「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
楽しみで、そして不安。
いよいよ今週末は湘南国際マラソンである。
そういえば、フルマラソンを走るのは去年初めの同じ大会だったので、つまりほとんど2年振りである。うっわ、2年振りって。これはヤバ過ぎる。ちゃんと走れるか不安である。
まあ今からドタバタしてもしょうがないのだけど、とにかく走るよりも自宅で絵なぞをぴとぴとやっていた方が性に合っているしゅんすけとしては、これは久し振りの大挑戦(いや大博打)である。無事完走して帰って来られるといいなと思う。
※ほんの1ヶ月前くらいは、「毎日練習すれば何とかなるかも」と思っていて、このブログもそんなテイストを醸しつつ「頑張るぜ!」的な雰囲気で書きたかったのだけど、さっき「2年振り」と自分で書いて、それほどフルマラソンから縁遠くなってしまっていたことにショックで、ホノカに灯った自信みたいのが吹き消えてしまった。

さて、さきこの続報である。
最近は少し以前のような感じに戻りつつあって、普段の生活に何ら支障はなくなった。大きな病院に行って診察してもらう段取りができて、実質的には進んでるように感じないけど、手続き的にはちょっとずつ進んでいるようである。
そんな中、今度の湘南国際マラソンの話しをしていて、さきこが参加を強く希望していると告げられた。しゅんすけがここまで盛り上がっているので、さきこも羨ましくなったのだろう。
しかし、以前のブログにも書いたけど、さきこには強気で強制しないとダメである。甲州フルーツマラソンの時のような状況を繰り返すわけにはいかないのだ・・・って考えてみると、あの時はさきこは大事に至らないように休憩をしようとしていただけなわけで、特に無理をしようとしていたわけではないし、運営係の人の親切な早トチリだった部分も少なからずあるわけで、その意味では不参加を強制するほどのポカを彼女が犯していたというわけでもなくて・・・などといろいろと逡巡しているうちに、結局さきこの参加を認める結果になってしまった。あ〜ぁ。
しかしもちろん、フルマラソンはダメである。
しゅんすけは10キロ程度までならと思っていたけど、さきこ的には20キロくらいは走れるそうな。実際、この前も激坂を物ともせず18キロ付近まで走っている。事前の調整さえうまく行けば、同じくらいの距離なら走れるかもしれない。ちょうど19キロ過ぎ辺りにチェックポイントがある。ここで休んでいれば、リタイアしてもバスで会場まで送り届けてくれるハズである。う〜ん、どうしたものか。
さきこが頑張りたいというのをしゅんすけが止めるわけにもいかないしね。いくら持病と行っても、風邪を引いたりしなければ大丈夫かも・・・というわけで、しゅんすけとしては大変遺憾なのだけど、さきこの参加を認めることとした。20キロ限定である。
どんなに調子が良くても20キロまでである。20キロでリタイアである。

また心配ごとが増えるなーと思いつつ、実はさきこと一緒に走れるのが嬉しくもある。ランニングの緊張感は独特で、これを共有できる人というのは、家族じゃなくても特別な存在である。今年はホノルルでこの緊張感をさきこと共有したかったから、しゅんすけとしても何か物足りなさを感じていたのだろうね。
またあのドキドキが去来する。3度目の湘南。西湘バイパスの大磯付近から見る海は今年もキラキラしているだろうか。しゅんすけは果たしてどういう状態で帰ってくるのだろうか。不安で不安で、そして楽しみである。
| Be RUNNER! | 12:44 | comments(0) | trackbacks(0)
来週末は。
いよいよ湘南国際マラソンである・・・ってか、こんなに準備不足で臨んでいいのかという不安はあるけど、それでも何とか少しでも良いタイムが出ればいいなと期待している。
走りやすいコースだけど、新記録は出ないだろうな。去年辺りからちょっとずつだけど、ハーフマラソンの距離を自分で管理できるようになったというか、気持ち的に掌握できた感じがしつつあるけど、さすがにフルマラソンを管理する境地には至っていない。だからまた30キロ過ぎから(いや今回はもっと手前からか)、地獄の行軍が始まるんだろうなー。
ちなみにさきこは持病が治っていないので、残念だけど不参加ということになった。
次は1月のフロストバイトだけど、それまでに何とか治ることを期待して、5キロコースにエントリーした。復帰第一戦である。さきこ自身、こういった大会で5キロを走るのは初めてみたい。3月の三浦マラソンまでには往年の走りに戻って欲しいものである。

