「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
右脳発動中。
前回書いたとおり風邪がじわじわと厳しい。いっそ劇的に発熱して一気に免疫反応を発動してくれればすぱっと治ってくれようというものだけど、今回はとにかくおかしい。しかも加えて変なのは、この状況において右脳が回り続けていることである。ここ3週間ほど週末はずっと絵なぞを描いたりしている。あまり完成度の高いものはないけど、ちょこちょこと内野安打的な完成品を見ている状況である。
そんな中、三浦国際マラソンを控えた週末は次第に近づいてくる。風邪の症状としては慢性的な様相だったんだけど、今日になって背中が痛くなってしまい、つまりこれは免疫反応が新たな段階に入ったことを示していて、これからひと通りの治癒手順を踏んでいたら週末になってしまうので、ここでひとつ、ガツンと治してしまおうってことで、今日は会社を休んで病院に行ってきた。いや、病院に行くくらい半休でいいんだけどね、先の右脳の件があって、ついでに1日分休んじゃったというわけである。
病院と言っても近所の町医者なんだけど、この先生はなかなか面白い人で、夏に発症した腸炎の時からお世話になっている。「週末のレースまでに何とかして欲しい」と申し出たら、なんか先生の闘志に火がついちゃったみたいで、レントゲン撮ったり、採血、検尿して、風邪くらいでここまで検査するかって感じだけど、とにかく一生懸命対応してくれて、一生懸命考えてくれて、果たして渾身の処方箋を頂戴した。薬局でこれを渡すと、この先生にしては強力な薬を処方したみたいな言われ方をした。うーん、先生、この渾身の処方に期待してるぜ!(・・・なんか勘違いしてたかもな、この先生)
そんなわけで、いただいた強力風邪薬のおかげで症状が緩和してきた。発熱したり咳が出たりしないうちに治ってくれるかな。
午後は時間が空いたので、描きかけの絵なぞを描いて過ごした。
今回の絵なぞは一緒に仕事しているしゅんすけのアシスト派遣社員の方との会話からイメージをいただいて描き始めたものである。だから今回の絵なぞの出来はこのアシストさんのおかげでもあるのだ。そんなわけで、大判の絵なぞに加え、小さいサイズの絵なぞもついでに描いてみた。もし上手く描けたら彼女に渡そうかと思っていたんだけど、描いているうちにこれが「プレゼント用」というよりも「本番前のテスト用」的な位置づけになっちゃった。こっちを失敗しても本番で成功すればいいやと割と思い切って絵筆を振るった。
ちなみに、プレゼント用ということで、あまり情が移っちゃわないように一般の画用紙に描いている。これがいつもの紙とは絵の具の滑りが違ってなかなか苦労した・・・というより、気負わない分、楽しめたとも言えるかな。
背景の海の着彩のために、わざわざ新宿まで行ってマスキング液を買ってきたんだけど、いつも使っているものがあろうことか売り切れで、別の商品を買ってきたんだけど、テストの段階でどうも粘着力や乾燥具合が馴染めなくて、結局マスキングしないで背景の海を塗ることになった。この程度の細かい作業で表情が付けられなくてどうするのか。でもまあ上手くいった感じはあるかな。本番はもうちょっと複雑な部分があるのだけど、さて上手くいくだろうか。
そしてしゅんすけの風邪はあと3日で完全に治り、ハーフマラソンを走れるほどまで回復するだろうか。

| 日記 | 18:53 | comments(0) | trackbacks(0)
不調週末。
毎年戦々恐々としているのが、花粉症の発症である。
しゅんすけもさきこも花粉症の「か」の字どころか、これといってアレルギーらしいものがないので、この時期の花粉症の方の苦労をあまり理解していないのだけど、本当に大変だなーとは思っていて、しゅんすけも毎年来るべき花粉症発症の日を恐れているわけである。この辺のことは毎年のことなので既述かもしれない。
ところで、先週辺りからどうも体調がおかしかった。一時の激しい頭痛は治ったんだけど、微弱な頭痛が慢性的に続いていたし、頭がぼーっとして眠気もある。身体がとにかく休みたがっている感じなのである。これは風邪かもしれないと、早めに薬を飲んだりして早期治癒に努めていたんだけど、ついに先週の金曜になってはっきり分かる症状となって現れた。鼻水がだらだら出るし咳もある。うん、これは風邪だ。
