オクターブアップ!

「シュンスケニウムの原子量」の大統一バージョン
朝の脱走劇。

フクがついに庭から逃げた。
庭のフェンスを越えて隣の家の庭に入ってしまったのである。ついに、ああついに恐れていたことが現実になってしまった。

 

フク(もう最初から呼び捨て)が、フェンスの向こうの世界に強い興味を示していたのは、初めから分かっていた。過去に何度も隣家との境界のフェンスに上っている姿を見ていたので、いろいろ対策を考えてきた。
フクが最初にフェンスの上にいるのを見てから、即座にフェンスにアクリル板を貼り付ける形で対応した。フェンスに手足の爪がかからないようにして、よじ登るのを防止しようというわけである。しかし、これも設置間もなく徒労だったことを思い知る。アクリル板貼り付けたフェンスの上にフクの姿があったからである。
どうやってアクリル板の上に手をかけたのか、皆目わからなかった。アクリル板は幅が30センチほどあって、よじ登るような態勢ではどうしてもその上に手が届かないハズだからである。ボルダリングの超難関コースみたいに、反動をつけてジャンプする勢いで手を伸ばさないと30センチ先のフェンスに爪はかからないだろう。
どういう風にして登ったのか分からないけど、ともかくフクはフェンスの上にいたのである。この時はとにかく刺激しないように宥めるようにしてフクが自分からフェンスを降りるようにした。下手に近づくと向こう側へ逃走する恐れがあったからである。

 

果たしてどうしたらフクがフェンスに登らないようにできるか。
いっそフェンスの手前に巨大な壁を立てて、絶対に向こうに行けないようにするべきか。なんだかトラ〇プ大統領みたいな案だけど、それにかかるおカネさえ問題なければ、それが文字通りネコを完全に封じ込められる策である。いや、おカネがないから却下なんだけどね。
ちなみに、コウくん(こちらは敬称付き)はそういうことをしない。フェンスをよじ登るだけの身体能力がないのか、外の世界に興味がないのか、類まれな知能で「フェンスを越えちゃいけないんだゾ」と思っているのか、ともかくコウくんがフェンスによじ登る姿もフェンスの上にいる姿もまったく見ていない。ホントにいい子だ、コウくん。

 

ネコ脱走防止のための対策がないまま、とは言え庭で遊ばせないのも可哀想なので、やむを得ずネコを庭に出す時は誰かが必ず見ているということにした。フクが不穏な動きをした際には即座に声をかけるのである。これはなかなか効果があって、フクがフェンスに足をかけた時に「コラ!」というと、おずおずと手を引っ込めるようになった。フェンスの向こうに行くのはいけないことだと一応理解はしているようである。
庭での監視はこの時期はそれなりに気持ちよくて、夕暮れ時に庭で遊ぶネコたちを見ながらコーヒーなんかを飲んでいると、とても気分がいい。脱走防止というネガティブなおカネのかけ方は、心情的にしたくないんだよなーと思いつつ、とは言えこれから暑くなる中、ネコが外にいる間をずっと監視のために外にいるのも避けたいと思い、改めて脱走防止策を考えることにした。

 

そこで思いついたのが、鳥除けトゲマットである。
鳥の飛来によるフン被害を避けるため、鳥がとまりそうなところにトゲの付いたマットを敷くのである。この商品にはいろいろバリエーションがあって、トゲが10センチほどもあるものもある。これをフェンス中段辺りに若干下向きになるように取り付けたらどうだろうか。フェンスをよじ登るネコの目の前にトゲトゲが現われるのである。フェンスにしがみついた態勢でトゲトゲをかいくぐってその先のフェンスに爪をかけるのはちょっと大変である。さらに手が届いたとしても、トゲトゲが邪魔して身体をすり抜けられないハズである。


これは妙案である。早速購入して取り付けることにした。
フェンスから横向きにトゲトゲがはえている状況はあまりカッコいいものではないのだけど、これでネコが脱走しないようになれば万事解決である。
それ以降、ネコがフェンスの上にいる姿は見ないようになった。トゲトゲの存在が一定の効果を出しているのだろう、フェンスに足をかけてもトゲトゲに鼻をつけてくんくんする姿を見た。「これは痛そうだ」と思ってるかもしれない。ちなみに、トゲと言っても先端は鋭利になっていない。細い針金を輪切りにした感じである。あくまで鳥除けなので、鳥への視覚的効果が主な狙いである。それでも、このトゲトゲはフクにとっても効果があるようである。

 

しかし、実際は違ったのだ。
フクは脱走した。
「事象が起こっていないことをもって、即ち事象が起こらないということではない」
つまり脱走していないからと言って、フクが脱走できなくなったわけではないのだ。そう、まさに神さまの存在を巡る哲学的な問答みたいなものである。
あるいはこんな風にも言える。
「生命の持つ可能性は計り知れないものである。長い年月を要すれば、絶対起こらないと思われることは起こり得ることになり、起こり得ることは起こりそうなことになり、そして起こりそうなことは必ず起こるのだ。生命が誕生した当初、海の中でのたくっていた単細胞生物が進化して果たして知性が芽生え、自分を取り巻く宇宙にさえ興味を向ける存在になったことはその好例である」
ちょっと脚色を入れたけど、これは進化論の著書をたくさん書いた故グールド先生の言葉である。生命が持つしたたかな可能性の一端が、今まさにフクを通して見えたのである。

 

その後、早朝なのに起きてきてくれた隣家のご主人が不安そうにニャーニャー鳴くフクを抱き上げてフェンス越しにぼくに渡してくれた。フクはぼくにもさきこにも怒られ、かなりションボリしていた。まあそんな姿もかわいく、愛おしくあるけど、コイツはきっとまたいつかやらかすハズである。油断は禁物である。


