「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
夢の新東名でサイクリング。
日曜日はふじの国サイクルフェスタ2011に参加するため沼津市にある第二東名、駿河湾沼津SAまで行ってきた。
来年夏の開業に向けて建設が進むサービスエリアだけど、道路の方はアスファルトも敷き終わっていた。この道を自転車で走れるなんてちょっと夢のような体験だったね。
しゅんすけの第二の故郷、沼津で起こるサイクリングで何が起こったか?いや実際事件は起こったわけだけど。
詳細は別ページにて。
| 自転車日記 | 18:43 | comments(0) | -
今週末と来週末。
既に11月も終わりに近づいてきているが、秋から春にかけて始まるランニングやサイクリングのイベントがどうも今年は少ない気がする。去年はちゃんと計画表を作成していたので、コンスタントにイベントを経験できたし、そのための体力作りも計画的にできたのだけど、今年はほとんど行き当たりばったりな感じで、結局11月はまったくイベントに出場することがなかった。
しかし11月も終わろうというこの今週末からちょっと慌ただしくなりそうだ。今週末は、サイクルイベントがある。静岡・沼津で開催される第二東名の開通前の道路を利用したサイクリングイベントである。沼津からスタートして4、50キロを往復する100キロ弱のサイクリング。沼津と言えば、もはや言うまでもなくしゅんすけの第二の故郷と言ってもいい街で、第二東名高速道路と言えばしゅんすけが住んでいた時期でも、トンテンカンテンやっていたものである。まだ自動車道として開業していないその道を自転車で走るのである。いや、なんか感慨深いわ。きっと富士山とかキレイに見られたりするんだろうなと思うにつけ、楽しみがいや増していく感じである。
ちなみに、新しく開業する高速道路では開業前にイベントをやったりするようで、しゅんすけが以前住んでいた街でもベイブリッジから続く首都高が新しく建設された時、その開業前には地元の人たちがその道を歩いて通るというイベントがあったものである。しゅんすけはちょうど思春期真っ只中というか、とにかくそういう大衆迎合的イベントへの反発心が人一倍あったので、部活動を理由に参加しなかったんだけど、思えば今や月に何度も通るお馴染みの道を歩けるなんて面白いイベントに参加しなかったのは非常にもったいなかった。しゅんすけがタイムスリップできたアカツキには、ぜひ首根っこを掴んででもこのイベントに参加させてやることにしよう。
さて、そんな面白サイクルイベントに続く翌週は、横浜マラソンである。
今回は初めてハーフマラソンに出場するんだけど、いや自信がまったくない。20キロを走ることは以前にも経験があるのでまったく問題ないんだけど、問題はそのタイムなのである。しゅんすけはハーフマラソンではだいたい2時間10分程度で走る。1キロ当たり6分強といった感じである。しかし横浜マラソンで規定された制限時間は、1時間57分。1キロ当たり5分30秒で走らなければならないのだ。いくら平坦コースとは言え、このタイムは結構キツい。たしか1月に開催されたフロストバイトでは、この時間を若干上回る自己ベストタイムでフィニッシュしたけど、これも後半の追い風の影響が大きかったわけで、通常のコンディションでは到底達成できない記録である。しかし、横浜マラソンではこの時間にフィニッシュしないと失格になってしまうのだ。これは大変だ。
追い風参考記録とは言え、一度は達成したことのある好タイムだから、何とか練習して走力をアップさせたかったんだけど、これもなかなか上手くいかなくて、少々走っているものの、記録に追いつけるほどの走力は期待できない現状である。
しかし本番は来週である。
残るはシャニムニ走る根性だけが頼りである。果たしてどうなるか、しゅんすけにフィニッシュゲートは待っているのか。
ドキドキなしゅんすけの週末が始まろうとしている。
