2015.09.29 Tuesday
怒涛の九連休。
長い連休が終わった。この連休のおかげで生命の洗濯ができたというか、非常にリフレッシュできた。
こうしてまた仕事の日々に復帰できるのも、この長い休みのおかげである・・・と思うにつけ、このブログを始めた頃は、ストレスフルな毎日から常に逃避したくて、たまに現れる連休がとても楽しみだったし、連休の終焉は世界の終焉くらい絶望的なことだと思っていたものだけど、最近はさほどそういう気持ちは起こらなくて、逆に「休み過ぎると仕事に復帰できなくなっちゃうから、連休は長過ぎない方がいい」とすら考えるようになり、「これがオトナになるってことなのかなー」と思ったりするのである。
さて、そんな連休のデキゴトである。
今回は書くべきことがあまりにも多いので、まずは簡単に列挙してみる。
9月18日(金)会社終わりにガ○ダム展。
9月19日(土)さきことサイクリング。
9月20日(日)会社の自転車仲間とサイクルイベント。
9月21日(月)終日お絵描き。
9月22日(火)旅行の準備と夕方からランニング。
9月23日(水)〜25日(金)小豆島旅行、サイクリング。
9月26日(土)普段の土曜日。
9月27日(日)普段の日曜日、夕方からランニング。
最後の2日間は普段通りに過ごしたけど、他の日はなかなか充実の日々である。
「連休」と書いてありつつも初日が金曜日から始まっているのは、まさにぼくの濃厚九連休は、金曜日の夜から始まったからである。
この日は、会社が終わってから同僚と六本木にガ○ダム展に行った。ぼくはガ○ダム好きなのだ。
この手の展示会では、いろんな見方があるものだけど、ぼくは原作者の描く原画の筆致に甚く感動した。繊細かつ力強い・・・って書くと陳腐な表現だけど、それはぼくには到底及ばない境地で、ほんの一歩でも数センチでも近づきたいと思った。会社の同僚は、それぞれプラモデルとか動画とか、別個のものに見入っていたけど、ぼくはずっとエンピツで描かれた迫ってくるような力強いタッチに魅せられっぱなしだった。
その翌日はさきことサイクリング。このサイクリングでぼくの新しい自転車が実質的にデビューすることになった。名前も決まっていないこの自転車は、以前も書いたとおり、非常に高いパフォーマンスを見せてくれる。今まではキツかった坂道もどんどん上っていけるし、速いスピードでも楽にペダルを回していられる。同じ自転車なのに、こてつ号とここまで違うのか。コイツはぼくの可能性をまた一段と広げてくれる感じである。
そんな自転車に乗って、翌日のサイクルイベントに参加した。東京の中心部を50キロほど走るサイクリングである。去年までは新宿都庁前からスタートして、神宮外苑でフィニッシュするコースで、とにかく自転車の渋滞が酷く、特にスタート直後はほとんど歩いた方が早いほどの渋滞で、毎回辟易したものだけど、今回は東京ビッグサイトがスタート・フィニッシュになったために、スタート直後から快適に走ることができた。
去年も会社の自転車仲間で参加したんだけど、メンバーの走力の関係で、フィニッシュすることができなかったので、今回はぜひフィニッシュしたいと思っていた。今回は男性だけの参加なので、気負わなくても難なくフィニッシュできるとハズなんだけど、それでも50キロを走り抜いて、フィニッシュゲートをくぐることができたのは嬉しかったな。
イベント後にメンバーと別れて一人で品川駅に向かったんだけど、何度か走ったことのあるこの道を新しい自転車で走ることができて、ただそれだけで感動した。注文から4か月以上も待ってやっと手に入れた自転車であることを改めて実感しちゃったのだ。
こうして2日連続でサイクリングにでかけたぼくは、その翌日はぱったり動くことをやめ、ずっとデスクに向かって絵なぞを描いていた。一日中運動していたかと思うと、一日中自宅から出ないで作業をするという両極端さがぼくの休日の過ごし方である。
今回描いた絵なぞは、某SNSのプロフィールページに表示するカバー画像である。