それにしてもフクはどこから脱走したのだろうか。
これはまだ仮説だけど、庭の隅にはちょっとしたテーブルがある。ここには植木道具なんかが載っているのだけど、たまにフクやコウくんがテーブルの上で遊んでいたりする。彼らにとっては庭の遊び道具の一つである。今思えば、このテーブルから見れば、フェンスの上まで飛べない高さではない。フェンスからアプローチするのはトゲトゲによってダメになったけど、そのおかげでテーブルから飛び乗るというアプローチに道を開いてしまったようである。
たぶん、フクはテーブルから飛び移ったのだろう。考えてみれば、フクがフェンスの上にいる姿は何度も見ていても、フクがフェンスをよじ登ってる姿はさきこやお袋さんを含めても誰もいなかった。彼はもしかしたら最初からテーブルから飛び移っていたのかもしれない。事象と原因の因果関係の考察に大きな誤謬があったわけである。
今度はテーブルをフェンスから離すとか、万一飛び移った時のためのフェンス自体への対策も必要になってくるだろう。あるいはもっと抜本的な対策が必要だろうか。またネガティブなことでおカネがかかっちゃうよ。なんだかなー。
フクの飽くなき好奇心とニンゲンの知恵比べがまだ続くのである。

| ネコネコライフ | 13:14 | comments(0) | trackbacks(0)
復活。

ランニングやサイクリングなど楽しみにしているイベントではコトゴトク雨が降るという、哀しいジンクスを背負ったぼくだけど、今回の富士ヒルクライムでは奇跡的にいい天気に恵まれた。しかも、当初は雨も想定される予報だったところが、日を追って好転するという展開にも奇跡性が現われていた。
週間予報が発表される1週間前から某サイトの週間予報をキャプチャーし、経過を見守った。その経過を箇条書きにしてみる。
。噂鬼崛亜曇り、降水確率20%
■噂鬼崛亜曇り、降水確率40%
6日前 :曇り時々雨、降水確率50%
ぃ菊前 :曇り時々雨、降水確率50%
ィ監前 :曇り時々雨、降水確率50%
Γ各前 :曇り時々雨、降水確率50%

 

3日前の段階で、降水確率50%と言われたら、梅雨の時期ということを考えると、これは完全に雨模様を覚悟するべきである。特に今回は富士山である。変わりやすい天候であることも加味すれば、これはほとんど雨と言っていいだろう。
さらに言えば、日を追うごとにこうして悪化していく週間天気予報は、先月にも経験していた。鳥取の出張サイクリングである。
楽しみにしているイベントではコトゴトク雨が降るぼくの哀しいジンクスを思い、3日前にして憂鬱になったものである。
しかし、そこから奇跡的な展開になる。
В各前 :曇り、降水確率40%
┌夏前 :曇り、降水確率40%
2日前 :曇り時々晴れ、降水確率20%
1日前 :晴れ時々曇り、降水確率30%

 

ついに晴れの文字が出てきたのだ。この展開はまさに神がかり的奇跡である。その後若干降水確率があがったり、曇り時々晴れに戻ったりしつつ、当日を迎えるわけである。
そして、結果は上々の天気。さすがに五合目では霧雨に見舞われると思っていたけど、そこでも気温の低さはあったものの、時折青空が見えるほどの天気になってくれた。富士山の山頂は見えなかったけど、かなり高い部分まで雲の隙間から見ることができた。
今までこんな風に天気が回復してくれたことはなかったと思う。富士ヒルクライムではあまり雨が降らないそうだけど、ぼく以上に強力に晴れを引き寄せる人がいるのかもしれない。

 

↓週間予報の推移。11日(日)の予報に注目。

  

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| 日記 | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0)
雲上の爆走。

以前から参加を楽しみにしていた富士ヒルクライムに参加してきた。危ぶまれた天気も順調に回復して、時折日差しが差し込むようなサイクリング日和になった。そんなサイクルイベントで、ぼくは予想外の走りを見せることになる。

 

朝4時起床、会場で自転車を組み立てて、荷物を預けてスタートに備える。荷物預かりのエリアは、去年に比べてかなり混雑していたかな。参加者が増えたからか、会場施設の一部が建て替え工事中で参加者の動線が変わったからか分からないけど、荷物預かりができないかもしれないとちょっと焦ったわ。
そして荷物を預けてしまうと、2時間以上の待機を余儀なくされる。これは大会運営上しょうがないことかもしれないけど、なんだかなーと思う。幸い去年も今年も晴れてくれたけど、雨でも降った日にゃ、屋根のない広大な公園で1万人を超えるサイクリストが2時間ほども立ったままになるわけで、想像するだにオソロシイ光景である。
スタートはいくつかのグループに分けられて、ぼくが割り当てられたグループは、8時半頃にスタートゲートをくぐった。
ここから1.3kmほど移動して、スバルラインの料金所手前の計測ラインからスタート。今年も雲上の激走がが始まってしまった。

※荷物預け前の混雑。去年はここまで混雑してなかったような。

※スタートまでの待機。これほど多くの自転車を見ることはあまりない。

※ハンドル部分に貼り付けたコースレイアウト。これが意外に役に立った。

※いよいよスタート。

 

