「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
準備着々と。
最近のしゅんすけの脳みそを占める考え事の比率は、そのほとんどが京都チャレンジのことである。もはや2ヶ月を切って、体力的にはほとんど準備が進んでいない中、気持ちだけは10月に向けてまっすぐに向かっている状態である。
準備と言えば、京都チャレンジの期間中に宿泊するいくつかのポイントでは、既に宿泊施設の予約も済ませている。あと2ポイントほどどうしても予約が取れないところがあってちょっと困ってるけどね。まあ秋の行楽シーズンを考えれば、10月の三連休の初日に箱根に泊まろうというのがそもそも甘いんだと今さらながら思うわけだけど。
またネットで地図を見ながらその日のコースを確認して、イメージすることも多い。特に沼津よりも西側は自転車はおろか自動車でさえ走ったことのないエリアである。一体どういう道が目の前に現われるのか不安も多い。国道1号線は横浜新道のように自動車専用道路になる部分もあるからね。そんな道を地図上で確認しつつ、楽しみが増幅している。
さてほとんど進んでいない体力面での準備だけど、来週は毎年恒例のMt.FUJIエコサイクリングがあり、京都チャレンジへの数少ないロングライド練習の機会である。このイベントには毎年必ず参加しているんだけど、ロングライドの練習としては、ほとんど最初で最後のチャンスである。例年よりも多少でも楽に走り切れれば京都チャレンジでの体力面での不安も少しは減少するんだけどな。
そしてこの機会までにもう一つ、準備しておくことがある。自転車のメンテナンスである。
しゅんすけの愛車・こてつ号は購入してから今年で5年目である。その間、いくつかのパーツは交換してきたものの、駆動系、制動系ともに肝の部分には触れてこなかった。チェーンなんかはちょっと古くなって錆びが出てきた感じだし、シフト用ワイヤーやブレーキ用ワイヤーもまだ違和感はないものの、経年劣化が心配されるところである。これらの故障なんかが近所のサイクリングで現われるならまだマシで、まさに京都チャレンジの真っ最中に起こってしまったらもはや計画そのものが危うい。自分で修復できない故障が起こらないよう準備しておく必要があるのだ。そういうわけで、自転車屋に行ってこの辺のパーツを総取っ替えしてもらうことにした。
幸い前日の雨模様が解消して少々涼しい風も吹いたりして、サイクリング日和である。追い風の助けもあって、15キロ程度のサイクリングが非常に楽しい。いや、こういう日にはメンテナンスのためのサイクリングじゃなくて、もっと行きたい場所へサイクリングに行きたいものだ。
自転車屋では感じのいい店員さんがすぐに作業を開始してくれたものの、「2時間くらいかかる」というので、どうしたものかと思ってたけど、チェーンやワイヤーの交換作業の勉強のためにも見ていようと思い、店内に残って作業を見守ることにした。しかし、作業自体はかなりテキパキと進むものの、途中で店の電話が鳴ったり、ちょうどこの日に納車になる新しい自転車を取りに来た兄ちゃんがいたり、しかもその兄ちゃんが思いっきり自転車の初心者で、店員さんが懇切にいろいろ教えるものだから、しゅんすけの自転車の作業は一向に進まなくて、店内をぐるぐる見て回るのにも飽きたしゅんすけは結局店を出てコンビニに行って立ち読みなぞしていたのだった。
ちょうど2時間が経った時に店内に戻ってみると、こてつ号のパーツ交換は既に完了していた。なるほど、店員さんの他の仕事も含めて2時間ということか。
新しいこてつ号は、チェーンもワイヤー類もブレーキシューも新しくなり、しかもブレーキのワイヤーを交換する際に必要だと言うことでバーテープも交換した。ほんの少しだけ雰囲気が変わったかな。これで来週のサイクリングで問題が出なければ、完璧である。京都チャレンジに向けて自転車に対する不安要素もなくなるというわけである。