それにしても嫌な時期に風邪をひいたものである。来週末は先日から準備してきた三浦国際マラソンの本番なのである。そのために先週は試走もしたし、名古屋マラソンに参加するさきこの準備も兼ねて30キロランニングも計画していたところである。30キロランニングどころか、来週までに絶対治すためにこの週末は安静にしてなきゃいけない状況である。それにもしかしたら花粉症かもしれないとの思いもあった。時期的にはドンピシャだし、ちょうど外界は花粉が飛散しそうなほどの感想具合である。そういえばだらだら垂れる鼻水は水のようにさらさらな感じ。うん、花粉症かもしれない。
いずれにしても、頭がぼーっとしてては仕事にならないので、大事をとって早退することにした。ここは早く安静にして一刻も早く治さなければ・・・と思うものの、実はその夜には以前しゅんすけのアシストをしてくれた派遣社員の方と食事をすることになっていて、しかも手配された場所がそれなりに高級な飲み屋(?)で、これは当日に1名キャンセルするなんてできそうもなかったので、ここは無理をして行くしかなく、そういうわけで会社を早退したにもかかわらず、某漫画喫茶に篭って椅子の背もたれを倒して眠るしかなかった。こんな空気が淀んでそうなところでいくら横になったって、悪化こそすれ風邪が完治するとも思えないけどね。
飲み会では風邪っぴきにもかかわらず結構盛り上がっちゃって、いつものペースでお酒が進んでしまった。いや喉も痛いし、鼻声ではあるんだけどね、なんか大丈夫だった。ホントに風邪なのか、これ?
それでも土曜日は自宅でゆっくり横になり、それでも鼻づまりがなくならなくて、身体も何となくダルくて、そのまま土曜の夜までダルダルで過ごしてしまった。ちなみに体温計で測ったところ、35.5度と出た。熱はないけど、なんか変な状態だ。
さきこがしゅんすけを心配してくれて、温かい鍋料理を作ってくれたんだけど、その料理をしている最中からさきこの様子が変になってきて、咳き込むようになったり発熱したりと典型的な風邪の症状になってしまった。これは完全に風邪である。しゅんすけの風邪が伝染ったかな?そうであれば、しゅんすけのこの症状はやはり花粉症じゃなかったってことかな?鍋料理をうまうまと完食してしまった食欲っぷりを見るにつけ、どうも風邪という感じがしないんだよね。
そんなわけで、この週末はしゅんすけのよく分からない症状がだらだらと推移する中、さきこがまさに典型的手順(?)を踏んで風邪を発症したというところで幕を下ろすことになる。来週の三浦マラソンに向けて、再来週の名古屋マラソンに向けて、しゅんすけとさきこは果たしてどうなるか。
ところで、この週末は東京マラソンだった。
これほど東京マラソンへの参加を熱望するしゅんすけが、こうして自宅のテレビでその様子を観戦することになるなんて、夢にも思わなかった構図である。でも思えば、こうして東京マラソンが終わってしまうと、すべてのランナーはしゅんすけと同じステージに降りてきたと言うこともできる。
つまり、「2013年の東京マラソンを走れるかもしれない人」というレベルである。次はぜひ走りたい。黒魔術を使ってでも当選してやるのだ!
頭痛がするのに右脳が回転してくれて、鼻水こすりながらカキカキしていたらなんか描けそうな予感がしてきた。体調不良と右脳の状態は関係していないのかもね。
| 日記 | 12:57 | comments(0) | trackbacks(0)
三浦、再び。
再来週に開催される三浦国際マラソンに向けて、そろそろ準備をしないといけない。
12月の横浜マラソン、1月のフロストバイトで、いずれも2時間を切るタイムを記録しているから、今回の三浦マラソンでもぜひ2時間を切りたいと思っていた。いや、前者2つのランニングコースはほぼ完全なフラットコースで、三浦マラソンは激烈なアップダウンコースなのは分かっているけど、やはり目標は常にちょっと無理めに設定するべきである。しかし、もちろんというか、残念ながらというか、まったく練習をしていない。フロストバイト以降、短めでも走ったことがあるのはたった1回という体たらく。これは2時間どころか完走さえ危うい状況である。
