ついにしゅんすけのウクレレとさきこのオカリナのデュオが誕生するかもしれない。よっしゃ、とにかく早く、友達が結婚式を挙げる前に、何か曲を完成させないとっ!
| 日記 | 23:14 | comments(0) | -
買い物ロード。
土曜日は会社から羽田を経由して自宅に戻ってきたわけだけど、結局走行距離は50キロそこそこで、全然ロングライドの練習にはならなかった。3週間後にはこの倍の100キロ以上を3日連続で走らなきゃいけないことを考えると、今さらながらかなり心配になってきた。しかもこの日のサイクリングでしゅんすけの足の裏側が痛くなっちゃって、その理由はしゅんすけがサイクリングの際にいつも履いているシューズの底がかなり薄くなってきているからで、そもそもこの靴は自転車用でもなんでもなくて、サンダルのように通気性が良かったから買ったものの、普通に歩くだけでも支障があるくらい靴底の薄いシューズなのだ。後でいろいろ調べてみたら、このシューズはアクアスポーツ用で、つまりシーカヤックとかする時に履くシューズらしくて、そりゃ歩き辛いわけだ。しかも愛車のこてつ号のペダルはデコボコが多くて、それがシューズの底がガシッっと食い込んでペダリングしやすくなるんだけど、その反面、デコボコの感触が足裏に伝わりやすくて、長時間踏んでいると痛くなってくるのである・・・ってことで、しゅんすけの脚力云々よりもこのシューズを履いたままツールドちばを迎えてしまうことが不安である。ここはひとつ、自転車用にシューズを新調することにした。
シューズを新しくするにつけ、これを機にビンディングにしようかと思ったんだけど、ビンディングに不慣れなままサイクリングに出場しても転倒するだけなので、これは除外。近くのアウトレットモールまで行って探してみることにした。普通のスポーツシューズだと通気性が悪くてどうも苦手で、サンダルとスニーカーが合わさったような感じのものが良かったんだけど、これがなかなかいいモノが見つからなかった。ナイキのショップで「エアリフト」なるモデルを見つけて、これがなかなか良かったんだけど、既に廃版のモデルらしく、しゅんすけが気に入るようなカラーバリエーションは店にはなく、ネットで見てもほとんど在庫がない状態で、これ以外に良さそうなシューズがなかったので、この日は買うのを断念した。
この後このエアリフトを探して、首都圏近郊のアウトレットモールに電話を掛けまくる作戦に出たんだけど、色はともかくサイズがなくて、せっかく気に入ったモデルだったのに購入を断念せざるを得なかった。
それでもシューズ購入を諦め切れなくて、次の日に別のアウトレットモールに出張ってって結局エアリフトはなかったんだけど、モール内の自転車屋で別のシューズを見つけて購入することにした。サンダルのようで靴底の厚いちゃんとしたサイクルシューズである。ビンディングにもできるようになっているみたいなので、これなら当面はシューズで悩むことはなさそうである。帰宅後ちょっと履いて自転車に乗ってみたんだけど、ビンディングの器具を取り付ける部分がゴム製でないため、ちょっとペダルがスベったりするけど何とか大丈夫そうな予感である。今度時間がある時にサイクリングでも行ってみるかな・・・ってか、10月初旬までにどう身体を作るか、考えて過ごさないといけないだろう。

ところでこの日は同時に古くなった眼鏡を新しくするべく、眼鏡の物色なぞもしたのだけど、最近の摂生生活のおかげで顔のフォルムが若干ではあるが変わってきたのか、以前なら多少似合ってた眼鏡の形がまったく似合わなくなってきた。今までは店にある眼鏡を5、6個試着してみるとそのうち1個くらいは似合ってるのがあったものだけど、このほとんどがしゅんすけの顔に似合わなくなってしまった。顔の形が変わると眼鏡も似合わなくなるものなのかね。そうなったらまたコンタクトレンズにした方がいいのかな・・・と思うにつけ、今のしゅんすけではどうしても装備できないサングラスをかけることができる日も来るのかもしれないな。また食事を摂生しないとな。
