2015.07.31 Friday
西日本から近況報告。
会社の仕事の関係で大阪に出張に来ている。
夏の盛りに大阪に来るのは滅多にないので、ここは天気もいいことだし、自転車を持って行ってサイクリングでも・・・と思ったけど、この暑さで何を着てても汗びっしょりになっちゃうし、しかもこれをいちいち洗濯・乾燥していられないために、自転車を持ってくるのは止めることにした。出張のたびにそうそう自転車を持って来られるものでもあるまい。
そんなわけで、サイクリングを想定して早めに大阪入りしたために、予定の時間まで手持無沙汰になってしまった。まあぼくの場合は何時間手持無沙汰になっても、こうしてブログ書いたり、絵なぞ描いたりして過ごせるので、全然問題ないんだけどね。
それにしても、ランチタイムにレストランに入ると、話している人は当たり前だけどみんな関西弁である。テレビでしか聞いたことのない関西弁をおじちゃん、おばちゃんはもちろん、女子高生や子供までもが喋ってるんだから面白いものである。逆に学生の方が行動範囲が限られるので、喋り言葉などが地域色に染まりやすいのかもしれないけど、ともかく周囲で聴こえる言葉が関西弁なのは、いつも思うけど非日常的体験である。
さて、そんなぼくの近況である。
ぼくの近況としてこうしてブログに書けるものと言えば、一番大きなものはやはり自転車である。フォークの塗装に出して以降、現在は絶賛塗装作業中といったところだろうか。だからまだ自転車屋さんから携帯電話に着信はない。二度、三度どころか一度もない。たぶん8月中旬頃までは塗装ができないんだろうと思う。
しかし、8月中旬と聞いて思うところがある。お盆の時期である。
製造業でお盆と言えば、年に数回しかない休業の時期である。以前勤めていた印刷会社でも巨大な印刷機が止まるのはお盆と年末年始だけだった。製造業とは互いに連携してモノを作っているわけなので、どこかの工場がお盆休みに入ると、その後の工程はまったく仕事にならないわけで、それを在庫調整などして無理くり動かすこともあるだろうけど、いっそ休んでしまった方が効率的な場合が多い。つまりたいていの製造業はお盆は休みである。そうなると、お盆前に受注した作りかけの製品をどうするか。作りかけ具合にもよるだろうけど、お盆後に続きをやる場合もあれば、火事や地震などの不測なリスクを考えて、納品できない商品をお盆明けまで手元に置いておくよりも早く納品してしまおうとすることもある。そうなると、なるべく作りかけを残さないようにする。特に早い時期に受注して納期に余裕のあるものは、お盆前までに駆け込みで作業して納品してしまおうとするものである。つまり7月下旬前に注文を受け、8月中下旬に納品することになっている自転車のフォーク塗装なんかがまさにそれに当たるわけである。実際問題として、自転車のフォークの塗装なんてそう時間がかかるものでもないハズである。少し長めに納期を伝えたと考えれば、お盆前と言わずさらに納期が短縮することも考えられるのである。もちろん、残った作業は塗装だけではなく、その後は自転車屋さんで組み立ての工程が待っている。組み立て作業は、塗装後のフォークの納品が早かったとしても、そこからさらに1週間ほどはかかるかもしれない。それでも、フォークの納品が早めに済めば、自転車屋さんも早めに取り組んでくれるだろう。自転車屋さんに言わせれば、この客(=ぼく)が自転車の完成を待っているのは、4月下旬の発注から3か月以上、もはや4か月にならんとしているのである。
そんなわけで、晴れた空を見上げながら、塗装屋さんの工程上の事情や自転車屋さんの意気込みなんかを想像しつつ指折り待っているというわけである。
さて、それ以外のことで近況と言えば、実はあまり大きなデキゴトがない。
仕事は小康状態で推移しているし、ランニングもあまり練習できてない状態で変化なし。絵なぞが最近少し描けるようになってきたけど、自宅ですべきことが他にもあって、自室のデスクに向かって大人げない空想を展開する時間がだんだん少なくなっているのである。これはちょっと残念だけどね。
