「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
超・爽快ランニング。
週末は丹沢湖のランニングイベントに参加して、さきことハーフマラソンを走ってきた。
さきこの足首の捻挫は徐々に回復傾向とは言え、この日21キロもの距離を走るのは心配だったんだけど、結果的にはぼくと一緒に走り切ることができた。
天気にも恵まれて、去年初めて参加した時には見えなかった富士山も見ることができた。雪をいただいた山頂が丹沢の稜線から覗く風景は、強烈で圧倒的な存在感だった。これは地平線近くの月が大きく見えるのと同じ錯覚なんだろうけど、富士山の神々しさが際立つ風景だった。
ランニングの方はさきこと調子を合わせたとは言え、それなりのペースで刻むことができた。1キロ当たり6分20秒ほどで、ほぼ変わりなく走ることができ、フィニッシュタイムは2時間17分になった。速いペースではないけど、これを気負うことなく、ゆっくりリラックスして走って得た結果なのだから、やはりランニング練習の成果だと思う。
それにしても、がつがつとタイムばかり気にしたランニングにならなくて良かった。最初から最後までランニングを心から楽しむことができたのだ。まさに最初からランニングハイな感じである。このままずっと走っていたいなんて、久し振りに思ったわ。スタート直後からタイムばかり気にして、1秒たりとも楽しいと思わなかった先々週の金沢マラソンとは真逆の展開である。こういうランニングができるのなら、もはやタイムなんてどうでもいいのである。やはりランニングとは楽しくあるべきである。
今年最後のランニングイベントでこういう走りができたのは良かった。おかげで気持ちよく1年のランニングを締めくくれる。特に今年は、先の金沢マラソンも含め、富士裾野高原マラソンなど過酷なランニングが多かったからね。
フィニッシュ前に少しペースをあげて、さきこから100メートルくらい差をつけてフィニッシュした。いいペースで刻めたので、最後に少し頑張ってみたのだ。1キロごとのラップタイムを見てみると、先ほどの6分20秒ペースがキレイに並んでいる。いや、決して速くはないんだけどさ。でも、こんな美しいラップタイムが並ぶのを見るのは気持ちいいものだ。ぜひ、この走力をこのまま維持していきたいと思う。
年が明ければ、またランニングイベントが続く。今年は何度も書いているとおり、何より横浜マラソンである。目下これに向けて走力をビルトアップしていかないといけない。さきこも参加するので、さきこと最後まで一緒に走れるようなレベルまで作れたらいいなと思う。今回のようなランニングができれば、きっと楽しい42キロになるんじゃないかなと思う。

※スタート前。向こうに富士山が見える。写真だと圧倒的な存在感はないけど。

※フィニッシュ後。楽しかったー!

※フィニッシャーズTシャツのセンスが格段にアップしてた。これはいいね!
 
※(左)ラップタイム。普段はこんなことないけど、今回はアップしてみる。
※(右)去年もいたけど、人懐っこいイヌに再会。
| Be RUNNER! | 12:43 | comments(0) | trackbacks(0)
新年明けましておめでとうございます!
1月1日と言えば、新しく年が変わり、気持ちを新たに1年をスタートする日である。しかし、よくよく考えてみると、新年の風景は、会社が休みで、街は初詣客で賑わい、テレビでは新年の挨拶が連呼され、箱根駅伝が開催されるという、「年明けの雰囲気」が満ち満ちているから醸成されるもので、ぼくもその影響を受けて「あー、新しい1年がスタートしたなー」とぼんやり思うわけで、個人としてまさに芯の部分で「まさに今から新しい1年がスタートしたのだ!これから1年頑張るぞ!」と実感してるかと言うと、そういう部分はあまり大きくない。ちょっとくらいは思ってるだろうけど、大体が周囲の雰囲気に影響されてそんな気持ちになってると言った方が合っているような気がするのだ。

さて話しは変わって、来年2月に開催予定の東京マラソンの参加者二次募集の抽選結果が今日、発表された。毎年3回もの抽選の機会があるぼくだけど、毎回どのチャンスにもハズれ続け、そしてラストチャンスである今回も見事にハズレを頂戴した。もう年中行事みたいなもので、以前ほどショックは受けなくなったけど、やはり残念な思いである。次のチャンスが巡ってくるのは、先行応募者の抽選結果が通知される8月半ばである。それまでは、ぼくの中の東京マラソンは始まらない。だから、こうして恒例のハズレ通知を受け取ると思うのだ。
「また1年が始まる」