このSNSのカバー画像は横にとても広い画像サイズなので、ぼくが描く絵なぞも横に長くしないといけない。そのため、2枚の画用紙を繋げて後でスキャナで取り込んで、画像編集ソフトで2枚の絵なぞを繋げないといけないのである。今回はこれにかなり苦労したね。以前にも続き絵なぞを描いたことがあって、その時も絵なぞの接続に苦労したけど、今回はそれ以上だったかな。それでも何とか見られる程度には手動で繋げてみた。ここまでやってやっと完成するってのは、なかなか感慨深いものである。ちょっと嬉しかったかな。
以前から描きたいと思っていた構図やモチーフだったので、嬉しくも肩の荷が下りた感じもした。
そしてついに小豆島旅行が目前となってくる。
前日はその準備を進めつつ、近くをちょろっとランニング。ランニングもままならない日々だったから、ちょっと新鮮だった。ただこの体たらくで11月中旬に金沢マラソンを走らないといけないというのはかなり不安である。しかも実は10月半ばまで平日の夜や休日にランニングしにくい状況が続く予定で、つまり10月中旬から11月中旬が実質的にぼくが練習できる期間なわけである。ホントに大丈夫だろうか。
さて、そんなわけで今回の夏休みのメインイベントである小豆島旅行である。
結論から言ってしまえば、サイクリング旅行としてはあまり満足のいく形で終わらなかった。直前の天気予報に反して天候不順が続き、急きょ現地で予定変更を余儀なくされたのである。まあ予定変更も旅の醍醐味なわけで、逆にそういう状況を楽しむつもりで過ごした。小豆島でも予定を変更して立ち寄った高松でもいろいろ発見があり、また一部サスペンス的要素の含みつつ、旅を満喫してきた。その詳細はまた別途書こうと思う。
ともかくいろいろあった小豆島旅行を終え、羽田に降り立つわけである。
この時点でぼくの夏休みはまだ2日残っていたけど、来週から始まる仕事の日々に備えて、気持ちを切り替えつつ、身体を休めるようにした。まあ身体を休めるには2日は長過ぎて、ちょっとダレちゃったけどね。そうそう、最終日である日曜日は、某FM局が一日中特撮ヒーローものの主題歌をかけ続ける企画をやっていて、懐かしさのあまりこれに聞き入っていたら、いつの間にか日が沈んでいて、ぼくの夏休み最終日はあっけなく幕を閉じちゃったんだよね。
ちなみにこのFM局の企画は、祝日を中心に数か月に一回ほどのペースで放送され、その企画の内容にもよるけど、個人的に非常に楽しみにしている。今回は特撮ヒーローの主題歌ということで、これはもうぼくのハートをズバンと打ち抜く企画で、ずっとラジオを流していた。そしてお気に入りの曲が流れると、物凄い勢いで鳥肌が立つのである。感動が一瞬で身体を駆け抜けるというか、ね。
いろいろ感動したけど、今回はその中でも特撮ヒーローの主題歌を歌う歌手の男性の話しに非常に感動した。昭和年代のヒーローの主題歌を歌っていた人と言えば、既に老齢である。亡くなっている人も少なくない。この方もかなりの高齢で、実は過去に脳梗塞になってしまい、ほとんど生死の狭間をさまよったこともあるそうである。しかもそういうことが何度かあり、余命宣告を受けたこともあれば、「今夜が山」なんてこともあったようである。しかし、この人は歌手として何度も復活してきた。彼の心にあったのは「ヒーローの主題歌を歌い続け、愛とか勇気とか奇跡を叫び続けてきた俺が、こんなことでくたばってたまるか」という思いだったそうである。まさにその人こそ無敵のヒーローである。この言葉に甚く感動した・・・ってか、こうして書いてるだけで感動して震えてくる。この長い夏休みの中で最後にこういう感動を得られたのは良かったかもしれない。うん、いい夏休みだった。
さて、九連休が終了し、仕事の日々が始まった。
シルバーウイークなんて言って散々盛り上げてきたけど、今回のような暦の並びになるのは、11年も先なんだそうな。ほとんどが2週連続の三連休になるようである。まあそのくらいがちょうどいいのかなと思いつつ、ほとんど稀有な暦の並びで得た夏休みは、結局のところいい夏休みだったなーと思うのである。