9月のカレンダーの並びがなかなか良くて、2日間の有給休暇を取得すると、9日くらい休めちゃう「シルバーウイーク」になっている。ぼくもさきこもこの時期に休みをいただいて、その後半にちょっと旅行に行ってこようと思っている。さすがにこの時期であれば、自転車は納品されているだろうから、自転車持参でサイクリングである。旅行先でのサイクリングコースを考えたりするのがちょっと楽しかったりする。
サイクリングと言えば、8月に自転車仲間と静岡の方にサイクリングに行く。今年は終戦70年ということで、遊ぶよりも何かすべきことがありそうなものだけど、ここは晴れの日を狙ってサイクリングに行ってこようと思っている。この日にたぶん自転車の納品は間に合わないだろうな。こてつ号で行く最後の輪行になりそうである。
また会社の自転車仲間ともサイクリングを計画中である。ぼくも偉そうなことが言えないとは言え、彼らのサイクリングはぼく好みのサイクリングとは大きな乖離がある。ぼくにとってこの前の東京湾一周くらいの負荷は、なかなかエキサイトな感じだけど、彼らとのサイクリングは1日かけてもせいぜい40キロ、いやもっと少ないか。走行速度はだいたい時速20キロ以下である。いわゆるポタリングだけど、最近はその程度だと物足りなくなっている。どうしたものか。
先ほど仕事は小康状態で推移と書いたけど、ひとつ変わったことがあった。
会社で使っているキーボードを新調した。ぼくはキーボードについて好みが明確で、とにかく小さいものでないとダメで、一般的なサイズのものでも端のキーを押すのに小指を大きく伸ばしたり、手をそちら方面に移動させるようなことはしたくない。そうなると当然小さいサイズのキーボードが使いやすくなるわけで、市販されている中でも1、2を競うほどの小さいキーボードをずっと使っているんだけど、先日ついにキーの打鍵に不具合が生じてしまった。
「a」のキーが押しても反応しなくなってしまうのである。いや、反応する時の方が多いのは確かだけど、10回押して7、8回くらいしか成功しない。これでは非常に使いづらいということで、新しいものを購入してしまった。従来使っていたものとまったく同じものである。
この新しいキーボードは某通販で購入したんだけど、実はその前に家電量販店などをいくつか回っている。そこで買えれば問題ないハズだけど、実は量販店にはぼく好みの小さいキーボードが売ってなかったのだ。これについてはいろいろ書きたいことがあるけど、かいつまんで言えば、最近のブルートゥースへの傾倒を反映して、モバイルで主に使用する有線キーボードは軒並みブルートゥースに置き変わっちゃったみたいなのである。ぼくは元々ブルートゥースを信用していないので、これを買うことはないから、つまり買うべきキーボードが売っていないということになっちゃったのである。ネット通販ではまだ在庫があるので、幸いそこから購入したので問題ないのだけど、それもここ1、2年までだろう。
以前書いた万年筆の書き味に対する思いは、デジタルの世界でもキーボードの打鍵感に置き換わって同じことが言えると思う。つまり、自分が打ちやすいと思うキーボードにとことんコダワる風潮があってもいいんじゃないかと思う。しかし、実際はそうなっておらず、マニアックで売れにくい商品はどんどん淘汰されていく。万年筆売り場に以前として広く厳かな雰囲気が漂うのを見るにつけ、キーボードとの扱いの差にちょっと釈然としない思いもあったりするのだ。
ともかくも、新しいキーボードが手に入ったので、数年はこれで問題ないだろうと思う。しかし、数年後に通販でも買えなくなる時が来て、ぼくはそこで馴染みの小さいキーボードから新しいキーボードへ大きくシフトチェンジしないといけないのである。まあその頃には、何らかのイノベーションがあって、もはやキーボードで文字を打つこと自体が時代遅れになってるかもしれないけどね。(そうなったら小さかろうが大きかろうが、キーボード自体を探すのが大変になるだろうな)
そんなわけで、ぼくの近況である。
なんだ結構賭けるじゃん。
明日から8月である。8月のどこかできっと自転車が納品されるハズである。そうなったら今よりもたくさん書けるだろうな。早くぼくの携帯電話が鳴らないだろうか・・・。
※会社に届いた新しいキーボード。これからよろしく!