| 日記 | 13:12 | comments(0) | -
始まりはいつも、ファソラスドレミファ。
最近お酒に弱くて、ほんの数杯で酔っぱらってしまう。
先日のサイクルモードでもさきこと飲み屋に入って2杯くらいビールを飲んだだけで悪酔いしてしまったり、会社の人たちと新宿まで出かけた時もビールだけでかなりフラフラになってしまった。酔いが回ってくるととにかく早く帰って安心したくなる。しゅんすけの東京からの帰宅ルートでは、京浜東北線に乗ることになるんだけど、こんな各駅停車の鈍行に乗っていたら早く帰るどころか、桜木町辺りで地下鉄の終電を逃してしまうことになりかねない。かと言って勝手の分からない東海道線に乗るのも面倒だし、横浜の喧噪の中で乗り換えするのも億劫である。・・・となると、東京から横浜の自宅近辺までは京浜急行に乗って帰るのが一番いいということになる。もちろん乗車賃はかかってしまうけど、酔った状態で安心して乗っていられるのは大学時代から利用している京急なのである。
しゅんすけが転職して京浜東北線を利用するようになってから7年くらい経つけど、未だに京浜急行の方が乗りやすい電車なのである。どんな時間帯でも安心して乗れるというのは、つまり運行ダイヤがある程度「読める」ということである。終電や待ち合わせの状態を多少とも分かってるからこその安心である。安心といえば、この前の台風で首都圏の交通機関がマヒしてしまい、特に多摩川を越える電車は、京急を始め東海道線も京浜東北線も東急も小田急も京王もすべて止まってしまった時、一番最初に復活したのは京急だった。安心を越えて、まさに「京急最強伝説」である。
そういうわけで、長く親しんできた馴染みの電車、京浜急行が好きである。
先日の週末、何気なくテレビのチャンネルを変えていたら、某BS放送で京浜急行の特集をしていて、思わず見入ってしまった。この番組は非常に特殊な作りをしていて、運転席から見える前、右、左の窓の景色を延々と流し続けるというもので、時折車両の型式に関する説明が挟まれたりするものの、基本的には鉄道マニアでないとあまり魅力を感じられないような番組だったんだけど、しゅんすけもさきこもこの番組を終わりまで、つまり終点の浦賀まで見続けちゃったわけで、つまりその程度くらいには京急への愛情があるというわけである。(いや電車マニアってのはどこまで専門知識があるんだってことを思い知った番組だったけどね)
東京の西南を走る私鉄各社は、東急とか小田急とか京王とかあるけど、たぶん地元の人はそれぞれに地元の電車を愛しているんだと思う。小田急なんて年に数回しか乗らないし、京王においては生涯で数回くらいしか乗ったことがないけど、これを利用している地元の人にとっては、先ほどの酔ったしゅんすけのように、安心して乗れる電車なんだと思う。
ところで、そんな京急について先日のニュースが気になった。
技術向上による性能アップのため車両のリプレイスが進み、現行の車両、特にいわゆる「ドレミファ・モーター」を使用した車両が今後姿を消すというのだ。
快速特急の車両なんかで使われていたこのモーターは、独特な響きがあって、1998年の登場当初こそ「なんじゃこりゃ?!」と思ったものだけど、今やほとんど京急の代名詞的存在になっている。より速くより快適な交通機関を目指すために車両の世代交代はしょうがないことなんだけど、ちょっと寂しい気がした。
このニュースを知った日、期せずしてさきこと一緒に帰宅することになり、品川で待ち合わせてウイング号で帰ることにしたんだけど、この時乗った車両がこのドレミファ・モーターの車両だった。さきことの人生を見守ってきたいろいろと思い出深い電車に、思いに耽ってしまった宵だった。
※ちなみに、VVVFモーターの俗称であるドレミファ・モーターは、実際はファソラスドレミファの音階なんだそうな。
※京急をフィーチャーした曲と言えば、しゅんすけはやはりコレ。東海道、ロックオン、よーし!