今年は自転車のハンドル部分に自分で描いたコースレイアウトを貼り付けていたので、序盤に斜度8%ほどの坂があることは分かっていた。また先の道がどういう風に曲がりくねっているのか、8%前後の坂がどの辺にあるのかも分かるので、これは非常に役に立った。ただぼくがコース地図を見よう見まねで書き写したものなので、完全に地図をトレースできておらず、部分的に実際のコースと違ったりして困惑した。書き写すんじゃなくてコピーした方が良かったかな。でも、不完全とは言え、こんな地図でも非常に役立ったのは確か。次回は斜度がキツいところだけじゃなくて、比較的緩やかになる部分も書いておくと、もっと効率的に走れたかもしれない。
斜度のキツい序盤を超えると、しばらく緩やかになる。とは言え、坂道なのでキツいことに変わりはない。しかし、キツさと言っても、去年とはまったく違うことにしばらくして気が付いた。キツさの度合いが低いのだ。そしてこれに比例して、速度もちょっとだけ速くなっていた。8%前後以外の坂以外では、だいたい時速10km程度が出せているのである。去年は緩やかな部分でもここまで速度は出なかったハズである。しかし今年は平均速度でも時速10kmを超えてて、ところによっては15kmほども出たりするのである。これはどういうことだろう。もしかすると最近の筋力トレーニングのおかげかもしれないと気付いたのは、第一関門で給水を受けた辺りである。去年はこの時点でかなり疲弊していたと思う。それがトイレ休憩しただけで再び自転車にまたがって走り出すことができたのである。それも若干早めのペースである。
これは明らかに去年とは違うぞ。
ただ惜しむらくは、腕時計のストップウォッチを15分ほど押し忘れていたことである。途中で気が付いて急いでスタートボタンを押したものの、どのくらいの時間がかかっているかを正確に知ることができなくなっていた。
それでも、前回よりも明らかに早いペースに確かな手ごたえを感じつつ、三合目、15kmを通過した。その時、後ろで声が聞こえた。
「残り9キロ・・・」
そう、あと残り9キロである。時計の時刻はまだ2時間にも達していない。これはちょっとスゴい記録になるかもしれない。ドキドキしてきた。
第二関門を超え、四合目を超える。この辺は所々で斜度8%前後の坂が出てくる。これを上れる足が残っているか?いや、驚くべきことだけど、残っていたのである。確かにキツい坂では速度が落ちるのだけど、大きな苦痛にはならないのだ。気持ち的に余裕をもってこれをパスしていけるのだ。
そして最後の平坦部分、向かい風のせいで速度はあまり出なかったけど、時速30kmほどにアップして、ようやく最後の上り坂を超え、その先にあるフィニッシュラインに至った。ついにフィニッシュである。遠くからフィニッシュラインがよく見えなかったので、ラストスパートをかけるタイミングを逸してしまい、なんだか緩々とペダルを回す姿勢でフィニッシュラインを超えることになってしまった。これほど驚異的な走りを見せた走りのフィナーレだから、ガッツポーズで超えたかったんだけどな。残念。

※第一関門付近。

※第二関門付近。

※フィニッシュ直後。

※五合目。寒いけど時折日差しが差す。

 

そんなわけで、富士ヒルクライムのフィニッシュラインを超えた。腕時計に表示されたタイムは正確ではないけど、それでも昨年の3時間34秒を40分ほども更新したことは分かっていた。いや、これはスゴい!
後で発表された公式のタイムでは、2時間18分14秒。いや、これ、ホントにぼくのタイムだろうか。去年と違い過ぎて、戸惑ってしまい逆に素直に喜べないわ。でも、やった、自己ベストを大きく超えるタイムを得ることができたのだ。これまで食事制限による減量や筋力トレーニングを続けてきて良かったわ。

 

一緒に参加した自転車仲間のふるやさんがフィニッシュ地点で待っていてくれた。この日の五合目は風も強くて気温が低く、待ってるのはしんどそうだったし、ぼくもレインウェアで体温が逃げないようにしていたとは言え、それでもかなり寒かったので、早々に下山することにした。この下山が大変である。
下りの速度は軽く40キロを超える。路面に段差もあるので、ちょっとの気の緩みが転倒を招きやすい。物凄く神経を使いながら、坂道を下っていくのである。両手でブレーキをかけていると、だんだん握力がなくなってくるし集中力も途切れてくるので、休憩を挟みながら下った。歯がガチガチいうほど寒かった。
下り始めてからスバルラインの料金所に来るまで40分もかかった。そりゃ、24kmを下るんだからそれなりの時間はかかるだろうけど、40分以上もかかる坂道を上ってきたんだなーと改めて感じ入った。
こうして無事下山したぼくは、ふるやさんのクルマに自転車を積んで帰途に就いたわけである。

 

それにしても今なお感動が収まらない。
時速10kmで坂道を上っている時に感じた「もしかして、結構いいペースで走ってる?」という思いが徐々に確信に変わっていく過程はホントにシビれる経験である。ランニングでも自己ベストを更新するペースの時に感じたりするけど、今回はあまりにも更新の幅があり過ぎて、どこかで計算間違いでもしれるんじゃないかと思ったほどである。このシビれる感覚を感じるともう病みつきになってしまう。次回もぜひ参加したいと思ってしまう。次はいよいよ2時間の壁を越えられるかの勝負である。今回よりも体重を落とし、筋力を増して、体調を万全にして、臨みたいと思う。そして雨が降らないことを今から祈るばかりである。
目の前の道は、来年の富士山に続いているのである。

※やったったー!の図。

| 自転車日記 | 12:10 | comments(0) | trackbacks(0)
やった、やった、やったー!

富士ヒルクライムに参加してきた。結果から書くと、去年のタイムを大幅に短縮してフィニッシュすることができた。速報値だけど、タイムは2時間18分。去年は3時間ちょっとかかっていたことを考えると、なんと40分もタイムを短縮することができた。
原因はやはり減量と筋力アップだろう。体重は去年よりも少なくとも6キロは下がっていたし、筋力はここ数週間の筋肉トレーニングとランニングのおかげで増量できていたと思う。当初から減量と筋力アップの効果が多少あると思ってはいたけど、ここまで如実に現われるとは思わなかった。自分でもびっくりしている。
詳しい話しは明日書くとして、ここ数か月の間、非常に楽しみにしてきた富士ヒルクライムが無事に終了できたことを取り急ぎ報告しておく。
それと、今回も同行してくれたふるやアニキに大感謝!である。