夏の盛りに大阪に来るのは滅多にないので、ここは天気もいいことだし、自転車を持って行ってサイクリングでも・・・と思ったけど、この暑さで何を着てても汗びっしょりになっちゃうし、しかもこれをいちいち洗濯・乾燥していられないために、自転車を持ってくるのは止めることにした。出張のたびにそうそう自転車を持って来られるものでもあるまい。
そんなわけで、サイクリングを想定して早めに大阪入りしたために、予定の時間まで手持無沙汰になってしまった。まあぼくの場合は何時間手持無沙汰になっても、こうしてブログ書いたり、絵なぞ描いたりして過ごせるので、全然問題ないんだけどね。
それにしても、ランチタイムにレストランに入ると、話している人は当たり前だけどみんな関西弁である。テレビでしか聞いたことのない関西弁をおじちゃん、おばちゃんはもちろん、女子高生や子供までもが喋ってるんだから面白いものである。逆に学生の方が行動範囲が限られるので、喋り言葉などが地域色に染まりやすいのかもしれないけど、ともかく周囲で聴こえる言葉が関西弁なのは、いつも思うけど非日常的体験である。
さて、そんなぼくの近況である。
ぼくの近況としてこうしてブログに書けるものと言えば、一番大きなものはやはり自転車である。フォークの塗装に出して以降、現在は絶賛塗装作業中といったところだろうか。だからまだ自転車屋さんから携帯電話に着信はない。二度、三度どころか一度もない。たぶん8月中旬頃までは塗装ができないんだろうと思う。
しかし、8月中旬と聞いて思うところがある。お盆の時期である。
製造業でお盆と言えば、年に数回しかない休業の時期である。以前勤めていた印刷会社でも巨大な印刷機が止まるのはお盆と年末年始だけだった。製造業とは互いに連携してモノを作っているわけなので、どこかの工場がお盆休みに入ると、その後の工程はまったく仕事にならないわけで、それを在庫調整などして無理くり動かすこともあるだろうけど、いっそ休んでしまった方が効率的な場合が多い。つまりたいていの製造業はお盆は休みである。そうなると、お盆前に受注した作りかけの製品をどうするか。作りかけ具合にもよるだろうけど、お盆後に続きをやる場合もあれば、火事や地震などの不測なリスクを考えて、納品できない商品をお盆明けまで手元に置いておくよりも早く納品してしまおうとすることもある。そうなると、なるべく作りかけを残さないようにする。特に早い時期に受注して納期に余裕のあるものは、お盆前までに駆け込みで作業して納品してしまおうとするものである。つまり7月下旬前に注文を受け、8月中下旬に納品することになっている自転車のフォーク塗装なんかがまさにそれに当たるわけである。実際問題として、自転車のフォークの塗装なんてそう時間がかかるものでもないハズである。少し長めに納期を伝えたと考えれば、お盆前と言わずさらに納期が短縮することも考えられるのである。もちろん、残った作業は塗装だけではなく、その後は自転車屋さんで組み立ての工程が待っている。組み立て作業は、塗装後のフォークの納品が早かったとしても、そこからさらに1週間ほどはかかるかもしれない。それでも、フォークの納品が早めに済めば、自転車屋さんも早めに取り組んでくれるだろう。自転車屋さんに言わせれば、この客(=ぼく)が自転車の完成を待っているのは、4月下旬の発注から3か月以上、もはや4か月にならんとしているのである。
そんなわけで、晴れた空を見上げながら、塗装屋さんの工程上の事情や自転車屋さんの意気込みなんかを想像しつつ指折り待っているというわけである。
さて、それ以外のことで近況と言えば、実はあまり大きなデキゴトがない。
仕事は小康状態で推移しているし、ランニングもあまり練習できてない状態で変化なし。絵なぞが最近少し描けるようになってきたけど、自宅ですべきことが他にもあって、自室のデスクに向かって大人げない空想を展開する時間がだんだん少なくなっているのである。これはちょっと残念だけどね。
