2015.08.31 Monday
週末は。
週末に雨が降ってしまったので、新しい自転車でさきことサイクリングするという計画は流れてしまい、桜木町でランチを摂った後に「さてどうしよう」ということになった。
そこでかねてから行きたかった「原鉄道模型博物館」に行ってみることにした。
以前ぼくは自己分析の結果、「鉄道マニアではない」という結論に至ったのだけど、それでも鉄道関連の施設などは「絵になる風景」ということで興味が続いていた。この博物館には実際に鉄道模型が走るジオラマがあるそうだから、「絵になる風景」がジオラマの中で見られるかもしれない。
ただ、桜木町からみなとみらい線で行くには遠すぎたかな。一旦横浜まで出てからポルタの地下街を歩いた方が早かったかもしれないね。
博物館ではマニア垂涎の模型たちが並んでいたんだと思うけど、ぼくはどうもピンと来なかった。特に蒸気機関車は、その造形美や力強さや迫力は感じるんだけど、それと同時に黒煙を吐き散らしながら走る様子は「環境汚染」の印象も根強いんだよね。小さな蒸気機関車がチョコチョコ走ってる様子はかわいくもあるんだけど、巨大な蒸気機関車の模型はどうも好かないのである。
巨大なジオラマは、ホントに想像を超える広さだった。かなり作り込まれた造形の中を小さな(・・・と言っても走る鉄道模型の中では大きい方か)鉄道模型が走るのは、感動ものである。子供でなくても充分以上に楽しめるものだ。またこのジオラマの世界にはどうも「時刻表」があるようで、時間によって走る車両が変わったりする。機関車が走ることもあれば、電車が走ることもある。小さな機関車が山岳鉄道にあるような風景の中を走ったりするのは、微笑ましくもあった。
ターミナル駅的な街の造形には、行き交う人や自動車なんかが配置されていて非常に臨場感がある。よく見ないと見えないような建物の影や裏側もちゃんと作り込まれていた。これはかなり好きでないとできないことである。ちなみに街に配置された自動車に何台かのチンクェチェントを見た。これほどチンクが走ってる街角は今やどこにもないんだろうなと思うと、ちょっと寂しくなったりもした。
とにかく見ていて全然飽きないんだけど、さすがにさきこは疲れたようである。さきこはこの日はもともと足の調子が良くなかったのである。それでもぼくの趣味に付き合ってくれたのには感謝である。そんなさきこはジオラマから少し離れたところにあるベンチに座って休んでいた。子供連れで来た家族では、その一部が熱狂的にジオラマに食いついて、残りの家族がベンチで休むという構図があるのだろう。この熱狂的な一部の家族が子供の場合もあれば、お父さんの場合もあるだろうけど。
入場料1000円はぼくにとっては全然高いものではなかった。これで一日中ここにいていいのなら、全然安いものである。すぐに絵なぞに取り入れたい風景には出会えなかったけど、今後のために栄養を蓄えられたと思う。
また行きたいなーと思うんだけど、朝からずっとジオラマに張り付いて「不審な中年デブ」みたいな奇異な目で見られるのは嫌だなと思うにつけ、ここはオトナ的な我慢かと思ったりもするのである。
そこでかねてから行きたかった「原鉄道模型博物館」に行ってみることにした。
以前ぼくは自己分析の結果、「鉄道マニアではない」という結論に至ったのだけど、それでも鉄道関連の施設などは「絵になる風景」ということで興味が続いていた。この博物館には実際に鉄道模型が走るジオラマがあるそうだから、「絵になる風景」がジオラマの中で見られるかもしれない。
ただ、桜木町からみなとみらい線で行くには遠すぎたかな。一旦横浜まで出てからポルタの地下街を歩いた方が早かったかもしれないね。
博物館ではマニア垂涎の模型たちが並んでいたんだと思うけど、ぼくはどうもピンと来なかった。特に蒸気機関車は、その造形美や力強さや迫力は感じるんだけど、それと同時に黒煙を吐き散らしながら走る様子は「環境汚染」の印象も根強いんだよね。小さな蒸気機関車がチョコチョコ走ってる様子はかわいくもあるんだけど、巨大な蒸気機関車の模型はどうも好かないのである。
巨大なジオラマは、ホントに想像を超える広さだった。かなり作り込まれた造形の中を小さな(・・・と言っても走る鉄道模型の中では大きい方か)鉄道模型が走るのは、感動ものである。子供でなくても充分以上に楽しめるものだ。またこのジオラマの世界にはどうも「時刻表」があるようで、時間によって走る車両が変わったりする。機関車が走ることもあれば、電車が走ることもある。小さな機関車が山岳鉄道にあるような風景の中を走ったりするのは、微笑ましくもあった。
ターミナル駅的な街の造形には、行き交う人や自動車なんかが配置されていて非常に臨場感がある。よく見ないと見えないような建物の影や裏側もちゃんと作り込まれていた。これはかなり好きでないとできないことである。ちなみに街に配置された自動車に何台かのチンクェチェントを見た。これほどチンクが走ってる街角は今やどこにもないんだろうなと思うと、ちょっと寂しくなったりもした。
とにかく見ていて全然飽きないんだけど、さすがにさきこは疲れたようである。さきこはこの日はもともと足の調子が良くなかったのである。それでもぼくの趣味に付き合ってくれたのには感謝である。そんなさきこはジオラマから少し離れたところにあるベンチに座って休んでいた。子供連れで来た家族では、その一部が熱狂的にジオラマに食いついて、残りの家族がベンチで休むという構図があるのだろう。この熱狂的な一部の家族が子供の場合もあれば、お父さんの場合もあるだろうけど。
入場料1000円はぼくにとっては全然高いものではなかった。これで一日中ここにいていいのなら、全然安いものである。すぐに絵なぞに取り入れたい風景には出会えなかったけど、今後のために栄養を蓄えられたと思う。
また行きたいなーと思うんだけど、朝からずっとジオラマに張り付いて「不審な中年デブ」みたいな奇異な目で見られるのは嫌だなと思うにつけ、ここはオトナ的な我慢かと思ったりもするのである。