※雲上の激走を終えて。

| 自転車日記 | 19:29 | comments(0) | trackbacks(0)
復帰。

2年くらい前の話しだけど、ぼくが勤める会社を退職した同僚がいた。
彼はぼくが転職して入社した翌年に入社して、同じ部門の中で一緒に働いてきたんだけど、ある日突然、退職が決まったことを告げられ、その数週間後に退職していった。そういえば以前、彼が結婚する時もその報告は急だったけど、この時の退職報告もかなり急なことだった。こういうことをあまり人に言わず自分で抱えて自分で決断するタイプで、その点ではぼくとは相容れない部分もあるのだけど、それでも長い付き合いだったので、退職にあたっては精いっぱい祝福して送り出したものである。ちなみに、退職の連絡が急だったことで、哀しさや寂しさと一緒に怒りまで覚えたぼくは、「退職前にサイクリングに行くから、絶対参加しろ」と告げ、2日間の東京湾一周サイクリングに強制的に連れて行ったものである。
そんな彼が、今度は復帰するそうである。再入社するというわけである。思いをもって会社を辞め転職していった彼が、戻ってくるわけである。
最初に言っておくと、ぼくは彼の復帰は大歓迎である。充分な経験のある彼が復帰することで、仕事の質が格段にアップするのは確かである。ぼくの仕事もいい形で影響を受けるハズで、要するにぼくも仕事がやりやすくなるだろうと思う。
しかし、どうもモヤモヤしている。
まず、退職した本人はどう思っているのだろうか。
いろんな事情があって一旦辞めると決めた会社に戻ってくることには、多少の葛藤はあったと思うけど、結局「復帰」の選択肢が勝ったわけで、その理由はなんなのだろう。
特に管理部門は、他の社員にその行動が見られているところもあって、だから気を付けて行動しないといけない。成果さえ出せば他は何をしていても文句を言われない営業職と違って、いわゆる素行も見られるのが管理部門である。その意味では、退職したのに戻ってくること自体に、周囲の影響とか考えないものなのだろうかと思う。退職する決断をしたのであれば、それがたとえ失敗であったとしても、受け入れるのが潔さだと思うんだけどね。ぼくだって、今の会社に転職したばかりの頃は、いろいろ悩みもあって、前の会社に戻りたいと思ったことが何度もある。それでも、「これが人生だ」と受け入れてきたものである。そして、悩み多い転職先の会社で臥薪嘗胆、頑張ったからこそ、今の自分があるとも考えている。失敗したから、時間を戻してリセットしようという発想は、どうも後ろ向き過ぎて好きではないのだ。
さらに、そういう要請に答えてしまう会社の姿勢もどうかと思う。退職者も多くなっている中、いい人材を採用することにかなり苦戦している中で、いろんな影響も当然考慮しつつ彼の申し出を受け入れざるを得ない部分もあったのだろう。先にも書いたとおり、彼がいればいろんな意味で仕事がうまく行くことが分かっている。これぞまさに「想像に難くない」というやつである。
ちなみに過去にも復帰した社員はいた。だから前例があるわけで、今回もそれに倣ったともいえる。しかし、管理部門の者を復帰させることは、先に書いた通り、「他の社員に見られている」という点でもどうかと思うのだ。仕事や人間関係で悩める社員が、復帰した社員を見てどう思うのか。「自分も一旦会社を辞めて、いつか復帰すればいいのかな」なんて思わないだろうか。数年経てば、組織人事も大きく様変わりしているのがぼくの勤める会社である。2年くらい経てば、嫌いな上司がいなくなっていたり、大変な仕事は他の誰かの担当になっていたりするハズである。これを見越して、退職する輩が出ないだろうかと危惧されるのである。さらに言えば、既に退職した者から再入社の要請があったりするかもしれない。
そんなわけで、ぼくは彼の復帰を歓迎し喜びつつも、反面でモヤモヤ感が否定できないのである。
彼が再入社してどういう態度で仕事に向き合うのか、会社が他の社員にどういう説明を用意しておくのかがポイントになるかなと思っている。

 

ところで退職というと、つい先日、同じ部門の同僚が退職した。惜しまれずに退職していった。ちゃんとした送別会すらなかった。彼を囲んでちょろっとランチを食べたくらいだった。
まあ彼がこれまで残してきた仕事の成果を見るに、そういう扱いを受けてもしょうがないかなと思う部分はあるけど、長年一緒に仕事してきた同僚が、さらっと送り出されるのもなんだか寂しいと感じたものである。あまりにも何もなかったので、ぼくが夜の飲み会をセッティングして、有志だけの送別会を開催したほどである。まあいろいろと痛いエピソードの多い人だったからね。ぼくもその痛々しさに居たたまれなくなることもあったし、仕事上でいろいろ手間や迷惑をかけさせられたことがあったからね。
一方で、最終日を迎える彼は非常に名残惜しそうだった。ホントは退職したくないのにとか、退職を申し出てみたものの、やっぱり会社に残りたいなんて思いが透けて見えるようだった。まあ10年も同じ会社にいれば誰しもが思うことである。
その名残惜しい態度が、今度の社員の復帰を思うにつけ、なんだか嫌な予感に繋がっている。分かりづらい表現になるけど、退職していった彼が再入社する彼のことを知ったらどう思うだろうか。復帰を希望してきたりしないだろうか。
もちろん、人員が不足していなければ復帰を認めることはないし、再入社となれば事前に試験や面接が必要だから、彼にもそういうハードルは超えてもらわないといけないだろう。ただ、今までの彼の行動を見てきたから、以前一緒に働いていた同僚が復帰したことを知ったら、やっぱり自分も復帰したいと思うんじゃないだろうか。そんな根回しをさまざまなチャンネルを使って繰り出してくるのが容易に想像されてしまい、これもなんだかなーと思っている。
いや、もちろん、退職した後の彼の仕事が非常に充実していて、戻ってきたいなんて1ミリも感じていないのかもしれない。ただどちらが「想像に難くない」かというと、先に書いた方なのである。

 

