2015.05.27 Wednesday
地震。
今週月曜日、埼玉県北部を震源とする地震が発生した。これにより関東の広い範囲でちょっと大きな揺れを感じ、ぼくは会社にいたんだけど、なかなか大きな揺れだった。首都圏を中心とした大震災が近い未来に発生するというのは、言われて久しい今日この頃だから、さすがにこの地震が来た時には、「あぁついに来てしまったか!」と思ったね。
幸い、地震は少々長めに揺れていたものの、1分程度でおさまり、その後身体に感じるような余震は発生していない。この地震が大きな地震の前触れかもしれないと思うにつけ、今まで以上に一層の心構えが必要だと思うわけである。
それにしても、ついに来たか!と思わせるほど、首都圏を取り巻く地面の下の様相は不気味である。
去年は御嶽山が突如噴火して、戦後最悪と言われるほどの死傷者が出た。またこれに先立つ1年前には、小笠原諸島近海で海底火山が噴火して、新しい陸地・西ノ島が出現した。40年ほど前にも新しい島ができていたけど、その近くで出現した島はみるみるうちに拡大し、従来の島をも飲みこんで、今もなお拡大中だそうである。
そして最近発生した箱根山の火山性微動である。大涌谷には立ち入りが規制され、ロープウェイも止まっているそうである。
御嶽山、西ノ島、箱根山とまさに関東を中心とした不気味な動きである。
そんな折、雲に虹の模様が映し出される現象「彩雲」が観測され、これは関東大震災の前にも見られたことから「地震の前兆」などと言われたこともあったけど、その真偽は別として、その数日後の月曜日に地震は発生したというわけである。
大震災を予感させるデキゴトがここまで揃うとホントに不気味である。やはりいつ震災が起こっても冷静でいられるように今から心構えしておくべきだろうね。
ちなみに、会社では若い女性社員が今回の震度4の地震でびっくりして過呼吸になっちゃって救護室に運ばれた。いやいや、そんなことでは来たるべき「本番」は乗り越えられないぞと思いつつ、ぼくも実はかなり焦っていたのを思い出す。本番が起こった時、ぼくはどこまで冷静に行動できるだろうか。
地震予知はできないというのが最近の定説だけど、彩雲の話しじゃないが、地震の予兆を示す何かがあっても良さそうなものである。そう、たとえばFM電波などだ。研究によると、地震前は地面と大気層の電位が変化することで、普段よりもFM電波がよく飛ぶんだそうな。つまり遠くで発信されたFM波を受信することができるそうである。今のFM波はどんな状態になってるのかね。
地震は必ずやってくる。
心構えしつつも、焦りを抱え、過呼吸になるかもしれないと思いつつも、いざと言う時はすぐそこまで迫っているかもしれないのだ。