2013.08.31 Saturday
雲の生まれる場所。
今日は珍しく休日出勤で、いつもと同じ時間に起きて電車に乗って会社に行った。
会社に着いて、今日の仕事の段取りをして、ともかく問題なく休日出勤の朝が過ぎていくハズだったのだけど、メールを開いたら上司からメールが来ていて、案の定辛辣な言葉が並んでいた。あーぁ、せっかく気持ちを高めて会社に来たのに、どうしてモチベーションを削ぐかなー、言いたいことは分かるんだけどね。
そんなわけで、気持ちが一気にダウナーになってしまったぼくは、業者にもいろいろ協力してもらって仕事をぱぱぱっと片付け、午前中には会社を後にすることができた。午後の時間が丸ごと空いたわけである。
こういう気持ちがササクれちゃった日は、身体を動かした方がいい。
そういうわけで、昼食をぱぱぱっと食べたぼくは、そのまままっすぐ帰宅。帰るやサイクルジャージに着替えて、自転車のタイヤに空気を入れて、そういえば最近メンテナンスをサボっちゃってるので、とりあえずチェーンにオイルを差して、そのまま外に出かけてしまった。もう走るしかない。
なんていうか、自分をちょっとイジめる感じで運動しないと、気持ちが落ち着かないと思ったので、実はこのまま箱根の坂道を上ろうかとちょっと本気で考えてしまった。いつもの国道1号線ではなく、初めての道だけど椿ラインなんかどうかな?・・・なんてね。いや、時間的にも体力的にも無理なんだけど、さ。
でも身体をイジめたい気持ちはあったので、ちょっと負荷のかかる道を選択。これで少しは気が晴れるかと思ったけど、今日は台風の影響なのか向かい風がスゴくて、走ってても全然爽快じゃなかった。
鎌倉から海に出て、逗子方面に向かうも、こっちもずっと向かい風で、しかも砂浜の砂が吹き付けてくることも度々あってかなり不快だった。いや、こんな日にサイクリングするのもどうかね。しかもこんな強風が吹いているにもかかわず、陽射しはかなり強くて、無理をすると熱中症になってしまいそうだった。まあ、夏場はなかなか運動できなくて、ぼくの身体も相当ナマってたんだけどね。
逗子の方まで来て、いつもよりも荒れた感じの海を見て、ちょっと休憩してから、今度は湘南国際村の坂道を上ることにした。表示では9%ほどの坂道で、ぼくにはかなりキツいのだけど、そもそも椿ラインの延々20キロのヒルクライムに挑もうとしていたわけだから、このくらい上れないと・・・って、やっぱ運動不足の脚にはかなりハードル高いわ。かなりゼーゼー言って湘南国際村の奥まで来たんだけど、以前あったユニオンがなくなってて、ちょっとショック。ここで飲み物を買おうと思ってたのに。
身体はかなり頑張ってる感じなんだけど、ココロの方はどうもスッキリしてないので、そのまま車両通行止めの道を下って行った先にあるハイキングコースに向かった。横須賀市の最高峰・大楠山に上ることにした。
ハイキングコースと言っても、ただ山を1キロほど上っていくだけなんだけど、ペダルを回し続けた脚にはこれもキツい道だった。人とまったくすれ違わないので、なんか怖いし。そうそう、関係ないけど、今でこそ「宇宙人」と言えば、小さくてひょろっとしてて、吊り上がった大きな黒目の「グレイ」タイプがメジャー(?)だけど、ぼくが小学生の頃に読んだ本では、頭部の後ろに滴のような襟がある宇宙人の写真に強いインパクトを受けたんだけど、そういえば、その写真のバックがこんな感じの山道だったなと思うと、今にもその先の茂みががさがさっと・・・などと余計なことを考えながら・・・って書きながらまた怖くなっちゃったと思いつつ、きっとこの「滴のような襟のある宇宙人像」はまったく伝わってないと思うので、絵なぞ描いてみた。
さて、大楠山の山頂である。ここには売店があるので、ちゃんと人がいる。大楠山の反対側はクルマが通れる道(砂利道だけど)があるのだ。売店で飲み物を補充して、景色を見ていた。
頭上を雲が流れていく。
強い陽射しで温められて蒸発した水分が風に乗って山に吹き付け、急な斜面を駆け上るうちに冷やされて水分が雲に変わっていく。逗子の辺りの山は急な山が多いので、こうして雲ができる現場を見ることができるのだ。この日は風が強かったので、雲がどんどん流れていた。
そんな雲を見ながらぼーっとする。身体をイジめて辿り着いた場所で、しばし無心に雲を見ていた。
結構長い時間こうしていたかな。売店が16時に閉店すると同時に展望台の入口も鍵をかけられてしまうのだけど、ぼくは以前鍵のかかった扉を乗り越えて展望台に上ったことがある。ここから見る景色はかなりキレイなのだ。
こうして海を見て、雲が流れるのを見て、少しココロがリセットされた感じになった。仕事の問題は解決していないけど、ともあれさっぱりした気持ちで取り組めるようになったと思う。
日が暮れる前に山を下り、また自転車に乗って帰ってきた。気が付いたら60キロくらい走ってた。こうして自分イジメする日があってもいいかもしれないな。