そんなわけで、会社の人間関係で、いろいろ思うところが増えてきた。
これも立場や役割が変わったことによる変化なのかもしれない。また、ぼくはいわば頑固で時代遅れなのかもしれない。でも、これから再入社してくる彼のためにも、ここで思いを具現化し整理しておく方がいいと思ったわけである。
そんなぼくの仕事にまつわる一コマであった。

| 日記 | 13:23 | comments(0) | trackbacks(0)
近況。

6月である。関東地方は昨日、梅雨に入ったとのことで、これから1か月ちょっとの間、憂鬱な雨の季節である。
とは言え、普段なら6月下旬くらいまで梅雨らしい雨が降るということはない。「梅雨なのに晴天」なんて日をぼくは過去に何度も経験している。
だから期待しているんだけど、今度の週末はぜひ晴れて欲しい。楽しみにしていたサイクルイベントの日である。
果たしてどんな展開になるだろうか。今からドキドキである。ドキドキし過ぎて、スマホでコースマップを見て、いろいろ考えている。いやそれでは足りず、会社のデスクにあったポストイットにコースマップを手書きで写して、給水ポイントとかチェックポイントの位置、どの辺の傾斜がキツいかなどの情報を書き込み、さらにこれをビニール袋で丁寧に包んだ。これを自転車のハンドル部分に貼っておけば、自分の位置を予想して、今後のコースレイアウトに合わせて体力の使い方を考えることができる。うん、これはなかなかいいぞ。ちなみに、去年は試走と本番で、合計2回ほどスバルラインを走っているけど、どこでどんな傾斜があったかなんて記憶は既にない。この手書きのコースマップだけが頼りである。
また、運営側から送られてきた案内によると、いくつかのグループごとにスタートする中で、ぼくはかなり後半にスタートするグループに割り当てられてしまった。遅い人たちを後半に持っていくことが、スムーズな大会運営にどう寄与しているかイマイチ分からないけど、去年はスタートまでかなり長い時間を待たされたので、なんだかなーな思いを禁じ得ない。もし雨でも降ったり、気温が低かったりしたら、本番の激坂地獄と同じくらい地獄の待ち時間ということになるだろう。
そう、天気である。
冒頭に書いたとおり、梅雨入りしたと言っても晴れることの多い時期なので、不安視していなかったのだけど、残念ながら週間予報では、曇り一時雨、降水確率60%の予想である。たしかに中国の西の方から移動してくる高気圧と低気圧は、ちょうど週末にその狭間になるようで、天気が芳しくないことがシロウトでも分かる。ただ、この狭間がどれだけ強い高気圧と低気圧に挟まれているかによって、ぐずつき方にも影響が出てくるのだ。今はこの部分に期待している感じである。願わくば午前中は雨が降らないで、午後遅くにざーっとくる感じでお願いしたいものである。
ところで、怪我の状況である。
肘の擦過傷はかなり治ってきた。大きな傷は時間とともに薄い皮膚に覆われて、小さくなってきた。まるで池が干上がっていく様を見ているように、大きな池が徐々に干上がって、今は小さな池がぽつんとある感じになったわけである。うまくいけば週末までには完全に薄皮で覆われるところまで行けるかもしれない。
肩の方は、ちょっとマズい。実は少し油断して、整形外科からもらった湿布をここ数日貼っていないのだ。貼ったところで治りが早くなるわけでもないだろうなんて勝手に思って貼らないでいたのだけど、今日はなんだかいつもよりも肩が痛い。これは少し炎症が大きくなってきちゃったかな。まあ先週末に自転車に乗った際には何にも影響がなかったので、今回も自転車に乗る分には影響はないと思うけどね。
近況と言いつつ、自転車の話しだけになっちゃった。

 

ネコは相変わらず元気である。朝、コウくんに起こされるぼくの態度があまりにも不愉快そうなのを気にしてか、コウくんがぼくを起こさない日が出てきた。今まではiPhoneの目覚ましよりも10分程度早く起きる生活で、それはそれで時間的余裕ができて良かったのだけど、コウくんが起こしてくれなくなったので、以前よりバタバタするようになってしまった。
フクくんは成長とともに身体能力が上がってきて、ついにキッチンの流し台の上まで飛び乗ってくるようになった。さきこの調理の邪魔だし、何より置いてある食材をこっそり盗み食いしたりするのだ。キツく叱ってるけど、これがなかなか効果がない。逆にテーブルで食事をしているぼくたちの食べ物には手を触れないのにね。どういう行動基準なんだか。

 

絵なぞ、これはマズい。全然描けていない。ここまで描けないのは、ここ数年なかったことである。冬の時代がさらに長く延長している感じである。来月の七夕までに何も描けないとなると、描けない期間は過去最長になる。これだけは何とか阻止しないとね。
下書きは結構やっているのだ。本番に至るまでにどうも集中力が途切れてしまうのだ。「これはなかなかいい絵なぞが描けそうだぞ!」と思って、作業を進めるんだけど、本番の紙に転写する辺りから、妙に冷静になってしまうのか、「なかなかいい絵なぞ」に全然思えなくなってしまうのだ。これでボツになった絵なぞは1つ2つではない。ちょっと危機感である。

 

そんなわけで6月である。
まずはサイクリング、そして絵なぞかな。実は友人と旅行なんかも企画されていて、これもちょっと楽しみだったりしている。そんな梅雨入りの季節である。