※会社の自転車仲間とサイクリング。
※2枚繋げて描いた絵なぞ。
※小豆島の曇天の下で。
こうしてまた仕事の日々に復帰できるのも、この長い休みのおかげである・・・と思うにつけ、このブログを始めた頃は、ストレスフルな毎日から常に逃避したくて、たまに現れる連休がとても楽しみだったし、連休の終焉は世界の終焉くらい絶望的なことだと思っていたものだけど、最近はさほどそういう気持ちは起こらなくて、逆に「休み過ぎると仕事に復帰できなくなっちゃうから、連休は長過ぎない方がいい」とすら考えるようになり、「これがオトナになるってことなのかなー」と思ったりするのである。
さて、そんな連休のデキゴトである。
今回は書くべきことがあまりにも多いので、まずは簡単に列挙してみる。
9月18日(金)会社終わりにガ○ダム展。
9月19日(土)さきことサイクリング。
9月20日(日)会社の自転車仲間とサイクルイベント。
9月21日(月)終日お絵描き。
9月22日(火)旅行の準備と夕方からランニング。
9月23日(水)〜25日(金)小豆島旅行、サイクリング。
9月26日(土)普段の土曜日。
9月27日(日)普段の日曜日、夕方からランニング。
最後の2日間は普段通りに過ごしたけど、他の日はなかなか充実の日々である。
「連休」と書いてありつつも初日が金曜日から始まっているのは、まさにぼくの濃厚九連休は、金曜日の夜から始まったからである。
この日は、会社が終わってから同僚と六本木にガ○ダム展に行った。ぼくはガ○ダム好きなのだ。
この手の展示会では、いろんな見方があるものだけど、ぼくは原作者の描く原画の筆致に甚く感動した。繊細かつ力強い・・・って書くと陳腐な表現だけど、それはぼくには到底及ばない境地で、ほんの一歩でも数センチでも近づきたいと思った。会社の同僚は、それぞれプラモデルとか動画とか、別個のものに見入っていたけど、ぼくはずっとエンピツで描かれた迫ってくるような力強いタッチに魅せられっぱなしだった。
その翌日はさきことサイクリング。このサイクリングでぼくの新しい自転車が実質的にデビューすることになった。名前も決まっていないこの自転車は、以前も書いたとおり、非常に高いパフォーマンスを見せてくれる。今まではキツかった坂道もどんどん上っていけるし、速いスピードでも楽にペダルを回していられる。同じ自転車なのに、こてつ号とここまで違うのか。コイツはぼくの可能性をまた一段と広げてくれる感じである。
そんな自転車に乗って、翌日のサイクルイベントに参加した。東京の中心部を50キロほど走るサイクリングである。去年までは新宿都庁前からスタートして、神宮外苑でフィニッシュするコースで、とにかく自転車の渋滞が酷く、特にスタート直後はほとんど歩いた方が早いほどの渋滞で、毎回辟易したものだけど、今回は東京ビッグサイトがスタート・フィニッシュになったために、スタート直後から快適に走ることができた。
去年も会社の自転車仲間で参加したんだけど、メンバーの走力の関係で、フィニッシュすることができなかったので、今回はぜひフィニッシュしたいと思っていた。今回は男性だけの参加なので、気負わなくても難なくフィニッシュできるとハズなんだけど、それでも50キロを走り抜いて、フィニッシュゲートをくぐることができたのは嬉しかったな。
イベント後にメンバーと別れて一人で品川駅に向かったんだけど、何度か走ったことのあるこの道を新しい自転車で走ることができて、ただそれだけで感動した。注文から4か月以上も待ってやっと手に入れた自転車であることを改めて実感しちゃったのだ。
こうして2日連続でサイクリングにでかけたぼくは、その翌日はぱったり動くことをやめ、ずっとデスクに向かって絵なぞを描いていた。一日中運動していたかと思うと、一日中自宅から出ないで作業をするという両極端さがぼくの休日の過ごし方である。
今回描いた絵なぞは、某SNSのプロフィールページに表示するカバー画像である。