| 日記 | 23:25 | comments(0) | -
ウソの方程式。
世界的に有名な某カメラメーカーが長年にわたり損失を隠していた事件が最近発覚した。損失が発生したのが90年代だというから、20年もの間ウソをついていたことになる。金額も物凄い額だけど、何よりバブル期からずっと隠し続けてこられたことに驚きである。ウソをつき続けるって結構パワーが必要で、これが本人だけじゃなく周りを巻き込めばさらに一層大変なわけで、しかも上場企業では財務状況はそれなりに厳しい目でチェックされるから、つまりこのウソをつき続ける行為にはホントに大きなパワーが必要だったんだと思う。そっちの方に感心してしまった。
ウソをつくということは、ウソを言うことで得られる何らかのメリットがあるものである。そのメリットを重視するあまりに、ウソがバレるかもしれない、またバレたことによって損失を被るかもしれないというデメリットを無視するのだ。ところでウソがバレる可能性は、つまり確率である。ウソがバレる確率が低ければウソをつくメリットを得る確率もまた高まる。だからウソをつく時には、確率について思考が巡らされているのである。
しかしニンゲンは確率の計算が苦手である。
複雑な要素が絡み合う事情の中でウソがバレる確率を計算するのはもちろん難しいけど、もっと簡単な計算すら誤ることがある。たとえば競馬が当たる確率とか宝くじが当たる確率とかね。いやそもそも宝くじがどれほどの組み合わせがあるのかすら分からない人もいるだろう。いや、偉そうに言ってて、しゅんすけだって「ロト6」で選択し得る数字の組み合わせが何通りあって、そのうちの1通りが何分の1の確率で当選するか知らないからね。
だけどニンゲンはもっと確率の計算に秀でていても良さそうなものだと思うわけである。今のように複雑な社会でなかった時代にも、確率は存在していて、ニンゲンの生活、いや生存に大きく関与してきていたからね。たとえば大昔の狩猟なんかでもそうである。しゅんすけの遙か祖先にあたる原始人は、森を歩いていてふと草陰にイノシシが潜んでいるのをみつける。イノシシは自分に気づいていない。ゆっくり忍び寄る原始人のしゅんすけ。弓矢を構え、一発で仕留められる距離まで近づいていこうとする。距離が近づけば弓矢が当たる確率は高まるけど、当然気づかれる確率も高まる。ふたつの要素のせめぎ合いの中で、原始人のしゅんすけは忍び足を進めていったに違いないのだけど、そこにイノシシに当たる確率と気づかれる確率に対する数学的計算はまったく介在していない。どれほどの距離でどれほどの命中率と気づかれる確率になるのか。原始人のしゅんすけはこういう局面を何度か繰り返して、そのうち何度かは成功してきたから、今しゅんすけが存在しているわけだけど、その生存競争において数学的に確率を計算できるように進化しなかったというのが、非常に興味深いのだ。これほど確率に支配された生存競争の中でなぜ、ニンゲンは確率を計算できるように進化しなかったのか。
これはウソをつくことを辞められないニンゲンの性にも言えることである。ウソはいくつかの条件が重なればそれなりに長い期間をバレないで過ごすことができるが、ちょっとのホコロビがあれば簡単に瓦解してしまうものなのだ。それなのにウソをつく。ウソがバレないような技術的な進化があったわけでもないのに、ウソをつき、それがバレないと盲目的に信じているのだ。まさに今回の某カメラメーカーの件も同様だろう。損失を隠そうと決めた時、そのウソがバレる前に損失自体が解消されているハズだと、きっと盲目的に信じてしまったのだろう。ニンゲンが確率に支配されていることを認識しつつも、確率をどうしても支配することができないのだ。
しゅんすけもウソをつかないことはないので、いつも思うのだけど、ウソをつこうかどうしようか迷った時に指標となる方程式があればいいのだ。ウソの要素の数と性質、構成、ウソをつく方の数、つかれる方の数、時間などなどが組み合わさって一種の関数の形を取るハズである。それによっては、ウソをこちらからバラすタイミングも見えてくるハズである。ウソがバレるよりも先に誤っちゃった方がいい場合もあるからね。
そんな方程式は既に存在してるんじゃないかとも思うけど、いやいや、今回の損失隠しに限らず、原発事故を巡る政府の対応なんか見てても、ウソをつくならもっと他にやり方があるんじゃないのと思うにつけ、ウソの方程式はまだ発見されていないようである。しかしそれでもニンゲンはウソをつくことを辞められない。いつかきっとバレてしまうのに、である。それはまるで、目の前にぶら下げられた毛糸の玉が、紐で繋がっていて飼い主の手で動かされているものだと知っていても、目の前をゆらゆら揺れる毛糸の玉から目が離せなくなるネコの哀しい性に近いものがある。
| 日記 | 15:27 | comments(0) | -
気絶金曜日。
