2016.05.30 Monday
練習サイクリング
6月のヒルクライムに備えて、週末はその練習に出かけてきた。先日のヒルクライム練習ではまさかの制限時間超えで、自分の練習不足と体重過多を痛感したわけで、これを少しでも短縮するために、やれることはやっておこうと思うわけである。
そんなわけなので、今回はいつものように平坦なコースではなく、少々アップダウンのキツいコースを意識的に選択して走ることにした。普段は通らない道は新鮮でいいけど、熟知していないからか、上り坂が結構堪えるものである。環状3号線に出るまでのアップダウンで早くも腰に来てしまったよ。朝比奈峠を越える道は数年前に一度走って以降、そのキツさから敬遠していたんだけど、今回はあえて挑戦してみる。
坂道の手前で呼吸を整えて、えいやっとペダルを踏み込んだ。上り始めの急勾配が大変だったけど、それを超えるとさほどキツ坂でもなかった。まあギアは前も後ろも軽くしてるので、ペダルを回すのは楽だったけど、前回あれほどキツい思いをしたのはなぜだろう。しかもそれほど長い上り坂ではなくて、数回カーブを曲がっただけで坂を上り切ってしまった。ギアをあえて軽くしたからなのか、ぼくの脚力があがっているのか。その後も鎌倉方面から由比ヶ浜に出ずに、逗子の高台を経由したりして、少し足をイジめるようにしてみた。
そして逗子からなぎさ橋の交差点に至る。鎌倉を経由することなく、なぎさ橋に来たのは初めてである。それまでの爽快感のまったくないドロドロなアップダウンから一転、爽やかな海風を一身に浴びる道に出たわけである。そのギャップなのか、爽快感がいつも以上に感じられて、感動すらしてしまったよ。
それからいつも走る道を通って、秋谷海岸へ。こんなに気持ちのいい日は、海で泳いだり、ウインドサーフィンをしたり、パドボに乗ったりする人が多かったので、もしかしたら「例のヤツ」が現われるかもしれない。「例のヤツ」とは、嘘つきシーカヤック野郎のことである。以前のブログにも書いたけど、砂浜にキャリアに乗せたシーカヤックを引っ張ってきて、準備を進めるものの、水を飲んだり、アンパンを食べたり、写真を撮ったりして一向に海に入ろうとしない人がいて、その後はそのままシーカヤックを片付けてキャリアに乗せて戻ってきちゃったという意味不明な展開だった。この一連の不可解な行動は、きっと虚飾のためにSNSかなんかに投稿するためのものだと推察されたけど、ここまで明確に「虚構の自分」を演出する光景を見たことがなかったので、かなり衝撃を受けた。次に会った時には、この「SNS向け虚飾行動」が本当かどうかを検証しつつ、さらに詳細にその行動を観察しようと思っていた。こんな天気のいい日ならば、「今日は天気が良く海も凪いでいたので、相棒のローレライで沖に出てみました」なんてウソの書き込みをするためにヤツが来ているかもしれない。何だよローレライって。
そんな腹黒い期待を胸に秋谷海岸まで来てみたけど、多くのウインドサーフィンが砂浜に揚げられて横たわっていたものの、その中に気取った姿勢で海を眺めるヤツの姿はなかった。残念・・・ってかそれよりも、海が赤くなっていて、かなり驚いた。まだ5月だというのに赤潮である。あまりにも天気が良すぎたんだね。
赤潮の日は、そのプランクトンの種類にもよるのかもしれないけど、夜になると夜光虫の発光が見られるかもしれず、ちょろっと夜に来てみようかと期待してしまったわ。
※赤潮はこの海岸だけで他はそれほど赤くなかったけど、これだけ見ると壮観である、
秋谷海岸を後にして、いよいよヒルクライム練習の本番、湘南国際村である。これまで坂道を通るように意識してここまで来たので、その披露もあって本番のこの坂も結構キツかった。汗だくになってギアを全開に軽くして何とかてっぺんまで上り切ることができた。いや疲れたわ。それで休む間もなく丘の向こう側に下り、一呼吸置いてから再びチャレンジ。これでこの丘のヒルクライムを2回やることになるわけである。2回目になると筋肉が慣れてくれるのか、割と楽に上ることができた。まあギアは全開に軽いし、スピードも出ないんだけど。
ヒルクライム練習を終えて、ここまでで結構疲れてしまった。まだ40キロそこそこしか走っていないんだけど、慣れない坂上りの連続が堪えたようである。折り返して下ってくると、また秋谷海岸である。もう一度海岸の様子を確認して、これでミッション終了である。あとは帰るだけである。もう坂道は充分こなしたので、平坦の多い鎌倉駅前を経由して帰ることにする。いや、ここもそれなりにアップダウンはあるんだけどね。
途中で海岸を見たりして、最近ぼくの中で枯渇気味だった海成分を充分に取り込んで、気分が良くなった。やはり定期的に海に来ないとダメだなー。
それにしても、どうだろう、少しは脚力がアップしただろうか。先々週にヒルクライム練習をして、先週に5キロのランニングで少し足に筋肉が戻ってきたかも。それに自転車屋でメンテナンスをして、ディレーラー周りやホイールのハマり具合を調整したからな。6月の本番に向けて、メカニック的には万全になっているハズである。あとは脚力をどこまで上げられるかが勝負である。
ただ無理は禁物である。横浜マラソン前の過剰練習のせいで足を痛めたことを考えれば、負荷の高い練習を数少なくおこなうよりも軽い練習をたくさんこなした方が、ぼくの身体にとっては故障のリスクが少ないと思う。