そういうわけで、さきこと試走してきた。三浦海岸のスタート地点からハーフコースを走ってみる。さきこは今回は10キロコースに参加なのだけど、名古屋マラソンが控えているので、しゅんすけに付き合ってくれることになった。
今回は意識してかなりゆっくりめで走ったわけだけど、そのおかげか、3キロ辺りにある霊園内の激坂とこれに続く坂道はほとんど問題なくクリアできた。霊園内の激坂の方は、しゅんすけの練習コースに同じくらいの斜度を持つ坂はないから気持ちを切り替える必要があるけど、後続の坂道は同様の斜度、距離とも練習コースと同じくらいである。
その後半島の台地のうえをしばらく走るのだけど、この日はとても天気が良くて、富士山がとてもキレイに、しかも大きく見えた。目の錯覚とは分かってるものの、この辺の人たちはこういう富士山を見ているのかと思うと羨ましくなったね。しかも富士山に加えて東京湾や相模湾、房総半島の山々や遠くに伊豆半島、伊豆大島まで見えるロケーションはとてもいいと思う。畑の一部が建設重機に蹂躙されて産業廃棄物の埋め立てエリアになってなければもっといいのだけど、ね。
城ヶ島に向かう道もさほど苦しくなく走ることができた。城ヶ島大橋から下の海を見たり、行き過ぎる観光船に手を降ったりする余裕もあった。
城ヶ島で折り返し、半島の海沿いの道を走る。ここから先がもっともキツい。アップダウンが2つほど続く。最初のアップダウンはさほど斜度もなくキツくないんだけど、これに続く上り坂はかなり長いしキツい。疲れた身体には非常に堪える坂である。これを上ると、しばらくして下り坂になり、遠くにフィニッシュ地点である三浦海岸の砂浜が見えるんだけど、実はここからの4キロほどが真の難関である。
たった4キロとは思うものの、精神的にはかなり堪える。この日はほとんどストップしてしまいそうなほど厳しかった。空腹もあったかもしれないね。アップダウンをすべて克服してきた安心感がどどどっと来て、気持ち的にはほとんどフィニッシュしたも同然に思ってしまうのである。ここからひと踏ん張りもふた踏ん張りもしないといけないのだ。
結局かなりヘロヘロになってフィニッシュ地点まで戻ってきた。久し振りの練習とは言え、最後の数キロは精神的にやられてしまい、酷いものだった。これが本番でなくて良かった。
次にここを走るのはイベントの本番である。ぜひ最後の4キロまで気を抜かないで走りたいものである。
さてどうなるか・・・。
そういや、来週は東京マラソンだね。

※砂浜にたくさんの海鳥がいた。

※富士山の景色。やはり写真で撮ると小さく見えるね。
| 日記 | 09:28 | comments(0) | trackbacks(0)
試験の景色。
先週の話しになるけど、仕事の関係で民間業者の資格が必要になったので、ちょろっと勉強して受検してきた。合格率はどうもかなり高いらしいのだけど、資格試験なんて結構久し振りだったので、適度に緊張しつつも楽しんで受検することができた。
星の数ほどもある民間資格の試験だから、その試験の運営だけを請け負う会社があるみたいで、今回しゅんすけが行ってきた試験会場もこの手の試験受託業者のビルの一室だったんだけど、いや、スゴかった。
会場に入ると受付があり、身分証明のために免許証を提示するんだけど、その顔写真としゅんすけの顔をマジマジと見比べられる。顔写真のホクロが目の前の人物にもあるかどうかすらも確認しているんじゃないかって感じ。受検者がすり替わるような不正行為を防ぐためなんだろうけど、さきこやお袋さん以外で女性にここまで見つめられたことが未だかつてあっただろうかと思ったね。受付を済ませるとしばしロビーみたいなところで待機させられ、いよいよ試験の時間が近づいてくる頃に、試験概要や注意事項が説明される。その時にも、手の甲や手のひらに何か書かれていないかとか、ポケットのものは全て出すようにとか告げられる。いや徹底してるなーと思ったら、「今後ポケットに手を触れる行為も不正行為と見なします」とも言われ、また風邪予防のためにマスクをしている人にはマスクを外してその内側を見せるように言われていた。いやはや、スゴい世界に来ちゃったな。まあ、この試験受託業者にしてみれば、不正行為の発覚は即座に信用失墜に直結するわけだから当然のことなんだろうけどね。