1年を東京マラソンを基準に見れば、ぼくの1年は二次募集の抽選結果発表で暮れるわけである。そして同時に新しい1年のスタートを実感する。2016年の先、2017年の東京マラソンがまさにここでスタートするのである。そんな思い、決意を新たにするという点では、暦上の新年よりも「1年が始まった感」は強いかもしれないな。

ところでハズレを頂戴したのは残念とは言え、今回だけは実はちょっとホッとしていたりもする。実は、東京マラソンが当たっちゃうと、既に当選している横浜マラソンとその間にある三浦国際市民マラソンで、三週連続でランニング、しかも2つはフルマラソンなんていう、かなりシビれる展開になるからである。まあ今月もフル・10キロ・ハーフの三連戦があるわけだけど、フル・ハーフ・フルの計100キロの三連戦の方がはるかに大変だろうから、まあ今回はハズレでも良かったかなとも思っている。横浜マラソンがこの時期になってくれて、うまいこと落選のショックを和らげてくれてる感じである。
ともかくも、そんなわけで、来年2016年の東京マラソンは完全に応援の立場である。誰かを応援しに出かけてみようかな。
そして、いつかまた新宿のスタートラインに立てる日を夢見て、1年を過ごそうと思う。
こうしてぼくの新しい1年は、今日この瞬間から始まったのである。

※そう思うと、この落選通知も年賀状に見えてくる・・・こねーよ!ふん!
| Be RUNNER! | 20:09 | comments(0) | trackbacks(0)
久し振りに絵なぞ。
三連休の最終日はほとんど一日中絵なぞを描いて過ごした。以前から構想はあったんだけど、なかなか本番に踏み切れなかったもので、この機に一気に下書きから着彩まで済ませてしまった。
ぼくはここ数年干支にちなんだ絵なぞを描いていて、来年の申年のためにサルをモチーフにした絵なぞを描きたいと思っていて、しかしなかなか構想がまとまらず、安易なんだけど孫悟空(?)風の絵なぞにすることにした。安易過ぎてもう少し構想を練って別の絵なぞにしたかったんだけどな。サルって去年の羊以上に構想がまとまらなかったわ。
着彩に際しては、さきこのアドバイスが非常にうまく行って、なかなか締まった感じになった。良かった。また文様の白抜きや人物と背景のメリハリのために使用したホワイトペンも、紙の色味とは若干異なる感じだけど、まあうまくいったかな。下絵段階ではなんか微妙な感じと思っていたけど、色を塗ると印象って変わるものである。
ちなみに某お絵描き専用SNSにアップしたところ、他の絵なぞと比較してちょっとだけ評価が高い感じがする。絵なぞに付けられた「孫悟空」のタグを某超人気マンガと混同しちゃったのかな。全然雰囲気が違うんだけどね。
これから寒くなるので、ぼくが絵なぞを描けなくなるジンクスがそろそろその魔力を発揮する頃である。今年のジンクスは短くなるといいなー。暖冬の予想もあるし、ね。
| 日記 | 12:15 | comments(0) | trackbacks(0)
電車で鎌倉。
横須賀のランニングイベントが終了して、イベント会場で食事したりした割に、時刻はまだ正午前である。どこに行こうか考えて、鎌倉にさきこのコーヒーカップを買いに行くことにした。実は先日うっかりさきこのコーヒーカップを割ってしまったのである。ぼくの自宅にはマグカップが他にたくさんあるんだけど、だいたいがノリで買っちゃったものばかりで、実用に供しているのはぼくもさきこもそれぞれ一つのマグカップだけである。それを割っちゃったので、新しいものを買いに行くことにした。
考えてみれば横須賀から鎌倉に行くのに、電車を使ったことはない。横須賀線と言えば、自宅から鎌倉に行くのに乗ることはあるけど、逆に横須賀方面から乗車経験はない。一度会社の葬式の手伝いで逗子駅に行ったことはあるけど、たぶん逗子以南はまったくの初体験である。
それで、京急に乗って横須賀中央駅から2駅先の逸見駅まで行って、歩いてJR横須賀駅に向かう。逸見駅周辺もまったく馴染みのない場所なんだけど、少し歩くと物凄く見覚えのある場所に出た。国道16号線である。この道だけはクルマでも自転車でも何回も通ったことのある物凄く馴染みのある道である。しかし、16号の道路を渡って小さな路地に入るとまた途端に不案内になる。ホントに道だけが馴染みだってわけである。しかも目指したJR横須賀駅は16号線から小道を少し行ったところにあって、まさか、何度も通ってる道のこんな近い場所に駅があるなんて、とかなり意外だった。小さな駅だから目立たないのかもしれないけどね。この場所だったらわざわざ京急に乗らなくても良かったかもしれないな。