とにかく、本番まではあと2週間である。
※キレイな海もあった。一色海岸に初めて行ってみた。御用邸の裏側にこんな雅な橋がかかっていた。
そんなわけなので、今回はいつものように平坦なコースではなく、少々アップダウンのキツいコースを意識的に選択して走ることにした。普段は通らない道は新鮮でいいけど、熟知していないからか、上り坂が結構堪えるものである。環状3号線に出るまでのアップダウンで早くも腰に来てしまったよ。朝比奈峠を越える道は数年前に一度走って以降、そのキツさから敬遠していたんだけど、今回はあえて挑戦してみる。
坂道の手前で呼吸を整えて、えいやっとペダルを踏み込んだ。上り始めの急勾配が大変だったけど、それを超えるとさほどキツ坂でもなかった。まあギアは前も後ろも軽くしてるので、ペダルを回すのは楽だったけど、前回あれほどキツい思いをしたのはなぜだろう。しかもそれほど長い上り坂ではなくて、数回カーブを曲がっただけで坂を上り切ってしまった。ギアをあえて軽くしたからなのか、ぼくの脚力があがっているのか。その後も鎌倉方面から由比ヶ浜に出ずに、逗子の高台を経由したりして、少し足をイジめるようにしてみた。
そして逗子からなぎさ橋の交差点に至る。鎌倉を経由することなく、なぎさ橋に来たのは初めてである。それまでの爽快感のまったくないドロドロなアップダウンから一転、爽やかな海風を一身に浴びる道に出たわけである。そのギャップなのか、爽快感がいつも以上に感じられて、感動すらしてしまったよ。
それからいつも走る道を通って、秋谷海岸へ。こんなに気持ちのいい日は、海で泳いだり、ウインドサーフィンをしたり、パドボに乗ったりする人が多かったので、もしかしたら「例のヤツ」が現われるかもしれない。「例のヤツ」とは、嘘つきシーカヤック野郎のことである。以前のブログにも書いたけど、砂浜にキャリアに乗せたシーカヤックを引っ張ってきて、準備を進めるものの、水を飲んだり、アンパンを食べたり、写真を撮ったりして一向に海に入ろうとしない人がいて、その後はそのままシーカヤックを片付けてキャリアに乗せて戻ってきちゃったという意味不明な展開だった。この一連の不可解な行動は、きっと虚飾のためにSNSかなんかに投稿するためのものだと推察されたけど、ここまで明確に「虚構の自分」を演出する光景を見たことがなかったので、かなり衝撃を受けた。次に会った時には、この「SNS向け虚飾行動」が本当かどうかを検証しつつ、さらに詳細にその行動を観察しようと思っていた。こんな天気のいい日ならば、「今日は天気が良く海も凪いでいたので、相棒のローレライで沖に出てみました」なんてウソの書き込みをするためにヤツが来ているかもしれない。何だよローレライって。
そんな腹黒い期待を胸に秋谷海岸まで来てみたけど、多くのウインドサーフィンが砂浜に揚げられて横たわっていたものの、その中に気取った姿勢で海を眺めるヤツの姿はなかった。残念・・・ってかそれよりも、海が赤くなっていて、かなり驚いた。まだ5月だというのに赤潮である。あまりにも天気が良すぎたんだね。
赤潮の日は、そのプランクトンの種類にもよるのかもしれないけど、夜になると夜光虫の発光が見られるかもしれず、ちょろっと夜に来てみようかと期待してしまったわ。
※赤潮はこの海岸だけで他はそれほど赤くなかったけど、これだけ見ると壮観である、
秋谷海岸を後にして、いよいよヒルクライム練習の本番、湘南国際村である。これまで坂道を通るように意識してここまで来たので、その披露もあって本番のこの坂も結構キツかった。汗だくになってギアを全開に軽くして何とかてっぺんまで上り切ることができた。いや疲れたわ。それで休む間もなく丘の向こう側に下り、一呼吸置いてから再びチャレンジ。これでこの丘のヒルクライムを2回やることになるわけである。2回目になると筋肉が慣れてくれるのか、割と楽に上ることができた。まあギアは全開に軽いし、スピードも出ないんだけど。
ヒルクライム練習を終えて、ここまでで結構疲れてしまった。まだ40キロそこそこしか走っていないんだけど、慣れない坂上りの連続が堪えたようである。折り返して下ってくると、また秋谷海岸である。もう一度海岸の様子を確認して、これでミッション終了である。あとは帰るだけである。もう坂道は充分こなしたので、平坦の多い鎌倉駅前を経由して帰ることにする。いや、ここもそれなりにアップダウンはあるんだけどね。
途中で海岸を見たりして、最近ぼくの中で枯渇気味だった海成分を充分に取り込んで、気分が良くなった。やはり定期的に海に来ないとダメだなー。
それにしても、どうだろう、少しは脚力がアップしただろうか。先々週にヒルクライム練習をして、先週に5キロのランニングで少し足に筋肉が戻ってきたかも。それに自転車屋でメンテナンスをして、ディレーラー周りやホイールのハマり具合を調整したからな。6月の本番に向けて、メカニック的には万全になっているハズである。あとは脚力をどこまで上げられるかが勝負である。
ただ無理は禁物である。横浜マラソン前の過剰練習のせいで足を痛めたことを考えれば、負荷の高い練習を数少なくおこなうよりも軽い練習をたくさんこなした方が、ぼくの身体にとっては故障のリスクが少ないと思う。
とにかく、本番まではあと2週間である。
※キレイな海もあった。一色海岸に初めて行ってみた。御用邸の裏側にこんな雅な橋がかかっていた。