8月最後の日、さて明日から新しい月がまた始まるわ。ぼくの仕事もどんどん大変になっていく。ここでヘコたれていられないのだ。
会社に着いて、今日の仕事の段取りをして、ともかく問題なく休日出勤の朝が過ぎていくハズだったのだけど、メールを開いたら上司からメールが来ていて、案の定辛辣な言葉が並んでいた。あーぁ、せっかく気持ちを高めて会社に来たのに、どうしてモチベーションを削ぐかなー、言いたいことは分かるんだけどね。
そんなわけで、気持ちが一気にダウナーになってしまったぼくは、業者にもいろいろ協力してもらって仕事をぱぱぱっと片付け、午前中には会社を後にすることができた。午後の時間が丸ごと空いたわけである。
こういう気持ちがササクれちゃった日は、身体を動かした方がいい。
そういうわけで、昼食をぱぱぱっと食べたぼくは、そのまままっすぐ帰宅。帰るやサイクルジャージに着替えて、自転車のタイヤに空気を入れて、そういえば最近メンテナンスをサボっちゃってるので、とりあえずチェーンにオイルを差して、そのまま外に出かけてしまった。もう走るしかない。
なんていうか、自分をちょっとイジめる感じで運動しないと、気持ちが落ち着かないと思ったので、実はこのまま箱根の坂道を上ろうかとちょっと本気で考えてしまった。いつもの国道1号線ではなく、初めての道だけど椿ラインなんかどうかな?・・・なんてね。いや、時間的にも体力的にも無理なんだけど、さ。
でも身体をイジめたい気持ちはあったので、ちょっと負荷のかかる道を選択。これで少しは気が晴れるかと思ったけど、今日は台風の影響なのか向かい風がスゴくて、走ってても全然爽快じゃなかった。
鎌倉から海に出て、逗子方面に向かうも、こっちもずっと向かい風で、しかも砂浜の砂が吹き付けてくることも度々あってかなり不快だった。いや、こんな日にサイクリングするのもどうかね。しかもこんな強風が吹いているにもかかわず、陽射しはかなり強くて、無理をすると熱中症になってしまいそうだった。まあ、夏場はなかなか運動できなくて、ぼくの身体も相当ナマってたんだけどね。
逗子の方まで来て、いつもよりも荒れた感じの海を見て、ちょっと休憩してから、今度は湘南国際村の坂道を上ることにした。表示では9%ほどの坂道で、ぼくにはかなりキツいのだけど、そもそも椿ラインの延々20キロのヒルクライムに挑もうとしていたわけだから、このくらい上れないと・・・って、やっぱ運動不足の脚にはかなりハードル高いわ。かなりゼーゼー言って湘南国際村の奥まで来たんだけど、以前あったユニオンがなくなってて、ちょっとショック。ここで飲み物を買おうと思ってたのに。
身体はかなり頑張ってる感じなんだけど、ココロの方はどうもスッキリしてないので、そのまま車両通行止めの道を下って行った先にあるハイキングコースに向かった。横須賀市の最高峰・大楠山に上ることにした。
ハイキングコースと言っても、ただ山を1キロほど上っていくだけなんだけど、ペダルを回し続けた脚にはこれもキツい道だった。人とまったくすれ違わないので、なんか怖いし。そうそう、関係ないけど、今でこそ「宇宙人」と言えば、小さくてひょろっとしてて、吊り上がった大きな黒目の「グレイ」タイプがメジャー(?)だけど、ぼくが小学生の頃に読んだ本では、頭部の後ろに滴のような襟がある宇宙人の写真に強いインパクトを受けたんだけど、そういえば、その写真のバックがこんな感じの山道だったなと思うと、今にもその先の茂みががさがさっと・・・などと余計なことを考えながら・・・って書きながらまた怖くなっちゃったと思いつつ、きっとこの「滴のような襟のある宇宙人像」はまったく伝わってないと思うので、絵なぞ描いてみた。
さて、大楠山の山頂である。ここには売店があるので、ちゃんと人がいる。大楠山の反対側はクルマが通れる道(砂利道だけど)があるのだ。売店で飲み物を補充して、景色を見ていた。
頭上を雲が流れていく。
強い陽射しで温められて蒸発した水分が風に乗って山に吹き付け、急な斜面を駆け上るうちに冷やされて水分が雲に変わっていく。逗子の辺りの山は急な山が多いので、こうして雲ができる現場を見ることができるのだ。この日は風が強かったので、雲がどんどん流れていた。
そんな雲を見ながらぼーっとする。身体をイジめて辿り着いた場所で、しばし無心に雲を見ていた。
結構長い時間こうしていたかな。売店が16時に閉店すると同時に展望台の入口も鍵をかけられてしまうのだけど、ぼくは以前鍵のかかった扉を乗り越えて展望台に上ったことがある。ここから見る景色はかなりキレイなのだ。
こうして海を見て、雲が流れるのを見て、少しココロがリセットされた感じになった。仕事の問題は解決していないけど、ともあれさっぱりした気持ちで取り組めるようになったと思う。
日が暮れる前に山を下り、また自転車に乗って帰ってきた。気が付いたら60キロくらい走ってた。こうして自分イジメする日があってもいいかもしれないな。
8月最後の日、さて明日から新しい月がまた始まるわ。ぼくの仕事もどんどん大変になっていく。ここでヘコたれていられないのだ。