試験はパソコンを使っておこなう。モニターに映し出された問題を正誤のチェックボックスにマウスでチェックを入れていく。さほど操作の難しいものではない。しかし試験の部屋に入った時、既に早い時間から別の試験を受けている人たちが物凄い集中力でパソコンに向かい、そこここでマウスをクリックする音がカチカチ聞こえる中で、自分も集中して問題に取り組むというのは結構たいへんだった。まさに異様な空間である。
しゅんすけが今まで経験してきたような試験、会場で試験官が問題用紙と回答用紙を配布し、時計を合わせて「ようい、始めっ」と声がかかり、マークシートを塗り潰していくという世界は、もはや古いものになってしまったようだ。
1月の中旬頃にこの資格の講座に通った時、講師の先生がかなりの時間をかけてこのパソコンによる受検方式について説明していて、だからしゅんすけも事前にパソコンで受検するのは知っていた。この説明がかなり長いので、いわゆるパソコン操作に不慣れな人に向けて懇切に説明しているのだと思ったけど、しゅんすけでさえこの試験空間には面食らったわけで、パソコンに不慣れだったり、資格試験をあまり経験していない人はもっと大変だろうから、講師が時間をかけて説明するのも頷けたのである。
さてそんな異様空間で試験を受けて、2時間弱で開放され、しゅんすけはその後会社に向かった。合否判定は翌週になる。
そしてその結果発表は実は昨日だったんだけど、まあこうしてブログに書けてるってことでご察しとおり、合格を果たしたわけである。うん、良かった、ちょっと安心した。もう勉強しなくて済むかと思うと気持ちが軽くなった気分。しかも点数がかなり良かったので、喜びも倍増である。
50問の単元と25問の単元があったんだけど、50問の方は47問が正解、20問の方は19問が正解だった。うん、ほとんど間違ってないわ。100点満点にしたら、94点と95点である。こんないい点数は高校時代の世界史で取って以来である(あの時はたしかさきこの方がさらに高得点だった)。前述のとおり、かなり合格率の高い資格なので、高得点と言ってもさほど自慢できることではない。とりあえず、民間資格とは言え、資格をひとつゲットしたのは嬉しいことである。
やっぱ資格の勉強って楽しいかもしれない。今年はそういう勉強を進めてみようかな。
※ところで、この試験は会社の同僚も受けることになっていて、しゅんすけに先行して受検した上司は、なんとポロッと落ちちゃったようである。普段しゅんすけを怒涛のごとく毛嫌いしている人なので、ちょっと優越感♪である。
| 日記 | 13:58 | comments(0) | trackbacks(0)
近況。
なんか調子が出ない。頭痛が続いていて、身体がダルい。熱があるわけでもないし、喉が痛いわけでもない。頭痛薬を飲んでも頭痛が治らないからやはり何らかの変調を来しているのは間違いないと思う。
そんな日曜日にさきこに誘われるままランニングに出かけた。走っていれば血行が良くなって頭痛とか治っちゃうかもと思ったら、多少緩和したものの結局、頭のネジが外れたかのように違和感が抜けなかった。風邪とかインフルエンザではないだろうけど、さてこれは一体何だろうね?
そんな中、来月4日に三浦マラソンに参加する。何度目かの参加だけど、毎度過酷なコースなので、気を引き締めつつランニング練習を盛り上げていかないといけない。今週末も来週末もそれなりに走り込まないと本番で後悔しそうである。ちなみにさきこはその翌週に名古屋で開催されるウイメンズマラソンに参加するそうで、こちらはフルマラソンだからぜひ頑張って欲しいものである。さきこはその準備ということで、三浦マラソンはハーフではなく10キロ組に参加するそうである。いつも本番直前に体調を崩すさきこのことだから、名古屋マラソンの前週の三浦マラソン当日はきっと体調が優れないのかもしれない。ちょっと心配である。
さきこが名古屋でマラソンを頑張ってる間、しゅんすけは某親会社が開催する皇居の駅伝大会に参加である。去年あんな事態になったにもかかわらず、懲りずに開催することにある意味敬服するんだけど、どうも今回はエイドスタッフを劇的に増員し、AED完全装備で臨むようである。いささか物々しい感じもなくはなく、果たしてどうなるのやら。
先週末に自転車仲間が集まって、かなり遅めの新年会を開催した。