さあ思いは来週である。どんな展開が待っているか楽しみだ。・・・あまり楽しみにしてると天気が悪くなるといういつものジンクスが発動してしまうかもな、実際台風来てるそうだし。そうなると、さらに楽しみ度合いの強い京都チャレンジでは、絶対雨が降るってことだな。ま、去年のツールドちばで雨中サイクリングにはちょっとだけ慣れたから、少々の雨ならヘッチャラだけどね。
ちなみに、しゅんすけがこてつ号を連れて店を出ようとした時、店の前の歩道に先ほど自転車を購入した兄ちゃんも店を後にしようと自転車にまたがろうとしていた。
「今日が初めてなんですか?」と思わず聞いてしまった。彼はちょっと恥ずかしそうに、そうですと答えた。いやしゅんすけもそういう日があったな。彼の自転車生活がこれから始まるんだと思うと懐かしいというか羨ましいというか変な感じだった。
「たくさん楽しんでくださいね」と言うと、ありがとうございますと返ってきた。そうだ、そう言うしゅんすけ自身だって彼に負けず、これから始まる自転車のビッグチャレンジを物凄く楽しみにしているのだ。
| 自転車日記 | 00:14 | comments(0) | -
遅めのナツヤスミ。
今日は1日だけ会社を休んで遅めの夏休みである。
朝、出勤するさきこを送り出してしまうと、さてこういう平日にぽっかり浮かぶ休みの日はどうして過ごそうかと悩む。最近はどうも右脳的活動が少なくて、つまり絵なぞが描けてないから、ゆっくり絵なぞ描きでも・・・と思うのだけど、回転しない右脳を相手にデスクに向かってうんうん唸って1日を浪費するよりも、ここはひとつ右脳への栄養補給のため横浜の某書店に出かけてみることにした。
書店と言えば、しゅんすけは昔から伊勢佐木町の有隣堂に行くんだけど、出版業界の不況の荒波はもはや隠しようもないところまで来ているわけで、書籍のバリエーションではやはり神奈川でトップクラスの敷地面積を誇る横浜の某書店には敵わないのである。昼過ぎに自転車にまたがって横浜に向かって走り出した。

前日まで秋雨前線が張り出して雨模様な日々だったんだけど、今日は少し晴れてくれて、しかも秋を思わせる涼しい風が吹いていてくれて自転車で横浜に向かうのはなかなか気持良かった。気持ち良くてつい思いっきりペダルを回してしまい、結局汗だくになっちゃったけどね。

横浜の書店では、なかなかいい感じで本の出逢いがあった。
最初は雑誌コーナーからぶらぶらするんだけど、例えば自転車雑誌でもなかなかいい本があってすごく参考になったし、最近なぜか興味が出てきた電車関係の本でもしゅんすけの好きな江ノ電に関する本(これはかなり昔からある本だけど)に出逢ったりした。うん、新刊しか置かない書店では絶対あり得ない出逢いだな。
最近とんと読んでいない自然科学系の本でも、欲しい本がいくつかあって、しかもその中に既に数年前に亡くなったスティーブン・ジェイ・グールド先生の本があってちょっと驚いた。最期まで執筆活動を続けていたとは言え、亡くなって何年も経つのに新刊が出るってのはどうしてなんだかね。興味深い。
右脳へ栄養補給するために画集やデザイン系のコーナーに行く。
ここでもいくつかの本で欲しいものが出てきてしまった。いやこの手の本はどこの書店でも棚1列分くらいしかないところだけど(有楽町の某書店でさえ、この手のコーナーは棚1列分のみ・・・って、ビジネス街に近いエリアだから当然なのか)、ここではゆうに4列もの棚にデザイン関係の本が並んでいた。これは写真集や有名作家の画集を含まないから、いわゆる美術系の本としては7、8列がこれに充てられていることになる。この充実ぶりはスゴい。
そんなわけで、立ち読みを続け、気がつくと4時間くらいは立ちっ放しだった。あぁ疲れるわけだ。
立ちっ放しの甲斐あってとても良い栄養補給になった。