横須賀駅から鎌倉まで初めての横須賀線に乗り、鎌倉に至り、結果的にコーヒーカップを買うことができたんだけど(これが現在ぼくが使っているマグカップと同じ焼き物で期せずしてお揃いマグカップになった)、それよりも気になったのが鎌倉駅周辺の異様なほどの混雑っぷりである。
七五三の日でもあったから家族連れも多かったけど、一般の観光客の方が圧倒的に多くて、鎌倉って普段からこんなに混んでるものかと驚いてしまった。ほとんどがクルマや自転車で行くような場所だし、そういえば鎌倉に来ても小町通などの人通りの多い場所にはあまり行かなかったからかもしれないけど、それにしても道を埋め尽くすほどの人ごみには辟易してしまった。それに、小町通はいつから食べ物の屋台が並ぶような風情に変わったのだろう。ソフトクリームやら煎餅やら甘味やらを歩きながら食べている人が大勢いた。店の方も食べ歩きしやすいような包み方をしてそれを助長しているようだった。
混雑っぷりはさらに過熱していて、江ノ電に乗ろうと思っても、なんと乗るだけで30分待ちなんだそうな。生活のために乗る人だっているだろうに、乗るだけで30分とはほとんど狂気の世界である。映画とか音楽とかマンガとかドラマとかいろんなメディアで取り上げられる鎌倉だけど、今の状況は異常だなと思う。まあ、ぼくが訪れたこの日が特別混雑していたのかもしれないけどね。またどこかの休日に自転車で鎌倉まで行って、周辺を散策して、ホントにこの日だけの特別な現象だったのかを検証してみようかな。

そんなわけで、横須賀から鎌倉に至る馴染みのない道程と鎌倉で出会った異様なほど馴染みのない風景に、なんかどっと疲れが出てしまったわ。10キロ程度しか走ってないのに、これほど疲れるのもなんだかなー。
| 日記 | 12:48 | comments(0) | trackbacks(0)
爽快ランニング。
週末は2週連続でランニングのイベントに参加してきた。今回は横須賀シーサイドマラソン、10キロである。前週にフルマラソンを走っているので、多少走力が残ってるだろうし、10キロのランニングだから、このランニングではちょっといい記録とか出るかもしれないと思っていた。
その気負いがいけなくて、結構早いペースで走ってしまった。オーバーペースは前回の金沢マラソンで懲りているハズなのに、1キロ5分半程度で走ってしまったよ。でもなかなか走りやすいコースだったので、楽しくなっちゃって、結果的には給水も取らずに最後まで走り切ってしまった。結果は56分40秒。まあまあな記録・・・ってか、結構頑張ったハズなのに、最高記録は更新できなかったか。いや、最高記録を出そうと思ったら5分前後で走らないとダメなんだけどね。
それにしても、走りやすいコースだったな。1.5〜2キロくらいの感覚で、マイルストーン的な区切りがあるので、これを目指して走るとペースを維持できた。以前参加した時はハーフマラソンに参加してそれっきり参加してなかったけど、来年からは10キロで参加してみようかな。
さきこは2週間前に挫いちゃった足首の捻挫が完治していないので、この日は参加を断念してぼくを応援してくれた。不参加の雪辱を晴らすためにもやはり来年も参加しないとね。
ぼくの怒涛のランニングウイークも第二週に入った。来週の丹沢湖マラソンでハーフマラソンを走って今年のランニングイベントは終了である。気持ちよく終われるように来週も頑張らないと・・・って、年明けからまらランニングイベントが続くんだけどね。