これに併せて、5月の遠征サイクリングのコースを決めたわけなんだけど、今回は「しまなみ海道サイクリング」に決定した。3年前と同じしまなみ海道だけど、今回は2泊3日、離島での宿泊となる。だから瀬戸内海を満喫できる旅になりそうで、その点では楽しみなんだけど、6月に同じしまなみ海道で開催されるウルトラマラソン100キロにさきこが参加することになってて、しゅんすけはこれを自転車で応援することになっている。つまりしゅんすけは5月、6月と自転車でしまなみ海道を走ることになるわけで、その辺でどうなんかなーとも思っている。特に6月は雨なぞ降ってしまうと当てられないもんね。さてさてどうなるものか。
先週末にはもうひとつ、絵なぞを描き上げることができた。
1月初めに描いてから1ヶ月振り以上も経ってて、ホントはもっと生産性が上げられればなーと思うんだけどね。
この絵なぞももちろん某SNSに投稿した。去年から従来参加していたSNSに加え、もう一つのSNSにも参加して、つまり1枚の絵なぞを2つのSNSに投稿する形にしていたんだけど、その効果か、ある日閲覧数を確認しようとSNSにアクセスしたら、しゅんすけを「お気に入り」に指定してくれた方が3人も増えていた。しかも過去の絵なぞ自体を「お気に入り」にしたり、コメントまでつけてくれた方もいて、今まで全然代わり映えしなかったしゅんすけのSNSページがほんのわずかだけ変化が出た。これはやはり嬉しいものである。ちなみにそんな変化のキッカケとなった直近にアップした絵なぞにはさしたる反響はなかったみたい・・・残念。コメントをいただいた絵なぞの方は、背景がそれなりに描き込まれていたから、それがどうもわずかなりの世界観を滲み出すことになって結果として共感をいただいたのだろう。やはり背景はちゃんと描かないとね・・・と思うにつけ、さて、しゅんすけが描きたい背景とは、どこの風景だろうと思った。しゅんすけがどうしても描き上げたいと思う風景・・・。そんな背景を探してしばらく思考の海に浸るのもいいかなーと思っているんだけど、いやいや、仕事がノッピキならない昨今の状況で、しかも冒頭のように体調が悪い中では、そんなことしてる場合ではないのだ。いや、頭がぼーっとするから、そんな思考に逃げたくなるのかな・・・?
| 日記 | 12:51 | comments(0) | trackbacks(0)
撮影メーターとシャッター・フラグ。
昨日の朝は富士山と満月が織り成す幻想的な風景を見たのだけど、今朝はこれをどうしても写真に納めておきたくて、昨日から携帯電話のアラームをセットしておいた。昨日よりも10分程度早起きすることで昨日みたいな風景が見られるのなら、ここはぜひ早起きをすべきなのだ。
それで今朝、6時20分にアラームが鳴って、起きてみたんだけど、そこでしゅんすけが見たのは意外なほど昨日とは異なる風景だった。
まず、月の位置が違っていた。昨日は富士山の右ちょっと上辺りにぽっかり浮かんでいたんだけど、今日の月はほとんど富士山の位置の直上、それも昨日よりも少し高い位置にあった。月の動きについてちゃんとした知識があるわけじゃないから、この1日での変化は驚きだった。そして昨日との何よりの違いは、富士山が見えなかったことである。今日は昨日よりも若干霞が濃かったようだ。冬はほとんど毎日見えている富士山だけど、昨日書いたとおり、春が準備段階に入るこの頃は見えなくなる日が多くなる。それが今朝だったというわけである。
これは、ちょっと残念である。
月の位置は昨日より変わっているとは言え、富士山の位置により近づいた、いやヘタをすると直上にあるという点では、昨日よりも条件がいいわけである。直上にあるというのはつまり、月版の「ダイヤモンド富士」になるハズだからね。それなのに、肝心の富士山が見えないのである。うん、いや惜しいなー。
そこでちょっと考えてしまった。
撮影をするかどうか、である。月だけを撮るために寒い外に出て撮影をするか。それともいわば「ご縁がなかった」ということで、撮影を諦めるか。
これはしゅんすけ自身の中にある「撮影メーター」がどの程度高まっているかによって行動が変わる。もちろん、富士山がちゃんと見えていれば、撮影メーターはそれなりに高まってくれて、カメラ(この前の皆既月蝕の際に威力を発揮したオリンパス製の10年選手カメラである)を持ち出して寒い中庭に飛び出している。しかし富士山はないのだ。昨日から撮りたいと思っていた写真を撮ることはできないのである。月はそれなりにキレイだったから、撮影メーターの高まりも微妙な感じである。