| 日記 | 23:00 | comments(0) | -
羽田から見た遠い空。


夏からすっかり秋めいてきたこの三連休だったけど、絵なぞが描けそうで描けない悶々を抱えて過ごすことが多くてなかなか楽しめなかったかな。来月初旬には会社絡みの超弩級Xデーを立て続けにやっつけないといけなくて、またこのXデーが終了すると息つく間もなく10月の三連休で、それはしゅんすけ的超絶チャレンジのツールドちばが到来するわけだから、休日を楽しめるのは今のうちだけであり、しかもその連休の中で一度もロングライドの練習をしてないことが物凄く悔やまれるのだった。
しかしたしかにロングライドはしなかったけど、土曜は出勤に併せて自転車を持ち込んで、自転車に乗って帰ってきた。品川までは京急で輪行し、品川で自転車を組み立てて出勤、帰りはそのまま自転車で帰ってきたわけである。

帰りの途中にはせっかくなので、羽田空港まで脚を伸ばしてみることにした。自転車雑誌なんかでも自転車で滑走路のすぐ近くまで行けると書いてあったりしたのを覚えていて、いつか自転車で行ってみたかったのだ。
京急蒲田から環状八号線に乗って羽田に向かう。その途上はまさに産業道路の様相で、あまり見目を楽しませるものはなかったかな。天空橋辺りまで来るといきなり空が開け、遠くに飛行機が見えるようになった。羽田空港は唐突に始まった感じだった。
道路脇から見える広大な滑走路にはプロペラ機なんかが見えたりしたけど、実際の旅客機の滑走路は遙か彼方だった。それを目指して道路を行ったり来たりして、それでもあまり近くには見えない飛行機の離陸や着陸を見て楽しんだ。やはり飛行機って見てるだけでいいものである。しゅんすけもできればこういう職場で働いてみたかったなーと今さらながら思う。それにしても、空港関係者ってどんな職種でも、目がいい人が多いような気がする。彼らは仕事上、飛行機やその運航に高い関心があるわけだから、窓の外に見える飛行機の様子や天候が気になったりするわけで、つまり広大な滑走路の遠くにある飛行機や雲の様子を見たりする機会が一般の社会人よりも遙かに多いと思われるわけだから、きっと目が悪くなる人って少ないんじゃないかなって思う。アフリカのサバンナに住む黒人の人たちが何キロも離れた場所の獲物が見えたりするのと同じで、こんな職場で窓の外の飛行機や空の雲を見たりしてたらド近眼のしゅんすけでさえ目が良くなると思う。
自転車に乗って車道を走り、長いトンネルを抜けて出てきたところで「関係者以外立入禁止」の看板が掲げられていた。つまりヨソ者のしゅんすけはこれ以上立ち入ることはできないってことで、写真だけ撮って引き返してきた。空港の中に入れば飛行機が間近に見られると思ったけど、結局そうでもなくて、これなら城南島海浜公園の方がもっと近くに飛行機を見られるかもしれない。もっとも航空会社が催すドック見学ツアーに参加すればまさに目の前に飛行機を見ることができたりするわけだけどね。ただこの社会見学ツアー、平日のみなんだよなー。
| 自転車日記 | 22:57 | comments(0) | -
復活っ!
しゅんすけの自宅のネット環境が復活した。
ホントは先週中に開通するハズだったんだけど、平日の日中は不在となってるあおき家のこと、急遽開通業者が屋内の通信状況を確認したいと言えば応ずる者は誰もおらず、つまり開通はできないわけで、ネットを楽しみに帰宅したしゅんすけにそんな現実を突きつけられれば、もはやしゅんすけのクレーマー・チャンネルがカキンッと発動、即コールセンターに連絡、怒濤のクレーム攻撃で本来さらに1週間程度かかるという再工事の日程を「いえ、今度の土曜日、朝イチでっ!」とネジ込んで、結果として今日の開通と相成ったわけである。別にクレームなんかつけなくてもちゃんと話せば早めに対応してくれたと思うんだけど、その辺がオトナゲない。しかもその後かかってきた電話は、その日工事を実施する工事業者からで、ちらっと聞いたその業者名がしゅんすけを震撼させた。いや、会社でいつもお世話になってる電話業者と同じ業者だった・・・。げげげっ!?