※フィニッシュ後に。
| Be RUNNER! | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0)
心配事。
さきこが足を挫いた。
先週の木曜日だったか、さきこが会社帰りに同僚のランニング仲間と夜の品川を走っている時に、暗がりで路面のへこみに足を取られてしまったのである。いわゆる「グキッとやっちゃった状態」のようである。その時は痛みがなかったようで、そのままランニングを続けた(!)そうだけど、ランニングが終わった辺りから徐々に腫れが出てきて、かなり大きな腫れになっちゃった。それにしてもグキッとやっちゃってその後2キロほども走るなんて、さすがさきこである。
さきこが自分でネットで検索したところ、この症状はいわゆる捻挫で、骨折などの大事には至っていないと判断。痛みが増すこともないので、湿布をして過ごしていた。
そんな折、金沢旅行に出かけることになる。
金沢では観光でそれなりに歩いたりしたし、ぼくが金沢マラソンを走っている時は、ぼくを応援するのにそれなりに歩いたりした。夜はコンビニで買ったロックアイスを袋のまま足に当てて強烈にアイシングしたので、だからあれほど歩けたんだと思うけど、実際のところどうなっているのかが心配である。ホントに骨に異常はないのだろうか。
さきこも律儀なもので、金沢旅行で会社を2日も休んじゃったものだからと、このために会社を半休して病院に行くようなことはしない。ぼくには折に触れ「あんな会社休んじゃえ」なんて焚き付けてくるくせに、しかもぼくはそれを真に受けちゃって、折に触れ会社を休むことに何ら罪悪感を感じない人になっちゃったんだけど、さきこはこういう時になかなか会社を休もうとしない。まあ歩けているし、痛みは増していないということで、大丈夫と判断しているんだろうけどね。
とりあえず今度の土曜日に医者に行くことになっている。そこで捻挫ということになれば、ちゃんとしたテーピングが施されたりするんだろう。まあそれまでは静観するしかないか。
ただ問題は日曜日である。今週末は、横須賀シーサードマラソンである。ぼくもさきこも10キロコースに参加するんだけど、さすがにさきこは走れないだろう。おとなしく応援してるか、自宅で療養である。そう思うとちょっと寂しいものである。先週の金沢マラソンでは、過去最大の試練の中、一人黙々と走っていたわけで、ここは久し振りに二人で並んでゆっくり走りたいと思っていたのだ。まあしょうがないのだ。ランニングとはどこでもいつでも孤独なものである。
そんなわけで、さきこの足の状況が気になりつつ、あと4日ほどでランニングイベントがやってくる。ぼくの足の調子は今のところ問題なしである。筋肉痛もほぼ完全に取れた。ランニング練習をするかどうかは分からないけど、筋肉痛明けで固くなった筋肉をほぐすくらいはしないといけないかな。
金沢マラソンのフィニッシャーTシャツで走って、ちょっと自慢してやろうかななんて思っている。
| 日記 | 14:06 | comments(0) | trackbacks(0)
金沢マラソン旅行記。
6月に当選発表を受けてからずっと楽しみにしていた金沢マラソンと金沢旅行。昨日無事帰ってくることができた。旅の主目的である金沢マラソンの方は、練習不足のくせになかなかトリッキーなコースと沿道の盛大な応援に翻弄されて、前半にかなり飛ばしてしまったため、後半は完全にランニングというよりもウォーキングになってしまった。その場の雰囲気で走ってるからこういうことになるのである。
ともかく、あまり満足な走りができないままフィニッシュ。タイムは5時間14分。途中で歩いた割に5時間30分を超えてないのは前半の貯金かな。20キロ過ぎまでは6分を切る勢いだったからね。
マラソンの詳しい話しはまた書くかもしれない。

金沢マラソンが始まるまでの2日間は、完全に旅行モードで金沢と楽しんだ。
まず感動したのは、金沢城である。
今年は高松城とか福岡城とかに行ったものだけど、金沢城はさらにスゴい城である。特に復元された城郭内部は、当時の設計をそのまま再現した伝統建築で、その造形美はいつまで見ていてもため息が漏れてしまうほどの美しさである。当時は漢数字で計算をして、寸とか尺の単位で建築していたわけだけど、ゼロの概念のない世界でどうしてこれほどの狂いのない美しい建築ができるのかと思うわ。

また金沢が誇る海の美食も最高に良かった。
初日は海鮮丼なんかを食べ、2日目はカニを食べたんだけど、いやもうその美味さは筆舌に尽くしがたいほどである。海鮮丼は刺身が丼をはみ出すほどの量で、特に歯ごたえは太平洋側の海の幸とは違う独特のものだった。またカニはぼくの今までの先入観を完全に崩壊させた。茹でカニってどうも水っぽい印象があったんだけど、ここで食べる茹でカニは全然水っぽくなく、足をパキッと割ると身がスルッと出てくる感じで、カニってこんなに食べやすかったっけ?と思ったものである。こんなに食べやすいと、もはやカニとはこういう食べられ方をするためにこんな風に進化したんじゃないかとすら思えるほどである。カニ大好きなさきこは非常に満足していたけど、ぼくの方がカニを食べていたな。