それでしゅんすけが出した答えは「撮影しない」。安易に妥協せずに、撮りたい構図を追い求める姿勢も大事なのである。
写真を撮る行為ってのは、こういう撮影メーターの高まりが常に関係している。良い風景だと思ったり、残しておきたいと思ったりした瞬間にカメラを取り出す行為に繋がるほどの高まりがあるかどうか。この繋がりにカメラ操作という行為がある以上、「残しておきたいと思う風景=(イコール)撮影できる風景」とは限らないのだ。実際、今日のこの「富士山なし月の風景」を見た後、30分ほど身支度をして家を出ててくてく歩く頃になって、「あれはやっぱり撮影しておくべきだった」と思ったのである。考えてみれば、月だけでもそれなりに幻想的な風景だった。しかも月の位置が変わっていたというのは、少なからずしゅんすけの好奇心を刺激していた。今後月の動きとかを勉強するにあたっては、今朝の月の風景はとても参考になるハズである。「撮りたい構図を追い求める姿勢」なんてカッコつけてないで、さくさくっと撮影しておけば良かったわ、という具合である。
「残しておきたい風景」を残しておくために「撮影」という行為が存在する・・・と思うにつけ、両者を繋げるもう一つの行為の存在も思い当たる。それが「シャッターを切る」という行為である。
動きのある写真なんかを撮る時は特にそうだけど、どのタイミングでシャッターを切るかが重要であり、ここにこそカメラ撮影の醍醐味があるんだと思うんだけど、結果として「残したい写真」を残せるかどうかは「撮るべき瞬間にシャッターを押せるかどうか」にほとんど全てかかっているわけである。カメラって当たり前な話し、シャッターを押した後に撮影されるわけだから、撮るべき瞬間よりも一瞬前にシャッターボタンを押す必要がある。このシャッターボタンを押すかどうかを判断する「シャッター・フラグ」が確かに存在するのだ。
しゅんすけはカメラにこだわりもないし、わざわざいい風景を撮るために出かけていくほど写真に凝っているわけでもないけど、思えば10年ほども自分のサイトに写真を掲載してきたわけだから、撮影という行為はそれなりに積み重ねてきたと言える。本格的にカメラをやっている人から見れば、「撮影メーター」とか「シャッター・フラグ」とかこの辺の話しは至極当たり前な話しなのかもしれないけど(いやそんな変なネーミングはしないかもだけど)、シロウトカメラ小僧としては、ほとんど初めて意識した「葛藤」だった。
月の軌道が1日でかなり変わってしまうことと、月齢が刻々と変化していること、日の出の時間、天候など様々な要素が絡んでいることを考えると、今日のような配置を見ることができるのは、もしかしたら1年も先のことかもしれない。明日にはきっと月の軌道はもっと左(南)に移動して、月はもっと歪な形に変化しているだろうから、今日と同じ配置になるのは、少なくとも来年の今日を待たないといけないわけである。う〜ん、1年か。
そういうわけで、小難しいことを書いてみたけど、今日の風景ほど、「撮影メーター」と「シャッター・フラグ」が試されたことはなかったと思うのである。いや、写真を撮るって面白いね。
| 日記 | 09:03 | comments(0) | trackbacks(0)
立春の候。
先日、立春を迎えた。
立春からカウントして日々の最高気温の累計が五百数十℃になると桜が開花するという俗説があるそうで、つまりまだ蕾にもなり切っていない桜の木の中では、3月下旬に向けて準備が始まったというわけである。
そんな初春の候、しゅんすけは思うところあって、会社を早退して帰ってきた。帰宅時刻は17時である。
自宅のドアを開けて、まず目に飛び込んできたのが夕陽の陽差しである。オレンジ色に輝く光がまっすぐ自宅を通過して玄関のドアまで差し込んでいた。薄暗い部屋がこの光のためにオレンジ色に光ってるようだった。懐かしい感じである。そういや子供の頃は夕暮れに帰宅すると、部屋が夕陽の光に満ちている感じだったな。