ところで、デザイン系の書籍コーナーで、浮世絵を見ていた時、京都チャレンジのことが頭に浮かんだ。東海道五十三次である。そっか、しゅんすけはこの浮世絵シリーズの題材となった街を渡って走るのかと今さらながら思い出した。そうであれば、ぜひ五十三次の各宿場の写真は撮っておきたいな。実際は宿場のあった場所と自転車で走る道は接してない場合もあるんだろうけど、浮世絵と並べて写真を置いたらちょっといい感じの写真集になりそうである。・・・!そっか、京都チャレンジではそんな写真集を意識して写真を撮ることにしよう。前半部ではそれほどロングライドにならないから、多少余った時間で風景スケッチとかできるかもしれないし。この旅行記を書いたブログを書籍化すると記念としてはいいかもしれない。うん、いいねっ!モチベーションが上がってきたぞ。
気がつくと夜19時。
さて明日からまた会社な日々である。
しかしあと1ヶ月半ほど先に迫った京都チャレンジに楽しみができたのは、日々の生活に活気が出るようで良かったかな。その点では書店で過ごしたしゅんすけの短い夏休みは有意義だったと言えるかな。
| 日記 | 19:17 | comments(1) | -
フィジカル・リセット。
先週はXデーが大変だったけど、そう言えばしゅんすけは夏風邪が発症してたわけで、気持ちは万全でも身体はとにかく休息を求めていた。ゆっくり寝て、ストレスから解放される時間を持てば、風邪も治るしいつもの調子が戻ってくると思った。そんなわけで週中だったけどお休みをいただくことにした。
午前中はとにかく寝てやろうと決めていたけど、驚いたのはホントに睡眠していたことである。なんとなく微睡んだ感じのアンニュイなヒトトキを過ごすのかと思ったら、完全なる睡眠。これほどまでに身体が休息を求めていたとは。
身体的な休息を得た後は精神的な休息が必要である。もう何も考えないでぼーっとすることである。そんな「ぼーっとタイム」にちょうどいい場所は、しゅんすけの場合やはり海ということになるだろう。
だから久し振りに自転車にまたがって海に向かうことにした。
街中は茹だるような暑さで、ほんの1キロほどを進んだところで既に汗ビッショリなんだけど、北鎌倉を超えた辺りから風がひんやりしてきて、走るのがとても楽しくなった。やはり木々が多いところは暑さが和らぐものである。そして海が見えてくると心地良さはさらに度合いを増して、とても楽しいサイクリングになった。実際はそれなりに気温が高いし、しゅんすけも最近めっきり運動していないから、速度としてはかなりゆっくりめなんだけどね。(京都チャレンジが近くなってきたからこの程度のパフォーマンスじゃ困るんだけど)
砂浜は海の家が乱立していて、とてもゆっくりできるところじゃなかったけど、葉山の方は多少人が少なくなってたし、海に突き出した突堤に腰掛けて波の音を聴いていると、ココロが和んだ。やっぱ海はいいなー。
突堤の周囲にはテトラポットが積まれていたので、これに腰掛けてたら座り心地がちょうど良い。しかも足を下に垂らすと水面に触れられて、こりゃ最高のポジションだと思ってたら、またウトウトしてしまった。ふと気づくと数匹のフナムシがしゅんすけの身体を這いまわってた。さすが海の掃除屋さん、しゅんすけのことを浜辺に打ち寄せられた水死体かなんかとカン違いしたんだろう。うん、しゅんすけはゴ昆虫はダメだけど、フナムシは大丈夫のようだ。
それでも虫にたかられるというのは気持ちいいものじゃないので、場所を変えることにした。そこは太陽の直射になるけど、ここまで熱いとフナムシは上って来られないハズである。だから安心して横たわっていたらまたウトウトしてしまい、気がつくと太陽が西に傾いていた。かれこれ2時間以上はその場にいたことになる。せっかくなので、夕陽をちゃんと見てから帰ろうと、それから1時間ほどその場で粘って、太陽が遠くの雲に隠れて見えなくなったところで帰ることにした。
結局海には3時間以上いたことになる。いや、無意識のこととは言えどれだけ海を求めていたんだって思うのである。
そんなわけで、休息のつもりで休んだにもかかわらず、身体は真っ赤に日焼けしてしまい、翌日の会社では「どこで遊んできたんだか」的に揶揄されること間違いなしなしゅんすけの休日はこうして終わったのである。