| 日記 | 12:31 | comments(0) | trackbacks(0)
週末サイクリング。

来週のサイクルイベントに向けて、少しだけ自転車周りの備品を新調している。
サイクルパンツは、ここ数年同じものを使っていて、とは言え使用上は特に支障はなかったのだけど、どうしても経年劣化で生地が傷んできていたから、新しくすることにした。たまたまサイクルショップにぼくのサイズが売っていて、しかもカラーリングもちょっとカッコ良かったりしたので、購入することにした。
また先週の金曜日には、さきこと新宿で待ち合わせして、大型のサイクルショップでヘルメットなぞ購入した。従来のヘルメットは、ベルト部分が破損していて、これ以上破損するとベルトを締められないという状態だったのだ。思えばこれは、初めて佐渡島ロングライドに参加した時に現地で購入したものだった。あれから様々なサイクリングを共にして、それこそ京都にも北海道にも一緒に行ったものだけど、ついに老朽化に抗えず完全に壊れちゃう前に引退ということになった。
今回ヘルメットを購入するにあたり、事前にネットで調べておくことにした。購入したら次に買うまで数年は使い続けないといけないから、後悔のないものにしたかった。ヘルメットは外国のメーカーが多くて、これはいわゆる白人の顔や頭に似合うように作られているから、日本人にはあまり似合わないのだそう。さらにぼくのような体型になるとさらに奇妙な感じになってしまう。「似合う」「似合わない」というレベルを超えて、「場違い感」がありありと顕われるのである。なんだろうな、ゴールデンレトリバーがサングラスしてるような種を超えた強烈な場違い感である。しかしいくつかのメーカーのヘルメットは、最近では日本人にも似合うような設計になっているそうで、被ってもいわゆる「キノコ頭」にはならないんだそうな。これにはちょっと期待していた。
そのメーカーのヘルメットがそれなりのカラーバリエーションで取り揃えられている店に行きたくて、会社帰りに新宿に行ったわけである。ぼくは会社から電車1本で新宿に行けるけど、さきこは複数の電車を乗り継いで、ぼくにヘルメットが似合うかどうか判断してくれるためだけに新宿に来てくれたわけである。大変恐縮なことだけど感謝、である。
そうして結局、ぼくはヘルメットを購入した。これはネットに書いてあったとおり、キノコ頭にもならないし、イヌにサングラス的な場違い感もない。いや、これはもしかして、ほんの少しだけど、小指一本ほど「似合ってる」の領域に踏み込んでいるんじゃないか。嬉しいなー、なんかちょっと感動したわ。
そんなわけでとても気を良くしたぼくは、さきことは滅多に行かない居酒屋なんかに行って、海の幸を食べつつ、美味しいお酒なんかを飲んで新宿を後にしたのである。

 

土曜日は、地元の自転車屋に行ってきた。ぼくの自転車のハンドルは、先日の転倒でハンドルのブラケット部分が曲がっちゃったし、これから夏に向けてロングライドもあったりするので、消耗品の交換も含めていろいろとメンテナンスなんかをしようと思っていたのである。
とは言え、消耗品の方は結局、部品交換はしなかったんだけどね。でもブラケットは正常位置に戻してもらったし、ブレーキ周り、チェーンやディレーラー周りをチェックしてもらうことができた。リアホイールは本体フレームに接続するブリッジ部分がちょっと曲がっていたそうである。転倒によるものか、何度かの輪行によるものかは分からないけど、実はクロモリ製のロードバイクではかなり重要な部分だったりするので、これを矯正してくれたのはありがたかった。
ちなみに消耗品の方は1週間ほど預かり修理だそうなので、来週のイベントが終了したら、ロングライドに行くまでにまた持ち込んで交換してもらうことにしようと思う。

 

そんなわけで、少しだけリニューアルされた自転車に乗って、日曜日にサイクリングに出かけた。カラッと晴れ上がった日で、日差しは強いのに風は涼しく、まさにサイクリング日和だった。
ヘルメットを新しくしたし、先日の転倒のこともあったので、鎌倉の鶴岡八幡宮で改めて交通安全のお守りを買おうと思った。以前のヘルメットにはウケ狙いかって思うほどべたべたと交通安全のお守りが貼ってあって、その中には松江の美保神社で買った自動車に貼るような巨大な交通安全のステッカーも貼ってあって、交通安全お守りの集合体と化していた。今回のヘルメットはここまでお守りだらけにはしないまでも、ささやかながら貼っておきたいと思ったのだ。
何度も通った鎌倉までのサイクリングの道は、なんだかいつもと違っていた。ぼくの足に少し筋肉がついてくれたおかげで、向かい風でもスピードが落ちなかったし、坂道もかなり楽に上ることができた。これは来週のサイクルイベントに向けて、期待感が高まる感じである。
一方で、走りに積極性みたいな感じがなくなった。いや、走っていて楽しくないとかではなく、たとえば角を曲がる時にかなり減速してしまうのだ。また長い下り坂で、前方に明らかに障害物がないところでも、どうしてもわずかにブレーキを絞ってしまう。これは恐らく「怖い」のだろう。今回の転倒があまりにも唐突過ぎて、原因と結果の因果関係が理屈として理解、納得できていないのだ。だから「事故とはいつでもどこでも突発的に起こるものだ」という思いが支配的になっている。ちゃんと原因が分かっていれば、危険回避はもっと的確にできるハズなのに、今はとにかく漠然と怖いと思ってしまっているのだ。漠然とした恐怖感は、逆に危険でもある。
そう思うと、ぼくがわざわざ鶴岡八幡宮まで交通安全のお守りを買いに行くというのも、漠然とした恐怖感から来ていたのかもしれない。こうして週末にサイクリングをしていても、転倒したあの現場に行ってみようと思わないのも、理論的な因果関係の検証を避け、超常的なオカルトみたいなものに囚われてるからだろうな。「あの場所はなんだか不吉だ」なんてね。あの転倒事故を精神的に乗り越えるためにも、ぼくは早めにあの現場に行って、転倒した理由を理論的に分析する必要があるだろうな。
ちょっと脱線した。
そんなわけで、走りに若干の積極性がなくなったけど、でも気持ちいい天気の下で、久し振りにサイクリングを楽しんできた。伊豆海岸では、たゆたうパドルボードを見ながら、存分に海を味わってきた。波が打ち寄せる音はホント気持ちいいものである。
そして、そこから少し山を越えて国道16号線に出て、自宅に戻った。少し筋力が増した足と若干恐る恐るな感じのサイクリングだった。思えばちょっと奇妙なサイクリングだったな。でも、新しいヘルメットと調整された自転車、新品のパンツを履いて、気持ちよく走ってきた。

 

来週は過酷なヒルクライムである。どんな展開が待っているのか、少し鍛えられた大腿筋はその威力を発揮できるだろうか。そして天気はどうなるのか。いよいよ、である。

※新しいヘルメット。

| 自転車日記 | 09:44 | comments(0) | trackbacks(0)
近況。

横浜マラソンの地元優先枠の抽選結果の発表があり、残念ながら当選しなかった。ペアで申し込んだので、さきこも同時に落選である。今回もさほど大きな倍率ではないと思うけど、どうなのかな。
今後は一般枠での抽選である。これでダメなら二次募集もある。ぼくが横浜マラソンを走るチャンスはまだ残っている。
とは言え、10月下旬の開催に変わったので、どうなのかな。これに先立って、残暑の厳しい中で練習しないといけないのは辛いなあ。10月下旬だって、晴れればまだまだ暑い季節なんだからね。前回のように3月開催にしてくれれば良かったのにね。