しゅんすけの自宅はおよそ西向きの庭からリビングを経て短い廊下が玄関まで伸びていて、これが光の道になっているんだけど、この日の陽射しはまるで夏至の日の出が長い廊下を通って奥の祭壇を照らすアブシンベル神殿のような感じだった。アブシンベル神殿では夏至の日の出だけど、しゅんすけの自宅では同じことが立春過ぎの陽暮れに起こるというわけである。これはいいものを見た・・・っていうか、しゅんすけやさきこが会社で仕事に勤しんでいる間、自宅ではこんな幻想的なことが起こっていたというわけか。なんか惜しい感じだな。
そして翌朝である。
しゅんすけは毎日6時半頃に起床するんだけど、起きてから窓の外を見たら、また幻想的な風景が広がっていた。
冬の朝は富士山がキレイに見えるんだけど、この日は富士山の隣に大きな満月が浮かんでいたのだ。日の出前とは言え、周囲は既に明るくなり始めているというのに、まだクリーム色を湛えた月が富士山との絶妙な位置関係で浮かんでいた。こ、これは写真を撮らないと!・・・と思いつつ、外に出るにはあまりにも寒すぎるので、まずはシャワーなぞ浴びてからにしようと、15分くらいさささっとシャワーを浴びて出てきたら、既にその場に月はなく、かなり白くなって手前の丘に消えていくところだった。月って動くのが早いんだなーって今頃気づいたわ。しかもほどなく朝陽が富士山のてっぺんを赤く染め始めたので、早朝の幻想的風景はいつもの朝の風景に戻ってしまった。
いや、あの風景を写真に収められなかったとは、惜しいことをしたものである。前述の夕陽と違って、今回の光景には、天候はもとより日の出の時間や月の月齢、黄道なんかが絡んでいたハズなので、明日に同じ景色が見られるとは限らないわけである。いや、これはもったいないことをした。
そんなわけで、最後に「こんな風に見えた」って感じの写真を載せておくけど、実際はもっと暗かったし、月の色も絶妙だった。
季節が完全に春に向けて動き始めている。桜の花が開花に向けて胎動を始め、早朝の富士山の景色もモヤっぽくなってきた。物凄く寒い日があるのは、寒気や暖気がダイナミックに動き始めた証拠である。春はこうして着実に近づいてくる。また気持ちのいい季節が来るというのは、何年経験しても嬉しいものである。
| 日記 | 12:52 | comments(0) | trackbacks(0)
トラックボールとブラックしゅんすけの怪。
今日、さきこ用のパソコンが届いた。
しゅんすけ自身も意外なのだけど、このパソコンが名実ともにさきこが初めて所有するパソコンである。言うなれば、パーソナルパソコンである。
パソコンが「パーソナルコンピュータ」の略称であるのに、これにさらにあえてパーソナルと冠する理由は、さきこの悲しいパソコン人生を語らなければなるまい。さきこは今まで何度も自分の財布からお金を出してパソコンを買ってきた。それはここで数えるのがもはや億劫になるほどの数である。片手では収まるまい。しかし悲しいかな、それらのパソコンはその都度しゅんすけが実質的に占領してしまい、さきこはしゅんすけがパソコンを使わない僅かな時間にちょこちょこっとパソコンをいじるだけであった。それはしゅんすけとさきこが結婚するはるか前からの習慣であり、思えばさきこが初めて秋葉原でパソコンを購入した20年近く前に遡る。あのパソコンはしゅんすけにとっても初めてのパソコンであったな・・・と思うにつけ、つまりしゅんすけは自分でパソコンを買ったことがなく、さきこが買うパソコンを片っ端から実質支配をしてきたことになるな。酷いヤツだ、うん、さきこがちょっと可哀そうである。この文章をきっとさきこは涙なしでは読めないだろう。
そんなわけで、今さらながらではあるが、さきこは実質的にしゅんすけの支配の及ばないパソコンを初めて手にしたというわけである。まあ厳密には、しゅんすけが沼津から会社を辞めて帰ってきた時に、沼津で使っていたパソコンをお下がりとしてさきこに提供したことはあるけど、このパソコンはほんの僅かな間にハードディスクドライブが自発的・物理的に破損するというほとんど自殺的末路にて、つまり壊れてしまったのだけど。
さて、そんなわけで新しいパソコンが納品されたので、さっそくセットアップして、インターネットに接続しなければならない。
セットアップは大した作業じゃないので、さきこに任せたんだけど、どうも様子が変だった。いきなりディスクのイニシャライズみたいな作業が始まり、「出荷時状態にしますか?」的なポップアップが現れた。新品で購入したのに「出荷時状態にしますか?」とはこれ如何に?