そんなわけで、金沢マラソンまでの2日間を金沢市街で思う存分満喫した。そこで出会った金沢の人たちは、おもてなしを字義通り体現したような人たちだった。いろいろ話しをしたりして、とてもいい気持になったものである。関東近辺では観光に携わるくせに「人相手」というよりも「おカネ相手」をしてる風な場所も多いけど、金沢はそういう次元とは完全に異なる世界のおもてなしであった。これが本当のおもてなしなんだなーと思ったね。「ぶどう買わないの?うそでしょ」とか何の疑問もなく言いのけちゃうような世界の人とは、思考が完全に違うのを感じた。こういうおもてなし的な雰囲気は、他のどの地域でも受けたことのないほどの厚いものだった。これは金沢マラソンの沿道での応援にも現われていた。東京マラソンほどではないにしても、これほど気持ちのこもった応援をぼくは受けたことがないし、特に子供たちが飽きることなく応援し続けていることに感動したね。
金沢の人たちが自分たちのおもてなしマインドがどれほど厚いかに気付く前に、もっと言えば他の地域の観光業のようなマインドに染まっちゃう前に、また行かないといけないなーと思ったね。
そんなわけで、簡単に書いてもこれほど盛りだくさんな金沢旅行だけど、詳しくはまたどこかで書きたいと思う。今回は走れなかったさきこも、次回はぜひランナーとして参加して欲しいなと思う。ぼくは、もう応援だけでいいかな。カニさえ食べられれば。
| 日記 | 13:44 | comments(0) | trackbacks(0)
同姓同名の怪。
とあるSNSを見ている時、タイムライン上に現れる広告ページを何気なく見ていて、ちょっと目を引くものを見つけた。とあるベンチャー企業が開発した新製品の広告である。それがなかなか秀逸なもので、スマホを介したトランシーバーだそうである。通常は独自の周波数で電波を飛ばし、通信の際にボタン操作が必要なトランシーバーをスマホの性能を生かしてハンズフリーで使うことができるものである。今回の話しとは直接関係ないので製品の詳細は割愛するけど、これはサイクリング中にコミュニケーションしたいと常々思っていたぼくにはとては非常に魅力的な商品に見えた。ぜひ欲しいなと思った。
で、話しはこの製品を開発したベンチャー企業のことである。サイト上の製品紹介のページにこのベンチャー企業の紹介とか開発秘話とか開発者や創業者の紹介なんかがあった。若くバイタリティに溢れ、物事をちゃんと考える地頭の良さを持っていた。ぼくのように、子供の時から変わらず音楽とか絵なぞとかに過度にのめり込んで、社会人として学ぶべきことを学ばず非現実の世界でふわふわ生きてきたぼくとは対極にいるような人たちである。こんな面白いことを考えるなんて、スゴいなーと純粋に思った。
そんな若くバイタリティに溢れた開発者や創業者の紹介ページを見ていて、ふと目が止まった。
ぼくと同姓同名の人がいたのだ。
ぼくの名前はちょっと珍しい名前で、とは言え今まで何人も同名の人を見かけてきたけど、苗字まで一緒というのは初めてだった。漢字表記も含め完全なる同姓同名。ちょっと不思議な感じである。
ましてや、先に書いたようにぼくとは真逆の世界で生きてきたような人にぼくの名前を見るのは、悔しいとか羨ましいとかを軽く通り越して、逆にこの同姓同名の人を誇らしくさえ思えたりした。
秀逸なトランシーバーを開発した彼らのその感性をこれからも大いに発揮して、世の中を面白く、愉快にして欲しいなと思う。