 

暑い時期といえば、今年の夏は、伊豆半島一周サイクリングである。まだいつ実施するか決めていない。今回は日程を先立って決めるのではなく、天気の動向を見つつ、ギリギリまで待てるだけ待ってみようと思っている。いや、それこそ1週間前に決めるくらいのつもり。去年の北海道サイクリング・知床チャレンジの経験を踏まえてのことである。どんなに気象分析をしても、百年に一度の異常気象は、直前にならないと分からないものである。幸い夏の天気は分かりやすいので、荒れそうかそうでないかはなんとなく分かるから、ほぼ大丈夫になってから、宿の予約をしたりしようと考えているのだ。もちろん、直前になるほど、宿代は高くなる傾向もあるだろうけど、一方で予期せぬキャンセルや集客の不調で、安く出てる宿もあるかもしれない。今回は試みとしてそんな感じで企画してみようと思っている。とは言え、天気の動向を伺い過ぎて、時機を逸しちゃうのも嫌だけどね。

 

サイクリングといえば、知床チャレンジの紀行記について、つい昨日、全文の推敲を終えた。いや、推敲だけで数か月かかっちゃったよ。もちろん、片手間にやっていたからなんだけど、文章量もそれなりに多い紀行記である。
次の工程は、掲載する写真の吟味である。大量に撮影した写真から、内容にあったものをチョイスするのである。昨日、ちょろっと写真フォルダを見てみたけど、実はあまりいい写真がなかった。どれも灰色のトーンで、代わり映えしないのだ。まあそりゃそうなんだけどね。ずっと雨が降っていたから、どの写真も濡れたアスファルト、低く雲の垂れこめる空なのだ。
なるべくいい写真を厳選して、次にワード文書で書籍のページレイアウトをととのえる。前回の京都チャレンジでもワードを使ったのだけど、ワードのバージョンがかなり古くてね。使いづらいったらないのだ。製本屋さんも古いバージョンのワードに対応してるか分からない。
そこで考えているのが、ワードをはじめとしたパソコンソフト・オフィスの購入である。最近はクラウドでソフトを提供するパターンが多いそうで、定額の費用を支払うことで、いつでも最新バージョンのオフィスを使うことができるんだそうな。ソフトを買って、経年で陳腐化するよりはいいと思うんだけど、ぼくは自宅でそれほどオフィスを使わないので、なんだかもったいない感じもするんだよね。どうしたものか考え中である。
ワードでページの体裁がととのったら、製本屋さんに発注である。発注したら2、3日で納品。長いこと吟味を続けた紀行記は、あっという間に書籍になって手元に届くのだ。さて、これがいつになることか。

 

4月中旬から5月下旬にかけて、ぼくのブログのアクセス数が非常に伸びた。
それまで1日当たり20人とか30人の閲覧数だったところが、4月19日には190人を超え、その後コンスタントに100人超の閲覧者のまま推移している。5月下旬頃にやっと落ち着いてきて、いつものように2、30人の閲覧数になった。一気に多くの閲覧があったことで、驚き戸惑ったものだけど、こうしてまたいつもの閲覧数に戻ってしまうのも寂しい限りである。
何が閲覧を増やしたのか、未だに皆目分からない。不思議なデキゴトであった。

 

そんなわけで、6月である。下旬からついに梅雨、そしてその1か月後には待望の夏である。今年はどんな夏になるかなー。

| 日記 | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0)
怪我の経過。

先週末に自転車から落車して、肩を打ったり肘を擦りむいたりした件で、さきこをはじめSNSやブログを読んだりした方からいろいろ心配をいただいた。大変ありがたいことで感謝しつつ、ぼくの不注意が招いた事故で、心配をさせてしまい非常に申し訳ない気持ちである。
本当にありがとうございました。これからは注意してサイクリングします。

 

さて、怪我のその後の経過だけど、まず肩の軽度の脱臼については、徐々に痛みがひいてきている状況である。腕を上にまっすぐ伸ばすこともできるので、経過は良好だと思う。でも重いものを持ったり、腕を急に動かしたりするとまだ少し痛い。肩甲骨と鎖骨の末端がつながっている部分、肩鎖関節が脱臼した場所なのだけど、もしかしたらそれ以外に打ち身的に痛めたところもあるかもしれないな。整形外科の先生が肩周りのいくつかの関節を触診して、肩鎖関節脱臼だと判断したのだから、それはおそらく間違いはないのだろうけど、この部分ばかり注意してて他の怪我を見逃してるなんてことは避けたいものである。
ちなみに、そんな懸念もあって、若干痛みが続いていた右胸の肋骨をレントゲンで撮ってもらったけど、骨に異常はなく単なる打ち身ではないかとのこと。それで少し安心した。打ち身と言われて安心したからか、今日はなんだか痛みを感じないわ。

 

次に肘の擦り傷である。
擦過傷にはラップ療法がいいという話しを聞いて、キズパワーパッドを購入して、治療を続けている。キズが治ってくる過程でキズパワーパッドがぷっくり膨れてくるけど、1、2日程度は交換しないようにして、体液が漏れ出す時だけ交換するようにしている。皮下脂肪が多いからか、傷口から漏れ出す体液がなかなか止まらず、結果として単価が若干高めなキズパワーパッドを頻繁に交換することになったりしてるのだけど、最近はちょっと落ち着いてきて、しかもうっすら皮膚のようなものも作られている感じもして、この療法が比較的短時間にキレイに治癒するという前評判をちょっと実感したりしている。
ちなみに、パック療法なんて知識がなかった数年前に、さきこが多摩川沿いの道路を走っていてコケてしまったことがあり、砂利の多いアスファルトに膝を擦りむいて、まさにぼくと同じような状況になってしまったのだけど、当時はとにかく水で洗って、消毒して、バンドエイドを貼るくらいしか対処法を知らなかったので、長い時間をかけてやっと治ったさきこの膝は今でも傷跡が残り、皮膚が転々と小さな青あざのようなものが残ってしまった。おそらくアスファルトの成分の一部が残ってしまったのだろう。ネットの情報では、小石やアスファルトなどは歯ブラシで除去するんだそうで、そういう初期対応がちゃんとできていれば、さきこの膝ももう少し違った感じになっていたかと思う。