この週末も少しは休めそうだし、これで身体がちゃんとリフレッシュしてくれるといいけどね。

| 日記 | 14:02 | comments(0) | -
ほたるの光。
先日のXデーは何とか無事に終了し、今はその余韻に浸ることもなく、次のミッションに向けて気持ちを切り替えるべく邁進中な日々である。次のミッションと言っても、今回のXデーの第二フェーズという位置付けで、この第二フェーズも先のXデー(第一フェーズ)と同じくらい大変だったりして、つまりしゅんすけを悩ませる一連のXデーはまだまだ続くというわけなのである。
この第二フェーズについてちょっとだけ詳しく書くと、要するに会社のとある事業所を閉鎖するための諸々の手続きなんかである。賃貸オフィスだから閉鎖して家主に返還するにあたり、いわゆる原状回復をしないといけないし、会社が設置した様々な設備を廃棄するのか、移設するのか決めないといけないし、帳簿上は資産扱いになってるから除却処理をしないといけなかったりする。しゅんすけは経理的なノウハウがないのでよく分からないけど、ともかく事業所が閉鎖されるというのは、それなりに結構しんどい仕事なのである。
この前のXデーでは、この閉鎖される事業所に勤務していた人がすべて別の事業所に引っ越ししたわけで、ここは現在ではもぬけの殻である。家主への返還まで少々時間があるので、今はとりあえず引っ越した後に残った備品が無造作に置いてある。誰もいなくなったオフィスはただただだだっ広いのだけど、思えばこのオフィスはしゅんすけが転職して初めて勤務したオフィスでもあって、それはそれは感慨深い場所なのである。今は別の場所で勤務しているしゅんすけだけど、このオフィスでは入社以来様々なデキゴトがあったものである。それが今やその役目を終えようとしているのである。
感慨深いと思いつつも、それでもこれから始まるXデー第二フェーズを思うと感傷的になってる場合じゃないし、そもそもこうして残置された備品をどうしたものか、ちょっと考えちゃったりして、気分は極めて現実的なのである。

でも、今日はちょっと違ってた。
Xデー後初めてこのオフィスに立ち入った。
そこは先週の戦争のようなXデーの後のまま、備品もそのままに無造作な空間が広がってるだけで、気分はあくまで現実的な仕事モードなんだけど、ある部屋のドアを開けた時にちょっとした違和感を覚えた。そこはサーバ室である。既にサーバ機器は搬出された後なので、サーバのないがらんとしたサーバ室なわけだけど、ひとつだけ今までと同じことがあった。空調である。
サーバ室の機器が過剰に発熱しないように、サーバ室は常に20度の温度設定になっている。夏は涼しく、冬は暖かい部屋で、しゅんすけもこの時期、仕事中に暑さに耐えられなくなるとこっそりサーバ室に行って涼んでいたりする。特定の社員しか入れない空間なので、涼んでいる時間だけ、しゅんすけは会社の中で行方不明になるわけ。
そのサーバ室の空調が、サーバのなくなった中、稼働を続けていたのだ。冷やす機器がないのに空調をつけておくこともないから、切ってしまおうとスイッチを押したんだけど、ここでふと思ったのだ。
しゅんすけは今までの仕事の中で、どんな問題や不具合が発生したとしてもこの部屋の空調だけは切れないように配慮してきたのだ。オフィスビルに義務づけられている電気設備の点検による停電があった時も、この部屋が過剰に温度上昇しないように配慮してきた。絶対に暖まっちゃいけない部屋、そのサーバ室の空調を切ったのだ。それはこのサーバ室がサーバ室としての役割を終えたということ。サーバ室としての役割を終えたということは、サーバ室のないオフィスは事業所としての役割を果たさないということで、つまりしゅんすけはこのオフィスをオフィスたらしめている最後の要素を自分の手で止めたということなのだ。行為自体はほんのちょっとした動作だけど、その意味するところは非常に大きい。