さて、この湘南国際マラソンは、11月3日(土)に開催なのだけど、実はその前日から幕張でサイクルモードが開催される。毎年行っているサイクルモードだけど、さすがにフルマラソンの前日は行けないだろうし、その翌日はヒドい筋肉痛で千葉まで行く事はできないだろうと思うにつけ、つまり今年はサイクルモードに行けないということになりそうだ。
なんてこった!毎年楽しみにしているイベントなのに!
よく考えてみると、湘南国際マラソンが土曜日というのに違和感を感じる。ランニングイベントって前日から会場に入ることも考慮して、たいていは日曜日に開催するものだけどね。そう言えば去年も3日だったので、もしかしたら11月3日の開催にこだわっているんだろうか。
なんか物凄く損した気分である。
そうそう自転車関係で言えば、自転車界の巨人、ランス・アームストロングの薬物使用疑惑が決着を見て、結局ドーピング疑惑は「黒」ってことになり、ツールド・フランス7連覇を含む過去の経歴は抹消・剥奪ってことになったみたいである。これは大きなニュースである。サイクルモードではその辺りについて、何か特別な動きがあったりするのかな。もしそうだとすれば、なんかやっぱり損した気分になるのだ。
| 日記 | 12:32 | comments(0) | trackbacks(0)
訂正ロード。
ブログの先の記事の記述について、さきこから「クレーム」があった。
曰く「倒れた」のではないとのこと。
さきこはランニングの途中で気分が悪くなって休んでいたところ、慌てた大会係員がさきこをクルマに乗せて病院に搬送してしまったわけで、倒れたわけではないのだ。・・・うん、そのとおり前の記事、顛末には書かれている。その前の記事には確かに「倒れた」と書かれているけど、顛末の記載でこれは上書き修正されている。読んでいただく方も、ブログの新しい記事から読むので、つまり速報としてしゅんすけが動転して記載した記事よりも、落ち着いて書いた顛末から読むわけで、そうであれば誤解が生まれることはそうそうないハズである。顛末を書く前に速報だけ読んだまりこさんはしゅんすけにメールを送ってくれたけど、動揺させちゃって申し訳ありませんでした・・・。
そんなわけで、誤解が生じ得ないということで、ブログの記事について修正をするつもりはない。速報の記事は、しゅんすけが病院でさきこが回復するのを待ちながら、激しい不安を落ち着かせつつ、まさかこのまま死んでしまうということはあるまいと自分に強く言い聞かせながら書いた臨場感と共に残しておこうと思う。
それにしても、さきこにはコトの趣旨をぜひ分かっていただきたい。一連の記事が誤解を生まない以上、こうして記事を残しておくことがどういうことなのか、さきこが病院に搬送された顛末の裏にどういう思いがあったのかを、ぜひ分かって欲しいと思う。
これが分からないと、さきこはきっと同じことを繰り返す。
二人が今後歳をとっていき、徐々に身体が思うように動かなくなる時に、互いを心配する思いがどう表現されるのか、その思いを受けてどう行動すべきなのか、今回は人生初のデキゴトとしてそれが試されていると考えるべきである。
他人に気遣われ心配されていることを感謝し、ぜひ言うことを聞いて欲しいと思う。
| 日記 | 12:48 | comments(0) | trackbacks(0)
続報。さきこのこと。
昨日はさきこが病院に運ばれたという事実に少なからず驚いてしまい、突発的にブログを更新してしまった。いや、なんて言うか、自宅が火事になってビックリして枕を持って飛び出しちゃった的な、ニンゲンとは動転すると何をするか分からないものである。