 

そんなわけで、ぼくの怪我はそれなりに順調に回復している。
肩や肘など関節の怪我だから、治癒後にもいろいろ出てくるかもしれないけど、以前横浜マラソンで痛めた足を治した時のように、腰を据えて絶対に完治させようと思っている。
富士ヒルクライムは、再来週である。整形外科の先生に言われた「全治1ヶ月」よりも前にサイクルイベントに参加することになるのだけど、先生曰く「肩が抜けちゃうわけじゃないから走れないことはない。終わったらちゃんとアイシングするように」とのことで、当日がどういう展開になるにしても、アイシングだけは怠らないようにしようと思った。
ちなみに、事故によってハンドルのブラケットが曲がってしまった自転車の方は、来週メンテナンスに持っていく。当初は富士ヒルクライムの後、伊豆半島一周サイクリングの前に自転車屋に持っていって、ワイヤーやらブレーキシューやらを変えようと思っていたから、少しだけ予定が早まったことになる。ここでちゃんとメンテナンスしてもらおう。

 

残る懸念は、ぼくの走力である。
自転車の練習をまったくできない状態で当日を迎えることになるので、これで本当に25キロもの坂を上ることができるのかどうか。できれば去年のタイムを上回りたいと思ってるのだけど、さてどうなるか。
2週間後に向けて、怪我の状態に気を配りつつ、気持ち的にはドキドキワクワクな日々なのである。

| 日記 | 12:31 | comments(0) | trackbacks(0)
週末ネコネコライフ。

平日は朝7時頃に家を出て、早くても20時くらいに帰ってくる毎日だから、ネコと触れ合える時間はかなり限られている。ネコたちもその辺は分かっているのか、ぼくやさきこが帰ってくると、「寝るまで相手しろー」とばかりにいろいろ要求してくる。まったりとくっついてるだけなら大歓迎なんだけど、「遊んでくれー」とか「庭に出してくれー」など要求されると、せっかくのぼくの自由時間がどんどんネコタイムに浸食されてしまう。まあネコはカワイイので、それでもいいんだけどさ。
一方で休日は、ネコとゆっくり触れ合える数少ない機会である。朝、ぼくがコウくんに起こされ、ネコたちにエサをあげてから、いつものようにシャワーを浴びに行かず、再び寝室に行ってゴロンと横たわる行動をとると、「これは休日のパターンだ!」と思うのかもしれない。朝から出かけず自宅にいるというだけで、彼らはなんだか嬉しそうである。

 

先週の週末は、土曜日こそちょろっと出かけちゃったけど、日曜日はほとんど自宅にいた。そのためか分からないけど、昼間のネコたちはなんだか安心したような感じだった。まあ平日の昼間のネコの世話は、お袋さんにお願いしていて、実際のところこのネコの様子はいつもと変わらないのかもしれないけど、見ているこちらはそれでも気持ちが和やかになった。いや、ホント、ネコを迎え入れて良かったわ。
日中は庭に差し込む日差しが強過ぎて、ネコたちも狭い日陰でじっとしているのだけど、日が西に傾いて涼しくなると、また庭で元気に遊び出す。ぼくは買ってきたばかりのコーヒーを丁寧にドリップして、お気に入りのコーヒーカップに注いでこれを庭に持ち出してズビズビ飲んだりする。とても美味しいコーヒーである。
庭に涼しい風が吹き抜け、見上げれば青色を残す空に朱色に染まった雲がたなびき、それが光を反射して辺りの空気を朱色に染める。足を投げ出すと、コウくんが近づいてきて、ぼくの裸足の足に身体を寄せてきた。この触れるか触れないかの距離感が、コウくんの親愛の距離感なのだ。ぼくとしては、もっとべったり来てくれてもいいのだけど、シャイなコウくんにとっては、これが親愛を示す最大限の距離なのだろう。そんな中で飲むコーヒーは格別である。美しく、美味しく、そして愛おしい時間である。このまま時間が止まればいいのにな。
こういう気分になるのは、ホントに稀なことである。これから暑くなっていくと、庭でコーヒーを飲みながら夕涼みする機会もなくなっていくのかな。いや夏は夏なりにネコと須古ぜる楽しい時間があるのだろう。楽しみである。
そんな折、好奇心旺盛なフクくんは、この狭い庭を抜け出して、新しい地平を探索することに夢中である。ニンゲンの目をどうにかかいくぐって隣の庭に行くことが、彼が彼自身に課した当面の課題である。ぼくもさきこもそんなフクくんの行動をなんとか阻止しようと、頭を悩ませている。ネコ侵入脱走防止の対策が、ニンゲン側の当面の課題である。
ちなみに、フクくんが最近開拓した新しい地平は、隣の庭とかではなく、洗濯機の中である。いや、想像するだにオソロシイが、まさかネコを入れたまま洗濯機を始動しないと思うけど、天真爛漫なフクくんは新しい発見をしたつもりでキリッとしたり顔である。彼の溢れる探求心を他に向けさせることはできないものだろうか。

 

そんなわけで、楽しいネコネコライフである。まずは病気もなく元気でいてくれれば、それで満足である。これから夏が来て、冷気にあたることもあるので、、この点は注意しないといけないかなと思っている。

※夕暮れに庭でネコと夕涼み。コーヒーが美味いッ!

※洗濯機という新たな地平を開拓してしたり顔のフクくん。

| ネコネコライフ | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0)
夢想の地平面
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