ピーっと音が鳴り、天井から吹き出していた風が止んだ。しばらくして重い静寂が降りてきた。この瞬間からここはただの部屋、家主への返還を待つただの物件になったのだ。さらに言えば、この時がしゅんすけのXデー第二フェーズが完全に始動した時と言ってもいいだろう。
そうなのだ、しゅんすけの暑い夏はまだまだ終わっていないのだ。
| 日記 | 00:07 | comments(0) | -
年に一度の大運試し。
8月になった。
今年はさほど暑くはないけど、それでも毎年この時期に「熱い」思いを抱くことがある。それはほとんどクジ引き大会とかビンゴ大会なんかのノリなんだけど、東京マラソンの申し込みである。
先日8月1日から申し込みが始まり、3万6千人の参加資格をそのほとんど10倍以上の応募者で奪い合うという点では、ビンゴ大会の方が何千倍もマシかもしれない。しかも今年はプレミアム会員とか何とかで、申し込みにもいくつかレベルがあるようで、しゅんすけはちゃんと理解していないんだけど、うまく利用すれば当選の機会が広がるかもしれない方法が取られているようで、たぶんそれは、東京マラソンを「物凄く走りたい人」と「試しに応募してみた人」が同じ倍率の中で運を競い合うことの不公平さ(?)を解消するためのものだろうと思うにつけ、「物凄く走りたい人」であるしゅんすけがこういった主催者側の配慮を無下にして、結果的に「飲み会の罰ゲームで東京マラソンに申し込むことになっちゃいマシタ」的な人と運を競い合うことなっちゃったことには、抽選がどういう結果になっても文句は言えないよなーとは思うわけである。いや、もしホントにそういう配慮なんだとすれば、デカい魚を逃がした感が今さらながらするのである。
さて、去年も一昨年もその前も抽選に外れ、今年で4度目のチャレンジになるしゅんすけだけど、今回こそは当選して欲しいものである。いや、気持ち的には当然当選するものと思っている。根拠ないけど。去年当選したランニング仲間の話しによると、朝のテレビの星占いコーナーなんかで一番ツイている日に申し込むといいそうなので、まだ運気が上向いていないしゅんすけは実はまだ応募していない。申込者は既に規定数の3万6千人を突破したそうで、つまり今年も抽選ということになったわけだから、先を争ってガツガツしなくてもいいのだ。
そんなわけで、今年も年に一度の大きな運試しが始まる。11月頃に発表になる抽選結果は一体どうなるのだろうか。

ところで、もう1ヶ月くらい前になるかもだけど、しゅんすけの自宅に某ツールドちばの事務局から開催のお知らせが届いた。毎年10月の三連休に開催されるこのサイクルイベントは、去年初めて参加して雨に見舞われながらも非常に楽しいイベントだったんだけど、今年は先日書いたとおり、同じ10月の三連休を絡めて京都に向かうサイクルツーリングを予定している関係で、ツールドちばには参加ができないと思っていた。雨に見舞われた道を今年こそは晴天の下で走ってみたいとは思っていたけど、ま、10月の三連休は来年もやってくるわけだから、今年は今年しかできないチャレンジをしようと思っている。去年と同じ道を走るというのであれば、そう結論するに何ら疑問の余地もないのだけど、つい先日、ふと大会ホームページに立ち寄ってみて驚いた。
今年はコースが違うのである。
去年のスタート地点は千葉県の東海岸、九十九里浜だったけど、今年は東京湾側の西海岸、袖ヶ浦辺りみたいである。コースはウロ覚えだけど、袖ヶ浦から北上してほとんど県境の成田に至る。2日目はそこから一路南下して、なんと鴨川まで行く。千葉県を縦走してその4分の3ほどの距離を走ることになる。3日目はさらに南下して房総半島の突端まで行き、折り返して袖ヶ浦まで戻ってくる。いや、これはかなりの長距離サイクリングである。実際去年よりも走行距離は長いんだけど、さらにコースレイアウトもなかなかシビれるもので、例えば2日目なんか130キロほどのコースの中で、100キロを過ぎた辺りからアップダウンが多くなったりする。去年だって起伏のある道にはかなり苦しめられたというのに、今年はさらにその上を行くようである。これはシビれ過ぎる。