週末は毎年恒例の自転車の展示会、サイクルモードが幕張であった。しゅんすけがこのイベントに行くのは今年で何回目だろうね。会社を半休して夕暮れの京葉線を走るのは1年振りの懐かしい光景である。
さきこも会社を切り上げて幕張で待ち合わせをした。会社を出るタイミングがほとんど同じだったので、さきこが幕張に着いたのはしゅんすけが着いた次の電車だった。幕張で30分は待つだろうと踏んでいたので、つい気が緩んでコーヒー屋で話し込んでしまったわ。
会場では毎年のことだけど、各メーカーやらが今年の新製品なんかを紹介していた。しゅんすけは共に京都までの650キロを走破したこてつ号に大きな愛着が湧いていて、少々サイズが大きすぎることはあまり気にならなくなっていたから、新しい自転車にはあまり興味がなかったけど、やはり某ト○ックとアン○ーの最新モデルには試乗しておいた。うん、やっぱサイズがワンサイズ小さいと乗りやすいわ。とは言え、やはり自転車の最新モデルとかには興味が薄くなってる。それよりもしゅんすけが興味あったのは、自転車を取り巻く昨今の環境について、ここにいるメーカーたちがどう考えているのかである。
自転車が社会問題になり、交通事故を防止するために違法自転車の取り締まりを推進していくという、個人的にはあまりベストとは思えない方向に向いちゃってることを、業界としてはどう捉えているのか。この波に乗って自転車の地位向上をどう図っていくのか。または静観するつもりなのか。
会場をずらーっと見回しただけでは、その答えはどうやら後者の方みたいである。
自転車の取り締まりという現象自体がこのイベントの直前に起こったことで、各ブースがこの事象にどういう態度を取るか決めかねていたというよりも既に準備が進んじゃってたために方向転換できなかったのかもしれない。そのくらいこの件、自転車業界にとってはきっと追い風になってくれるであろう恐らく最後のチャンスを活かしたブースはなかった。うん、タイミングが悪かったんだね・・・ってことにしておこう。
そんなわけで、いい意味でも悪い意味でも「いつも通り」なサイクルモードを終えて、帰途に就く。お腹が空いたので電車に乗る前に何かを食べておこうということで、居酒屋チックな店でビールなぞ飲んだりした。実はしゅんすけはさきこと二人で居酒屋に来るというのは非常に少ない。お酒を飲むための店に来るというのはほとんどない珍しいことである。でもこの日はサイクルモードでの話しに結構花が咲いてしまい、ちょっと飲んでしまった。いやビールジョッキ2本だけ。空腹に任せていっぱい食べてしまったのは確かだけどね。しかし実はその後かなり酷い悪酔いに苛まれたのである。
22時を過ぎてさすがに遅くなったので、電車に乗って帰ろうとしていた時、30分ほど電車に乗ったところでいきなり気持ち悪くなってきた。体内のアルコールを処理し切れなくなった内臓からの危険信号がだんだん強くなってきて、血の気がだんだん薄れてきた。イカン、このまま電車に乗ってるわけにはいかないということで、電車から降りて駅のホームのベンチに座って落ち着こうと思った矢先、意識が飛んでしまった。気を失って倒れてしまったようだ。
気がつくと・・・「気がつくと」なんて記述、昔にヘタな創作ストーリーを書いてて、場面転換の度に主人公の意識を薄れさせ、「気がつくと、そこには〜」的に話しを繋げることが多くて、最初にこれを読んだお袋さんが「これ気絶し過ぎじゃない?」とツッコまれて、初めてそのことに気づいたという痛い過去があって、実際その時のしゅんすけは気絶した経験はなかったわけだけど、今なら自信をもって言える。
気がつくと、しゅんすけは仰向けに寝っ転がっていた。心配して呼びかけるさきこによると、「あれ?オレ、寝てる?」と言ったそうである。酔っぱらって駅のホームで倒れるという「中年オジさんの金曜22時過ぎのアリガチな光景」を見事に体現してしまった恥ずかしさに慌てて起きようとするもさきこに静止される。さきこはスポーツドリンクでも買いにその場を離れたんだけど、その後やはり恥ずかしくて座っていられなかったしゅんすけは再び倒れてしまうという醜態を晒してしまったそうな。あー酷い酔いっぷりだ。
そう言えばしゅんすけはお酒に弱いし、飲み過ぎると倒れたりする。さきこの前で倒れるのは、2回目?いや3回目くらいかな。ただこうなると身体の交感神経が優位モードで発動して、アルコールを高速で分解してくれるようになる。この交感神経と副交感神経の優劣関係が切り替わる瞬間はホント気持ち悪いんだけどね。それでも心拍数が上がり汗がどばばっと出てくれると少々安心する。しゅんすけももう若くないのだから変な飲み方には気をつけなければならない。まあこの日はイベント会場を歩き回って疲れていたのかもしれないけどね。

※そんなわけで悪酔い醜態気絶する前の在りし日のしゅんすけの試乗風景。
| 日記 | 12:05 | comments(0) | -
夢想の地平面
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