9月のカレンダーの並びがなかなか良くて、2日間の有給休暇を取得すると、9日くらい休めちゃう「シルバーウイーク」になっている。ぼくもさきこもこの時期に休みをいただいて、その後半にちょっと旅行に行ってこようと思っている。さすがにこの時期であれば、自転車は納品されているだろうから、自転車持参でサイクリングである。旅行先でのサイクリングコースを考えたりするのがちょっと楽しかったりする。
サイクリングと言えば、8月に自転車仲間と静岡の方にサイクリングに行く。今年は終戦70年ということで、遊ぶよりも何かすべきことがありそうなものだけど、ここは晴れの日を狙ってサイクリングに行ってこようと思っている。この日にたぶん自転車の納品は間に合わないだろうな。こてつ号で行く最後の輪行になりそうである。
また会社の自転車仲間ともサイクリングを計画中である。ぼくも偉そうなことが言えないとは言え、彼らのサイクリングはぼく好みのサイクリングとは大きな乖離がある。ぼくにとってこの前の東京湾一周くらいの負荷は、なかなかエキサイトな感じだけど、彼らとのサイクリングは1日かけてもせいぜい40キロ、いやもっと少ないか。走行速度はだいたい時速20キロ以下である。いわゆるポタリングだけど、最近はその程度だと物足りなくなっている。どうしたものか。
先ほど仕事は小康状態で推移と書いたけど、ひとつ変わったことがあった。
会社で使っているキーボードを新調した。ぼくはキーボードについて好みが明確で、とにかく小さいものでないとダメで、一般的なサイズのものでも端のキーを押すのに小指を大きく伸ばしたり、手をそちら方面に移動させるようなことはしたくない。そうなると当然小さいサイズのキーボードが使いやすくなるわけで、市販されている中でも1、2を競うほどの小さいキーボードをずっと使っているんだけど、先日ついにキーの打鍵に不具合が生じてしまった。
「a」のキーが押しても反応しなくなってしまうのである。いや、反応する時の方が多いのは確かだけど、10回押して7、8回くらいしか成功しない。これでは非常に使いづらいということで、新しいものを購入してしまった。従来使っていたものとまったく同じものである。
この新しいキーボードは某通販で購入したんだけど、実はその前に家電量販店などをいくつか回っている。そこで買えれば問題ないハズだけど、実は量販店にはぼく好みの小さいキーボードが売ってなかったのだ。これについてはいろいろ書きたいことがあるけど、かいつまんで言えば、最近のブルートゥースへの傾倒を反映して、モバイルで主に使用する有線キーボードは軒並みブルートゥースに置き変わっちゃったみたいなのである。ぼくは元々ブルートゥースを信用していないので、これを買うことはないから、つまり買うべきキーボードが売っていないということになっちゃったのである。ネット通販ではまだ在庫があるので、幸いそこから購入したので問題ないのだけど、それもここ1、2年までだろう。
以前書いた万年筆の書き味に対する思いは、デジタルの世界でもキーボードの打鍵感に置き換わって同じことが言えると思う。つまり、自分が打ちやすいと思うキーボードにとことんコダワる風潮があってもいいんじゃないかと思う。しかし、実際はそうなっておらず、マニアックで売れにくい商品はどんどん淘汰されていく。万年筆売り場に以前として広く厳かな雰囲気が漂うのを見るにつけ、キーボードとの扱いの差にちょっと釈然としない思いもあったりするのだ。
ともかくも、新しいキーボードが手に入ったので、数年はこれで問題ないだろうと思う。しかし、数年後に通販でも買えなくなる時が来て、ぼくはそこで馴染みの小さいキーボードから新しいキーボードへ大きくシフトチェンジしないといけないのである。まあその頃には、何らかのイノベーションがあって、もはやキーボードで文字を打つこと自体が時代遅れになってるかもしれないけどね。(そうなったら小さかろうが大きかろうが、キーボード自体を探すのが大変になるだろうな)
そんなわけで、ぼくの近況である。
なんだ結構賭けるじゃん。
明日から8月である。8月のどこかできっと自転車が納品されるハズである。そうなったら今よりもたくさん書けるだろうな。早くぼくの携帯電話が鳴らないだろうか・・・。
※会社に届いた新しいキーボード。これからよろしく!