そんなシビれるコースを見ていたら、何となく挑戦したくなってきちゃった。どうしたものか・・・あ、いやいや、京都チャレンジの方が優先なのは分かるけど、大勢の自転車が連なって走るあのイベント特有の風景をもう一度見てみたいなーとつい夢想してしまうのだ。

今年の秋シーズンはランニングにしてもサイクリングにしても、どうも計画が薄い感じがする。去年のように年初から計画を立ててたわけじゃないので、どうも場当たり的な感じである。秋から冬、春シーズンに向けたイベントはサイクリングでは京都チャレンジ、しかも上述のとおりツールドちばで悩み中、ランニングでは当たるか分からない東京マラソンくらいしか決まってないのだ。
ホントはね、去年の沖縄NAHAマラソンのようにメインイベントを12月くらいに据えたいところだけど、どうも計画がうまくいかないのである。来年はちゃんと予定を立てようと思いつつ、ツールドちばに悩み、東京マラソンの当選に願いを込めるのであった。
| Be RUNNER! | 12:05 | comments(0) | -
灼熱Xデー。
毎年春頃に実施しているしゅんすけの会社のXデーが、今年に限って夏に実施されることになり、そしてそれがついに今日ということになった。
春頃にはあまり感じなかったけど、夏に実施するXデーは何よりも暑さとの戦いである。7月から解禁になったスーパークールビズのおかげで、しゅんすけの会社はアロハシャツでも勤務可能になったので、暑さ対策として今日はアロハで出勤することにした。
ただちょっと問題なのは、アロハを着る夏の季節のパンツは、しゅんすけはほとんどの場合が短パンなどで、たまにジーパンを履いたりするくらいで、いわゆるチノパンのようなものを持っていないのである。夏に長ズボンなんか履けるかいなって感じで、夏は短パンのみだった。しかしさすがに短パンで会社には行けないので、どうにかしてチノパンを用意しないといけなくなって、急遽ユニクロで安いチノパンを購入することにした。最近はJRの駅構内にも本屋やユニクロなどいろんな店が出店していて、しかもかなり早い時間から開店しているので、朝の通勤の際に買うことができるのだ。
品川駅の構内のユニクロまでは自宅から短パンを履いて行き、ユニクロで購入した後に着替えるという作戦。通勤経路にユニクロがあるとこういう時は便利だな・・・と思ったら、駅構内の狭いスペースで営業しているだけあって品揃えが悪くて、この店ではチノパンまでは売ってなかったのだ。もともと駅の構内にユニクロのような店舗があること自体、不思議な感じがしていたし、まあそれでも通勤時に立ち寄ることも考えればニーズはゼロじゃないだろうけど、そういった「軽い買い物」の中にはパンツは入らないのかもしれないね。どうしたものか考えて店員に聞くと、上野駅内の店ならパンツも売っているし、既に開店しているとのことなので、有楽町で下車するところを山手線で上野まで行き、ここの店で何とかチノパンを手にすることができた。さすが、東日本における最大の鉄道要所だけある。ちょっと安心。
「履いて行きます」と店員に告げて、試着室で着替えさせてもらい、ここでいよいよ出社できる服装のできあがりである。サイズや値札などのタグ関係は店員さんに言ってすべて剥がしてもらったものの、ユニクロ特有のあのサイズを表示したシールがしゅんすけの死角に貼り残ってて、ウエストサイズが公然と表示されたままになってるんじゃないかという心配もあったけど、思えば出勤前から品川を経由して上野に行ってパンツを買って着替えて出勤するなんて、Xデーが始まる前からなんてバタバタしたことだろう。Xデーの日くらい、穏やかな気持ちで出勤したいのに、ね。

そんなわけで、今日も夜中まで作業である。