場面は変わって会社でのこと。週末からの金沢旅行に思いを馳せ、ふとホテルの予約がちゃんとできているか不安になった。いや予約はちゃんと完了しているのは確認済みなんだけど、それでもぼくとさきこの名前がちゃんと予約に入っているかを確認しておくことにした。
ホテルに電話して、氏名と要件を告げる。すると電話に出たホテルの人は予約状況を確認するためにパソコンかなにかを操作してるようで、しばらく時間が経ってからこう答えたのだ。
「ちゃんと承っております。喫煙可能なシングルルームですね」
いや、違うでしょ。シングルじゃないでしょ。喫煙云々はぼくの手配時の選択ミスかもしれないけど、さきこも行くのにシングルを選択するわけはない。以前ネットで確認した時もツインだったハズだ。一瞬、さきこがベッドに寝て、ぼくが床に寝る図が浮かんでしまったよ。
「いや、2名でツインルームのハズですが?」
と聞くと、次は確認のために電話番号を聞かれ、改めて照合してもらった。
「失礼しました。同姓同名の方がいました。金沢マラソンのサイトから予約の2名様ですね」
と返ってきた。良かった、ちゃんと予約が通っていた。
また同姓同名である。
どういう人がどういう用事か知らないけど、今週末に同じホテルにぼくと同じ氏名を持った人が宿泊するのだ。
昨日今日だけで同姓同名が2回である。ちょっと驚きだ。

また場面が変わって、昨日の夜、いやもう日付が変わる0時頃、ぼくの自宅の呼び鈴を鳴らす人がいた。さきこがちょっと顔を強張らせて「チェーンしてから開けて」というので、ドアチェーンをしてから開けてみると、男性が顔を覗かせた。
「お宅のご家族は全員帰ってきていますか?」と言う。
どういうことだろう、ぼくの家族と言えば、リビングにいるさきこだけだけど、帰ってきていない家族とは何だ?
「倒れている人がいるんです」
どういうことかと言うと、この人が先ほど仕事を終えて帰宅するところ、マンションの前に倒れている男性がいて、心配して声をかけたところ、苗字だけ名乗ったそうなのだ。その苗字がぼくと同じだったわけである。ぼくと同じ苗字はこのマンションにはぼくの家だけなので、この人は慌ててぼくの家を訪ねてきたというわけである。
結局は別の階の人の家族だったようである。個人的な都合で別の姓を名乗っていたんだろう。
この時は先の話しで、ベンチャー企業の同姓同名に出会った日だったので、思わず「また同じ名前か」と思ってしまった。
こういう日もあるんだね。
同姓同名の不思議な日だった。
| 日記 | 13:02 | comments(0) | trackbacks(0)
博多の夜。
先日の博多出張で、仕事を比較的早めに終了したぼくは、そのまま会社を出てある場所に向かった。以前のブログにも書いたけど、ぼくが愛用しているバッグは、偶然にも博多に本社のある革製品を製造販売する会社から購入したもので、この機にその店をぜひ訪れてみたいと思っていたのだ。
事前にこの会社の本社に電話して、博多に複数ある店舗のうち、一番大きくて品数の多い店がキャナルシティにあることを聞いていたんだけど、仕事を終えて博多の街を迷いつつもなんとか辿り着いた店は、思っていたよりもかなり小さな店構えだった。3メートルほどの間口の店に加えて、その店の前にある広めの通路に露店的な感じで商品が並べられていた。革製バッグの専門店というと、雰囲気として横浜元町にあるような某ブランドバッグの店をイメージしていたので、かなり拍子抜けだった。ふーん、この店が一番大きな店なんだ。
店員さんに声をかけて、ぼくがこのメーカーからバッグを買ったことを告げ、ちょっと壊れちゃってる部分とかメンテナンスの方法などいろいろ話しをすることができた。ちなみに、ぼくがこのメーカーのバッグを持っていることについて、店員さんの反応は意外にも非常に薄かったな。ぼく個人としては、遠い横浜の地で4年も同じバッグを使い続け、手前味噌だけどなかなかいい感じに使い古し感が出てきたバッグなので、「大事に使ってくれてありがとうございます」とか「遠路はるばる来ていただいて云々」くらいは言ってくれるかなとちょっと期待してたんだけどね。
ぼくのバッグのちょっと壊れちゃってる部分については、部品交換してくれることになった。またぼくは気づいてなかったけど、肩にかけるベルトとバッグ本体に繋げる金具がかなりヘタっていた。丈夫な金具のハズなんだけど、かなり削れちゃって、そのうちポキッと折れちゃう恐れもあった。まあいろいろ入れていたからね。これはいい機会なので、交換してもらうことにした。またメンテナンスでは、せっかくなので、店員さんオススメのオイルを購入。これで、ぼくのバッグもまたちょっといい感じになるかな。さきこがこのメーカーのバッグに興味を持っていたので、実物を確認したり、写真を撮ったりした。さきこはこのメーカーのバッグを買うのかな。
そして最後にバッグの修理のための伝票にサインをする。ぼくのバッグとはしばらくお別れである。いつ頃戻ってくるのかなと思い聞いてみたところ、こんな風に帰ってきた。
「えーっと東京のメーカーに出すので、その移送で時間もかかりますし・・・」
東京?移送?どういうこと?博多で直すんじゃないの?