今日工事に来た作業員の人は、会社での作業の方とは違ってたけど、それほど大きくないこの会社のこと、クレームつけてたこととかなんかウワサになってたら嫌だなあ。
そう言えば、今の会社でもたまたまある業者と電話で話していたら、先方の担当者の隣のデスクで仕事していた人がしゅんすけの前の会社でお世話になった業者の担当者で、しゅんすけ同様転職していたその方が隣の同僚が電話でしきりにしゅんすけの名前を言うもんだから「もしかして、前の会社でお世話(?)になったあの人かも・・・」ってことで、転職した者同士、奇妙な再会があったわけである。意外と狭い世間だからこういうことはよくあるのかもしれないわけで、今日は朝からネットに繋がるヨロコビと期待がありつつも、意外と狭い世間の巡り合わせに不安を抱く微妙な感じだったのだ。
いずれにしてもネットが繋がったことはメデタイことだ。早速先週のMt富士エコサイクリングの記事をアップしておいた。

ところで「電話」繋がりで別の話しだけど、この前しゅんすけの携帯電話に着信履歴が入っていた。
着信時刻はちょうど会社で打ち合わせ中で、そこは静かな会議室だったからたぶん、電話が鳴る前に切られたんだと思う。おそらく誤操作による発信であろうと思い発信者を見ると、これがとても懐かしい名前。前の会社で、しゅんすけが転職する前に会社を退職した後輩の女性であった。いろんな意味でキレ者だったから強く印象に残っているけど、退職した後はまったく音沙汰がなかった。そんな女性からいきなり携帯電話に着信である。一体どんな用事なのだろうと思いつつも、折り返し発信するのは控えておいた。たぶん何の理由もないのだ・・・というか、彼女自身電話したことすら知らないだろう。発信者は彼女ではないのだ。
しゅんすけの携帯電話には年に1、2回くらい、こうした電話がかかってくる。その度に過去の思い出が掘り返され、とても懐かしくなったり、過去の嫌な思い出にゲンナリしたりするんだけど、ほとんどの場合、子供が携帯電話をイジって発信しちゃったことが原因である。ほとんど電話したこともないような方から着信があって、電話に出てみると、あーあーぶーぶーなどと人外な会話を強要されたこともあった。いや、そんなにマクシ立てられてもお返しする言語能力をしゅんすけは持ってない、ゴメン。
なんせしゅんすけの名字は大抵の日本人のアドレス帳において筆頭に位置する「あ」だから、ボタンをポチポチしてたらアドレス帳の最初に表示されるのはしゅんすけの名前なのである。
そんなわけで、今回の電話も恐らく子供が携帯電話をイジってて発信しちゃったんだと思う。
でも、逆にこういう電話がかかってくること自体が、その人からの暗黙の近況報告のようにも思うのだ。そう、彼女には、彼女の携帯電話をイジって発信しちゃうような子供がいるのだ。そっか、会社在籍時から明るく振る舞いつつもいろいろ悩みもあった彼女にも、そんな子供がいるようになったんだなーと思い、懐かしさにシミジミするのだった。
| 日記 | 11:46 | comments(0) | -
気持ち的に、秋。

先週は毎年参加しているMt富士エコサイクリングに参加して、富士山をぐるっと1周120キロをサイクリングしてきた。8月の激烈な猛暑は少しだけ和らいだようで、雲が太陽を隠せばとても爽快で楽しいサイクリングだった。結果的にしゅんすけのパフォーマンスとしては大きな向上は見られず、去年と同じくらいのタイムでゴールした。分かっちゃいたけど、さすが籠坂峠である。ちなみに腰に不安のあるさきこは、脚の怪我のこともあって当初からお留守番だった。
そんなわけで、週末はほとんど富士山周辺にいたわけだけど、金曜日は少し早めに帰らせてもらってさきことドライブしてきた。海で夕陽の沈む富士山なぞ見ていると、海風がちょっと肌寒く、季節が冬に向かっていることを感じさせた。土曜日に宿泊した山中湖の旅館でも、夜はかなり涼しかったし、イベントのために早朝から会場に行った時も風は涼しかった。今年は暑さが例年以上だったこともあって、季節の変わり目、気温の変化が物凄く極端で、毎年感じてるような「いつの間にか、秋」という感じはなくて、明らかに秋の足音が聞こえた感じであった。