徐々に分業化しているので、しゅんすけの負担は少なくなってるけど、Xデー本番の日はしゅんすけが出張ることになるのである。
さてどうなることか。
明日の朝陽はしゅんすけに微笑むだろうか。
| 日記 | 13:00 | comments(0) | -
キャメル。
某日本たばこ産業より手紙があった。
実は会社の関係で、かなり昔にアンケートに答えたら、それ以降年に一回くらい、新製品の紹介などが送られてくるようになった。
今回もちょっとした包みだったので、中身は新しいタバコ製品、試供品だろうと思った。
既にしゅんすけがタバコを辞めて何年も経っているので、今さら紹介されたタバコを吸おうとは思わないけど、ちょっと興味があって封筒を開けてみると、中身はキャビンマイルドだった。それも新製品ではなくて、そこら辺で売っている普通のキャビン。なんで試供品ではなく、既製品を送ってくるんだろうと思い、同封の文書にちらっと目がいくと、そこにはこう書かれていた。
「キャメル・マイルド・ボックスの販売終了のお知らせ」
おっと、キャメルマイルドってしゅんすけが吸っていたタバコの銘柄じゃんか。これがなんと販売終了になってしまうそうである。
いやもともと人気のある銘柄じゃなかったからな。しゅんすけはそういったマイノリティを好むので、昨今のタバコ代の値上げや禁煙ブームを見れば、人気の少ない銘柄がなくなっていくのは当然だと思う。
しかし意外だったのは、販売終了の理由が人気云々ではなくて、東日本大震災の影響だったことである。震災によって生産体制や原料の調達がままならなくなったようである。
しゅんすけはタバコを辞めちゃったわけだけど、たぶん、これがしゅんすけにとって一番近い「震災の影響」ってヤツかもしれない。会社の事業的にはいろいろあるけど、個人的には東北に親戚や知人がいるわけじゃないので、あまり震災の影響は感じられなかったけど、こうしてかつて愛用していたタバコの銘柄が震災の影響でひっそりと店頭からなくなっていくのはちょっと寂しい感じである。
特にラクダを描いたラベルは、なんとなくアートっぽくて好きだったんだよね。
しゅんすけが吸わなくてもいつまでも残っててくれればと思ったけどね。
| 日記 | 20:59 | comments(0) | -
クール・サマー。
今年の夏は変である。
例年のように全然暑くならない。
例の原発事故に端を発した節電ムーブメントのせいで、例年の暑さなら例年以上に苦しめられる暑さ、しかもその暑さに耐え切れなくなってもエアコンを動かすだけの電力は電力会社から供給されないなどという悪夢のような夏になるハズだったのに、今年はさほど気温が高くならないのだ。時には「涼しい」とさえ感じたりする。自宅内が適温なので、エアコンをつけないまま過ごしていることを気付かなかったりもする。
今年はいわゆる冷夏というヤツだろうか。まだ油断はできないとは言え、先月中旬にかなり早めの梅雨明けを迎えて以降、今年の夏はちょっとおかしいのである。
天気図なぞ見ているとそのカラクリがよく分かる。明らかに太平洋高気圧のパワーが足りない。そのせいで北側に低気圧なんか出てきちゃって、時には気圧の谷になったり、もっと明確に前線になっちゃったりする。ほとんど梅雨時の気圧配置と言ってもいいほどである。気圧の谷なんかできたら、そこに湿った空気が流れこんでくるし、遠くにある台風だってこの谷間を伝って移動してきちゃったりするわけで、つまりこんな気象現象が展開しているうちはまったく晴れてくれないというわけである。
この兆候は先週から既にあって、さきこが夏風邪をひいて臥せっていた週末、しゅんすけが地元をサイクリングした際にもあまり晴れている感じはしなかった。かなり違和感を感じたものである。
しかしいくら変な夏であっても、先週の土曜日は晴れて欲しかった。
自転車仲間と行く、三島周辺のサイクリングがこの日だったからである。