ぼくは最初から大きな勘違いをしていたのだ。
ぼくの持っているバッグのブランドは、博多にある会社の独自のブランドではないのだ。実際独自ブランドは別にあって、主力商品はそちらの方。ぼくのバッグのブランドはいわゆる販売代理店のような位置づけみたいなのだ。ぼくのバッグは博多の革製品メーカーの独自ブランドではなく、東京にあるメーカーのブランドなのだ。
がーん、わざわざ博多まで来たというのに、このメーカーは東京にあったというのか。しかも聞くところ、東京のメーカーは渋谷区神宮にあるそうで、つまりぼくの会社から歩いてだって行けるほどの近くである。そうか、だから横浜から来たと言っても反応薄かったのか。
この事実が分かった今、横浜からわざわざ博多の販売代理店に赴いて修理の依頼をするなんて、あまりにもアホである。まるで北海道の人が東京の築地で北海道産のジャガイモを買うような話しである。
でも、せっかく来たのだから、キャンセルすることなく修理をお願いして店を出た。まあバッグが直るには違いがないわけで。ただ、ソコハカとなく徒労感というか、なんか疲れたわ。
そしてさらに想像を進めてみる。きっとあの店員さんは東京の工房に修理を依頼をするんだろうな。だとすると、宅配便で東京に送るんだろうけど、ぼくが店を訪れたあの時間の手配となるときっと翌日の集荷になるわけで、宅配便業者はきっと航空貨物として送るだろうから、総合して考えると、もしかするとぼくの乗ってた飛行機に一緒に積載されたかもしれないね。つまり、ぼくのバッグはぼくと一緒に東京に向かったことになる。ぼくとぼくのバッグは、結局一緒に東京に戻ったのかと思うと、ちょっと面白い構図なんだなーと今となって思うのである。

昨日電話があって、バッグは修理を終えて工房から発送されたそうである。ぼくの手元には明後日に届くそうで、ぼくは金沢に行っちゃってるから、バッグに会えるのは日曜の夜というこになるかな。さてどんな風に戻ってくるか。
さきこのバッグのこともあるし、その神宮にあるという専門店にはいつか行ってみようかなと思っている。
| 日記 | 12:24 | comments(0) | trackbacks(0)
今週末は。
今週末はいよいよ金沢マラソンである。まあその前に金沢旅行みたいなものである。金曜は休みをいただいて朝イチの北陸新幹線で金沢に行き、マラソンのコースなんかを確認しつつ、市内観光なんかもしちゃう予定である。金曜日と土曜日はほとんど観光みたいなもので、そして日曜日は朝9時スタートというわけである。
さてさてどんなランニングになるものか。ちなみに準備の方はまあいつも通り、いつも通りに練習不足である。あとは気持ちで乗り切るしかないか。楽しいランニングをしてこようと思っている。
天気の方は実はあまり芳しくない。現在のところ、曇り時々雨。降水確率は50パーセント。絶好のランニング日和というわけには行かなさそうである。まあ、気にせず行ってみよう。ちなみに天気図は結構微妙な動きである。この季節で動きが鈍ってきたとは言え、北を移動する高気圧や低気圧の流れがどういうルートを取るかで結果は全然変わってくるハズである。現在中国大陸の北側にある高気圧がもう少し南下すれば、その後の気圧配置にもいい影響が出ると思うんだけどね。
それにしても、最近はどうも旅行が多い。高松・小豆島に行ったのが9月下旬で、先月終わりには出張とは言え福岡に行ってきたばかりである。これでまた金沢旅行というわけである。何が大変って、ブログの記事が全然書けていないが気にかかる。小豆島サイクリングなんてもう2か月にならんとしている。せっかくの旅がこのまま記憶だけになってしまうのはもったいない。どこかでちゃんと記事に向き合いたいものである。
ともかく、今週末は旅行である。
先日漁が解禁になったカニやら旬のカキやらを食べてこようと思う。楽しみだ。
| 日記 | 13:43 | comments(0) | trackbacks(0)
夢想の地平面
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