心配するメールを送っていただいた方もいて大変恐縮なのだけど、結論的にはさきこの状況はまったく問題ない。お騒がせしました。

それで、コトの顛末なのだけど、こういうことである。
昨日はさきこと一緒に甲州フルーツマラソンに参加した。さきこもしゅんすけもハーフマラソンに参加したんだけど、実はこのランニングコースが酷い坂道の連続で、普通に20キロを走るつもりで参加したら後で酷い目に遭うのは必至なのである。
だから、さきこは当初から頑張らないと決めていて、途中でリタイアするのはほとんど決定事項だった。完走するなんてとんでもない・・・ってか、まったく走り込んでいないのだから、持病があるとかないとか関係なくそれは暴挙以外の何物でもないのだ。
しかし、スタート直後に現れる激坂を意外なほど苦しくなくパスしたさきこは、当初の予定通り「最初の激坂を超えたら棄権する」という予定をちょっとだけ先延ばししようと思ったそうな。もうちょっとだけ行けると思ったようである。実際、最初の激坂まではだいたい6キロくらいなんだけど、さきこはその後12キロ地点、15キロ地点もパスしていく。6キロ過ぎから坂道を下る道は12キロ辺りから再び上り始め、その中には今回のコースの中でもっとも斜度のキツい坂道もあるんだけど、この激坂すらクリアしていく。
さきこ曰く、その激坂を上る自分の姿は、往年の自分、フルマラソンでサブフォーを達成し、ウルトラマラソンを駆け抜けた輝けるあの頃の自分を彷彿とさせる走りだったそうである。いや、怖い怖い。
その後もしばらくはキツい感じはしなかったんだけど、視界がぐらぐら来たのは唐突だったそうである。恐れていた貧血の症状の予兆である。しかしその時点ですぐに道路脇に寄って身体を休めた。予期していたことなので、行動は早かったようである。横になってしばらく休んでいれば、そのうち何もなかったかのように復活するのがいつものことだったんだけど、そこに大会運営の係員が駆けてきた。
「どうしましたか?」と聞く係員に対して、「貧血で・・・」なんて返しちゃったものだから、係員が病院に搬送すべく大会車両を呼んじゃったのだ。さきことしては、しばらく寝ているか、または大会車両が来るのなら会場まで運んでくれれば良かったのだけど、実際に運ばれたのは近くの病院なのだった。そこで処置室に入れられたさきこはベッドに横たわりしばしの安静を命じられたのだ。

さてその頃のしゅんすけである。
激坂に完全にヤラれてしまったしゅんすけは、息も絶え絶えにフィニッシュし、とにかく自分の荷物を置いた場所に急いだ。そこには持ってきた荷物や着替えが持参したレジャーシートに置かれていて、そして予定通りなら途中リタイアしたさきこが既に着替えを済ませて弁当なぞ食べている姿があるハズだった。
しかし、そこにさきこの姿はない。じわっと焦りが出てきた。
この時点ではさきこが病院に搬送される前だったようで、先にフィニッシュしたランニング仲間の誰もさきこに関して情報を持ってなかった。
だからこう思った。
「アイツ、予定を無視してまだ走ってるのか」
さきこがリタイアする予定を無視して走れない身体に鞭打って走り続けているというのは、まったく予想できなかったことではない。だけど、しゅんすけがこれほど心配していることを考えれば、きっと言うとおりにしてくれると思っていた。さきこはその辺をまったく分かってくれていないのか。

ちょっと不貞腐れて、いやまあ、とにかく着替えてしまおうと、大会が用意してくれた体育館に行く。服を着替えると疲労感もあってそのまま横たわってしまった。思った以上に満身創痍、いやほとんど練習していない中あれほどの走りをしていれば当然である(「あれほどの走り」がどれほどのものかは、別にレポートを書く予定である)。
横たわったままストレッチなどしているうちにウトウトしてきて、ちょっと眠ってしまったかもしれない。数分程度だと思うけど、さきこが心配になり、しかも携帯電話を持って来なかったのが不安になって、ゆるゆると起き出して会場に向かう。
遠目で見てもさきこがまだ帰っていていないことが分かったけど、そこにいるランニング仲間がしゅんすけを見た途端、訴えてきた。
「さきこさんが倒れて病院に搬送された!」

この時しゅんすけがどう思ったのか、今ではほとんど思い出せない。
何かを考えるべきだと思いつつ、何も考えられず、でもテキパキと荷物をまとめたり、「いやぁだから言ったんスよね〜」と軽口をきいていたり、ドロッとした汗が額を流れていくのが分かり、でも駆け出すほどの力は残っておらず、とにかく運営事務局に行って病院の場所を教えてもらい、幸い数ブロック先だったので、急いで向かうことにした。たぶんかなり動転していたのだろう。

こうして病院でさきこと対面することができた。
布団を首まで被ったさきこは、以前貧血で倒れた時と同じように意識がはっきりしていた。顔色はやはり悪かったけど、病的な感じはしなかったので安心した。
そして「ダイジョブ、ダイジョブ」とのたまう。
何が大丈夫なものか!病院に担ぎ込まれて大丈夫も何もないのだ!
いやもうホント怒鳴ってやりたかったけど、実はこの処置室には他にも担ぎ込まれた方が一人いて、あまり騒がしくもできなかったので、叱りたい思いを押し殺さざるを得なかった。
受付に戻り状況を聞くと、とにかく安静にしていれば問題ないだろうとのことで、そのまま30分ほど横にさせてもらった。前のブログはその間に打ったものである。
さきこ曰く、気分が悪くなって横になっていたら、運営側がクルマを呼んでしまい、病院に来ちゃったとのことだけど、しゅんすけに言わせればそもそも約束が違うのだ。坂を上り切ったところでリタイアしていればこんなことにはならなかったのだ。

その後、顔色も良くなってきたさきこは、処置室内で着替えさせてもらって、そのまま病院を後にする。ベッドを専有したのにおカネはかからなかった。
とりあえず会場に戻るさきこは、既にいつものさきこである。とても安心した。良かったと思う反面、しゅんすけの心配はいつもこうして空振りになる。空振り・・・というか、手応えがないのだ。さきこがしゅんすけの言うことを聞かないので、しゅんすけの思いはいつも空を切る感じで、虚しいばかりである。
もはや「心配」などという弱気なアプローチではダメかもしれない。完治するまでは大会に出させないほどの強行手段が必要なのかもしれない。だから再来週の湘南国際マラソンはさきこは棄権である。ホノルルも同様。その後、既にエントリしている大会はコトゴトク棄権である。これは決定事項である。

そんなわけで、各方面にいろいろと心配をおかけしたけど、さきこは通常(?)の状態に戻っている。病気のこれからのことは、また考えねばなるまい。
以上、顛末である。


※この姿を忘れないよう。
| Be RUNNER! | 13:04 | comments(0) | trackbacks(0)
速報!さきこが倒れた!
今日開催の甲州フルーツマラソンで、貧血を抱えつつ無謀にもハーフマラソンに出場したさきこは、途中で極度の貧血に襲われ、救急搬送、リタイアとなりました。今、病院ですが、意識はしっかりしてて、顔色もみるみる良くなってきてるので、もう大丈夫と思うけど、やはり認識が甘かった。しゅんすけも大いに反省すべきである。今季はさきこは完全に治療に専念し、ランニングは禁止ってことにしよう。うん、決定。
詳細は後日。大丈夫なんだけど、しゅんすけ自身が動転してしまい、一旦ブログに書いて気を落ち着かせてみた。
| Be RUNNER! | 13:46 | comments(0) | trackbacks(0)
近況、いろいろ。
さきこの貧血のことだけど、病院に行くことで状況はわずかながら一歩前進といった感じだけど、根治したわけではないので、クスリを貰ってるとは言え貧血のリスクはそれなりに残っている。
そんな中、明後日にハーフマラソンに参加するさきこ。「頑張らないように頑張る」そうだけど、貧血ってのは思考回路をやられるものなので、道中の「大丈夫」と思ってるその思考が既に冒されてる恐れもあるわけで、しゅんすけとしてはかなり心配である。さきこには、「ヤバいと思う百歩前でリタイアするように」言ってあるけど、どういう結果になるものか・・・。
ハーフはともかく、さすがにフルマラソンは難しいだろうと思うので、再来月のホノルルマラソンはやむを得ず不参加ってことにしようと思っている。既にエントリーフィーを支払ってしまったけど、しょうがない。数十万円もの旅費を無駄にするよりはマシってことである。
ちなみにフルマラソンと言えば、来月の湘南国際マラソンには、しゅんすけと共に彼女もフルマラソンに参加するけど、なんとかそれまでには体調が戻ってきて欲しいと思うのである。ホノルルはダメで湘南がいいのは、開催が国内で多少安心できるからだけど、これも不安っちゃ不安である。
いや、いずれにしても、明後日のハーフがどれほど走れるか、である。それが、その後のランニングイベントの参加を左右するということだろう。

そんな分水嶺的な大会は、どうやら晴天下で開催できそうな雰囲気である。当初は台風が近づいてきて、こりゃ氷雨中ランニングも覚悟したけど、台風が秋雨前線を伴って東に逸れていってくれた。この時期は中国からの移動性高気圧によって変わりやすい天候になるんだけど、まさにドンピシャのタイミングで高気圧に覆われることになったのだ。ナイス!
晴天と言えば、明日である。
明日は会社のバーベキュー大会があって、しゅんすけが仕切ってる関係で天気には非常に不安があった。毎日のように天気図とにらめっこであった。だから晴れてくれたのは嬉しいのである。

そんなこんなの近況である。
季節は既に秋である。今年も終わりに近づいてきた。そう言えば、今年の秋はランニングイベントが多くない。上記の2大会のみで今年が終わってしまう。横浜マラソンも大阪マラソンも富士山マラソンも不参加ってのはちょっと寂しいかな。それだけホノルルマラソンにかけてきたわけで、さて、この喪失感をどう埋めようかな。近場だけど、行きたかった沖縄の某島に行っちゃおうかな、自転車持って。それとも・・・と、考え出すと、喪失感なんかぱたっと忘れてちょっと楽しくなってきちゃうのだ。
| 日記 | 13:44 | comments(0) | trackbacks(0)
鉄オタの幼虫。
最近しゅんすけはどうも「鉄道」に興味が出てきているようである。
何が原因だったのか分からないけど、数年前に江ノ電を題材にした絵なぞを描いて以降、江ノ電にちょっと興味を持ち始め、神奈川新聞が刊行している雑誌「横濱」に横浜の鉄道にまつわる話しが載っていたこともあって、横浜界隈の鉄道に興味が出てきて、この前の野辺山チャレンジでは、小海線やしなの鉄道と並走するコースを設定して、あわよくば電車が走る風景なんかを写真に撮りたくて(実際は撮れなくて)、東京駅の駅舎が100年前の姿で復元されたと聞くやさきこと連れ立って東京駅の駅舎を見るためだけに東京まで出かけ、そう言えばその前週は江ノ電の絵なぞを描きたくて、江ノ電を見るためだけに鎌倉まで行き、江ノ電に乗って鎌倉高校前で下車して、300系車両が通るまでずっと駅のベンチに座って海沿いの駅の雰囲気を味わっていたりしたけど、この程度はまだ全然「鉄オタ」の領域ではないとは言え、こうして鉄道への興味が唐突に湧いてきているのがとても奇妙で不思議である。鉄道の何にそれほど惹かれているのかまだ皆目分からないのだけどね。
この前の三連休初日は、実は誕生日だったまりこさんとさきこと山にハイキングに行く予定だったところ、さきこが病院に例の貧血に関する検査結果を聞きに行かにゃいかんということで、やむを得ず中止させていただいたんだけど、午後はまるまる空いていたので、3人で大宮の鉄道博物館に行くことにした。
普段はよほどの理由がないと埼玉に行くことはないのだけど、しかも午後になってから向かうというのは、よほど行きたかったということだろうか。鉄オタの幼虫だからこそのモチベーションというわけか。
鉄道博物館では、引退した実際の車両が展示してあったり、鉄道の歴史にまつわる様々な展示物があったりと、興味深い部分は多かったけど、激しく興味を揺すられるようなものはなかったかな。展示されていた明治年間の路線図には、既に今の京急や相鉄線の駅名が表示されていて、横浜の鉄道網が日本の鉄道インフラの開闢期にほとんど整備されていたことは、知ってはいたけど資料を目の前にするとやはり感動するものである。
子供向けの展示も多かったので、しゅんすけが興味を引かないのも無理からぬことかもしれないし、そもそもしゅんすけの鉄道への興味と微妙にズレていたのかもしれないけど、まあまあ楽しかったといった感じかな。
かなり昔に万世橋にあった時に、近所の友達と行ったことがあったけど、その時のレベルと同じくらいの感動度合いだったかもね。
※脱線だけど、子供の時に鉄道博物館に行ったついでに「紙の博物館」にも行ったんだけど、どういうわけかこちらの方が興味深かったことを覚えている。その時に購入したのが、いろんな種類の紙を綴じたサンプル本みたいなものだったんだけど、それからかなりの期間、折あるごとにそのサンプル本を見ていた記憶がある。当時から紙への執着があったのだろうか。

そんなわけで、しばらく鉄道への興味をその思うがままに育ててみようと思う。それがホントにオタク的展開になるのか、ただの興味で終わるのか分からないけど、いずれにしても人生に彩りが添えられるので、ニンゲンって何歳になっても何かに興味を持つというのはいいことだなーと思うのだ。
| 日記 | 13:57 | comments(0) | trackbacks(0)
ヒンケツ・ロード。
さきこが貧血で倒れ、顔面を強打する事件があったことは先日書いた。これに対しては、何人かの方より心配する声をいただき、恐縮するばかりである。特にお袋さんからは、並々ならぬ心配をいただき、感謝である。
さてあの事件以降、さきこの貧血はどうなったかというと、実質的にはどうにもなっていない。未だに少々の運動でくらっと来るらしい。この前も一人でランニングに出かけ、もちろん途中で貧血になることを想定して慎重にかなりスローペースで走ったそうだけど、やはりくらっと来たそうな。この前はしゅんすけとさきこの25週年記念ということで、外で食事をしたのだけど、その時に飲んだお酒に変に酔ってしまって、大変だったりした。心配するしゅんすけに対してさきこは「ダイジョブ、ダイジョブ」などと嘯いているのである。大丈夫なもんかいな。そんなわけで、しゅんすけの心配は増える一方なのである。
しかしそれでも若干の進歩はあった。
さきこが病院に行ったのだ。うん、まさに小さな一歩だけどさきこにとっては大きな飛躍だ。
ちなみにしゅんすけが会社のツテを使って散々探し回った病院ではなく、地元の小さな医院。以前しゅんすけが腸炎を発症した際にお世話になった病院である。もっとちゃんとした病院に行けばいいのに、なんだかんだと理由をつけて、地元の病院に行ったようである。でもせっかく病院に行くのだからと、病状をある程度まとめ、今年初めに受けた人間ドックの結果を持参し、病院でいろいろ検査した挙句結局何も分からないなどということがないように準備していったのは良かった。
そして、その結果、やはりさきこは慢性的に貧血であることが判明した。気のせいでもないし、全然「ダイジョブ」じゃないのだ。医者が言うには「例えて言えば、物凄い薄い味噌汁のような血液」だそうな。・・・って、イマイチ分かりにくいんだけど、とにかく血が薄いってのは分かる。酸素を運ぶ機能がただでさえ低いんだそうな。おいおい本気でヤバい状態じゃないか。
それで別に婦人科系の病院を紹介してもらうことになった。やはり女性特有の原因があるようである。あぁ、やっと何となく治療してる雰囲気になってきたぞ。これで何度か通院するとか、根治のために手術するとか、とにかく改善に向けて少しずつ進んでいってくれればと期待するのである。
ちなみに、そんなさきこも再来週にはハーフマラソンの大会に参加する。そして1ヶ月後にはフルマラソン。12月にはホノルルマラソンである。・・・いや、さすがに厳しいかな、これは。ちょっとしばらく様子を見ることにしよう。
| 日記 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
Quarter of Century from 3rd October in 1987
以前にも書いたけど、明日は10月3日である。しゅんすけとさきこが交際を始めた記念日なわけだけど、今年は特別である。交際を開始した1987年から数えて25年になったのである。そうである、四半世紀である。
今まで「○年記念」とか「○○日記念」などとちまちま数えてきたが、ついにここで新しい単位「世紀」の登場である。しゅんすけとさきこの付き合いを語るには、もはや日や月や年では足らないというわけである。うん、これはスゴい。
しゅんすけと同世代の人で、自分の奥さんと25年も付き合ったのはなかなかいない。この話しをした人にはいつも驚かれるしね。別に何かを努力したわけじゃないけど、これはしゅんすけにとっては少々自慢なのである。今だから言えるけど、しゅんすけの両親が離婚していることもあってか、夫婦仲がうまくいくことに強い動機付けがあるみたいなのだ。

ともかく、そういうわけで明日は記念日である。
実は記念日的な企画を全然用意していないのだけど、今度行くハワイでは何か面白いことができたらいいなと思っている。

人生まだまだ半ばである。これからも、よろしくお願いします、なのだ。
| 日記 | 21:04 | comments(0) | trackbacks(0)
夢想の地平面
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