さきこを中心に1ヶ月前から準備して、コースや立ち寄るスポットを調べてきたのに、先週の中頃から天気予報の様子がおかしくなってきて、木曜日頃にはついに雨マークが表示されるに至ったのである。そして直前の天気図では、韓国辺りから新潟を経由して太平洋に抜ける明瞭な気圧の谷ができてしまい、韓国や新潟では豪雨による多大な水害が発生するに至ったのである。土曜日も同様な降雨の恐れがあったから、無理に自転車で出かけることもないと思い、結局やむを得ない決断をせざるを得なかったのである。まあ、今回のサイクリングってのは抜けるような青空の下、涼しい海風を頬に受けながらどこまでも広がる海と富士山と美味しい湧き水を堪能するってコンセプトだったので、冒頭の「抜けるような青空〜」のパーツが抜け落ちた時点で、サイクリングの意味は半分くらいなくなっちゃうわけだから、中止の決断は妥当だと思うけどね。
※逆に雨の中サイクリングを強行して事故にでも遭った日にゃ、二度と同じコースでサイクリングはするまいという話しになる恐れもあったわけで。
そんなわけで、この週末はまったく夏らしさを出してくれない今年の夏のせいで、垂れ込める雲を恨めしく眺めるというネガティブな週末になってしまったのである。
しかも、である。
先週さきこの身体を蹂躙した夏風邪は、その照準を今度はしゅんすけに合わせたようで、水曜辺りから怪しかったしゅんすけの体調は、この日に示し合わせたかのように悪化してしまった。つまり、風邪で臥せってしまったのだ。いや、今週末のXデーを考えれば、雨が降ってサイクリングが中止になったのは逆に良かったことなのかもしれない。
そんなわけで、7月の梅雨明け以降しゅんすけの遊びたい欲求を1ミリも満足させることなく、暦は8月を迎え、そうして今週末を迎えることになる。今週末はまた全身全霊をかけたXデーである。
今週末を超えれば少しは時間ができるだろうし、お盆休みもあるから平日に休むこともできるようになるだろう。その頃には風邪も治ってるだろうし、太平洋高気圧も例年の元気さを取り戻しているかもしれない。そうだ、しゅんすけの夏はまだ始まっていないのだ。

※未だに風邪で頭がぼぅっとしているので、今日のところはこの辺で勘弁、なのだ。
| 日記 | 20:59 | comments(0) | -
ネコ騒がせな朝。
8月1日、月曜日。
今日は会社で9時前から会議があって、どういうわけかそのセッティングをしゅんすけがすることになってて、つまりいつもよりもかなり早くに会社に行かなければならなかったんだけど、いや、こういう日に限って京浜東北線はダイヤが乱れるのだ。
電車に乗ってちょうど鶴見駅の辺り、かなり長い停車時間に気づき、ちょっとイヤな予感がしたんだよね。そうしたら蒲田駅に停車中の車両からネコの声がするってことで、車両点検をするとのこと。ネコが電車の中に潜り込んでしまったようなのだ。実際は床下からネコの声がするってことで、つまり動力部の奥の方に入っちゃったようである。う〜ん、ネコならしょうがないか・・・ってか、結局運転見合わせは30分近くにおよび、ホントなら既に会社に着いて準備をしているところである。これにはちょっと焦ったわ。
蒲田には操車場があるから、昨日の終電でここで留置された電車にネコが入り込み、そのまま一晩越したら翌朝いきなり電車が走り始めてビックリってことだろうか。そうでもないと車両の下側から入り込んで床の真下辺りまで辿り着けないもんな。
でも、ニュース掲示板やツイッターでの論調が「ネコならしょうがない」と口を揃えて言われたりすると、逆になんか釈然としない感じで、だからと言って不安の極みでニャーニャー鳴くネコをそのままに電車を走らせるのもどうかと思う、複雑な感じがするのだった。
ちなみに、当然だけど会議には遅れてしまった。
同僚のフォローでなんとかなったけど、いやネコには気をつけねば。

※そんなわけでネコの心温まる映像。
| 日記 | 20:59 | comments(0) | -
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