先週末は横田基地内でランニングイベントがあって、さきこと参加してきたのだけど、結局のところ、完走せず10キロ地点でリタイアすることにした。正月の風邪は治った感じではあったものの、まだ病み上がり状態だし、翌週から会社を休めない行事が目白押しなので、ここは大事を取ることにした。さきこもインフルエンザによる休養でほとんど身体を動かしておらず、このため10キロの手前辺りから体力の限界を感じていたようである。1週間も会社を休んじゃったのだから今週以降はなかなか休めないだろうし、その点では安全を見てリタイアしたのは正解だったろう。
それにしても、今回たまたまコースが変更になってくれて良かったわ。
今までのコースレイアウトだったら、途中リタイアしてもスタート地点まで戻るのが大変だったけど、今回たまたまコースが大幅に変わって、10キロほどのコースをおおよそ2周する形になってくれたので、1周目を終えた10キロ地点でリタイアすることができた。コースが変わるのはなんだかなーと思っていたけど、ぼくとさきこにとっては結果的に非常にありがたいことだったわけである。
ところで、今回どうしてコースが変わったのだろうか。
前回のブログでは、去年選出されたアメリカの新大統領・トランプ氏の突飛で強硬な指示によるもの、これはニュースでもたびたび話題になるけど、そんないわゆる「トランプ効果」の現われか?なんて書いた。。なんせ、トランプ大統領が初来日した際に降り立ったのが、どこあろうこの横田基地だったわけだからね。まさに日米関係の地理的接合点ともいうべき横田基地だから、何らかの戦略的拠点に位置づけようという彼の思惑が働いたのかもしれないし、そんな場所でランニングイベントのようなピースフルなイベントがあることを「ナンセンス!」なんて言って、彼は快く思わなかったのかもしれない。
または、昨今緊迫しつつある朝鮮半島情勢に鑑み、某国からいつミサイルが飛んでくるか分からないとか半島の某二国が急激に関係悪化させて、すわ武力衝突か?!なんてこともあるかもしれないわけで、それを思えば、ランニングイベントのようなピースフルなイベントをやってる場合じゃないということかもしれない。
しかし、会場に着いて分かったのは、敷地内に工事中のエリアがいくつかあったこと。どうも敷地内の施設などを建て替えてるようだった。このため今まで使えていた施設が使えなかったり、走れていた道が通行止めになっていたりした。そう、ランニングコースが変わったのは、大統領の気まぐれでも朝鮮半島情勢の緊迫化でもなくて、単純に敷地内が工事中だからみたいである。勝手に妄想を暴走させてしまったわ。
それにしても、敷地内の工事が終わったらどうなるのだろう。今までのコースに戻るだろうか。または今回のコースがしばらく続くのだろうか。
1周しか走っていないけど、今回のコースはとにかく狭い。ランナーがせめぎ合って走る感じがまるまる1周分、なんと10キロほども続くのである。今までは広大な滑走路なんかを見ながら、他のランナーに進路を邪魔されることなく走れていたけど、今回は他のランナーに気を遣わないといけなくて大変だった。
また、ランナーの気持ちとして、「1周目」「2週目」という看板が精神的にキツい。1周目の段階で「もう一度ここに戻ってこなきゃいけないのか」という気持ちになる。これが来年も続くのは嫌だなあ。しかし一方で、今までのコースは広大がゆえに、はるか遠くまで見渡せて、そこにゴマ粒よりも小さく見えるランナーの姿を見て「あぁあそこまで行かなきゃいけないのか」という気持ちになり、これも結構キツいものがある。どちらも一長一短なんだけど、「米軍基地に来た」という稀有なトリップ感は去年までのコースの方が大きかったかな。工事が終了したら、ぜひ元のコースに戻してほしいものである。
さて、今回はリタイアに終わっちゃったけど、これから続くランニングイベントはぜひリタイアせずに行きたいものである。来週は羽田空港近くの城南島で10キロのイベント、来月は地元で10キロ、そして3月は三浦半島でハーフマラソンである。このハーフマラソンはぜひとも頑張らないとな。
風邪のせいでなかなかランニング練習ができなかったけど、そろそろ気合いを入れて走り始めないと。今回のように「来年もイベントに参加して前年の雪辱を晴らさないと」なんて気負わないといけなくなるからね。
ランニングシーズインはいよいよ佳境である。
※(左)晴れてくれて良かったわ〜。(右)精神的にじわじわくる看板。
※リタイアして時間が余ったので、売店で肉などを買ってみた。
これが激烈に不味い。硬いし変な臭いがする。まさか石炭で焼いたりしてないよな。
※来年も来て、今度こそはちゃんと走るぞー!