たぶんこれ、中古品をリニューアルしたようなものなんだろうね。基幹部分は中古で、筐体やその他のパーツを新しくしたりクリーニングしたりして販売したものなのだろう。道理で安いわけである。でも、出荷時状態にしたということで、つまり新品と同じになったということにして、セットアップを完了。あとはネットワークである。
それでネットワークの方は、とりあえずインターネットができればよろしかろうということで、簡単に無線LANを構築できるアンテナキットを購入してきた。単にモデムに接続すれば繋がるそうなので、試したところ、ホントにあっけなくネットに接続できた。まあ厳密には、もはや完全にしゅんすけの所有物となった仮想サーバであるところの従来機器とファイルが同期できたり、プリンタとかスキャナが共有できたりと、やりたいことはあるんだけど、まずはネットに繋がったところで良しとするのだ。
ところで、この無線LANキットを購入した時に、ついでにポインティングデバイスも購入することにした。いやなんのことはない、マウスのことだけど、実はしゅんすけが以前から欲しかったトラックボールをさきこに薦めてみたのである。トラックボールはもうずっと昔からの憧れのツールだったんだよね。ただ、画像加工などの複雑な作業に向いているのか分からなかったし、そもそも会社でマウスを使ってるわけだから、両刀使いになることよって会社でも家でもパソコン作業の効率に影響するのは避けたいとの思いがあって、なかなか手が出なかったんだよね。
しかしさきこは今日新しいパソコンを手に入れて、ちょっと気が大きくなっているので、ここはひとつ、推してみることにしたのだ。
さきこも会社ではパソコンを使う仕事をしているので、両刀使いの非効率を嫌がるかと思ったんだけど、意外に好感触で、安売りしていたこともあって結局トラックボールを購入することにした。ナイスっ!
自宅に戻って、早速無線LANの設定である。前述のとおり、案外簡単に接続が完了したんだけど、その設定の際にはトラックボールを使ってみた。いや、これ、意外にイケる。ちゃんとポイントしたい場所を指すことができるし、懸念していたクリックの替え指も違和感がない。しかも従来機器のマウスとの持ち替えもスムーズで、両刀使いでも効率が落ちることはなさそうである。うん、これは意外だった。もしかしたら、従来機器(しゅんすけのパーソナルパソコン)もトラックボールにしちゃうかもな、いや、ついでに会社のもそうしちゃうか?
自宅に新しい仲間が増えて、ちょっと心踊る土曜であった。
| 日記 | 21:08 | comments(0) | trackbacks(0)
アニバーサリー・デイズ。
今年はいろいろと記念の日が多い。
実は昨日はさきこと交際を開始してからカウントして8888日というゾロ目的末広がりなオメデタイ感じの日だった。1987年10月からもうそんなに日にちが経ったのかと思うと感慨深い。
そういうわけで、昨日はちょろっと食事なぞして帰ってきた。別に高級なレストランでワインなぞカチンとかするわけじゃなかったけど、品川にあるしゅんすけとさきこの歴史の中ではちょっと思い入れのある老舗のレストランで食事をしてきた。
昨日は会社を早く出てくるためにアシストの派遣さんにさきことの8888日目の話しをしたところ、その話しが部署内で広まっちゃって、空気の読めない同僚からチャカされちゃったりしたんだけど、いやチャカすのはいいんだけど、これほどの長い年月を考えて欲しいものである。8888日は8888円とは重みが違うのである。その辺を考えれば決してチャカせないと思うんだけどね。しゅんすけとさきこがこの先どういう展開になるかなんて分からないけど、人生の大部分、8888日分を一緒に過ごしてきた事実は確かに存在していて、しゅんすけはこれをとても誇らしいと思うのである。
さて冒頭に書いたとおり、今年はいろいろと記念日が多い。
今回の8888日から112日後の9000日目は5月に訪れる。これは年数に換算すると25年弱ってことなんだけど、その25年が到来するのは10月である。
9000日はともかく、25周年というのは我ながらスゴいと思う。25年と言えば四半世紀である。ついに人間がカウントできる時間の単位「世紀」が登場するわけだ。しゅんすけとさきこは100年の四分の1という時間的境地に到達したわけである。以前しゅんすけがハーフマラソンを走り切った時、「ハーフ」とは言え「マラソン」と名のつくものに参加して、走り切ったことに思いの外達成感を得たんだけど、「四半世紀」と感じがなんか似ていると思う。
数字が大きくなると次の単位を分割した方が分かりやすい時がある。25年というよりも四半世紀と言ったり、21キロというよりもハーフマラソンと言う。実はしゅんすけは最近体重の減少がなかなか上手くいかなくて、徐々に増えつつある。今はkg(キログラム)で表現できているけど、このまま増加を続けていくと次の単位t(トン)で表した方が分かりやすい境地(つまり0.1トン(!))が遥か遠くとは言え見えつつあることに、かなりの危機感を抱いたりしつつ、25周年の日になったらこれはさすがに何か盛大に盛り上がりたいなと思うのであった。
| 日記 | 12:44 | comments(0) | trackbacks(0)
夢想の地平面
CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
26272829   
<< February 2012 >>
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
アクセス解析
 

現在の閲覧者数:
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE