「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
久々に、最近のこと。
最近ブログが書けていない。いや途中までは書けるのだけど、今使っているパソコンの調子がどうも悪くて、文章を書き上げること、推敲すること、ネットに接続してアップすることのどの工程も何らかの障害でとん挫してしまうのである。ホント、使えないパソコンである。思えば、最近はパソコンを買ってもその性能に全然納得できなくなってしまった。これはもうそういうマーケティングの一種かと思ってしまうほどである。「微妙な感じで満足させません販売法」である。10年前の方がよほどパソコンの性能に満足していたと思うよ、ホント。
とは言え、このままではいつまで経ってもブログは書けないので、今回も行けるところまで行ってみようと思う。この文章を読んでいる方がもしいたとしたら、それはぼくがパソコンの変な動作を乗り越えて、文章を書き上げ、推敲を終え、ネットに接続し、無事アップできたという、ほとんど奇跡的な所業の結果を見ているのである。

さて、そんな奇跡的な御業で何をアップするかというと、ぼくのどうでもいい些細な日常の数々である。ぼくがこのブログを自己満足で書いている以上、どれほどの奇跡が起こっても、結局はぼくの自己満足以上にはなり得ないというわけである。

さて、最初の話しは「プログラミング・ナイト」のその後である。
激務の続くさきこの仕事の効率化にわずかでも貢献できればと思って書き始めたエクセルマクロのプログラムは、紆余曲折があって2週間ほどかかってやっとさきこに渡すことができた。今はさきこの会社の中で、実際のデータを使って検証をしてもらってるところだけど、そもそも検証に割くための時間がさきこにないので、まだ完成したとは言い切れないふわふわな状態である。だからさきこの仕事は非効率なままで、帰りもあいかわらず遅い。休日はちゃんと休めているとは言え、やはり心配である。ぼくにはもう何の助けもできないのだろうか。
来月頃には多少落ち着いてくると言っているけど、果たしてどうなるものやら・・・。

梅雨が明けたので、サイクリングのシーズンである・・・とは言え、どうも最近の天気はおかしい感じである。夏特有の気圧配置になってなくて、雨がしとしと降りつつ、なかなか気温が上がらない日が続く。これはほとんど冷夏と言えるけど、原発を再稼働したい政治家のオトナの事情なのか、なかなか冷夏の言葉を耳にしない。
夏のくせに天気がすぐれない日々だけど、それでもサイクリングには2回ほど行ってきた。この前の松江旅行の他に、さきことまりこさんを連れだって地元でサイクリングしたり、会社の自転車仲間と多摩川辺りを走ったりしてきた。どちらも強力に晴れを呼び寄せたのか、気持ちいいほど晴れてくれた。特に会社仲間とのサイクリングは、雨を積極的に遠ざけたかのようである。この日は天気予報でも15時くらいからポツポツ降るだろうと言われていたけど、実際は青空が見えるほどの晴天になり、でも十数キロしか離れてない隅田川では花火大会が中止になるほどの豪雨雷雨だったそうで、これは強力な斥力が働いたとしか言えないわけで、ぼくにはホント羨ましい限りである。
そういうわけだから、非常に楽しいサイクリングになった。ぼくとしては、9月のチャレンジサイクリングに向けてもう少しストイックというか、負荷の高い運動をした方がいいんだろうけどね。
※この会社の自転車仲間は、同じグループに所属するぼくの同僚である。ぼくの強い勧めにもかかわらず、ずっと自転車を買うのを避けてきたのだけど、最近ついにマイ自転車を購入した。そしたら、もう狂ったように乗り回すようになった。あれほど自転車は楽しいという言葉を無視してたのに、いざ買ったら自分がこの楽しさを発見したかのような態度で、平日の帰宅後にも周辺をサイクリングするようになった。この展開にぼくはなんかモヤモヤするのである。

さて、絵なぞのことである。
ついこの間、物凄く久し振りに1枚を描き上げた。実に半年振りの絵なぞの完成である。
半年前は月に1枚どころか、月2枚ほども描けるかなりいいペースだったんだけど、そのことに調子に乗り過ぎたのか、このブログでそのことを書いてしまった直後からパタッと描けなくなってしまったのだ。それから半年のブランクである。月2枚を描くほどのハイペースからまったく描けない日々に転落してしまったのはかなり堪えたわ。
絵なぞの構成がスポンスポンと出てくるような独特な発想法を考えないといけないと思いつつ、ぼくに天啓を与えてくれる何者かのご機嫌を損ねるようなことをしてはいけないと思ったね。

最後にぼくの身体のことである。
実は会社がおこなう健康診断で今回はヤバい結果が出てしまった。
肝臓の辺りがこう、なんていうか、脂肪をまとってしまったというか、脂肪になってしまったというか、ぼくの腹を見たことがある人なら誰でも思うような見事な脂肪肝である。
そんなわけで、病院に行ってちゃんと検査することにした。
思えば、これほど運動していて、筋肉もなくもない身体なのに、基礎代謝量が低いのか、脂肪が燃焼しないというのは、たくさんの量を食べているという以外に何か理由があるに違いない。その辺が一体どうなっているのか、軽く運動しただけでスリムになっちゃう人もいるってのに、ハーフマラソンならそれなりに走れるぼくがまったく痩せないどころか、どんどん太っていくこの状況について、ちょっとキレ気味に医者に聞いてこようと思う。ホント、どうなってんのよ!ってね。

そういうわけで、久し振りにぼくの日常を書いた。
結構時間がかかってしまったな。やっぱりダメだな、このパソコンは。
| 日記 | 20:40 | comments(0) | trackbacks(0)
プログラミング・ナイト
さきこが最近非常に忙しい状況である。
少なくとも22時前に会社を出ることはなく、ほとんど日付が変わる直前に帰ってくる日が続いている。いや、世の中にはもっと遅くまで激務をこなしている人もたくさんいるのは承知だけど、以前は早くに帰って夕食など作っていてくれたこともあったのでそれと比較すると大きな変わりようである。さきこの仕事上の責任が去年くらいから徐々に上がってきたことも原因しているけど、なんちゅうか、会社の変な方針に翻弄されてちょっと非効率な業務をこなさなきゃいけない状況になってしまったようで、しかもそれが自分や上司たちの力ではどうにもならない方針みたいで、それに翻弄されるさきこが気の毒でしょうがない。会社員であれば多少の非効率や理不尽も会社のために受忍しなければならないこともあるだろうし、ぼくもそういうことがたくさんあるけど、それにしても数か月も激務が続くってのはどうかと思うね。
そんなわけで、ぼくが少しでも力になれたらと思い、先週末からVBAのプログラムをしている。さきこの業務でちょっとだけ効率化できそうな部分があったので、その部分だけ業務フローを教えてもらってこれを自動化するプログラムを作っているのである。もしこれができれば、かなりの時間を費やしていた作業がものの3秒くらいで終了することになる。うん、これはすごいぞ。
先週の日曜日はほとんど一日中パソコンに向かってプログラムを組んでいた。ほとんど5、6時間ほど集中して組み上げていたけど、自分でもすごい集中力だと思う。
ぼくの今の仕事ではなかなかVBAをいじる機会はないけど、こうしてプログラムする作業というのはたまにやると非常に楽しい。プログラムってのは記述のルールが決まっているのだけど、同じ結果を出すための方法はいくつかある。これをどう表現していくか。なるべく少ない行数で端的に表現できるよう考えるのが楽しいのだ。そしてテスト実行した時に予想していたのと動きが違っていたりすると、ロジックの表現を変えてみたりして試行錯誤を続ける。これってブログを書く作業にちょっと似ていると思う。どういう表現をすれば、読んでいただく方に分かってもらえるか、できれば読むテンポとか端的な表現とかちょっとしたコダワリも欲しい。プログラムの場合、読者ってのはただ一人、つまりプログラムを実行するパソコンなんだけどね。
だからテスト実行した時にうまくいくと、パソコンを褒めたくなるし、うまくいかないと「どうしてなんだ!」とパソコンに詰め寄りたくなる。こういう対話を楽しみながら仕事するのは楽しい。
さて、プログラムの方もそろそろ終盤。
できあがった暁にはさきこに実際のデータを落とし込んでテストしてもらって、ホントにうまくいくか確認してもらうことになっている。
しかし問題なのは、このプログラムの完成によって、そもそもこの非効率な業務フローを考えた人に変な勘違いをさせないかということである。どういう人がどういう勘違いをするか分からないけど、さきこにこれ以上の激務を強いるような方向で働いて欲しくないと思うのである。
| 日記 | 13:50 | comments(0) | trackbacks(0)
松江の旅。
ついに念願の松江の旅を実現した。
天候はすぐれなかったけど強引に自転車を持参し、結果的には曇空だったけどサイクリングすることができ、おかげで松江や出雲の街を堪能することができた。
詳しくはまたどこかで写真付きで書きたいけど、とりあえずは顛末を書いておく。

今回は初めての松江でもあり、初めての飛行機輪行でもあり、初めてなことが多かった。でも支障があるような問題はまったく起こらなかった。特に飛行機輪行は全然問題なしで、これで新幹線だけでなく飛行機での旅行にも自転車を持っていけることになったのが嬉しい。
初日は松江の事業所で仕事だったので、サイクリングを楽しむというほどでもなかったのだけど、それでも米子空港から中海を通って松江に至る道はなかなか楽しいサイクリングだった。
仕事を終えて懇親会なぞも催してくれて、その日はそれで終了だったんだけど、翌日は朝から自転車に乗って出雲方面に向かい、出雲大社を見てきた。
八百万の神様が年に一度縁結びのために集まるという出雲大社は数百年に一度だかの「大遷宮」の真っ最中で、それなりに観光客も多かったんだけど、事前の期待が大きすぎたためか、あまりピンとこなかった感じである。ぼくの知らない深淵な世界が出雲大社の奥に潜んでいたのかもしれないけど、今回の旅ではそれに触れることはなかった。もちろん、出雲大社の独特な神殿造りな敷地内の雰囲気には感銘を受けたけど、全身に電撃が走るような衝撃的な感動はなかったってことである・・・ってか、これは期待し過ぎだったかな?
出雲大社を後にして、少し道を逸れて日本海を見た後、一畑電車沿いの道を松江方面に走った。往路は宍道湖の南側を山陰本線沿いで走り、復路は北側を一畑電車沿いで帰ってくるというわけである。帰りの時分には天気が薄雲の隙間から陽射しが差し込んだりして、気温も湿度も上がってきて大変だったわ。
宍道湖のほとりで休憩していると気づいたこと。
波打ち際に打ち寄せられた貝殻は、そのすべてがシジミだったことである。さすがシジミの産地・宍道湖である。アサリなどの海生二枚貝が海岸に打ち寄せられてるのはよく見る光景だけど、淡水(宍道湖は淡水系汽水)の湖岸にシジミが大量に打ち寄せられているのは奇異な風景だったな。
もうひとつがこれも湖のほとりに立てかけられた看板。
「鳥の死骸を見つけてもむやみに触らずに最寄りの役所に届け出て云々」と記載されていて、つまりこれは鳥インフルエンザを念頭に置いた注意書きである。こちらの方ではこういう注意書きは見かけないので、やはり中国大陸と近い関係にある島根ならではの注意書きということだろう。
その後食事をしたりくつろいだりしたけど、残念ながら宍道湖に沈む夕陽を見ることはできなかった。「日本の夕陽百選」に選ばれたほどの見事な夕陽である。残念。だけど金曜日の夕暮れ時、宍道湖湖畔の遊歩道をランニングする人たちの多さはちょっと意外だった。
実はそれまでサイクリングをしている人はひとりも見かけなかったのである。中国山地に囲まれた場所ということもあるだろうけど、見かける自転車はママチャリのようなまさに生活のツールばかりだったので、つまり自転車を趣味やスポーツとして考える雰囲気でないのかなーと思うにつけ、ランニングも同様なのかなと思ったら、いやいや、ランニングブームは中国山地を超えてここまで波及していたのである。ランナーがたくさん走っているのを見てちょっと安心した。なんか、日本の新しい風景になりつつあるんだよね。
それにしても、天候には助けられた。ずっと曇空だったけど、かえってこの方が暑さに体力が消耗することなくサイクリングを楽しめた。なんせ、松江は湿気がすごい。これで暑かったら楽しいサイクリングはできなかっただろうね。そもそもその日は雨模様だったのに、一瞬だけ雨滴を浴びた以外はまったく雨に降られなかった。太平洋高気圧が頑張ってくれたおかげである。自転車を諦めなくて良かったわ。現地でレンタカーなどで回ったら、そりゃ楽だったかもだけど、気持ち的に辛かっただろうな。こんな天気なら自転車持ってくれば良かった!って。
しかしその天気も最終日には総崩れとなる。
九州に豪雨をもたらせた雨雲が朝から昼にかけて島根上空を通過するようで、雷雨を伴った豪雨に見舞われたのである。それまで雨に振られなかったのが奇跡みたいなものなので、ぼくは肚をくくって雨の中を松江駅に向かって走り出した。
松江駅で輪行にして、山陰本線、境線と乗り継いで米子空港に到着。
再び自転車を預けて飛行機で帰ってきたのである。
横浜に帰ってきてびっくりである。全然気候が違ってた。空気の感じも異なるようで、もはや夏だった。ホントに遠くから帰ってきたんだなと思ったものである。
そういうわけでぼくの松江旅行は終了である。
非常に楽しいサイクリングだった。自転車を走らせることをただ単純に楽しめる人でないと、風景に飽きが来るかもしれないけど、また行ってみたいと思う旅だった。
| 自転車日記 | 14:01 | comments(0) | trackbacks(0)
頑張れ、ヘクトパスカル!
明日はいよいよ松江出張である。仕事である・・・が、半分くらい(?)遊びである。
なのに、天気がすぐれない。ほとんど雨の予報、降水確率は80%だそうである。
さてこんな日にいくら憧れの松江だからと言って、自転車を持って行くべきだろうか。雨が降ったら乗る機会はまったくなくなるわけで、ただ10キロ以上もの重い荷物を延々運ぶだけということもあり得るのだ。
これには、かなり悩んだ。
この天気予報の場合、普通のサイクリングなら議論の余地なく中止である。雨は自転車に良くないし、路面が濡れていると滑りやすいので、初めての土地を走るにはちょっと危険かもしれない。持って行くべきでない理由は哀しいほど揃っているのだ。しかも、輪行で行くことを想定して、あらかじめ必要な荷物は事前にホテルに送っておこうと思っていたけど、雨予報が避けようもなくなった段階で荷物を送ることも断念していた。つまり松江には荷物がないので、自分ですべてを持って行かないといけないのだ。雨の中、大量の荷物を持ってサイクリングするのも大変である。
それでもまだ迷っている。
自転車を持って行くことにすれば、少なくとも羽田空港では初めての飛行機輪行を経験できる。これは天候に関係ない。現地に着いてからは、当初は自転車で松江までサイクリングの予定だったけど、これを在来線に変更すれば良い。先方に到着するのは通勤通学の時間帯だけど、まあ東京ほど混雑しないだろうしね。松江に着いてからは、自転車を駅前に止めさせていただければ、これも問題ないだろう。数キロの距離ならホテルまで自走してもいいしね。問題の荷物だけど、これをぼくが持っているもっとも大きなリュックサック、富士登山で使ったものにすればそれなりに荷物が入るハズである。スーツやサイクルウェア、現地でブラブラするためのウェアくらいは入るだろう。ランニングウェアはキツいかもしれないけどね。まあ、このランニングウェアくらいか。
そうである、考えてみれば問題はないのである。いや、飛行機輪行が経験できる点ではメリットがあるし、デメリットは重い自転車を運ぶこととランニングができなくなることくらいである。うん、これはイケるんじゃないか。
それよりも一番悔しいのは、予報に反して現地で晴れてしまうことである。
こんな天気だと分かっていたら自転車で来たのに〜ってなるのが一番嫌である。会社の事業所なのに今まで一度も訪問する機会がなかった松江である。この先またいつ来られるか分からない。だから決断するのだ。たとえずっと雨になったとして、結局横浜と松江を自転車運搬で往復しただけで終わってしまったとしても、である。
ホント、代替案があったらぜひ承りたいものである。今日の夜12時までは計画変更可能である。
明日、ぼくは自転車を持って松江に向かう。

そういうわけで、初めての松江は雨の松江。重い荷物を運んでただ電車に揺られる風景をイメージしつつ、万が一にも億が一にも松江上空を覆っている梅雨前線を太平洋高気圧が押し上げてくれることを期待している。まだ夏を呼ぶ太平洋高気圧は、日本から遥か洋上で1024ヘクトパスカルで停滞中である。もちろん高気圧の中心が西走する可能性もある。ここはぜひこの高気圧に頑張ってもらいたい。一瞬でいい、夏よ、来いっ!!!
| 日記 | 12:43 | comments(0) | trackbacks(0)
夢想の地平面
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