秋になっていくのはやはり寂しいものだ。

さて、楽しみにしていた富士エコサイクリングが終了してしまったので、今月はとりあえず予定がない。仕事的には10月初めが物凄いXデーになるので、当面は仕事を頑張るしかないんだけどね・・・って、このXデーについては、個人的にもかなり大きなイベントなので、どこかで必ず書くことになると思う。中学時代の音楽の恩師をも巻き込みつつ、仕事的には5年に一回あるかないかというほどの、文字通り言えば10年に一回くらいの大Xデーである。
そしてこれが終わると間髪入れずにツールド・ちばである。
富士山周回で少々筋肉痛気味のしゅんすけが果たして3日間300キロ以上を走ることができるだろうか。あー、Xデーも大事だけど、どこかで連続ロングライド練習もしたいものである。
| 日記 | 15:05 | comments(0) | -
夏から冬へ巡る雑想ロード。
8月末で締め切った東京マラソンへのエントリー者数が公表され、去年の8.9倍からさらに倍率が伸びて9.2倍にまでなったそうな。30万人もの人が東京マラソンに申し込んだわけで、いやこの数字はかなりスゴい。どこかの地方自治体の人口と同じ数字と思えば、そこの住人がこぞって東京マラソンに申し込んだということになるわけである。
しゅんすけは8月1日、申し込み開始とともにさきこに申し込んでもらったわけだけど、果たして当選するかどうか。10月中旬に運命の結果が出るそうである。これによっては、1月の湘南国際マラソンへの思いも変わってくるというものである。
そうそう、しゅんすけは東京マラソンを含め、フルマラソンを3ヶ月連続で挑戦することになっている。12月には那覇マラソンに出場し、1月には湘南国際、2月には当選していれば東京マラソンに出場する怒涛の三連戦なのである。東京マラソンに当選していれば当然本命はそれになるわけだけど、当選していなければ湘南国際マラソンが本命に繰り上がる。どちらもフラットな道を走るので、それなりに練習していればそれなりの結果が出るハズである。
とにかく冬のマラソンに向けて練習あるのみなんだけど、そう思うにつけ、8月はほとんど練習していないのが気がかりである。
ランニングの練習はサボってたけど、サイクリングには結構行ってたんだよね・・・と言えば、明後日はサイクルイベントに参加する。115キロほどの距離を10時間で走る。今回で4回目の出場になるイベントだけど、去年からコースが変わって、一番キツい部分が最後半になっちゃって去年は非常に苦労したんだよね。特に富士山の南側の道は30キロほどコンビニがなくて、その中に2番目にキツい坂道が現れるから、最後のコンビニでどれだけ水分を買い込むことができるかが勝負かもしれないね。去年は坂の手前で飲み物が底をつくという驚愕の事態があったもんな。・・・と、こんなことは誰しもが考えることだと思えば、コンビニにはたくさんの水分を在庫として持っててもらいたいと思うばかりである。
ちなみにさきこは家で留守番である。
しゅんすけも自分のクルマではなく、一緒に参加する方のクルマに相乗りさせていただく形で現地に向かう。コスト的にも疲労度的にもこっちの方がいいんだよね。
また天気の方は何とか保ちそうである。
逆にかなりの灼熱地獄の中でのサイクリングになりそうである。特に昼頃には先の2番目の激坂を上ってる頃だしね。

そんなわけで、明後日の灼熱サイクリングに思いを馳せつつ、今日の新聞で知った東京マラソンの応募者数の状況に、思いは真夏から真冬を行ったり来たりするのだった。
| 日記 | 12:39 | comments(0) | -
みんな野球が好き。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」岩崎夏海著を読んだ。
JR品川駅の駅ナカにある本屋は、駅ナカの本屋にしては、いい本に巡り会わせてくれる。以前にもこの本屋で何気に手にした本がしゅんすけにとって非常に有意義な本だったりしたことがある。逆に地元のツタヤなぞは、どんなに足繁く通っても「これぞ!」という本に出会ったためしがない。

今回の本は最近かなり話題になっている本である。しゅんすけはこの特徴的な書名を話題になるちょっと前から知ってはいたんだけど、どうにもそのノリの軽さが気になって手に取る気にはなれなかった。大きい本屋の理学系コーナーで最近よく見かける「萌え系微分積分」とか「萌え系相対性理論」とかの本と同じ匂いがしたんだよね。マンガのキャラクターに微分積分教わってもなぁ・・・。
しかし実際読んでみるととても面白い。
しゅんすけはドラッカーの著書は一切読んだことはないんだけど、それをこの本が分かりやすく書いてくれているんだと思う。あまりビジネス書を読まないしゅんすけにはいい経験だったかもしれない。
しかし、読了にあたってしゅんすけは、この本が教えてくれるドラッカーの「マネジメント」に関する教えよりも、ストーリーの方に大きく感銘を受けた。正直なところ、予想外に感動的だった。実際読んでいてウルウル来そうにさえなった。ビジネス書的な要素があり、しかもストーリーテリングとしてはお世辞にも上手いとは言えない筆致にもかかわらず、しゅんすけは何かにココロ打たれてしまったのだ。
いろいろ考えるに、きっと題材となっている「野球」にその原因があるんだと思う。野球はやはりドラマチックなスポーツなんだ。実際の試合だけじゃなく、野球を取り巻く環境そのものがドラマチックなんだろう。たとえば、この本の題材がサッカーだったり、バレーボールだったり、ハンドボールだったとしたら、ここまで大きな感動はないかもしれない。いやいやサッカーもバレーもハンドボールも野球に劣らず魅力的なスポーツであるわけだから、これは逆にいえば、「野球に感動を誘発される特別な思考回路」が備わっていると言えるのかもしれない。これは野球に詳しくないどころか、どちらかと言えば野球が好きじゃないしゅんすけでさえそう思うんだから、日本人の国民性というかDNAとも言えるのかもしれないね。
「九回裏、3−2、二死満塁、一打サヨナラのチャンス」・・・と聞いて1ミリもドキッとしない人はいないんじゃないかね。・・・ってかこれを聞くだけで、何のスポーツをやっていて、どれほど緊迫している状況かを把握できるって逆にスゴいよね。サッカーやバレーではいくら馴染みのあるスポーツとは言え、こうはいかないと思う。そういう点でしゅんすけを含めた日本人に「野球」が染み込んでいるのだ。
今回の本は、前述のとおり、ストーリーテリングとしてはお世辞にも上手いとは言えない筆致なんだけど、プロットというか展開はとても良いと思う。このレベルの小説が書ける人なのだから、この上手いとは言えない筆致自体も実は読みやすくするために故意にそうしているのかもしれないとさえ思ってしまう。実際著者はいわゆる業界の人なのだし。
そもそもビジネス書で読書感想文を書くことになるとは思わなかったし、書くつもりもなかったんだけど、後半のストーリー展開があまりにもスゴかったのでぜひ書かねばと思ったのだった。
いずれにしても最初手にした時には想像しえなかった有意義さがこの本にはあった。品川の駅ナカ本屋で結構迷ったんだけど、購入して良かったと思う。実際分かりやすい本なので、遅読のしゅんすけでさえ3日で読めたくらい。次は実際にドラッカーの「マネジメント」を読んでみるかと思いつつ、やはりビジネス書を読むのは未だにどうも気が引けるなーと思う宵なのであった。
| 読書感想文 | 23:51 | comments(0) | -
夢想の地平面
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