このSNSのカバー画像は横にとても広い画像サイズなので、ぼくが描く絵なぞも横に長くしないといけない。そのため、2枚の画用紙を繋げて後でスキャナで取り込んで、画像編集ソフトで2枚の絵なぞを繋げないといけないのである。今回はこれにかなり苦労したね。以前にも続き絵なぞを描いたことがあって、その時も絵なぞの接続に苦労したけど、今回はそれ以上だったかな。それでも何とか見られる程度には手動で繋げてみた。ここまでやってやっと完成するってのは、なかなか感慨深いものである。ちょっと嬉しかったかな。
以前から描きたいと思っていた構図やモチーフだったので、嬉しくも肩の荷が下りた感じもした。
そしてついに小豆島旅行が目前となってくる。
前日はその準備を進めつつ、近くをちょろっとランニング。ランニングもままならない日々だったから、ちょっと新鮮だった。ただこの体たらくで11月中旬に金沢マラソンを走らないといけないというのはかなり不安である。しかも実は10月半ばまで平日の夜や休日にランニングしにくい状況が続く予定で、つまり10月中旬から11月中旬が実質的にぼくが練習できる期間なわけである。ホントに大丈夫だろうか。
さて、そんなわけで今回の夏休みのメインイベントである小豆島旅行である。
結論から言ってしまえば、サイクリング旅行としてはあまり満足のいく形で終わらなかった。直前の天気予報に反して天候不順が続き、急きょ現地で予定変更を余儀なくされたのである。まあ予定変更も旅の醍醐味なわけで、逆にそういう状況を楽しむつもりで過ごした。小豆島でも予定を変更して立ち寄った高松でもいろいろ発見があり、また一部サスペンス的要素の含みつつ、旅を満喫してきた。その詳細はまた別途書こうと思う。
ともかくいろいろあった小豆島旅行を終え、羽田に降り立つわけである。
この時点でぼくの夏休みはまだ2日残っていたけど、来週から始まる仕事の日々に備えて、気持ちを切り替えつつ、身体を休めるようにした。まあ身体を休めるには2日は長過ぎて、ちょっとダレちゃったけどね。そうそう、最終日である日曜日は、某FM局が一日中特撮ヒーローものの主題歌をかけ続ける企画をやっていて、懐かしさのあまりこれに聞き入っていたら、いつの間にか日が沈んでいて、ぼくの夏休み最終日はあっけなく幕を閉じちゃったんだよね。
ちなみにこのFM局の企画は、祝日を中心に数か月に一回ほどのペースで放送され、その企画の内容にもよるけど、個人的に非常に楽しみにしている。今回は特撮ヒーローの主題歌ということで、これはもうぼくのハートをズバンと打ち抜く企画で、ずっとラジオを流していた。そしてお気に入りの曲が流れると、物凄い勢いで鳥肌が立つのである。感動が一瞬で身体を駆け抜けるというか、ね。
いろいろ感動したけど、今回はその中でも特撮ヒーローの主題歌を歌う歌手の男性の話しに非常に感動した。昭和年代のヒーローの主題歌を歌っていた人と言えば、既に老齢である。亡くなっている人も少なくない。この方もかなりの高齢で、実は過去に脳梗塞になってしまい、ほとんど生死の狭間をさまよったこともあるそうである。しかもそういうことが何度かあり、余命宣告を受けたこともあれば、「今夜が山」なんてこともあったようである。しかし、この人は歌手として何度も復活してきた。彼の心にあったのは「ヒーローの主題歌を歌い続け、愛とか勇気とか奇跡を叫び続けてきた俺が、こんなことでくたばってたまるか」という思いだったそうである。まさにその人こそ無敵のヒーローである。この言葉に甚く感動した・・・ってか、こうして書いてるだけで感動して震えてくる。この長い夏休みの中で最後にこういう感動を得られたのは良かったかもしれない。うん、いい夏休みだった。
さて、九連休が終了し、仕事の日々が始まった。
シルバーウイークなんて言って散々盛り上げてきたけど、今回のような暦の並びになるのは、11年も先なんだそうな。ほとんどが2週連続の三連休になるようである。まあそのくらいがちょうどいいのかなと思いつつ、ほとんど稀有な暦の並びで得た夏休みは、結局のところいい夏休みだったなーと思うのである。
※会社の自転車仲間とサイクリング。
※2枚繋げて描いた絵なぞ。
※小豆島の曇天の下で。